キャンプやバーベキューなどで火起こしをしますが、着火剤を使ったことはありますか?
なかなか燃えにくい炭火や薪にも簡単に火が燃え移るので、あるととっても便利なんです!
ロゴスやキャプテンスタッグ、バンドックなどの人気アウトドアブランドからも、数多くのアイテムが販売されています。
しかし、どのようなタイプがあって何を基準に選べば良いのか、迷ってしまいますよね。
そこで今回は、初心者でも簡単に使える着火剤のおすすめ人気ランキング10選を紹介!
選び方のポイントや着火剤の使い方・注意点などもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
着火剤とは?
着火剤とは、木炭や薪などを燃えやすくしてくれる燃料のこと。
ライターやチャッカマンだけではなかなか火がつかないときに活躍します。
細い薪の下に着火剤を置いて点火することで、太い薪も燃えて広げてくれる優れもの!
準備時間を短縮し、その分食事をしたり遊びに出掛けたりといった自由時間にあてることができます。
もちろん、フェザースティックや麻ひも、松ぼっくりなどでも代用できますが、手間がかかってしまいがち。
火起こしに慣れていないキャンプ初心者は、持っておくと役立つ便利なアイテムでしょう!
着火剤の選び方
ここからは、着火剤の選び方のポイントを見ていきましょう。
種類で選ぶ
着火剤には、主に固形タイプとジェルタイプに分けられます。
固形タイプ
マッチやライターで直接火を付ける、最も一般的で扱いやすいタイプです。
材木を固めて灯油やパラフィンを染み込ませたものや、間伐材から出る木片をロウで固めたものなどがあります。
必要な数を焚き火台に載せ、その上に薪や炭をくべるだけと簡単に付けられるのが魅力。
燃料時間が長く穏やかに燃えていくので、火力が足りなくなった際に継ぎ足すスタイルで使いやすいです。
ジェルタイプ
主成分がメタノールなどのアルコールで作られているものが多いジェルタイプ。
燃やしたい薪にピンポイントに塗れるので、使用量が調整しやすいです。
また、燃焼剤が変質する心配もないため、長期保存にも適しています。
ただし、固形タイプよりも火力が強く、点火後に追加投入すると引火する恐れがあるので、注意が必要です。
燃焼時間で選ぶ
着火剤の燃焼時間が長ければ長いほど、着火しやすいです。
瞬発的なものではなく、継続的に燃焼することで着火に繋がります。
できれば5〜10分程度燃焼し続けるアイテムを選ぶと良いでしょう。
ただし、天候や気温、薪の状態などの環境によっても時間がかかることがあるので、多めに持っていくことをおすすめします。
防水加工で選ぶ
アウトドアシーンでは、突然の雨などのアクシデントもつきもの。
着火剤が浸水してしまっては火起こしに手間がかかってしまいますが、防水機能がついたものだと安心です。
万が一水がかかってしまっても、本体の中まで浸水することがなければ無事着火できます。
加工が施されているものは湿気にも強いため、長期間の保管にも向いているでしょう。
着火剤のおすすめ人気ランキング10選
それでは、着火剤おすすめ人気ランキングTOP10を紹介します。
固形タイプ、ジェルタイプあわせた総合的な順位になるので、ぜひ参考にしてみてください。
- 1位:ウェーバー「天然素材点火キューブ」
- 2位:FIRE LIGHTERS「ファイヤーライターズ」
- 3位:ロゴス「エコココロゴス ミニラウンドストーブ」
- 4位:ファイヤーサイド「ファイヤースターター」
- 5位:キャプテンスタッグ「ファイアブロック」
- 6位:ファイヤーアップ「ファイヤーアップ100キューブバケット」
- 7位:尾上製作所「ハイチャッカー」
- 8位:ユニフレーム「森の着火剤」
- 9位:キャプテンスタッグ「ファイアマックス」
- 10位:バンドッグ「ジェル燃料」
1位:ウェーバー「天然素材点火キューブ」
バーベキュー本拠地のアメリカで生み出された、パワフルな天然点火キューブです。
炭に着火するまでしっかりと燃え続けてくれるので、時間や手間をかけることなく扱えます。
EU産おが屑を100%使用しており、化学成分を使用していないので食材に匂いや渋みがつく心配もありません。
自然素材で環境にも優しく燃やしたときに有害物質が出ないため、安心して使えるアイテムでしょう。
タイプ | 固形タイプ |
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内容量 | 48個 |
燃焼時間 | 記載なし |
2位:FIRE LIGHTERS「ファイヤーライターズ」
マッチ型の着火剤で、着火剤の頭を箱の側面にこすりつけることで火起こしができます。
種火にもなりそのまま着火剤としても使える優れもので、ライターや火打ち石も不要。
コンパクトなのに燃焼時間も8分あるので、初心者でも余裕を持って着火できるでしょう。
災害や防災用として保管しておくのもおすすめです。
タイプ | 固形タイプ |
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内容量 | 20本 |
燃焼時間 | 8分 |
3位:ロゴス「エコココロゴス ミニラウンドストーブ」
ヤシの実から作られたヤシガラ炭で、エコな着火剤です。
マッチ1本ですぐに着火でき、1個で4枚のステーキを焼けるだけの火力が出せるコスパの良さが魅力。
すぐに強火になるので、バーベキューやキャンプで時間を要することなく料理が始められます。
簡単に炭に着火したい方、短時間だけ焼き作業に使いたい方にぴったりです。
タイプ | 固形タイプ |
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内容量 | 600g |
燃焼時間 | 約40〜60分 |
4位:ファイヤーサイド「ファイヤースターター」
小分けになった袋ごと着火できる、便利なファイヤースターター。
コンパクトなサイズですが、初期着火としてはとても優秀な焚き付け材として評価されています。
1個で確実に火がつくので、暖炉や薪ストーブへの着火に使う人も多くいるとのこと。
湿気にも強く保存も1年以上も持つので、たくさん購入しても次シーズンで使えます。
タイプ | 固形タイプ |
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内容量 | 約100個 |
燃焼時間 | 約6〜8分 |
5位:キャプテンスタッグ「ファイアブロック」
火起こしの時間を大幅に短縮してくれる、粘土状で乾燥したブロック着火剤です。
マッチやライターで簡単に点火でき、木炭などにスムーズに着火を促せます。
軽量でニオイも少なく、一度のバーベキューやキャンプで使うには充分な内容量も魅力。
燃え移りやすさを重視したい方、コスパ良くすぐに着火させたい初心者の方におすすめです。
タイプ | 固形タイプ |
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内容量 | 110g |
燃焼時間 | 約10分 |
6位:ファイヤーアップ「ファイヤーアップ100キューブバケット」
燃焼時に独特なニオイがせず、環境にも配慮したファイヤースターター。
着火後2〜3分で炭にもしっかり着火し、安定した着火性と火力を持続してくれます。
パラフィンと呼ばれる石油系成分が使われていないため、食材にもニオイが移る心配もありません。
直接触れても問題ないため、小さな子どもがいるファミリーキャンプでも使えてとっても便利です。
タイプ | 固形タイプ |
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内容量 | 100個 |
燃焼時間 | 約10分 |
7位:尾上製作所「ハイチャッカー」
尾上製作所のハイチャッカーは、必要な分量だけ割って使えて、扱いやすい形が魅力。
炭の下に置くだけで手軽に着火できるため、バーベキューの準備時間を大幅に短縮できます。
燃焼効果も好評で炭が均一に燃えてくれるので、肉や野菜がムラなく焼くことが可能。
コスパ良く着火剤を手に入れたい方は、お試しとして購入してみるのにイチオシのアイテムです。
タイプ | 固形タイプ |
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内容量 | 約135g |
燃焼時間 | 約7分 |
8位:ユニフレーム「森の着火剤」
約2分で火が燃え移るスピード感が特徴の、森の着火剤です。
地球環境への配慮し間伐材を利用して作られており、灯油などの揮発成分を含んでいません。
そのため、手が汚れず刺激臭が匂うといったこともないので、愛用しているキャンパーも多いとか!
小分けにして持ち運ぶことができるので、荷物を減らしたい方にも向いている商品です。
タイプ | 固形タイプ |
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内容量 | 12個 |
燃焼時間 | 約7分 |
9位:キャプテンスタッグ「ファイアマックス」
炎の色が見えるような加工が施されている、ジェルタイプの中でも扱いやすいファイアマックスです。
無臭なのに揮発性や引火性が強力で、すぐに着火してくれる優れもの。
一度火が付けば長時間しっかりと燃焼し続けてくれて安心です。
なかなか燃えにくい湿った木や、古い炭などの塗布して使っても効力を発揮してくれるでしょう。
タイプ | ジェルタイプ |
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内容量 | 240g |
燃焼時間 | 約6分 |
10位:バンドック「ジェル燃料」
メタノールを主成分としており、着火性抜群のバンドックのジェル燃料。
必要な分だけ絞って使える便利なジェルタイプで、木炭や薪に塗って使います。
また、帽子弁も付いており液体漏れの心配もなく使用することが可能。
コスパ良く着火剤を使いたい、無駄使いしたくない方はぜひ使ってみてください。
タイプ | ジェルタイプ |
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内容量 | 260g |
燃焼時間 | 約5分 |
着火剤は100均やホームセンターでも手に入る?
着火剤は、身近な100円均一ショップやホームセンターでも購入することができます!
取り扱っている店舗の例はこちら。
・セリア
・ダイソー
・カインズ
・DCM
・コメリ
・コーナン
実際にどのような商品が販売されているか、ピックアップしてみました。
セリア
9片×2枚入りの着火剤で、マッチやライターで簡単に火を付けることが可能。
割ったときのささくれに火を付けると炎を上げて燃えてくれます。
ニオイもなく燃焼時間も約9分と長めで、とてもコスパ良く扱える商品です。
ダイソー
ダイソーでは、固形ではなくジェルタイプの着火剤も取り扱っていました。
メタノールが使われており、燃焼時にニオイがほとんどなく使いやすさ抜群。
キャップは蓋付きなので、使いかけでも保管することができて便利です。
おがくずをかき集めたような見た目の着火剤。
木材とワックスで作られており、空気を多く含んでいるため豪華に火を上げて燃えてくれます。
大きさにばらつきはあるものの4個入りなので、バーベキュー以外の他のシーンでも使えてお得なのではないでしょうか?
コメリ
火持ちの良さが魅力のコメリの着火剤。
筒状のつくりになっており、10分以上強く燃え続けてくれて空気をしっかり含んでくれます。
100%天然素材でできており、薪の燃える良いニオイを楽しむことが可能です。
コーナン
マッチやライターで簡単に着火でき、炭への燃え移りもスムーズなコーナンの着火剤。
6個入と大容量なので、1パック買っておくとバーベキューや焚き火への火付けにも使えます。
約10分の燃焼時間内に、火力が安定するよう火ばさみなどを活用しながら調理するのがおすすめです。
着火剤の正しい使い方と注意点
着火剤は、使用前にきちんとした使い方を把握しておくことが必要です。
間違った方法で火起こしをすると、怪我をする危険性が高まります。
ここでは、固形タイプとジェルタイプそれぞれの正しい使い方と注意点を解説するので、参考にしてみてください。
固形タイプ
着火しやすくするためには、中央に着火剤を敷き、周囲を取り囲むように薪や炭を並べましょう。
最初に着火剤に火を付けてからは、薪や炭に火が燃え移るまで待ちます。
火が付いたのを確認できたら、消えないようにうちわや火吹き棒で空気を送って、火加減を調整してください。
着火剤は最後まで使い切り、作業が終わった後はきちんと火が消えたことを確認しましょう
ジェルタイプ
新聞紙や薪、炭などに渦巻きを描くように直接塗り、下から火を付けましょう。
火が回ってきたら、少しずつ風を送って火力を上げてください。
着火剤の継ぎ足しは厳禁!火力が弱いと感じても薪や炭に追加するのは大変危険です
火傷したり服に燃え移ったりする可能性が高いので、絶対にやらないようにしましょう。
また、容器の蓋を開けたままにしておくと可燃性ガスが発生する場合があるので、蓋を閉めるのも忘れずに!
着火剤のまとめ
今回は、アウトドアであると便利な着火剤のおすすめ10選を、それぞれの特徴とともに詳しく紹介しました。
固形タイプの方が簡単に燃え移って使いやすいので、初心者におすすめ!
記事の内容を参考に正しい使い方を理解しつつ、安全かつ快適に火起こしを行うようにしましょう。
これからバーベキューで使いたい方、キャンプファイヤーに役立てたい方は、ぜひピックアップした商品をチェックしてみてください。