保冷バッグは、キャンプで使う食材や飲み物を持ち運ぶのにあるととっても便利です。
保冷力や耐久性が抜群に優れているので、1つ持っておくとアウトドアシーンで大活躍すること間違いなし!
しかし、小さい保冷バッグから長時間保冷できるものなど、様々な商品があるので、購入の際は迷うことでしょう。
そこで、本記事では最強の保冷バッグおすすめ10選と商品ごとの魅力を紹介します。
選び方についても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
保冷バッグとクーラーボックスの違いを解説!
食材や飲み物を冷やしたまま保存できる「保冷バッグ」。
内部に断熱材が備わっており温度を低く保ってくれるため、長時間中身を冷やすのに効果的です。
食材を冷やすものといえば、似ているアイテムで「クーラーボックス」がありますよね。
といった疑問をお持ちの方に、保冷バッグとクーラーボックスの具体的な違いについて、わかりやすく説明していきます。
保冷バッグ
保冷バッグは、別名「クーラーバッグ」や「ソフトクーラー」ともいいます。
軽量で持ち運びやすく、コンパクトに折りたためてかさばらないのが魅力です。
少人数で使用するときに適しており、近場のピクニックや日帰りのレジャーに向いています。
クーラーボックス
保冷バッグと比べ、たくさんの食材や飲み物を持ち運べるのがクーラーボックスです。
外からの衝撃に耐えられる頑丈な作りをしているタイプのものが、多くあるのが特徴です。
大人数やファミリーキャンプを行うときに向いており、長時間遠出しても保冷力を高く維持してくれるアイテムです。
保冷バッグを選ぶ際に重視するポイントとは
ここからは、保冷バッグの選び方のポイントを紹介します。
サイズ
バッグに入れて持ち運びたいものの量に合わせて、サイズを選びましょう。
〜5L | 小さめのお弁当箱や軽食を入れるのにちょうどいいサイズ。少量のものを冷やしたい時におすすめ。 |
〜10L | 1人分のお弁当+ペットボトルが入るサイズ。普段使いやソロキャンプにおすすめ。 |
〜20L | 大きすぎず小さすぎず、ちょっとした買い物にちょうどいいサイズ |
〜25L | 2〜3人分の食材や飲み物がまとめて入れられるサイズ。グループキャンプのサブクーラーにちょうどいい。 |
〜30L | スーパーのカゴいっぱいの食材がすっぽり入れられるサイズ感。グループキャンプにおすすめ。 |
普段使いならスーパーの袋と同じ10〜15L程度、キャンプやバーベキューに使うなら25〜30L程度が適しています。
容量が大きいほど食材や飲料がたくさん入りますが、あまり大きすぎると持ち運びや安定感、耐久性に欠ける傾向もあります。
使用する人数や移動手段、シーンなども考えながら、目的に合わせたものを探してみると良いでしょう!
形状
クーラーバッグは、トートバッグ型、ボックス型、リュック型の3種類に分けられます。
目的に合わせて、自分に合ったものを選びましょう。
種類 | 特性 |
---|---|
トートバッグ型 |
日常の買い物やちょっとしたお出かけにおすすめ! 開閉口が大きくてジッパーが付いているものが多く、普段使いしやすいのが魅力となっています。 |
ボックス型 |
アウトドアシーンにおすすめ! 高さがありしっかりとした作りのボックス型は、収納しやすさが抜群。 肉や魚のトレーやタッパーを縦にすることなく、簡単に入れることが可能です。 |
リュック型 |
大きい荷物が増えるキャンプやバーベキューにおすすめ! 背負って持ち運べるので、両手を使うことができます。 |
買い物にはトートバッグ型が便利ですが、荷物量が多い場合はボックス型やリュック型を検討してみるのが良いでしょう。
断熱素材
保冷バッグに使用されている断熱材には、主にアルミニウム、ポリウレタン、ポリエチレンの3種類があります。
種類 | 特性 |
---|---|
アルミニウム |
軽量でコンパクトなアルミニウム。熱を反射する性質を持っていて、外部からの熱の侵入を防ぐ効果があります。 外にいても太陽光からの熱を遮断し内部の冷気を保つため、保冷バッグ内の食品や飲料の鮮度や品質を長時間にわたって維持することが可能です。 |
ポリウレタン |
微細な気泡構造を持つポリウレタンは、空気の移動を制限することで熱を防ぐ役割を果たします。 保冷バッグ内の冷気を逃がしにくくするうえ、軽量で耐久性にも優れているので、使いやすい断熱材といえるでしょう。 |
ポリエチレン |
ポリエチレンは熱を伝えにくい特性をもつプラスチックで、柔軟性があるためバッグの形に合わせてカスタマイズすることが可能。 繰り返し使用しても劣化しにくく、しっかりとバッグ全体の保冷効果を維持してくれます。
|
アウトドアシーンで長時間しっかり保冷したいならポリウレタンやポリエチレンがおすすめ!
日常使いしやすいものが欲しいならアルミニウムがおすすめです!
保冷時間(長時間)
どのくらいの時間保冷されるのかも、チェックしておくことをおすすめします。
保冷バッグはおおよそ5時間前後ものが多いですが、最近では10時間以上保冷できるアイテムも販売され始めています。
保冷バッグの内部の余白であるエアスペースが小さいほど、しっかりと食材や飲料が密着され保冷効果が期待できるでしょう。
エアスペースの有無も確認しながら、自分に合ったお気に入りの保冷バッグを探してみてください。
使用用途から必要機能をシュミレーション
どういうシーンで使うことが多いかによっても、重視すべきポイントは変わります。
連泊キャンプの場合は長時間の保冷力が必要で、バーベキューなどの日帰りレジャーなら持ち運びやすさと収納力が重要になってきます。
以下の表は使用用途別に必要になる機能をまとめたものです。
種類 | 容量 | 主な用途 | 必要機能 |
超小型 |
15L以下 |
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---|---|---|---|
小型 |
15〜25L |
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中型 |
25〜35L |
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大型 |
35L以上 |
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ソロキャンプなら、容量は15L程度で十分です。
ファミリーキャンプの場合、人数に合わせて大きめサイズを選ぶと良いでしょう。
ただし保冷力をそこまで必要としない日帰りレジャーなら、25Lの保冷バッグが1つあればひととおり入ります。
予算に余裕がある場合は、多機能でハイスペックな製品を選ぶのがおすすめ!
小さな取り出し口があると冷気を逃さずに中身の出し入れができます。
さらに仕切り板があると、食材と飲み物を分けて保冷できるので便利です。
保冷バッグおすすめ10選を紹介!
アウトドアにぴったりな大容量サイズ!
保冷力や耐久性に優れた、最強の保冷バッグおすすめ10選を紹介します。
【最強】コールマン「アルティメイトクーラーII」
保冷力が約42時間つづく最強の保冷バッグです。
500mlペットボトルを20本収納できるサイズ感が魅力。
内側の袋は取り外して丸洗い可能なので、汚れてしまっても問題ありません。
可愛らしいデザインと折り畳める実用性の良さから、満足度高く利用できるアイテムです。
【小型】サーモス「ソフトクーラー」
優れた保湿性と持ち運びやすいコンパクトさを兼ね備えたソフトクーラーです。
5層断熱構造で高い保冷力を発揮し、冷たさと鮮度を保ってくれます。
350ml缶が6本、500mlペットボトルが4本入る容量の大きさも魅力!
表は撥水加工生地を採用しており、濡れたときもササッと拭くだけでお手入れも簡単です。
【大型】ディーオーディー「ソフトくらぞう」
軽量で持ち運びやすい使い勝手の良いソフトクーラーバッグです。
ファミリーに人気の大容量46Lサイズ。
350ml缶を重ねて2段に収納できたり、2Lペットボトルが縦に入ったりと物の入れやすさに特化しています。
内部にはパーテーションが2枚付属しているため、食材や飲料に合わせて仕切りを作って保冷することが可能。
極厚発泡のポリエチレンフォームを使用しており、保冷機能だけでなく緩衝材としての役割も果たしてくれます。
【おしゃれ】ディーン アンド デルーカ「クーラーバッグ ブラックL」
ニューヨーク発のおしゃれな食のセレクトショップ「ディーン&デルーカ」の大容量保冷バッグ。
肩に掛けられるタイプなので多少重くても持ち運びやすいのが魅力です。
マチが広いので、ピザなどの大型のお惣菜やホールケーキなども入ります◎
中にはメッシュの内ポケット付きで保冷剤を入れて使用可能。
オシャレなデザインのエコバッグとしてプレゼントにもおすすめです!
【小型】ロゴス「ハイパー氷点下 クーラーS」
アイスクリームを最大9.5時間保存できる氷点下パック専用クーラーです。
外部からの衝撃を守るシェルプロテクト構造で、収納は超薄型のコンパクトタイプ。
350ml缶6本が入る最適サイズで、蓋を内側に折り畳むことで小さく収納することも可能。
クーラーボックスと変わらない保冷力と、丸っこくて可愛らしいフォルムが魅力のクーラーバッグです。
【大型】WAQ「ソフトクーラーボックス (M) 42L」
カラビナループやショルダーハーネスの付いた、キャンプにあると嬉しいギミックが満載の保冷バッグ。
1.5cmのウレタン+3層構造で、保冷力はなんと36時間も続きます!
天面に取り出し口があるのでファスナーを開けずに中のモノを出し入れ可能◎
ギアっぽい見た目も魅力的な、キャンプにぴったりのクーラーバッグです。
【おしゃれ】スノーピーク「ソフトクーラー」
スノーピークがソフトクーラーで有名なアメリカのシアトルスポーツに依頼して作製している保冷バッグ。
特殊な超音波溶着が施されていて、水漏れすることがなく安心して持ち運ぶことが可能です。
ナチュラルでシンプルなデザインが人気で、キャンプやアウトドアシーンなどの自然に馴染みます。
550mlペットボトルが15本ほど、大きめの肉や野菜のトレイも入る大きさで、使い勝手も抜群です!
【小型】キャプテンスタッグ「デリス シルバートート型ソフトクーラーバッグ 10L」
厚手で底のつくりがしっかりしており、床に置いても倒れにくいデザインの保冷バッグ。
保冷機能に長けており、夏に保冷剤を入れて長時間運んでも、しっかりと凍った状態をキープしてくれます。
350ml缶6本、500mlペットボトル5本が入るサイズなので、普段使いやソロキャンプに役立つこと間違いなし!
軽くて丈夫な上、ジッパーが大きくて使いやすく中身を出し入れしやすいのも優れたポイントです。
【大型】サーモス「保冷買い物カゴ用バッグ 25L」
買い物かごにぴったり収まるサイズの保冷バッグ。
スーパーのカゴにセットしておけば、スムーズに商品の整理ができレジの時間が短縮できます◎
BBQの買い出しだけでなく、普段のお買い物にもとっても便利に使えますよ。
牛乳パックの場合15本、2Lペットボトルの場合6本も入って大満足!
スナップボタンで簡単に畳んで持ち運びできるのも嬉しいですね。
【おしゃれ】ディーオーディー「ソフトくらこ 10L」
ツーリングにぴったりな薄型のソフトクーラー!
一般的なクーラーボックスと比べ薄型に設計し、持ち運びやすさに特化しています。
メインハンドル・2つのサイドハンドル・ショルダーベルトがついているので様々な持ち方が可能。
本体各所にはDリングがついているので、バイクや自転車への積載もらくらくです!
まとめ
- 普段使いなら10〜15L、アウトドアなら25〜30Lサイズがおすすめ
- 持ち運びや使用頻度に応じた形を選ぶと使いやすい
- 実用性を重視するならファスナーやポケットの有無を意識して選ぶと良い
今回は、最強の保冷バッグおすすめ10選を紹介しました。
軽量で耐久性があり、収納力も抜群の持ち運びやすいバッグが数多く取り揃えられています。
サイズや形はもちろん、ファスナーの位置やポケットの有無などの機能性も含めて、検討してみるのがおすすめ!
この記事を参考に、ぜひ自分に合ったお気に入りの保冷バッグを見つけてみてください。