キャンプグッズが多すぎてどれがいいかわからない…!
キャンプ人気もあり膨大な数のキャンプグッズで溢れている現状。
膨大な中から自分にあった最高のキャンプグッズを選ぶ瞬間…最高に楽しいですよね!
ただ購入するからには失敗したくない。ちゃんと活躍できるキャンプギアを選びたい!というのは当たり前。
数々の失敗を経ていまも使い続けているキャンプグッズは、本当の意味でおすすめできるものです。
そこで今回は、当サイトのアウトドアライターが集結して本当に買ってよかった至極のキャンプグッズをまとめました…!
これからキャンプを始める初心者の方、ベテランキャンパー、すべての方必見です!

いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
Index
- キャンプ道具選びって何からすればいいの?
- 買ってよかったキャンプ用品①:テント・タープ
- 買ってよかったキャンプ用品②:シュラフ・コット・マット
- 買ってよかったキャンプ用品③:テーブル・チェア
- 買ってよかったキャンプ用品④:キッチン関連
- シェラカップ①:キャプテンスタッグ「ステンレス ミニシェラカップ210ml」低価格でガシガシ使える
- シェラカップ②:ベルモント「ステンシェラカップREST深型600」箸置きいらずで便利
- シングルバーナー①:イワタニ「ジュニアコンパクトバーナー」洗練されたデザイン
- シングルバーナー②:プリムス「153ウルトラバーナー」
- ツーバーナー①:SOTO「グリッド」おしゃれで卓上向き
- ツーバーナー②:ユニフレーム「US-1900」スタイリッシュで使いやすい
- ナイフ①:モーラナイフ「コンパニオン ヘビーデューティ」愛用者が多いエントリーモデル
- ナイフ②:モーラナイフ「コンパニオン ヘビーデューティ」愛用者が多いエントリーモデル
- ナイフ②:オピネル no.8
- 買ってよかったキャンプ用品⑤:ランタン
- 買ってよかったキャンプ用品⑥:焚き火台
- 買ってよかったキャンプ用品⑦:その他アクセサリーなど
- おすすめキャンプグッズの記事一覧
キャンプ道具選びって何からすればいいの?

いざキャンプへ行くとなった時、多くの初心者が頭を悩ませるのがキャンプ道具ですね。
レンタルもいいけどせっかくだからこそ自分のグッズでキャンプしたいですよね。
ちなみにこれからキャンプをする方は以下のグッズは必須。
- テント
- シュラフ
- マット
- チェア
- テーブル
- ランタン・ライト
このあたりはマストです。でも持っていても損はありません。
ただ膨大な中から選ぶのは一苦労…。
なので以下に紹介する本当に買ってよかったキャンプ用品をぜひ見てください!
買ってよかったキャンプ用品①:テント・タープ
まずはキャンプに必携のテントとタープです。
炎幕TC DX(〜2人用)

炎幕TC DXは、ミリタリー発祥の軍幕テント・パップテントという型のテント。
ワイルドで無骨なビジュアルが渋めのソロキャンパーにぴったりです。
ぶっちゃけですね…めちゃくちゃかっこいい。男心をくすぐられる最強のテントと言っても問題なし…!
コットン生地のTC素材でできた炎幕TC DXは、オールシーズン使えます。
炎幕TC DXのTC素材はポリエステル65%・コットン35%の混紡材。
コットンとポリスエステルのいいとこ取りなTC素材ですが、それぞれの100%素材には敵いません。
とはいえ、扱いやすい生地で風合いも軍幕テントにぴったりです。
- 夏涼しく・冬暖かい
- 夜露・火に強い
- 風合いがいい
- コットン100%ほど室内が快適ではなく、夜露や火に弱い
- ポリエステル100%ほど雨に強くなく、軽くない

全部で4本のポールが付属。2本がフライの立ち上げ用、残りの2本がフラップの跳ね上げ用です。
ポールが4本あるとすぐにフラップの跳ね上げができて助かります。
さらに!サイドフラップが目隠しになり、プライベート空間を確保できます。
フラップを跳ね上げただけでは横側を覆うものがなく丸見えですが、サイドフラップがあれば大丈夫。
横からの風を防げるのもメリットですよ。


小川テント アポロン(〜5人用)

小川テントのラインナップの中でも大きなトンネル型テント「アポロン」
多人数用では使い勝手がよく個人的にも本当におすすめできる一品です。
フルオープン可能なメッシュパネルが特徴で、5人用のトンネル型テントの中でも、横幅が短くコンパクトにまとまっているため、広くないサイトでも設営しやすいのも魅力。

さらに!
このテントだけでリビング+寝室もOKなのでタープを持ってくる必要がないんです…!
また、流行りの落ち着いたアースカラーは自然に溶け込みますよ。

大きなメッシュパネルが複数あり、フルオープンにするとサイドはほぼフレームだけの状態に。
吹き抜ける風が最高に気持ちいいメッシュパネル。開放感があり。
また、寒い風が吹くシーズンでもスカートがあれば安心。
地面とテントの間の隙間をスカートが塞ぎ、風の進入を防ぎます。
室内の温度が保ちやすく、暖房効率がよくなるのはありがたいですね。
これは買ってよかったおすすめキャンプ用品のひとつですね。


DDタープ

さまざまな張り方ができて万能なDDタープ。
タープの端と中央に19箇所ものループがついており、ペグダウンしたりガイロープを通すのに使えます。
耐久性・耐水生もバッチリで、とりあえず持っていると安心のギアとして多くのキャンパーに愛されています。
ソロキャンプ向けの定番サイズ「3×3」
「3×3」は、ソロキャンプにぴったりの定番サイズ。
ギア少なめなら、とりあえずこのモデルで問題なしです!
オリーブグリーンはコーディネートしやすく、ユーザーが多い安心感もありますね。
少しギアが多いキャンプに「4×4」
ギアをそれなりに持っていくなら「4×4」くらいのサイズが安心。
雨や風を避けるシェルターとして頼りになるので、オールシーズンでヘビーユースしたいソロキャンパーにもいいです。
ファミリーキャンプやグループキャンプは、このサイズから考えてみるのがおすすめ。
自然の中で馴染む迷彩カラーは思ったより扱いやすいです。

買ってよかったキャンプ用品②:シュラフ・コット・マット
つづいて寝具です。
シュラフ・コット・マットは寝心地を左右するだけでなく、命も守る場合もあるので真剣に選びたいところ。
シュラフ:モンベル ダウンハガーシリーズ、3シーズン対応の軽量シュラフ

種類の多いモンベルのシュラフの中で、もっとも人気なのが「ダウンハガー」シリーズです。
登山用として開発されたダウンハガーシリーズは、900、800、650フィルパワーの3つのシリーズがあり、さらに適応温度によって#EXP・#0・#1・#2・#3・#5・#7に分かれます。
「ダウンハガー800 Women’s #3」は、ダウンハガーシリーズの中でも人気が高い800フィルパワーの#3の女性用モデルです。
ダウンハガーシリーズの対応シーズン
【EXP・#0・#1・#2】雪山、厳冬期のキャンプ 【#2・#3】3シーズンの登山・キャンプ 【#5・#7】夏の登山・キャンプ
「ダウンハガー800 Women’s #3」は800フィルパワーのEXダウンを使用し、保湿性があるのに軽量コンパクト。
#3モデルは快適温度4℃、使用可能温度-1℃が目安で、3シーズンの登山やキャンプに幅広く使えるバランスの良さが特徴です。
厳冬期以外のキャンプでは「#3」を一つ持っておけば問題なく過ごせますよ…!

ダウンハガー800のレギュラーサイズは身長183cmまでに対応しています。
ダウンハガー800 Women’sは身長173cmまでに対応とレギュラーより小さめで、肩部分も女性にフィットするよう狭くしています。
これによりシュラフ内に余計な隙間ができず、保温効果がアップ。
さらに女性は足が冷えやすいので足元のダウン量を増やしてより快適に睡眠できるよう工夫されています。

モンベルのシュラフの一番の特徴は伸縮することです。
ダウンハガー800シリーズには「スーパースパイラルストレッチシステム」が採用されており、その伸縮率は最大135%!
シュラフに入ったままあぐらをかいて座れるほどよく伸びます。
マミー型シュラフの弱点である窮屈感を感じにくくなり、寝返りや睡眠中に無意識に体を動かしてしまう人でも快適です。

ダウンハガー800 Women’s #3は、首元から足元まで両開きのジッパーで開閉できるので、気温に応じてさまざまな使い方ができます。
例えば、少し暑いと感じたら足元部分のジッパーを開けて足だけ出して寝ることも可能。
モンベルの店員さんに聞いたところによると、「足元を開ければシュラフに入ったまま歩けるので、夜にテントから出て星や夜景を眺めたいときに便利」とのことでした。
もっと暑ければジッパーをすべて開け、掛け布団のように使うこともできます。
反対に寒いときは、顔周りのアジャスターを閉めて冷気をシャットアウトすれば保温性アップ。
また、右ジッパーモデルと左ジッパーモデルがあるので、同じダウンハガーシリーズでジョイントすることも可能です。

ダウンハガー800 Women’s #3は登山用につくられたシュラフなので、547gと軽量でコンパクトです。
専用のスタッフバッグに収納するとφ13×27cmで、コンプレッションキャップを使えばさらに圧縮できます。
実際、私はテント泊登山や徒歩でのソロキャンプに持っていきますが、軽くてまったく負担になりません。
同じモンベルの化繊綿を使ったバロウバッグの#3タイプは1050g、布団型のダウンファミリーバッグの#3タイプは1207gなので、適応温度が同じモデルと比較しても圧倒的に軽いことがわかります。
ダウンハガー800 Women’s #3にはコンプレッションキャップのXSサイズが最適です。
寝心地を左右するシュラフ、本当に買ってよかったおすすめキャンプ用品です。

男性用もあります!
コット①:フィールドア「エアーコンパクトコット」エアマット内蔵でふかふか
フィールドアのエアーコンパクトコットはふかふかのエアマット内蔵。
耐荷重180kgなので3人でベンチとして使ってもへっちゃらです。
コット単体でこの寝心地は他では体験できないですよ…!
コット②:WAQ「2WAY フォールディング コット」大注目の国産ブランド
WAQは2017年設立の日本のアウトドアメーカー。
こちらは「安くて機能性が高い」とたちまち評判になった人気モデルです。
脚がショックコードでつながっているので組み立てしやすく、しっかりと張りのあるシートは安定感があり高見えします。
付属の継ぎ脚でハイコットとしても使用可能です。

マット①サーマレスト 「Zライト ソル」驚きの断熱性
アウトドアマットの専門メーカー「サーマレスト」の定番ウレタンマットです。
穴の開く心配がなく、アコーディオンのように折りたたんですぐに収納できます。
厚さ2cmながら表面の凸凹が体重を分散してくれる構造になっており、片面をアルミ蒸着にすることで断熱性がアップしています。
2020年にそれまでのレモンカラーに加え、鮮やかなブルーが追加されました(レギュラーサイズのみ)。
マット②:Hilander「スエードインフレーターマット」寝心地とコスパが両立
マットには珍しいスエード素材を使用して寝心地にこだわったモデル。
スエードはナイロン素材より摩擦力が強いため、傾斜した場所でもシュラフが滑ることがありません。
触れても冷たさを感じず、厚みが5cmで底冷えの心配もないので、秋冬のキャンプにぴったりです。
連結すれば複数人で使用でき、お得なセット売りもあります。

買ってよかったキャンプ用品③:テーブル・チェア
テーブルとチェアも必須。
特にキャンプサイトの雰囲気がかわるのでこだわりたいところ。
テーブル:ユニフレーム「フィールドラック」

幅広い使い方ができるフィールドラックは便利。
収納用のラックとして使うほかにも、物を吊るしたりテーブルとしても使えます。
ほかのギアを揃えても用途が変えられるため、長く使えて頼もしい。
2台以上のフィールドラックがあればスタッキングでき本領を発揮、スタッキングを想定した設計なのと、適度な重さがあるおかげで、グラつきにくく使い勝手がいいです。
さらにスタッキングを安定させたり、まとめて収納したいなら別売りのベルトを使うのもアリ。
流行りのロースタイルにも抜群にあいますよ。

別売りの天板をのせるとテーブルとして使用でき、天板には木製・ステンレス製があります。
木のテイストが好みなら木製・卓上コンロで加熱したり、清潔感を重視するならステンレス製がおすすめ。
どちらの天板もフィールドラック専用のデザインで気持ちよくフィットします。
また、ちょっとした荷物の台としてもフィールドラックは重宝します。
地面が濡れているなどで荷物を直置きしたくないときに助かりますよ。
分散耐荷重は約30kgあり、たくさん飲み物が入ったクーラーボックスを置いてもOK。

チェア①:WILD-1オリジナルブランド「クオルツ」高コスパチェア

Qualz(クオルツ)は、全国21店舗を誇る人気アウトドアショップ「WILD-1」が手掛けるオリジナルブランド。
シンプルなデザインで使いやすく、コスパがいいところがキャンパーに支持されています。
特にチェアのシリーズは売り切れが続出するほど人気。
リーンチェアは、クオルツのモデルの中でも軽量コンパクト&ハイバックで寝心地の良さを両立したロングセラーモデルです。
ちなみに・・・個人的にどハマリ中なのがコチラの商品です。
ご存知でしょうか? Qualzの満足度がUPすること間違いなし!
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ソロキャンプやワンパッキングの軽量キャンプが人気なのもあり、アウトドアチェアも軽量コンパクトなモデルを選ぶ人が増えています。
とはいえ座り心地も重視したいのが本音。
クオルツのリーンチェアはコンパクトでありながら、座面が高く頭までカバーでき座り心地も抜群です。
さらに、座る人の体重を後ろに少し移動することでリクライニングもできるので、焚き火や星を眺めるのにぴったり!
自然の中でリラックスした状態で過ごせますよ。

アウトドアチェアは簡易的なつくりのせいで、座り心地が悪いと感じたことはありませんか?
リーンチェアは長時間座っていても疲れるどころか、包み込まれるような座り心地でうっかり眠ってしまいそうなほどです。
ハイバックで頭までしっかりカバーできますし、シートは適度な張りがあるので体重を支えてくれます。
さらに足も乗せる部分が欲しい!という人には別売りのフットレストを取り付けるのもおすすめです。

リーンチェアの最大の特徴であるリクライニング機能。
体重を後ろにかけるとふわっと傾き、リラックスできる姿勢になります。
他のリクライニング付きのチェアだと、リクライニングしてそのまま座面が固定されるものが多いですよね。
その点、リーンチェアは体重を前にかけると座面も前に動くので立ち上がりやすいです。
食事のときも無理な姿勢にならずに楽しめます。

リーンチェアの総重量は約2.1kgと軽量。
フレームを折りたたんで収納できるため、一般的なアウトドアチェアより携行性が高く持ち運びしやすいです。
設営方法もフレームの四隅にシートを引っ掛けるだけなので、考えなくても感覚で組立てられます。

ハイランダー「ウッドフレームチェア」
安定感が抜群な、ウッドフレーム製のチェアといえばハイランダー「ウッドフレームチェア」です。
パーツをばらすことができるので、コンパクトに収納できて持ち運びも簡単です。
ロースタイルのキャンプにもぴったり。 座り心地は、背もたれに補強の生地が挿入されているため、体が沈みにくくなっています。

買ってよかったキャンプ用品④:キッチン関連
外のごはんてなんであんなに美味しいんだろう…
いつもキャンプをするたびに思います。
キャンプ料理を楽しむための至極のグッズを紹介します。
シェラカップ①:キャプテンスタッグ「ステンレス ミニシェラカップ210ml」低価格でガシガシ使える
キャプテンスタッグの「ステンレス ミニシェラカップ210ml」は、手の届きやすい値段でガシガシ使っても気になりません。
人数分のシェラカップを用意するのはお金がかかって悩ましいですよね……。
このシェラカップは、有名ブランド・キャプテンスタッグのものなのに、700円ほどの低価格で使い心地もよし!
210mlのサイズはドリンクにぴったりで、人数分そろえるといいですね。
シェラカップ②:ベルモント「ステンシェラカップREST深型600」箸置きいらずで便利
ベルモント「ステンシェラカップREST深型600」は深さがあり、ラーメンやスープに打ってつけ。
カトラリーを挟めるREST機能で、箸を地面に落としたなどの悲しいトラブルがなくなります!
600mlサイズは大きめですが、横に広がっていないためスタッキングしやすいのもポイント。

シングルバーナー①:イワタニ「ジュニアコンパクトバーナー」洗練されたデザイン
イワタニ「ジュニアコンパクトバーナー」は、コンパクトで洗練されたデザインが魅力。
このバーナーは持ち運びやすいサイズと、手軽に調達できるカセットガスが使えるところがポイント。

点火はワンプッシュで簡単にできます。
つまみを左右に回すだけで火加減の調節も細かくできるので、弱火から強火まで思い通りの火加減で調理が可能。
湯沸かしに特化したバーナーなどは弱火やとろ火ができないモデルもありますが、ジュニアコンパクトバーナーは煮込み調理や焼き調理にも幅広く対応しています。

ジュニアコンパクトバーナーで利用できる鍋の直径は、18㎝(鍋底サイズ16㎝まで)です。
大きな鍋は乗せられませんが、1~2人用の調理にちょうどいいサイズ。
直径16㎝以下であれば、鉄板やスキレットを利用することも可能です。
カセットガス部分にかぶるくらいの大きな鉄板などは、輻射熱でガスが爆発する危険があるので使えません。

ジュニアコンパクトバーナーの魅力は、なんといってもカセットガスが利用できること。
もしキャンプ先でうっかり燃料を忘れてしまったり、ガスの中身を切らしたりしてしまっても、近くのコンビニやスーパーで簡単に調達できるので安心感があります。
また、OD缶は中身が少しだけ残ってしまったときに、うまく使い切れないことがありますよね。
そんなときも、カセットガスなら自宅のカセットコンロと併用できるので、中途半端に余っても使い切れます。
同じ規格のカセットガスならどれでも使えるので災害時にも役立ちますよ。
また、イワタニのカセットガスもOD缶に比べると価格が安いので、ランニングコストも少なくてすみます。
例えば、イワタニプリムスのP-153ウルトラバーナーは、IP-250タイプのガスの使用で約55分燃焼し、ガスの価格は400~500円ほど。
イワタニカセットガスは1本で約120分燃焼し、価格は200円程度!
ミニサイズのカセットガスジュニアもあります。

ゴトクが板のようになって四方を覆い、火を風からガードします。
風があっても火が消えることなく使えて、火力も落ちません。

一体型のバーナーにもかかわらず、ジュニアコンパクトバーナーはカセットガスを横に装着するタイプなので、ゴトクの重心が低く安定します。
大きめの鍋や鉄板を置いてもグラグラしないので、ストレスなく調理可能です。
カセットガスのシェアNo.1のイワタニの製品だから、品質もバッチリ!安心して使えます。

シングルバーナー②:プリムス「153ウルトラバーナー」

シングルバーナーの一般的な火力は2500kcal/h程度ですが、プリムス 153ウルトラバーナーは3,600kcal/hと圧倒的に高い出力が特徴です。
私が実際に計ってみたところ、500mlの水を沸騰させるのに3分ほどしかかかりませんでした。
使用する場所の標高や風の強さで沸騰時間は変わってきますが、アウトドアで使うのには充分すぎる火力です。

本体の重さは116gしかなく、たたむと手のひらサイズです。
登山やワンパックキャンプに、サイズを気にせず持っていけますよ。

同じプリムスの「ライテックトレックケトル&パン」にガスカートリッジとバーナー本体が気持ちがいいほどシンデレラフィットします。
他ブランドのほとんどのクッカーに収納可能で、使わないときもセットで収納しておけば場所を取らず、持っていくときもバーナーやガスカートリッジだけを忘れてしまうことがありません。

ゴトクの直径は90㎜で、さらに一段階広げると148mmになります。
小さめのシェラカップから大きめの鍋まで、幅広いサイズが利用可能です。
公式には耐荷重は公表されていませんが、直径16㎝ほどのクッカーであれば問題なく置けました。
シングルバーナーは、鋳鉄製のスキレットや鉄板は使えません。
ガスボンベに輻射熱がかかると、ガスが温められ爆発する可能性があるからです。 危険なので、小さいサイズであっても載せないでくださいね。

プリムス 153ウルトラバーナーは初めてでも着火が簡単!
圧電点火装置が付いているため、つまみを回してガスを少し出した状態で着火装置をカチッと押すだけで着火できます。
また、ゴトクと上に乗せるクッカーの隙間をせまくしているので、余計な風の影響を受けづらいです。
さらにゴトクのX字型は風防の役割も担っていて、1方向から風が吹いて1区画の火が消えたとしても、他の区画は火がついたまま!
屋外では無風の状態はほどんどないので、バーナーの防風性能は必須です。

ツーバーナー①:SOTO「グリッド」おしゃれで卓上向き
おしゃれなツーバーナーならSOTOの「グリッド」がイチオシ。
薄型バーナーで風防の取り外しができるため、焼肉など卓上で使うのに快適。
加熱しながらワイワイ食べるスタイルは楽しい!
ツーバーナー②:ユニフレーム「US-1900」スタイリッシュで使いやすい
スタイリッシュなデザインに惹かれたとのコメントも多いユニフレーム「US-1900」。
斬新なデザインの五徳は大きな鍋でも安定感があります。
ガス缶を温めるパワーブースター搭載で、火力が落ちないのはありがたいです!
ナイフ①:モーラナイフ「コンパニオン ヘビーデューティ」愛用者が多いエントリーモデル

モーラナイフは商品名ではなく、ブランド名(会社名)です。
ブッシュクラフトの本場、スウェーデンのモーラ地方で生まれた伝統的なナイフのブランドで、初心者からベテランまで愛用者が多いことで知られています。
種類がかなり多いモーラナイフですが、そのなかでも人気の「コンパニオン ヘビーデューティ」は、シンプルな構造のシースナイフで初心者でも使いやすいのが魅力です。
シースナイフとは?
さや(シース)に刃を納めるタイプのナイフ。その他には、折りたためる「フォールデイングナイフ」やさまざまなツールが一つになっている「ツールナイフ」などの種類がある。

ナイフを使って薪割りをすることを「バトニング」といいます。
バトニングをするためのナイフは強度が必要なので、刃の厚みが重要。
「コンパニオン ヘビーデューティ」は刃厚が3.2mmあり、同メーカーの従来モデル「コンパニオン」の刃厚2.5mmと比べると厚みが1.3倍で、より頑丈です。
細い薪を割ったり、小枝などを切ったりするのには充分な堅牢性があります。
「モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティ」でバトニングするときは、しっかり乾いていて太すぎない薪を選ぶのが大切。硬い広葉樹や太い薪を無理してバトニングすると、刃が欠ける可能性があるので、オノやナタを使ってください。

フェザースティックは、ナイフで木を削り先端を羽のようにしたもので、焚き火の着火に使います。
コンパニオン ヘビーデューティはハンドルがラバーで持ちやすく、初めてでもコツをつかめばフェザースティックが簡単にできました。
このナイフがあれば、なるべく自然の中にあるものからアイテムをつくり出すブッシュクラフトスタイルのキャンプが楽しめますよ。

コンパニオン ヘビーデューティは無駄のないシンプルなデザインに「MORAKNIV」のロゴが入っていておしゃれ。
ナチュラルなオリーブカラーも気に入っています。
また、ハンドルがラバーなので滑りにくく、手が小さめの私にも握りやすいです。
付属のプラスチックシースに納めるとしっかりホールドされるので、刃が抜け落ちることなく安全に持ち運べます。
シースはベルトに掛けることもできますよ。

ナイフ②:モーラナイフ「コンパニオン ヘビーデューティ」愛用者が多いエントリーモデル
モーラナイフコンパニオンスパークはカラーラインナップが豊富で、ポップなものも用意されています。
カラーをまとめると、以上の5カラーから選べるので、ほかのギアと色を揃えるのもいいですね。
- イエロー
- グリーン
- ブラック
- ブルー
- レッド
刃厚は約2.5mm、重量は約92gと細かい作業に向いている仕様です。
食材などを薄く切ったり、皮をむくのに丁度いいくらいの刃厚で、極薄でもないため気軽に扱えます。
約92gの重量は、コンビニのおにぎりより少し軽いくらいとイメージしてください。
コンパニオンスパークはサビに強いステンレス製。
アウトドアナイフの主な材料はステンレスかカーボンで、切れ味が多少劣るものの、サビにくくメンテナンスしやすいのはステンレス製です。
なので、水辺で使ったり料理するなら、ステンレス製のほうがストレスありません。

柄に収納可能なファイヤースターターが付属。
ロッド部分にナイフの背を滑らせ、火花をちらして着火します。
ファイヤースターターを忘れて困ったときにも助かります。


ナイフ②:オピネル no.8

フランスの伝統的なナイフブランド・オピネル。
1890年にジョセフ・オピネルにより考案されたナイフは、現代も基本的なデザインを変えることなく製造されています。
その中でもオピネルNo.8は調理に最適…!

シンプルで丸いフォルムは素朴でかわいいですね。刃は折りたたんで柄の中に収納します。
刃の材質はサビに強いステンレス。
カーボン製の刃ほど切れ味はないものの、メンテナンスしやすく扱いがカンタンです。
基本的な手入れは、拭く・洗う・研ぐでOK。
不用意に刃が出ないようロック機能も完備。
リング状の金具を回すだけのシンプルな構造ですが、あると安心。
このロック機能は使用時・収納時のどちらでも使用できます。


買ってよかったキャンプ用品⑤:ランタン
ランタンは人によってこだわりのポイントが強く出ますよね。
今はLEDが人気ですが、ガスやオイルランタンの雰囲気も大事にしたい。
そんな(いい意味で)わがままユーザーのためのランタンを紹介します。
ランタン①:ハリケーンランタンといえばこれ!持ち運びしやすいサイズの「デイツ80」
ハリケーンランタンの代表とも言えるのが「デイツ80」。

デイツ80の特徴は、この美しいフォルム。
モデルによってホヤ(ガラスカバー)の形が違いますが、デイツ80のホヤは「なすび型」と呼ばれる細長い形をしています。
この細長いホヤのスタイリッシュさに惹かれるファンも多いとか。

デイツ80はキャンプでずっと眺めていたくなるランタンです。
カラーバリエーションは黒、赤、ブロンズなどがありますが、私のお気に入りは緑×ゴールド。
正直、このカラーに一目惚れしました!
存在感たっぷりなので吊るしても地面に置いても映えますし、デイツ80があるだけでキャンプサイトが華やかになりますよ。

オイルランタンの灯りはLEDランタンには出せない癒しの空間を演出します。
デイツ80のホヤ(ガラスのカバー)は大型で燃焼する空間が広いので、炎が安定してきれいに見えますよ。
ホヤはすべて手作りなので形や厚みにややバラつきがあります。
つまり、自分のランタンだけにしかない特別な灯りが見られるということ。
なんともロマンがありますよね!
オイルランタンはサイト全体を照らせるほどの光量はないので、LEDランタンなどと組み合わせて使用するのがおすすめです。

デイツ80に限らずハリケーンランタンは構造がシンプルなので使い方が簡単です。
ガソリンランタンのようなマントルの装着やポンピングなどは不要で、芯に火を付けるだけですぐ使えます。
使用後はホヤにススが付きますが、ガラスクリーナーなどでふき取るだけでOK。
ランタン初心者でも直感的に使えますよ。
カラーも豊富で黒・ブロンズ・赤・青・真鍮などがありますが、特に真鍮製はほとんど定価で出回らない激レアモデルとなっています。
デイツ80には長年変わらない完成された美しさがあると感じます。
デイツ80の燃料は灯油なので、ガソリンスタンドなどで簡単に調達できコスパもいいです。
ただ、灯油は燃やすとススが出やすいのがデメリット。
灯油より値段は高いですがパラフィンオイルを使えばススが出にくく灯油臭さがありません。
私の使っているパラフィンオイルは注ぎ口にノズル付きでタンクに注ぎやすいタイプです。
パラフィンオイルには虫除け効果のあるタイプも販売されています。


ランタン②:ベアボーンズ「レイルロードランプLED」レトロな雰囲気がたまらない
「レイルロードランプLED」は、かつて北米の鉄道作業員が使っていたランプをモチーフにしたヴィンテージデザインがおしゃれ。
樹脂製のガラス風セードはあえて気泡を入れて光に陰影が出るように工夫され、LEDランタンとは思えないほど趣きがあります。
専用リチウムイオン充電池はUSBケーブルでの充電可能。
つまみを回すと無段階に光量を調節でき、最大は200ルーメンとムーディな雰囲気にぴったりです。
ランタン③:フュアーハンド「ランタン ベイビースペシャル276」雰囲気重視なら
ドイツ製の歴史のあるデザインのオイルタイプ「ランタン ベイビースペシャル276」。
別名ハリケーンランタンとも呼ばれ、強風に強いのが特徴です。
やさしくゆらめく炎とランタンの佇まいが、キャンプサイトの雰囲気を格上げすること間違いなし。
面倒な準備やメンテナンスも要らずに長く使え、キャンプの相棒になってくれる一台です。


買ってよかったキャンプ用品⑥:焚き火台
今やキャンプと言えば、「焚き火」
そんな焚き火を楽しむための焚き火台を紹介。
ド定番からソロ用までの至極の一品を紹介します。
焚き火台①:ユニフレーム「ファイアグリル」

ユニフレームのファイアグリルは、焚き火台とバーベキューグリル両方の要素を持っています。
焚き火台として使う場合、4本のスタンドがしっかりと支えるので、太い薪をたくさん置いても安定します。
直火禁止のキャンプ場では、地面に灰が落ちることも注意しなければいけませんが、ファイアグリルなら灰はロストルの下に溜まり、灰が落ちる心配がありません。
付属の焼き網をセットすればバーベキューもできますし、20kgの耐荷重があるので、スキレットやダッチオーブンを載せることも。
また、別売りで鉄板やポットハンガーなどのオプションアイテムがあるので、お湯を沸かしたりご飯を炊いたりと、1台あればいろいろな調理ができます。

ロストルとは、炉の中に敷いて風通しをよくする火格子のこと。
ファイアグリルは、穴のあいたロストルを炉の底に敷くことで、燃焼効率を高めています。
また、炉と焼き網を45°ずらして置くことで、四隅に空間ができるところが使いやすさのポイント。
一般的なグリルは、炭の上に完全に網が乗っている状態なので、網の上で食材を焼いているときは炭の調整ができません。
その点ファイアグリルは、空いている四隅から調理中でも火の量を調節できます。
また、網の四角は火力が弱いので、焼きあがった食材を保温しておけて便利!
ファイアグリルは使いやすくて燃焼効率が良く、独特の構造をしています。

ユニフレーム本社は”金物の町”として知られている新潟県燕三条市にあり、その鍛冶技術は世界トップレベル。
ファイアグリルには耐久性の高いステンレス素材が使われているので、強力な炎の熱による変形にも耐えられ、ダッチオーブンも乗せられるほどの耐荷重も持ち合わせています。
これほどの品質を保ちながら1万円以下と手に入れやすい価格なのは驚きです!
ファイアグリルは別売りのオプションが豊富なので、さまざまな用途で幅広く使えます。
例えば、重いダッチオーブンを載せられる極太のヘビーロストル、置き場所に困るトングなどを掛けておけるハンガー、炒め物ができる鉄板など。
焼き網やロストルはスペアパーツがあるので壊れても安心です。

焚き火台②:ピコグリル398

ピコグリル398の本体がとにかく軽くて、初めて手にした時は驚きました。
なんと重さは袋も含めて428g(!)
350mlの缶ビールとほぼ同じ重さなんです!
ほかのギアと比較しても、これより軽い焚火台はなかなか見当たりません。

そして薄さもピカイチ。
1~2cmで収まるので、かさばる心配がありません…!
荷物が多くなることが多いキャンプではかなり嬉しいですよね。
バックパックに入れて運びやすいので、とくに沢登りする方やバイクキャンパーにもイチオシ!

軽いだけでなく剛性もあるので大きめの薪を入れてもまったく問題ありません。
安定感は抜群ですよ。
焚火台として快適に使える機能はそのままに軽さを追求し、ムダを削ぎ落としたデザイン。
その洗練されたユニークなビジュアルは美しく、多くのキャンパーが憧れるギアです。
また、「環境問題に配慮して最小限のパーツでデザインする」という北欧ブランドらしいポリシーも素晴らしいですね。

本体の重量はわずか約365gで、折りたたむと厚さ1cmのフラット形状になります。
A4サイズよひと回り大きなケースに収納可能!
この圧倒的な可搬性で、バックパックでの持ち運びもストレスなくラクラクです。
組み立ても、フレームを広げて火床をはめ込むだけで完了。

燃焼効率がよく、火の扱いがカンタンな構造です。
薪の方向がそろえられる・火床に複数のスリットがあるなど、空気の通り道をしっかり確保できます。
経験の浅い初心者キャンパーでも気軽に焚火を楽しめていいですね。
付属するスピットはゴトク・串焼きに使えて便利です。
シンプルなデザインでかさ張らず、本体と一緒にケースに収納できます。

曲がった板とフレームだけのシンプルでユニークなデザインが目を引きます。
スマートで機能美を感じられるデザインがカッコいい!
実際に使ってみると、組み立てがラクで焚火台としても使いやすいと好印象。
とくに、大きな薪がそのまま使える火床のデザインは見事です。
ビジュアルだけのギアではなく、ファンが多いのも納得できますね。


買ってよかったキャンプ用品⑦:その他アクセサリーなど
その他、これがあってよかった・助かった商品を一覧で紹介します。
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