テント、寝袋、ウェアなど、揃えるとなると無限にあるキャンプ用品。
ネットやSNSで見てかっこいいと思ったキャンプギアでも、実際手元に届いてみたらなんかイメージしてたのと違う・・なんて思ったことありませんか?
本記事では、あらゆるキャンプ用品を試してきたCAMPON編集部の5名が本気で厳選した、買ってよかったキャンプ用品10選を紹介!
『もうこのギアしか使えない』『値段以上に長く愛用している』など評価の理由は様々。

キャンパー目線の至高のセレクトをご覧ください!
Index
こだわったほうがいいキャンプ用品は?
そもそもキャンプギアの中で、特にこだわった方がいいギアはどれなのか?



とはいえ、購入するものが多いキャンプにおいて、すべてのギアをこだわるのは予算的に厳しいのも事実。
実際にCAMPON編集部では、CAMPONの公式instagramをフォローしてくださっている100名のキャンパーを対象に、こだわってよかったキャンプ用品は何かというアンケート調査を実施。
- 調査期間:2024.7.1~2024.8.31
- 調査人数:100名(CAMPONの公式instagramのフォロワー)
- 調査方法:選択式アンケート
調査の結果、キャンプ用品にかけた金額で最も多かったのは20万円から30万円という回答でした。
ファミリーキャンプやグループキャンプをメインでする方は、それだけチェア台数なども必要になるため出費が重むのでしょう。
本アンケートの本題である、こだわったギアというアンケート項目で多かったのは、やはりテントでした。
グランピングやコテージなどが流行っている今日ですが、居住スペースの軸となるテントは多くのキャンパーが最重要視する部分だとうことが本調査を通して改めて感じました。
有名ブランドから海外製品まで価格はピンキリ。
コスパのいいアイテムを揃えるのか、ブランドや雰囲気を統一させるか迷っている方は、下記で紹介する5アイテムを買っておけば間違いないでしょう。
買ってよかったキャンプ用品5選!後悔しないキャンプギアはこれ!
ここからは、CAMPON編集部5名が議論に議論を重ねて決定した、買ってよかったキャンプ用品を5アイテム紹介していきます。
選出したアイテムは、テント・チェア・寝袋・調理グッズ・小物からそれぞれ1つ。
今回5つのアイテムを厳選した編集部スタッフは次の5名。















まずは、キャンプサイトの主役。誰もがこだわるテントから紹介します。
買ってよかったキャンプ用品【テント編】
- 1人でも2人でも丁度良い絶妙なサイズ感
- 設営が簡単に出来るセットアップガイド付き
- 通気性が抜群にいい
- 価格が高い
- 人気商品のため他のキャンパーと被りやすい
- 1人でも2人でも丁度良い絶妙なサイズ感
- 設営が簡単に出来るセットアップガイド付き
- 通気性が抜群にいい
- 価格が高い
- 人気商品のため他のキャンパーと被りやすい
なんだサーカスTC+(tent-Mark DESIGNS)か・・と思った方もいることでしょう。
大人気キャンプギアの代表格ではありますが、私が利用して感じたのはサイズ感が抜群にいい点。



サーカステントTC+はソロキャンプだとフリースペースが広く快適に、2人でもストレスなく過ごせる絶妙なサイズ感。
それでいて防水性能も海外の安いメーカーのTC素材よりも優れていて、悪天候のキャンプでも心配いりません。
キャンパーから再販してほしいとの声が多くあって復刻されただけあるなと、使ってみて私も感じました。
ちなみに、オートキャンプを楽しむ芸人のダイアン・ユースケさんも自信のYouTubeチャンネルでサーカスTCのテントを紹介しています。
ソロキャンプに持って行くテントは正直サーカスTC+一択です。


買ってよかったキャンプ用品【寝袋編】
続いて紹介するのが、寝袋(ダウンシェラフ)です。
特に避暑地でのキャンプは夜が冷え込むため、ある程度のスペックが求められます。
近年改良が重ねられ、質の高い寝袋が各ブランドから発表されていますが、編集部が選ぶのは一体どれなのか?



- 軽くて持ち運びもラク
- 3シーズン対応しているアイテム
- -16度まで対応しているため国内だとまず夜寒くない
- キッズサイズの展開がない
- 大人気で店頭だと売り切れていることもある
- 軽くて持ち運びもラク
- 3シーズン対応しているアイテム
- -16度まで対応しているため国内だとまず夜寒くない
- キッズサイズの展開がない
- 大人気で店頭だと売り切れていることもある
私は冬だけでなく一年通してキャンプにいくので、以前からオールシーズン使える寝袋を愛用しています。
ただ前に購入した海外メーカーの寝袋は、湿気で内側が蒸れてしまい快適に眠れませんでした。
そんな時に出会ったNangaのAURORA light 750DX COYOTE。
不快な湿気を逃がしてくれる性能に感動しました。
私が購入したコロナ禍の時期は売り切れている店舗も多かったですが、現在は好きなカラーも選んで購入できます。
持ち運びしやすい。温かい。通年使える。三拍子揃った最強ダウンシェラフです。





私はよくアウトレットのモンベルでアウトドア用品を購入しているので、できればモンベルで揃えたいなと思っていた時に出会った至高のシュラフです。
色々なシュラフを店頭で試しましたが、まず軽さに驚きました。
今まで使っていたシュラフは、どうしてもかさばるなというイメージを持っていましたが、モンベルのシームレスダウンハガーを購入してからはそのストレスもなくなりました。



買ってよかったキャンプ用品【チェア編】
キャンプの醍醐味といえば、焚き火の揺れる炎を見ながらゆったりと過ごす時間ですよね。
そのため、意外と立って作業している時間よりも座っている時間の方が長いという方も多いのではないでしょうか?
薪の炎の調整や調理など座って作業する時間が長い場合、当然チェア(椅子)の機能性も重要です。
ここからは、キャンプで最も使用する時間が長いチェアのおすすめを紹介します。
コスパNo.1との呼び声が高いフィールドのギア。
中でもこのハイバックチェアの座り心地は最高です!
頭をしっかりホールドしてくれるので、長時間座っていても体勢がキツくなることがありません。
また難燃性に優れているので、焚き火をしている時に飛んでくる火の粉で穴が開くなんていう心配もないでしょう。



買ってよかったキャンプ用品【小物編】
最後に紹介するのが、持っているとなにかと便利なナイフです。
調理をする際だけでなく、薪割りにも使えるモーラナイフは一本持っておいて損はありません。
ナイフもピンキリですが、このモーラナイフはまさにコスパ抜群という言葉がピッタリ。
高品質なスウェーデン鋼を使用し、鋭い刃は切れ味抜群です。



刃こぼれもしにくく、ハンドル部分も強いグリップ力で握りやすくなっているのも隠れたおすすめポイント!
十分な強度がありながら研ぎやすさもあるモーラナイフのコンパニオンヘビーデューティは、キャンプ初心者からベテランキャンパーまで満足するアイテムといえます。
CAMPON編集部がオススメ商品をレビュー
ここからは、紹介してきた『買ってよかったキャンプ用品』の中から、寝袋編で紹介したモンベルのシームレスダウンハガーと調理・グッズ編で紹介したコンパニオンヘビーデューティ(モーラナイフ)のレビューを紹介していきます。
実際にキャンプで使った時のイメージができるよう、より詳細な商品レビューになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
モンベルのシームレスダウンハガーの使用感をレビュー
登山用として開発されたダウンハガーシリーズは、900、800、650フィルパワーの3つのシリーズがあり、さらに適応温度によって分けられます。
各モデルの対応シーズンは下記をご参考ください。
- 雪山、厳冬期:EXP・#0・#1・#2
- 春・秋・冬:#2・#3
- 夏:#5・#7
#3モデルは快適温度4℃、使用可能温度-1℃が目安で、3シーズンの登山やキャンプに幅広く使えるバランスの良さが特徴です。
厳冬期以外のキャンプでは『#3』を1つ持っておけば、問題なく過ごせます。
今回使用したモデル『ダウンハガー800 Women’s #3』は800フィルパワーのEXダウンを使用したモデル。
保湿性があるのに軽量かつコンパクトなのが特徴です。
ダウンハガー800のレギュラーサイズは身長183cmまでに対応しています。
ダウンハガー800 Women’sは身長173cmまでに対応とレギュラーより小さめで、肩部分も女性にフィットするよう狭くしています。
これにより、シュラフ内に余計な隙間ができず、保温効果がアップしています。
さらに女性は足が冷えやすいので、足元のダウン量を増やしてより快適に睡眠できるよう工夫されています。
ダウンハガー800 Women’s #3は、首元から足元まで両開きのジッパーで開閉できるので、気温に応じてさまざまな使い方ができます。
例えば、少し暑いと感じたら足元部分のジッパーを開けて足だけ出して寝ることも可能。
モンベルの店員さんに聞いたところによると、足元を開ければシュラフに入ったまま歩けるので、夜にテントから出て星や夜景を眺めたいときに便利、とのことでした。
もっと暑ければジッパーをすべて開け、掛け布団のように使うこともできます。
反対に寒いときは、顔周りのアジャスターを閉めて冷気をシャットアウトすれば保温性アップ。
また、右ジッパーモデルと左ジッパーモデルがあるので、同じダウンハガーシリーズでジョイントすることも可能です。
また、元々登山用としてつくられたシュラフなので、重さも547gと軽量でコンパクト。
実際、私はテント泊登山や徒歩でのソロキャンプに持っていきますが、軽くてまったく負担になりません。
同じモンベルの化繊綿を使ったバロウバッグの#3タイプは1050g。
布団型のダウンファミリーバッグの#3タイプは1207gなので、適応温度が同じモデルと比較しても圧倒的に軽いことがわかります。
モーラナイフのコンパニオンヘビーデューティの使用感をレビュー
モーラナイフは商品名ではなくブランド名(会社名)です。
ブッシュクラフトの本場、スウェーデンのモーラ地方で生まれた伝統的なナイフのブランド。
コスパの良さがキャンプ初心者からベテランキャンパーにまで愛用されています。
種類が多いモーラナイフですが、その中でも人気のコンパニオンヘビーデューティは、シンプルな構造のシースナイフで初心者でも使いやすいのが魅力です。
その他には、折りたためるフォールデイングナイフやさまざまなツールが一つになっているツールナイフなどの種類があります。
ナイフを使って薪割りをするバトニングをするためのナイフは、強度が必要なので刃の厚みが重要です。
コンパニオンヘビーデューティは刃厚が3.2mmあり、同メーカーの従来モデルであるコンパニオンの刃厚2.5mmと比べても厚みが1.3倍でより頑丈です。
細い薪を割ったり、小枝などを切ったりするのには充分な堅牢性があります。
フェザースティックはナイフで木を削り先端を羽のようにしたもので、焚き火の着火に使います。
コンパニオンヘビーデューティはハンドルがラバーで持ちやすく、初めてでもコツをつかめばフェザースティックが簡単にできました。
モーラナイフコンパニオンヘビーデューティでバトニングするときは、しっかり乾いていて太すぎない薪を選ぶのが大切。硬い広葉樹や太い薪を無理してバトニングすると刃が欠ける可能性があるので、オノやナタを使ってください。
このナイフがあれば、なるべく自然の中にあるものからアイテムをつくり出すブッシュクラフトスタイルのキャンプが楽しめます。
コンパニオン ヘビーデューティは無駄のないシンプルなデザインに『MORAKNIV』のロゴが入っていておしゃれ。
ナチュラルなオリーブカラーもキャンプにマッチするカラー。
またハンドルがラバーなので滑りにくく、手が小さめの方にも握りやすいです。
付属のプラスチックシースに納めるとしっかりホールドされるので、刃が抜け落ちることなく安全に持ち運べます。
まとめ
ここまで、CAMPON編集部のメンバーが本当に買ってよかったキャンプ用品を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
キャンプギアのブランドを統一するキャンパーの方も多くいると思いますが、機能面やコスパの良さなどを重視してギア選びするのもキャンプの良さだったりします。
シースナイフはキャンプ好きな方へのプレゼントとしても最適です。
ぜひ本記事で紹介したアイテムを手にし、キャンプライフを充実させてみてください。
また別記事で紹介している、買ってよかったおすすめアウトドアパーカーも合わせてご覧ください。