そんな方も少なくないと思います。
今回はそんなキャンプ初心者さんに向け、これさえ揃えれば今すぐにキャンプへ行ける!という必要最低限の道具を紹介します!
3月下旬頃から春キャンプのシーズンがスタートするので、悩めるキャンプ初心者さんは必見です!
さち
キャンプ好きの友達の話を聞いて興味を持ち、情報収集をしている初心者キャンパー。
初心者ならではの目線で、キャンプだけでなくいろいろなアウトドアシーンで使えるコスパ重視でおしゃれなウェアーやキャンプギアを紹介します。
キャンプの魅力
キャンプの魅力ってなんだと思いますか?
大自然の中でゆったりと過ごすのがキャンプの醍醐味。
自然を大いに感じることができるのがキャンプのいいところです。
予定に追われることもなく自然の中で自由に過ごす時間は日常の喧騒を忘れることができ本当に癒やされます。
自然の中で食べるご飯の美味しさや、焚き火を囲んでほっと一息つくのもキャンプならではの魅力の1つ。
キャンプの魅力はキャンプを楽しむ人の数だけあります。
必要最低限の道具
キャンプに行くためには準備や道具が山程あるように思っていませんか?
実は必要最低限の道具はこのたった5つだけなんです。
- テント
- ペグハンマー
- シュラフ
- マット
- ランタン
そう考えると少しハードルが下がりますよね。
ここから道具の選び方を1つずつ紹介するので最後までぜひチェックしてください!
テント
キャンプをする際に最も重要な道具がテントです。
テントはキャンプをする際の拠点になり貴重品やプライバシーを守る役割もあります。
テントの代表的なものは「ドーム型テント」「ロッジ型テント」「ワンポールテント」の3種類。
その中でも特におすすめなのが「ドーム型テント」です。
初心者でも組み立てやすく、居住空間の広さなどのバランスも良いためビギナーからベテランまで最もファンの多いテントと言われています。
耐水圧 |
アウトドアでは突然大雨に降られることも。 最低でも1,500mm以上のものを選ぶようにしましょう。 |
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サイズ |
表示されている使用人数は「最大収容可能人数」なので表示人数からマイナス1~2人での使用がおすすめ。 また、インナーテントの床サイズが270×270cm、または300×300cmかを目安にしてみてください。 |
ペグハンマー
ペグハンマーとはペグを地面に打ち込むために必要なペグ専用のハンマーのことです。
ペグはテントを購入した時に一緒についていますが、ハンマーは別途購入が必要になる場合がほとんどですので忘れずに用意するようにしましょう。
シュラフ(寝袋)
キャンプで布団の役割をするのがシュラフです。
しっかりと睡眠をとるためにもシュラフは必須アイテム。
シュラフは大きく分けてマミー型と封筒型の2種類に分けられ、季節や泊まる場所の気温に合わせて準備する必要があります。
マミー型 |
寝姿がミイラに似ていることからミイラを意味するMummy(マミー)と名付けられています。 体にフィットするようなつくりになっているので気密性が高く、保温性に優れているため秋冬や寒い地域でのキャンプにおすすめ。 |
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封筒型 |
長方形で2枚の布団を封筒のように合わせた形状。 圧迫感が少なく、シュラフ内で寝返りを打ったり自由に動くことができます。 |
マット
マットは快適に眠れるようにシュラフの下に敷く、敷布団の役割をするアイテムのことです。
テントシートは薄いのでそのまま寝ると地面に直接寝ているような感覚に。
しっかりと休息をとれるようにマットは必ず用意するようにしましょう。
マットは大きく分けて「インフレーターマット」「エアーマット」「クローズドセルマット」の3種類があり、初心者には電動ポンプや手動で空気を入れて使用する「エアーマット」がおすすめです。
マットの厚さを空気の量で調整でき、手頃な価格のものが多いのが魅力。
使わないときはコンパクトにまとまるので収納スペースを取りません。
ランタン
照明のない野外で過ごす夜は想像以上に暗くなるので、キャンプサイトを明るく照らすランタンは必要不可欠なアイテム。
ランタンは大きく分けて「LEDランタン」「ガスランタン」「灯油ランタン」「ガソリンランタン」の4種類があります。
この中で初心者にも扱いやすいのが「LEDランタン」です。
道具を揃える時の注意点
そんな初心者さんのために、道具を揃える時に気をつけたい4つの注意点を紹介します。
人数 |
キャンプの人数は人により様々。 だからこそ快適に過ごせるよう参加人数とサイズ感がマッチするようなアイテムを選ぶことが大切です。 |
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目的 |
キャンプでどんなことをしたいのかにより必要な道具が変わります。 キャンプに行く前にどんなことをしたいのか考えておきましょう! |
汎用性 |
キャンプの道具は汎用性があるものを選ぶと荷物を減らすことができたり、他の場面で使うこともできるのでおすすめです。 道具を選ぶときに1つの基準にしてみてください。 |
予算 |
キャンプ道具の価格帯はとても幅広いです。 上記の3つも加味しつつ予算にあったものを購入できるといいですよね。 |
どの道具を選ぶ時も基準になると思いますのでぜひ参考にしてみてください!
季節ごとの道具
ここでは季節ごとの必需品を紹介します。
季節により必需品が変わるので、最低限必要な道具に追加で準備するようにしてください。
春・夏
春は比較的空いているキャンプ場が多く、過ごしやすい陽気のため実はキャンプにおすすめの季節。
キャンプ場により桜や新緑など、春ならではの景色も楽しむことができます。
夏のキャンプは海水浴や川遊びなどアクティビティが多く楽しみの幅が広がりますよね。
キャンプと言えば夏を思い浮かべる方も多いと思います!
そんな春・夏キャンプに持っていきたい道具を3つのカテゴリに分け紹介いたします。
日焼け防止グッズ
キャンプでは紫外線を長時間浴びることになるので、日差しの強くなる季節は日焼けを防止するアイテムが必需品となります。
日焼け止めは、SPFとPAの値を選ぶ基準にしてみてください。
キャンプではSPF50+、PA++++がおすすめ。
日焼け止めだけではなく帽子やアームカバー・サングラス等でしっかりと紫外線対策をしましょう。
暑さを対策するグッズ
特に夏のキャンプで1番つらいのが「暑さ」です。
寝苦しかったり暑すぎて体調を崩さないよう、小型扇風機・保冷剤等の暑さを対策するグッズを用意しておきましょう。
虫除けグッズ
虫が苦手、という人は多いと思います。
虫除けスプレー・蚊取り線香・メッシュ付きタープ等いろいろなグッズで虫除けすることができるので準備しておくようにしましょう。
秋・冬
秋は暑さが落ち着き穏やかな気候、虫も減ってくるので過ごしやすくなります。
美しい紅葉の中でキャンプができるのは秋だけなのでおすすめです!
冬キャンプは夏に比べ利用者が少ないので静かに過ごしたい人にはぴったり。
冬の焚き火は、より火の暖かさを感じられ澄んだ空気で星空も格別。
そんな秋・冬キャンプは日中はもちろん夜間の冷え込みが厳しくなるので寒さ対策が必須です。
防寒グッズ
厚手の洋服、アウターはもちろん帽子・マフラー・手袋等の防寒グッズを取り入れましょう。
湯たんぽやカイロを持っていくのもおすすめです。
暖房器具
一般的には20度を下回ったあたりから暖房器具が必要と言われますが、キャンプでは20度を大きく下回ることも。
防寒着や防寒グッズだけでなく暖房器具を持っておくことで、寒い季節のキャンプも快適に過ごすことができます。
利用シーンやキャンプ場の環境により選べる暖房器具が変わるので注意しましょう。
スコップ
キャンプ場によっては除雪をしていない所もあります。
除雪や雪に埋まってしまったペグを掘り起こすなど、スコップは持っておきたいアイテム。
雪のキャンプ場ではハプニングに出くわすこともあるので1つ持っていると安心です。
シーンごとの道具
キャンプの楽しみ方は人それぞれ。
寝泊まりするだけでなく様々なシーンごとにこちらの道具も追加してみてください。
BBQをしたい
外で食べるご飯って何でこんなに美味しく感じるのでしょうか!
せっかくキャンプに行くならBBQをしたいと思う人も多いですよね。
BBQではコンロや食事をするテーブル・チェア等様々な道具が追加で必要になってきます。
- テーブル・チェア
- コンロ
- 燃料
- 火起こしに必要なもの
- ファイアーグローブ
- 食器類
- クーラーボックス
焚き火をしたい
暖を取ったり、料理を楽しんだり、ゆらめく炎や木の燃える音に癒やされたりと焚き火はキャンプの醍醐味と言っても過言ではありません。
しかしキャンプ場での焚き火は、直火禁止している場所がほとんど。
焚き火をする前にきちんとルールを確認し道具も揃えておきたいですよね。
- 焚き火台
- 焚き火シート
- チャッカマン、ガストーチ
- 着火剤
- 火ばさみ
- 耐火グローブ
- 火消し壺
- チェア
星空を見たい
キャンプ場ではシーズン問わず晴れていれば綺麗な星空を見ることができます。
特に秋冬は空気が澄んでいて星空も格別ですよ。
- 天体望遠鏡もしくは双眼鏡
- ヘッドライト
- 防寒装備
- チェア
まとめ
キャンプを始めるときに全てを一気に揃えようとすると情報収集の時間や金銭的にも大変だなと感じてしまうかもしれません
しかし、最初に書いた5つがあればキャンプを始めることができるんです。
その他のギアは徐々に買い足していけば問題ありません!
更にキャンプ場によってはテントやシュラフ等が一式レンタルできるところや、スタッフがテントの立て方を教えてくれるところもあります。
設備が整っていて初心者に優しいキャンプ場を選ぶことも重要です。
あまりハードルを高く感じず、まずは一歩踏み出してみるのはいかがでしょうか!