春先〜秋にかけて重宝するアイテムといえば、軽量なナイロンパーカー。
ナイロンパーカーといっても、さまざまな種類があって悩む方も多いでしょう。
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は超軽量で、真冬以外であればいつでも使える万能なジャケット。
どれを選んだらいいかわからない方にこそ、おすすめしたいナイロンパーカーです。
本記事では、実際に私が感じたメリット・デメリット、他のナイロンパーカーとの比較しました。
ユーザーの評判・口コミもあわせて紹介しするので、スコーミッシュフーディが気になる方は参考にしてくださいね。
てっさん
友人に誘われて参加したキャンプが楽しく趣味の一環になり、都会ではあまり見ることができない星空を見ながら、コーヒーを飲んで一服する時間が至福と感じるエンジョイキャンパー。キャンプ初心者からベテランの方まで使える、低価格でクオリティの高いアイテムを紹介していきます!
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アークテリクス スコーミッシュフーディの特徴と性能
まずはスコーミッシュフーディの特徴・性能を紹介します。
スコーミッシュフーディ |
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サイズ | XS、S、M、L、XL、XXL |
素材 | Tyono™30ナイロン(DWR加工) |
重量/厚さ | 約140g/4.9オンス |
超軽量で薄く、ストレスを感じにくい
公式野球ボールほどの重さの約140gと超軽量なので、着ていてストレスにならないことが特徴。
また、4.9オンスの薄さで着ている感触がほぼないため、気軽に羽織れるアイテムです。
オンスとは?
生地の厚さを表す単位のこと。(1オンスは約28.35g)
一般的なナイロンパーカーは、10オンス以上あるものも少なくありません。
そのためお気に入りのアウターでも、重いことが原因であまり着なくなった方も多いのではないでしょうか。
スコーミッシュフーディーは軽量なので、着ていてストレスを感じにくいです。
ポケットに収納ができ、かさばらない
アークテリクス スコーミッシュフーディは左胸にポケットがついていて便利。
このような形態を「パッカブル」と呼びます。
パッカブル仕様になっているナイロンパーカーはまだまだ希少なので、荷物をなるべく減らしたいという人にとって魅力的ですね。
スタイリッシュかつ機能的
2020年モデルは、ドローコードと呼ばれる留め具が前身傾の部分に2つ付く仕様になりました。
2019年モデルは1つしかなかったため、片方が細くもう片方は膨れて見えることが起こりやすかったのです。
ドローコードにより、細いシルエットになり、風の入りを防止できるように。
また、2019年モデルは腕の袖部分にベルクロがあったものの、2020年モデルはゴムで袖口を密閉する仕様に変わりました。
ベルクロとは?
面で止められる脱着可能なファスナー。
手首にフィットし、防風や防寒の効果があります。
タウンユースには向かないというデメリットも。
フード部分も頭の形に沿い追従するため、風によってフードが外れる心配をもありません。
不要な機能を削ぎ落としシンプルになり、よりアウトドアで活躍するアウターとなったのです。
チンガードにより着脱のストレスを緩和
ファスナーが顎や首に挟まって痛い経験をしたという人は、少なくないのでないでしょうか。
スコーミッシュフーディの中央にあるファスナーはチンガードがついており、顎や首にファスナーによる接触を防ぎます。
小さなこだわりかもしれませんが、この機能があることにより、着脱のストレスがだいぶ緩和されました。
アークテリクス スコーミッシュフーディのメリット
スコーミッシュフーディをしばらく使ってみて、個人的に感じたメリットをまとめました。
細身でスタイルが良くみえる
スコーミッシュフーディは普段着でも違和感のないスタイリッシュさが特徴です。
胸元にアークテリクスのロゴが入っている以外余計なデザインはなく、シンプル。
ドローコードを絞ってシルエットを調整すれば、スタイルを良く見せる効果も。
手首部分のベルクロも、ゴムになっており腕の形状に合わせてピッタリとフィット。
腕のシルエットも細めなので、タウンユースでも違和感のない見た目です。
着用できる場面が豊富
コンパクトなシルエットでありながら、防風・撥水機能があり、着用シーンが豊富なのもメリットです。
アウトドアシーンで活躍するのはもちろんのこと、近場のお出かけにもさっと羽織れるため使い勝手が抜群。
着用できる場面が多いと「スコーミッシュフーディ1枚あれば大丈夫」という安心感もありますね。
パッカブル仕様でかさばらない
胸ポケットについているポケットで、簡単に収納できます。
アウトドアシーンで荷物が多いと、楽しみも半減してしまいますよね。
しかし、コンパクトに収納できるスコーミッシュフーディはアウトドアの楽しみを一層増してくれます。
アークテリクス スコーミッシュフーディのデメリット
スコーミッシュフーディのデメリットも紹介します。
ポケットの数が1つしかない
一般的なナイロンパーカーは、ポケットは2つ以上ついていることが多いですが、スコーミッシュフーディは胸ポケットが1つしかありません。
ちょっとした荷物をポケットに収納したい人にとっては不便かもしれません。
撥水性が弱い
スコーミッシュフーディは、耐久撥水処理がされているものの、液体に強くありません。
また、シーム処理がされていないので、縫い目から浸水する恐れもあります。
大雨の日に着るのでなければ問題ないですが、台風や大雨のときの着用はなるべく避けましょう。
防水スプレーなどで撥水性を落とさないように工夫するとよいでしょう。
アークテリクス スコーミッシュフーディの評判・口コミ
スコーミッシュフーディを実際に使っているユーザーの評判・口コミを紹介します。
良い評判・口コミ
これらの良い評判・口コミをまとめると、
- 真冬以外は季節問わずに着られる
- 春は中にTシャツ一枚で良く手軽
- 天気の読めない日でもカバンにいれておけば安心
季節問わずに着られる・手軽に着られる・天候の読めない日でも安心なことがわかります。
真冬以外でも着用可能でシンプルなので、毎日着ていても問題ない設計です。
悪い評判・口コミ
これらの悪い評判・口コミをまとめると、
- サイズ感が難しい
- ストレッチがあまり効かない
サイズ感が難しい・ストレッチがあまり効かないことが分かります。
アークテリクスは海外ブランドなので、普段着ているサイズ感よりも大きく感じるかもしれません。
ワンサイズ小さいものを買う、店頭で試着することをおすすめします。
またストレッチがあまり効かないため、ストレッチ感を求める人は、ガンマLTパーカーもおすすめです。
アークテリクス スコーミッシュフーディを他アイテムと比較
スコーミッシュフーディをほかのナイロンパーカーと比較しました。
耐久性でザ・ノース・フェイス「スワローテイルベントフーディ」と比較
まずは、耐久性でザ・ノースフェイス「スワローテイルベントフーディ」と比較しました。
スワローテイルベントフーディの重さは、公式サイトによれば約130g。
スコーミッシュフーディは約140gなので、10gほど重いことがわかります。
ただ、スワローテイルベントフーディの購入者によれば、軽い代わりに耐久性が心配との声もありました。
金網などにひっかかると破けてしまいそうなほど薄い生地。
わずか10gの差ですが、生地感がしっかりしているスコーミッシュフーディに軍配。
透湿性でパタゴニア「フーディニ・ジャケット」と比較
次は、透湿性でパタゴニア「フーディニ・ジャケット」と比較しました。
透湿性とは、服の内部の湿度をどれだけ外側に発散できるかというもの。
透湿性が高ければ高いほど、蒸れた空気を外に排出できるので快適な着心地が実現します。
フーディニ・ジャケットは透湿性が低く、蒸れやすい点がデメリット。
そのため汗をかきやすい方は肌に密着し、着心地が悪く感じるかも……。
一方スコーミッシュフーディは透湿性が高く、季節を問わずに着用できます。
透湿性を求める方はスコーミッシュフーディがおすすめです。
コンパクトさでコロンビア「ヘイゼンジャケット」と比較
最後は、コロンビア「ヘイゼンジャケット」とコンパクトさで比較しました。
ヘイゼンジャケットはスコーミッシュフーディと同様に、パッカブル仕様でコンパクトに折りたためます。
ただし、スコーミッシュフーディと比べるとコンパクトさにかけるのがデメリットです。
アウトドアシーンで着脱をする機会が多い方は、少しでもコンパクトに収納できる方が良いでしょう。
なぜなら手持ちの荷物がかさばると、ストレスに感じることが少なくないからです。
アウトドアシーンでストレスを感じずに楽しみたい人は、よりコンパクトに収納できるスコーミッシュフーディがおすすめ。
アークテリクス スコーミッシュフーディレビューまとめ
スコーミッシュフーディは超軽量で、コンパクトさが売りのナイロンパーカーです。
また、機能性が優れており、タウンユースにも使える万能さも持ち合わせています。
- 約140gと超軽量
- パッカブルでコンパクトに収納できる
- 極端な天候でなければいつでも着用可能
- シンプルでコーディネートしやすい
- チンガードで着脱のストレスが軽減
- ポケットが1つしかない
- 撥水性が低い
簡単に羽織れるので、ヘビーユーザーになるかもしれません。
一度着たら病みつきになるナイロンパーカーをお求めの方におすすめの一着です。