シンプルで優れたデザインと高い機能性が魅力の、カナダのアウトドアブランド「アークテリクス」。
大人のファッションアイテムとして人気が高く、タウンユースにもアウトドアにも取り入れやすいブランドです。
機能や耐久性が抜群で、デザインの種類が多く、どのウェアを選ぶべきか悩みますよね。
アークテリクスのウェアで特におすすめしたいのが「アトム LT フーディー」。
軽くて暖かい、デザインも文句ないので迷ったら絶対これ!
いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
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アークテリクス アトムLTフーディーの特徴と性能
まずはアークテリクス アトム LT フーディーの特徴・性能を紹介します。
レディースMサイズ着用、身長160cmです!
アークテリクス アトム LT フーディー |
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サイズ | XS、S、M、L、XL、XXL |
素材 | ポリエステル/ナイロン (フリース 部分)ポリエステル 94%/ポリウレタン 6% |
重量 | 375g |
どっちがいい?ARとLTの違い
アークテリクスのウェアは「ATOM(アトム)」「GAMMA(ガンマ)」「BETA(ベータ)」など、適応環境や使用状況によりシリーズが分かれます。
ATOM(アトム)は、ミッドレイヤー(中間着)に区分されているシリーズ
ミッドレイヤー(中間着)は、アウターとしてはもちろん、インナーコートとしても幅広く使えるウェアです。
シーズン問わずに着用できるので、使い勝手とコストパフォーマンスにすぐれています。
商品名にはウェアの特徴をあらわすアルファベット2字が入っているため、区別しやすくなっています。
- FL(敏速 & 軽量)
とても軽く着心地がよく、動きやすいモデル - AR(オールラウンド)
さまざまなシチュエーションで効果的に着用可能 - LT(軽量)
ミニマル設計で軽量に作られたウェア - MX(変わりやすい天気)
山の変わりやすい天候に対応した、機能性重視モデル - SL(超軽量)
丈夫で最も軽い素材で、持ち歩きに便利なアイテム
高い撥水性と透湿性
アークテリクス アトム LT フーディーは、DWR(耐久撥水)という加工が施され、レインウェアのように濡れても弾いてくれる高い撥水性があるので、多少の雨の日にも気にせず着用できます。
また透湿性もすぐれ、登山や、蒸し暑い通勤電車で汗をかいても、不快感を感じずに過ごせます。
薄くて軽いのにとても暖かい
アークテリクス アトム LT フーディーを触った感じは非常に薄く、約375g(iPhone13ふたつ分くらい)と非常に軽いのも特徴。
表地にコアロフト中綿という、オリジナルのインサレーション(素材)を使用し寝袋のように快適な着心地と保温性を実現しました。
フィットするサイズ感で、山でも街にも映える
アークテリクスウェアの持つ、アウトドア環境にもしっかり耐えうる機能は備えつつ、シンプルで都会的なデザインは、 アトム LT フーディーにもしっかり継承されています。
山でも街にも映えるスタイリッシュさは魅力的。
フードもしっかりフィット!風の強い日も頭部を守ってくれる
光沢が少なく落ち着いた色味なので、普段着としても最適です。
アークテリクス アトムLTフーディーの使用感
アトム LT フーディーをしばらく着てみて、感じた使用感やメリットを紹介します。
季節を問わず使えてコスパがいい
先ほど特徴でも紹介した通り、ミッドレイヤー(中間着)で使い勝手抜群。
決して安くはないものの、先述したように山でも街でも使えるので、着用頻度が高いです。
フィットしつつ、ハードな動作もしやすいサイズ感
フィット感は「スリムフィット」という、体に密着するデザイン。
細身とはいえ、アークテリクスならではの絶妙な立体裁断のおかげで、体の動きを妨げず動きやすいです。
突っ張る感じもないので、ハードな動きにも耐えられます。
袖周りも手首にしっかりフィット、煩わしさは全く感じない!
袖口の素材の切り替え方も絶妙な丈間なので、細かいところにも配慮が行き届いています。
室内でも快適、肌寒いときに着用できる
着心地が非常に気持ちがいいので、長時間の着用も苦になりません。
まるで寝袋にくるまっているような着用感で、外だけではなく室内でも着やすいのが特徴。
実際、室内が少し肌寒いとき、暖房やヒーターをつけずに着てちょうど良いということもあるので、家の中でも非常に重宝しています。
アークテリクス アトムLTフーディーのデメリット
アークテリクス アトム LT フーディーを実際に着用して感じたデメリットも紹介します。
値段はお高め
機能性の高さ故に相場全体が高めなアウトドアウェアですが、なかでもアークテリクスは強気な値段設定がネックといえます。
公式サイトの価格で33,800円となっています。
とはいえ、その分高機能でデザインもかっこよく、長く愛用できるので間違いのない1着です。
長く使えるので、すぐ買い替えが必要な安いジャケットを買うよりコスパいい!
真冬の寒さは厳しい場合もあり
保温性は高く、1枚でも充分暖かいウェアですが、あくまで分類はミッドレイヤー(中間着)。
そのため、しのげる寒さにも限界があります。
やはりある程度冷えてくると、レイヤリング(重ね着)が必要となってくるので、アウトドア環境でもタウンユースでも気温の変化には充分注意しなくてはいけません。
同じ「アトム」シリーズでも、LTより格段に暖かく、防寒性にすぐれたモデル「アークテリクスアトムAR」もあります。
より暖かさを重視したい場合は、そちらもぜひチェックしてみてください。
アークテリクス アトムLTフーディーの評判・口コミ
アークテリクス アトムLTフーディーを実際に使っているユーザーの評判・口コミを紹介します。
良い評判・口コミ
これらの良い評判・口コミをまとめると、
- とにかく着心地が良い
- 洗濯が手軽にできて便利
- 軽いのに暖かい
口コミでは多くの方着心地の良さをあげていました。
ぜひ1度体感して欲しいほどの快適さ!
また、ダウンではなく化繊インサレーションなので、洗濯がかんたんなのも大きなメリットです。
確かにアウトドアウェアの手入れって正直めんどうですよね。
手間なく洗濯機で簡単に洗えるのは嬉しいポイントです。
悪い評判・口コミ
Twitter上では、製品そのものに対しての悪い評判や口コミといったものは見受けられませんでした。
あえて上げるとしたら、値段の高さが大きなデメリットであることが分かります。
ただ、良い製品であることは間違いないので、あとは予算の兼ね合いで悩むことが多いようです。
アークテリクス アトムLTフーディーを他アイテムと比較
アークテリクス アトム LT フーディーを、他社の代表的なミッドレイヤー(中間着)製品と比較してみました。
ミッドレイヤーの定番パタゴニアの「R1フーディ」と比較
まずは、ミッドレイヤーの定番といわれる「パタゴニア R1フーディー」と比較。
元祖フーディと呼ばれるR1フーディーは、表面がジャージー素材で裏面起毛の軽量フリース素材です。
非常に軽くて薄いのに保温力は抜群で、高いストレッチ性もあるので動きやすさはとても魅力的。
ただし、アウトドア用により特化した製品になっているため、登山やその他アクティビティ用としては良いものの、タウンユースには若干不向き。
山でも街でも着用するといったシーンを考えると、アークテリクス アトム LT フーディーのほうが幅が広く着用できます。
デザイン性の高さでノースフェイス「サンダーフーディー」と比較
次は、デザイン性の高さが人気のザ・ノースフェイス「サンダーフーディー」と比較しました。
都会的でスマートなデザインと高い機能性から多くの人に支持されているザ・ノースフェイス。
なかでも最も使えるミッドレイヤー(中間着)として評判高いサンダーフーディーです。
ダウンと化繊をミックスしたハイブリッド素材は、薄手で暖かく軽くてコンパクトに収納でき、機能面においてはアークテリクス アトム LT フーディーと似たような製品。
ただし、重さが270gなので、より軽いサンダーフーディーに軍配。
見た目はマットな質感が洗練された雰囲気で、非常に都会的なシルエット。
コスパの良さでモンベル「クリマプラス100」と比較
最後は、モンベル「クリマプラス100」とコスパのよさで比較しました。
値段相場が高めなアウトドアウェアのなかで、値段を比較的抑えたウェアを欲しいという方におすすめ。
クリマプラス100は、通年使える通気性と運動性、そして十分な保温性と基本的な機能を備え、アウターにもインナーとしても使える万能フリースです。
価格は公式サイトで5,940円(税込)からと、とても手頃な価格で購入できます。
とはいえ、デザイン性の高さでは、やはりアークテリクス アトムLTフーディーの方が洗練されたかっこよさがあります。
アークテリクス アトムLTフーディー レビューまとめ
アークテリクス アトム LT フーディーは、山でも街でもさまざまなシーンで使える、洗練されたデザインが魅力な1着です。
大人のファッションアイテムとして、着ているだけでこの人はオシャレに敏感な人だなと思われること間違いなし。
ぜひチェックしてみてくださいね。
- 山にも街にも映えるシンプルなデザイン
- アウターにもインナーにも着れて使い勝手が高い
- 撥水性・防水性・保温性などのスペックが高い
- 寝袋に包まれているような着心地の良さ
- 汚れても手入れが簡単
- 「おしゃれに敏感な人」だと思われるブランド力