日差しの強い川辺や海辺に、あると便利な「ワンタッチタープ」。
日陰を作るだけでなく、急な雨も防ぐことができるのでBBQやフリーマーケットなどで大活躍するアイテムです。
設営も簡単なのでキャンプにあると超便利!
しかし、コールマン・ロゴス・カインズなど多くのブランドやメーカーから販売されていて、どれを選べばよいか迷いますよね。
そこで今回は、「風に強いワンタッチタープのおすすめ10選」をご紹介!
おしゃれなデザインのワンタッチタープも合わせて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
ひろ
新しいキャンプグッズに目がなく、商品を購入した週末には予定を立ててしまうくらいのキャンプ好きで、公共交通機関で行けるキャンプ場を探すのが得意とする、旅好きの女性ソロキャンパー。
ワンタッチタープの魅力
ワンタッチタープとは、フレームとシート(フライシート)が一体型になっているタープを指します。
フレームとタープが一体型になっているので、収納バッグから取り出してフレームを引っ張るだけで自立します。
製品によっては一人で組み立てができるほど簡単に扱えるタイプもあります◎
設営の難易度が低いため、アウトドアに慣れていない初心者の方にもおすすめ!
また、基本的にワンタッチタープは重量があるため、多少の雨や風にも対応できます。
テントのようにペグ打ちが必須ではなく、アスファルトや海水浴場の砂浜など、使える場所が多いのもメリットです。
ワンタッチタープの選び方
ここからは、ワンタッチタープの選び方を徹底解説していきます!
ぜひ参考にしてくださいね◎
使用人数で選ぶ
おすすめの使用サイズは以下のとおりです!
- 3〜4人で使用する場合「2×2m」
- 4〜5人で使用する場合「2.5×2.5m」
- 5〜6人で使用する場合「3×3m」
使用人数 | サイズ | 用途別 |
1人 | オープンタープ(フレームなし) |
ソロキャンプ |
2~4人 | 2m×2m |
ピクニック |
4~5人 | 2.5m×2.5m |
キャンプ・運動会 |
5~6人 | 3m×3m |
BBQ |
サイズが大きくなれば重くなるため、バランスを考えて選びましょう!
フレーム素材で選ぶ
アルミ製・・・持ち運びやすさ重視の方におすすめ
フレームがアルミ製のものは、スチール製のものに比べて軽い!
そのため楽に持ち運べるのが魅力です。
運動会や車の乗り入れができない公園やキャンプ場におすすめ。
ただし、アルミ製のタープは風に弱く、風の強い場所で使用する際は注意が必要です。
スチール製・・・強度重視の方におすすめ
スチール製のフレームは、アルミ製のものより頑丈です。
安定感があるため、風が強い場所で使用したい人や長く愛用したい人におすすめ!
ただし、重量があるため持ち運びは大変で、錆びやすいため使用後はしっかり乾燥させる必要があります。
ファイバーグラス・・・バランスの良いものを探している方におすすめ
ファイバーグラス製は、アルミとスチールの中間的な性能を持っています。
耐久性と軽量性のバランスが良いものを探している人におすすめです。
フレームの素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
アルミ | ・軽い | ・風に弱い |
スチール | ・耐久性がある ・価格が安い |
・重い ・さびに弱い |
ファイバーグラス | ・アルミより耐久性がある ・スチールより軽い |
・アルミより重い ・スチールより強度が劣る |
使用シーンで選ぶ
ワンタッチタープには、防水加工やUVカット、メッシュシートなど、さまざまな機能が備わった商品があります。
実際に使用するシーンを想定して、必要な機能がついたものを選びましょう。
真夏・炎天下
日差しや紫外線の量が多いシーズンは、直射日光による暑さや紫外線による肌へのダメージを防ぐことが大切!
そのため、紫外線をカット機能やシルバーコーティングのタープがおすすめです。
製品によっては、より耐性の強い加工がされているものも存在します。
日差しであれば遮光率、紫外線であればUVカット率などで性能が示されており、どちらも数字が高いほど効果的です!
・遮熱性のあるシルバーコーティングで熱中症対策
・UVカット率が高めのもので紫外線対策
・メッシュシートなら暑い時期、風を通しながら虫対策もできる
雨季・雨の多い場所
天候が急に変化しやすい時期や場所での使用は、防水性も重要!
フライシートに防水加工が施されていれば、突然の雨に対処可能です。
シートのつなぎは雨が染みやすいので、シーム加工がされたものもおすすめ◎
より強い防水加工がされているものは耐水圧が記載されており、数字が大きければ防水性が高いと判断できます。
500mmなら弱い雨、1,000mmなら中程度の雨、1,500mmなら強い雨に耐えられるといわれているので、選ぶときに確認してみてください。
・急な雨程度なら耐水圧500〜1,000mmあれば安心
・強い雨には1,500mm以上が必要
焚き火・BBQ
ワンタッチタープの近くで焚き火やバーベキューなど火を扱う場合、難燃性の素材や難燃加工が施されたものを選びましょう。
コットンやポリコットン(TC素材)は火の粉に強いのでおすすめです。
なお、難燃性があるとはいえ燃える場合もあるので、過信するのは危険といえます。
アウトドアを安全に楽しむためにも、火との距離や位置を配慮した上で使うようにしましょう。
・コットンやポリコットンは火の粉に強い
風の強い場所
海辺や強風が予想される場所で使用する場合、風に強いタープを選ぶ必要があります。
そのため、ベンチレーションと、重りについてもチェックしておくのがおすすめ!
ベンチレーションとは、空気を逃がす通気口のことで、強風でもシートが煽られにくくなります。
また、夏の暑さがこもりにくかったり、調理中の熱や蒸気でシートに水滴が付いたりするのも防ぐことができます。
さらに、フレームの脚に取り付ける重りがあると、風で飛ばされたり、人との接触で倒れたりするのを防げます。
ペグ穴があり、地面にペグが打てるタイプのワンタッチタープも、倒れにくくなるでしょう。
・ベンチレーションがあれば風の逃げ道ができ、シートが煽られにくい
・重りがあると重みで風に飛ばされにくい
・ペグ穴があるタイプは固定できるので倒れにくい
風に強いワンタッチタープのおすすめ10選
ここからは風に強いワンタッチタープを厳選して紹介していきます!
コールマン「インスタントバイザーシェードⅡ/L+」
- UVカット率100%で真夏の日差しも遮れる
- 陽の光や熱を通しにくい
- 設営の簡単さでも高い評価を獲得
- サイドカーテンは別売り
- 重りがない
- 設営方式はコーナーロック方式で必要な手間が多い
展開すると軒下の高さは180cmで、多くの人にとって出入りしやすいサイズです。
三段階でお好みの高さに調節できるので慣れない方でも楽に設営可能!
UVカット率は100%と、真夏の刺すような日差しも遮れます。
ペグがあり、パイプはスチール製なので安定感は十分◎
サイドカーテンはないですが、使い勝手のいい高性能タープです!
サイズ | 約300×300×265(h)cm |
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収納サイズ | 約ø19×99cm |
重量 | 約14kg |
耐水圧 | 約3,000mm |
フレーム材質 | スチール |
コールマン「シェード パーティーシェードライト 360」
- 1人で設営可能
- 風をうまく逃がすトップベンチレーション付き
- 選べる2段階高さ調節
- 強風では割りとグラグラする
- 重りがない
1人で組み立てできる自立式フレームを採用したワンタッチテント。
脚のフレームにはアルミを使用し、軽さと剛性を実現。
天井を広げ室内空間を広げるアーチフレーム構造で、広々とタープ内を活用できます◎
また、風を逃がしてくれるトップベンチレーション付きで、風にも強い設計になっています!
サイズ | 約360×360×265(h)cm |
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収納サイズ | 約23×23×88cm |
重量 | 約13kg |
耐水圧 | 約1,000mm |
フレーム材質 | アルミ合金、スチール |
モダンデコ「タープテント ワンタッチ」
- ベンチレーション搭載で風に強い
- UPF50+のUVカット生地を使用
- 3段階高さ調節可能
- 重りがない
UPF50+のUVカット生地を使用し裏面にシルバーコーティングを施したタープです。
強い日光や温度上昇を防ぐので、夏のレジャーでも快適◎
また耐水圧も良く、夕立など激しい雨が降ってきても心配ありません。
テント頂部には自立式で空気を循環させるベンチレーション付き。
風の力を頂部で受け流すことで転倒を防止します。
サイズ | 250×250×240~260cm |
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収納サイズ | 121×17×21(h)cm |
重量 | 約14.5kg |
耐水圧 | 約1,800mm |
フレーム材質 | スチール |
キャプテンスタッグ「クイックシェードDX300UV-S」
- 生地が厚い+シルバーコーティングで遮光性が高い
- 天井ベンチレーションで風に強い
- 収納バッグが丈夫でキャスター付き
- 重りがない
- 強風では割りとグラグラする
生地の厚みと裏側のシルバーコーティング加工で、高い遮光性を発揮!
天井部にはベンチレーションがあるので風が抜けやすく、シェード部分が風であおられるのを防げます。
さらにフライのコーナー部分には、ガイドロープを掛けてタープを固定出来るDリングも装備!
天井部は縫い目からの雨の侵入を防ぐシームレス加工も施してあり、雨にも強い仕様となっています◎
サイズ | 300×300×187cm |
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収納サイズ | (約)54×15×15cm |
重量 | 15Kg |
耐水圧 | 約1,000mm |
フレーム材質 | アルミ・鉄(粉体塗装) |
キャプテンスタッグ「ヘキサゴン ポータブルタープ UA-1056」
- 六角の形状で風に強い
- 天井ベンチレーションとペグで風に強い
- フレームの高さ3段階調節可能
- 重りがない
フレームを広げてフライシートを被せるだけの簡単設営で、アウトドア初心者の方でも扱いやすいのがメリットです。
また、フライシートの天井部分にはベンチレーション装備し、タープ内に入ってくる風をコントロール可能!
さらに頑丈な鉄製のフレームを6本のガイドロープで地面に固定でき、強風にも対応しやすいのが特徴です◎
サイズ | 320cm×380cm×(h)280/270/260cm |
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収納サイズ | 26cm×26cm×125cm |
重量 | 約17.5kg |
耐水圧 | 約1,000mm |
フレーム材質 | スチール・鉄(粉体塗装) |
ロゴス(LOGOS) QセットBlackタープ
- 遮光率100%、UV-CUT率99%以上
- わずか2分の組立て簡単
- 高さ3段階に調節可能
- 空気を外部に逃がすVENT TOPSYSTEM搭載
- 設営に多少力がいる
- マジックテープがシートを傷つけやすい
スタイリッシュなブラックのタープ!
遮光率100%・UV-CUT率99%以上と高性能で、夏の日差しに対応できます。
タープ内外の温度差は最大15℃にもなるとされており、夏のシーズンに最適なアイテムです。
また、複雑なフレームの組み立てがなく、女性でも簡単に設置できるのが魅力的◎
さらに空気を排出するVENT TOP SYSTEMやランタンフックなども搭載しており、アウトドアシーンを快適に過ごしたい人におすすめです!
サイズ | 270×270×230/215/151cm |
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収納サイズ | 122 x 21 x 21 cm |
重量 | 9.6kg |
耐水圧 | 約1,000mm |
フレーム材質 | スチール |
fieldoor「ワンタッチタープテント G03」
- 広げるだけの簡単組立
- 天井ベンチレーション搭載
- 横幕付きで横からの日差しにも対応
- 軽いので風が強い時はロープで固定しないと飛ぶ
- 付属のペグが頼りない
屋根がついている仕様なので、広げて立ち上げるだけのカンタン組立が魅力!
天井にはベンチレーションも付いていて、風にも強いのが魅力です。
フレームは錆に強くて軽量なアルミ製フレーム。
横幕付きで横からの日差しにも対応しているのが嬉しいアイテムです◎
サイズ | (約)2.0m×2.0m×1.35m ~ 2.37m |
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収納サイズ | (約)22cm×22cm×92cm |
重量 | (約)7.4kg |
耐水圧 | 2,000mm以上 |
フレーム材質 | アルミ |
クイックキャンプ「スクリーンタープ QC-ST300」
- 簡単ワンタッチ90秒設営
- UPF50+紫外線カット
- 中からでも開閉できるWオープンファスナー
- 設営に多少力がいる
フルクローズ、フルメッシュ、前後オープン&サイドメッシュ、前跳ね上げ&サイドクローズが可能◎
寒さを避けたいときなど上げ下ろしするだけで簡単に変えられるのがとっても便利です!
雨や虫の侵入を防ぐスカートも装備。
篭った熱を輩出するベンチレーション、メッシュポケットも付いています。
サイズ | 300cm×300cm×210cm |
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収納サイズ | 135×20cm×20cm |
重量 | 9.7kg |
耐水圧 | 1000mm |
フレーム材質 | ファイバーグラス・スチール |
マスターキャノピー「ワンタッチタープテント 2M/2.5M/3M」
- 3段の高さ調節可能
- 大人二人で簡単組立
- キャスター付きの収納袋も付属
- 設営に多少力がいる
高さを3段階に調整できるワンタッチタープ。
フライシートにはベンチレーション機能や、防水・変色防止・UVカットの3重生地を採用。
サイドシートが、紫外線や風、雨、雪などをブロックできます。
シーンを選ばずに使えるのが魅力◎
フレームはさびに強いため、長く愛用するのにぴったりです。
ペグやロープに加えて、キャスター付きの収納袋も付属しているので、使い勝手が良い人気のアイテムです。
サイズ | 200×200×185/196/206cm |
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収納サイズ | 132×23×23cm |
重量 | 約16kg |
耐水圧 | − |
フレーム材質 | スチール |
クイックテント「ワンタッチタープテント メッシュスクリーン」
- 蚊帳テント付属
- 折り畳み傘のようにワンプッシュだけで簡単に回収
- 高さ3段階調節可能
- 立ち上がりがキツい
- 1人で設置するのは難しい
ステンレスフレームで耐久性も高く、長く愛用したい方におすすめなアイテム。
メッシュシート付きなので、夏場のプールやキャンプで蚊帳として使うのもぴったりです!
インナーテントにはボタンが付いていて、テントを回収する際に折り畳み傘のようにワンプッシュだけで簡単に回収できます◎
テントの高さは3段階調節なので、必要に応じてテントの高さを変え、さまざまなシチュエーションで使用できます。
サイズ | 200×200×250cm |
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収納サイズ | 115×22×22cm |
重量 | 約14kg |
耐水圧 | − |
フレーム材質 | ステンレス |
ワンタッチタープの周辺便利グッズ
ワンタッチタープといっしょに使えば快適さが増すグッズを紹介していきます!
メッシュシェルター
タープを囲むようにメッシュシェルターを取りつければ、夏でも虫を気にせず快適に過ごせます!
ワンタッチタープのメーカーにかかわらず使用できるタイプもありますが、サイズを必ず確認するよう注意してください。
ウェイト
ウェイトはワンタッチタープを固定する際に便利!
ペグが打てない場所や強風のときに活躍します。
重さのあるタープでも、急な突風で飛ばされる場合があるので、ウエイトでしっかり固定しておくと安心して使えます。
ワンタッチタープの設営方法
「ワンタッチタープ」の魅力は、設営がとても簡単な点です!
〈3ステップで手軽に設営が可能!〉
- 収納バッグから取り出してフレームを広げる
- シートを被せる
- 支柱を伸ばす
なかには、シートをフレームを広げて支柱を伸ばすだけで完成するタープもあります!
アウトドア初心者でも簡単に設営できるため、キャンプやバーベキュー、運動会や公園遊び、デイキャンプなどにもとても便利です。
また、ペグを打たなくても自立するため、砂浜やアスファルトの上でも使用可能です。
ワンタッチタープ まとめ
今回は魅力や選び方に加えて、おすすめのワンタッチタープを紹介しました。
出して広げるだけで設営が完了する手軽さが魅力のワンタッチタープ。
日よけや雨よけとして活用できますが、デザインや機能、コンパクトさにもこだわるとさらに快適に過ごせます。
キャンプやバーベキューなどをより楽しめるよう、本記事の内容をぜひ参考にしてみてください♪