アーチ型のフォルムがおしゃれで、広い空間を確保できるトンネルテント。
寝室とリビングの両方を設けられる十分なスペースがあるので、ソロやデュオ、ファミリーまで多くのキャンパーから人気を集めています。
しかし、様々なメーカーから発売され種類も豊富なので、どれを選べば良いか迷う人もいますよね。
そこで本記事では、トンネルテントおすすめ5選を紹介していきます。
ソロ向けからファミリーキャンプ向けまで詳しく解説しているので、購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
てっさん
友人に誘われて参加したキャンプが楽しく趣味の一環になり、都会ではあまり見ることができない星空を見ながら、コーヒーを飲んで一服する時間が至福と感じるエンジョイキャンパー。キャンプ初心者からベテランの方まで使える、低価格でクオリティの高いアイテムを紹介していきます!
Index
トンネルテントとは
その見た目から、かまぼこ型、いもむし型とも呼ばれています。
高い天井や広々としたリビングスペースを確保でき、雨や風にも強いという魅力があります。
シェルターのように使ったり、インナーテントを取り付けてツールームテントのように使ったりできるので、汎用性が高いのが特徴。
キャンプに行く人数に合わせてカスタマイズできるのも人気のポイントです。
トンネルテントのメリット
ここからはトンネルテントのメリットについて詳しく解説していきます。
広い空間
トンネルテントの一番のメリットは居住空間を広く取れること。
ポール自体がアーチ状になるためテント内部に余裕ができ、快適な空間が生まれます。
天井が高く、寝室とリビングの両方を設けられる十分なスペースがあるので、タープいらずで過ごせるのが大きな魅力です。
設営が簡単
トンネルテントはタープとテントの一体型なため、一回の設営でタープとテントを同時に設営できるメリットがあります。
また、設営方法も簡単で、3〜4本のポールをフライシートにセットして広げるだけです。
ドームテントに比べポールの数が少ないため、慣れると一人で約15分〜30分ほどで設営が可能です。
風に強い
トンネルテントにはアーチ型のポールが複数使われ、風を逃がす構造になっているため、強風にも耐えられるのが特徴です。
浜辺でのキャンプや風の強い天候時のキャンプでも安心して使用できます。
トンネルテントのデメリット
トンネルテントのデメリットについても詳しく見ていきましょう。
ソロキャンプだと運ぶのが大変
トンネルテントはポールが長いため、収納時のサイズが大きくなります。
特にバックパックでのソロキャンプには不向きで、車での移動が前提になります。
また、テントとタープが合体しているため重量が重く持ち運びに苦労します。
熱がこもりやすい
トンネルテントは内部が広いため、人が多く集まったり、日差しが強かったりすると、熱がこもりやすくなります。
特に昼間に直射日光が当たると、テント内が急激に温まることがあります。
通気口やメッシュ窓を活用し、通気性を確保したり、設置場所を工夫したりすることでその影響を軽減することができます。
サイト区画に入り切らない場合がある
居住空間が広い縦長のトンネルテントは、区画が決まっているサイトだと入りきらない場合もあります。
混み合ったキャンプ場やスペースに余裕がない場所でのキャンプには要注意!
キャンプに持っていく際は、テントのサイズ感と設置場所の広さをしっかりと確認することが必要です。
ソロにおすすめなトンネルテント2選
ここからは、ソロキャンプにおすすめなコンパクトサイズのトンネルテントを詳しく紹介していきます。
トンネルテントSサイズ【ヴァストランド】
シーンに応じて様々なスタイルで設営できるトンネルテントです。
フロントドアとサイドドアを跳ね上げれば、タープのように開放感のあるスペースを三方向につくれます。
巻き上げ可能なスカートによって、夏は通気性を高められ、冬は風の侵入を軽減。
オールシーズン使えるソロ・デュオ用テントを探している方におすすめです!
トンネルシェルター/トンネル2ルーム【Coleman】
トンネル型の2ルームテントでありながら、シェルターとしても使用できるアイテムです。
設営が簡単なのが魅力で、使うポールはメインポール3本とリッジポール1本の合計4本のみ。
全てのポールをスリーブに通して立ち上げれば自立するシンプルなつくりでトンネルテント初心者にもおすすめです。
フルスカート装備で保温性が高く、雨水や虫の侵入も防げるので、オールシーズン快適に過ごせます。
キャノピー上部やインナーテントの後部には、「リバーシブルファンベンチレーション(別売)」と「ファンベンチレーション用メッシュハンガー(別売)」の取り付けが可能。
これにより湿度や気温の高い夏場も、テント内部の換気性能を高め、快適に過ごすことが可能です◎
トンネルシェルター | トンネル2ルーム |
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価格や重さで考えると「トンネル2ルーム」の方が気軽に手に取りやすいアイテムです。
一方、特徴的なルーフフライのついた「トンネルシェルター」は、キャンプのシチュエーションに合わせて多彩なアレンジができる点が大きな魅力です。
ファミリーにおすすめなトンネルテント2選
続いては、ファミリーにおすすめな大型のトンネルテントを紹介していきます!
カマボコテント3M【DOD】
日本ならではの気候やキャンプサイトの大きさに合わせて設計された、オールシーズン対応の2ルーム型トンネルテントです。
テント内を立って歩ける高い天井が特徴で、リビングから寝室スペースまでストレスなく移動することができます。
また、インナーテントを取り外せば、全ての部分がフロア無しの大型スクリーンタープとして使用可能。
ドア部分4ヶ所にはハーフウィンドウがついているので、蒸し暑い真夏のキャンプでの雨天時など、風は通しつつも日射しや雨を遮りたいときに役立ちます。
エントリー2ルームエルフィールドTP-880【snow peak】
居住スペースの快適さが魅力のトンネルテント。
天井の高さは210cmもあり、高身長の人でもかがまずに通ることが可能です。
テント内にはランタンフックやインナーポケット、出入口にはひさしもつき、便利な機能が充実!
左右の出入り口には大きめのメッシュパネルがついているので、さまざまな天候に対応できます。
就寝用のインナールームは取り外しが可能で、外せば大人数を収容できる大型シェルターに変身!
インナールームは吊り下げ式なので、装着も簡単に行えます。
【最新】オガワソレストのトンネルテントを解説!
オガワの定番トンネル型テントといえば「アポロン」ですが、2024年に新たなトンネルテント「ソレスト」が発売されました!
ソレストは、アポロンを超えるゆったりサイズの6人用。
ここからはオガワの最新トンネルテント「ソレスト」について詳しく解説していきます。
圧倒的な開放感を持った大型幕が特徴の2ルームテントが登場!
インナーテントをつけても余裕の広さで、天面には大きな天窓ついています。
アポロンではトンネルに対して並走するポールでしたが、ソレストではポールをクロスさせることで、より強靭な構造にパワーアップ!
中の広さは、インナーテントを付けてテーブルとチェアを配置してもゆったりくつろげる広々スペースとなっています。
テントの高さは178cmあるので、大人でもかがまずに活動可能!
インナーテントもシュラフを6枚並べられる大きさなので寝室としても広々使えます。
前後左右のパネルは張り出しができ、フルメッシュ、フルオープン、インナーありなしなど色々なアレンジが楽しめます。
インナーをつけてゆったりファミリーキャンプやインナーを外してグループでの食事幕など、様々な使い方が可能◎
広さと開放感を最大限活かして最高のキャンプ体験が楽しめます!
トンネルテントのレイアウトを紹介
広々空間で自由度の高いトンネルテントのおしゃれなレイアウトを紹介していきます!
ぜひ参考にしてみてください。
リビングスペースのレイアウト
テント内のレイアウトを考えるのもキャンプの楽しさのひとつ。
— VASTLAND(ヴァストランド) (@VASTLAND_JP) July 31, 2023
カラーを統一したり、好みのギアをならべたり😊
トンネルテントは内部の空間が広いため、レイアウトの自由度も高いです✨
みなさんはどんなレイアウトにしたいですか?🦔 pic.twitter.com/EEiP4kMkK3
トンネルテントのリビングスペースに椅子と机を並べたレイアウトです。
シンプルですがカラーやブランドを統一するとぐっとおしゃれになりますね!
開放的な空間を味わいたい人は、インナーテントを使用せずコットを使うのもおすすめ!
リビングスペースが拡張されるので、寝室部分も広々使えますよ◎
インナーテントのレイアウト
トンネルテントのインナーにこたつ入れました🐈
— VASTLAND(ヴァストランド) (@VASTLAND_JP) January 25, 2024
こんなレイアウトはいかがでしょう?🏕 pic.twitter.com/CkgZsMnDsH
なんともマネしたくなるレイアウトですね!
寒い冬に思い切ってこたつを入れてしまう贅沢な仕様。
お座敷スタイルは家のようなリラックス感が味わえるのが魅力です。
まとめ
今回はトンネルテントおすすめ5選を紹介してきました。
リビングスペースが広く、タープ不要でゆったり過ごせるのが魅力のトンネルテント。
自分の好みに居住空間をレイアウトできるので、1つ持っておくとキャンプの快適さがぐっと上がりますよ。
ゆったりしたサイズのものや、好きなデザインのものを選んで、ワンランク上の上質なキャンプを満喫してください!