フルオープン可能なメッシュパネルが特徴の小川テント「アポロン」。
トンネル型テントでファミリーにぴったりなサイズです。
アポロンの使い勝手はどう? 重くない?
重量があるからこそ安定感があって使い勝手もいいですよ!
本記事では、私が実際に使って感じたアポロンのメリット・デメリットや評判・口コミを紹介します。
アポロンに興味がある方はぜひ一読ください。
新しいテントの商品があるので、そちらも合わせてご確認ください。
Index
小川テント アポロンの特徴と性能
まずはアポロンの特徴・性能を紹介します。
商品名 | アポロン |
サイズ | 435cm×320cm×高さ205cm |
材質 | フライ:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) インナーテント:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ルーフフライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) メインポール:アルミ合金φ19mm×2、アルミφ17.5mm×2 リッジポール:アルミ合金φ14.5mm×3 |
総重量 | 23.0kg(付属品除く) |
付属品 | 張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋 |
ファミリー向けのトンネル型テント
小川テントのラインナップの中でも大きなトンネル型テント「アポロン」。
フルオープン可能なメッシュパネルが特徴です。
また、5人用のトンネル型テントの中でも、横幅が短くコンパクトにまとまっているため、広くないサイトでも設営しやすいのも魅力。
落ち着いたアースカラーは自然に溶け込みます。
吹き抜ける風が気持ちいいメッシュパネル
大きなメッシュパネルが複数あり、フルオープンにするとサイドはほぼフレームだけの状態に。
風がよく通り開放感があります。
サイドパネルは巻き上げ収納できジャマになりません。
5人用インナーテントが付属
付属するインナーテントは5人用サイズ。
5人が横に並んで寝転がれる余裕のある広さです。
吊り下げ式なので、外してシェルターとしても使えます。
涼しい日陰にしてくれるルーフフライ標準装備
ルーフフライを使えば真夏の炎天下でも室内が涼しい日陰になります。
耐水圧は1,800mmで、雨にもしっかり対応できるスペック。
また、テントに当たる紫外線も減らすため、生地の劣化を防いでくれます。
スカートが隙間風を防ぐ
寒い風が吹くシーズンでもスカートがあれば安心。
地面とテントの間の隙間をスカートが塞ぎ、風の進入を防ぎます。
室内の温度が保ちやすく、暖房効率がよくなるのはありがたいですね。
小川テント アポロンのメリット
アポロンを使ってみて、個人的に感じたメリットをまとめました。
張りやすい丁度いい大きさ
大きさが丁度よくて張りやすいです!
もっと大きなトンネル型テントもありますが、アポロンはそこまで大きくはありません。
でも、区画サイトでも圧迫感なく張れるサイズは便利。
いくら室内が快適といっても、子供と外でも遊びたいですからね。
焚き火のスペースも確保しやすく、焚き火好きとしてもありがたいです。
フルオープンが気持ちいい
フルオープンしたメッシュパネルは圧巻です。
通る風が気持ちよく、テント内での一杯がおいしい!
暑い真夏のキャンプも快適に過ごせました。
インナーテントなしのシェルターとして使うことが多いですが、タープなしでもOKなくらい使い勝手よしです。
ガッシリした作りで安心
このガッシリとした作り……
やっぱり小川テントは信頼できる!
そう感じる安心感。
トンネルを作るポールが4本・トンネルを支える横向きのポールが3本といった構造で、幕の生地も分厚くしっかりしたもの。
また、重いからこそ安定感があって設営しやすいのは予想外のメリットでした。
今のところポールが折れたなどのアクシデントもなくちゃんと使えています。
小川テント アポロンのデメリット
アポロンのデメリットも紹介します。
かなり重くて気軽には使いにくい
総重量23.0kgのアポロンを運ぶには気合が必要で、気軽に使えるとは言いがたいです……。
また、テントが大きいと設営も大掛かりで、それなりに身体を使って大変。
とはいえ、車で運んだり2人以上で組み立てればあまり困ることはありませんし、何度か設営してコツをつかめば大丈夫です。
インナーテントを入れるとリビングが少し狭め
インナーテントを入れるとリビングは少し狭く感じるのは仕方ないですね。
5人用のインナーテントは大きいため室内を圧迫します。
とくに、ギアを多く持ち込むと手狭なので、インナーテントなしでシェルターとして使うことがほとんど。
区画サイトでも野外のスペースを確保しやすいサイズはうれしいですが、室内の広さとはトレードオフです。
小川テント アポロンの評判・口コミ
アポロンについての評判・口コミを紹介します。
良い評判・口コミ
良い評判・口コミをまとめると、
- 天井が高くて快適
- インナーテントなしだと広びろ
- 別荘感がある
天井が高くて快適・インナーテントなしだと広々・別荘感があるなど、居住性が高く人気なのが分かります。
インナーテントの代わりに、小型のドームテントを入れてカンガルースタイルにしても◎
悪い評判・口コミ
悪い評判・口コミをまとめると、
- 重くて持ち運びがツラい
- 大きくて保管が大変
ガッシリした作りのアポロンは重さもそれなりにあるので、気軽に持ち運ぶのはむずかしいところ……
とはいえ、サイトに車が進入できるサイトなら問題ないので、あまり不安にならなくて大丈夫です。
よく行くキャンプ場のサイトが、車で進入可なのかチェックしてみましょう。
また「収納時でも思ったより大きくて困った」のような声もありました。
長辺が80cmあるので、収納スペースを考えてからの購入がおすすめ。
小型車の方も積載できるか注意したほうがいいかもしれません。
小川テント アポロンを他アイテムと比較
アポロンを他のテントと比較しました。
手に入れやすさでサバティカル「アルニカ」と比較
まずは、手に入れやすさでサバティカル「アルニカ」と比較します。
アルニカはデザインや機能性がよく、リーズナブルな価格もあり話題沸騰中のギア。
ただ、あまりにも注目されたためすぐ売り切れに……。
アポロンも人気で入荷待ちになりやすいですが、アルニカよりは手に入ります。
丁度いいタイミングでアポロンの入荷を確認したので、アルニカは後回しにしてアポロンを狙います!
サイズでDOD「カマボコテントソロTC」と比較
次は、DOD「カマボコテントソロTC」とサイズで比較。
カマボコテントソロTCの横幅は450cm、アポロンの横幅は435cmで大きな違いはありません。
とはいっても、奥行きが1/2ほどになるカマボコテントソロTCは2人用のサイズ。
子供とならギリギリ3人いけそうですが、室内でくつろげるスペースはありません……。
室内に余裕を持たせるなら5人用のアポロンの方がいいですね。
使い心地でスノーピーク「ランドロック」と比較
最後は、使い心地をスノーピーク「ランドロック」と比較です。
6人用のランドロックも頑丈な大型テントで、アポロンと似た価格帯。
使いやすさと落ち着きのあるビジュアルが魅力のランドロックですが、アポロンと比較するとオープンパネルが少ないです。
開放感があるテントにしたいので、その点でアポロンの方が好み。
横幅が625cmとアポロンの1.5倍ほど長く、サイトによっては張りにくいかも。
オープンパネルの開放感と程よい大きさの使い勝手を考えてアポロンを買うことにしました!
小川テント アポロンの設営方法
アポロンの設営方法を紹介します。
- フライを広げる
- 2本のポールA(黒)を通す
- 2本のポールB(黄)を通す
- ポールA(黒)にピンを差し込む
- 前後をペグダウン
- ポールB(黄)にピンを差し込む
- 2本のポールC(赤)を通す
- フライの中からポールDを通す
- 地面側のポールの先端8箇所をペグダウン
- ルーフフライをフライの上にかぶせて固定
- ガイロープをペグダウン
- フライの中にインナーテントを吊り下げ、ペグダウン
色分けされたポールが分かりやすくて助かります。
書き出してみると工程が多くて大変そうと感じるかもしれませんが、思ったよりシンプルなので、動画をぜひチェックしてみてくださいね。
小川テント アポロンレビューまとめ
アポロンは、ファミリー向けで程よい大きさのトンネル型テント。
重量はあるもののガッシリした作りは安心感があり、フルオープンにしたメッシュパネルの開放感もたまりません。
- ファミリー向けの大きさ
- 吊り下げ式の5人用インナーテント付属
- フルオープンにしたメッシュパネルは圧巻
- スカート付きで寒いシーズンにも対応
- 快適な日陰を作るルーフフライ付属
- ガッシリした作りだけあって重い
- 収納・運搬時のスペース確保は必須
- 開放感あるシェルターにもできて便利!
「大型テントがほしいけど、大きすぎるのも使いにくそう……」と悩んでいるなら、絶妙なサイズ感のアポロンはおすすめです。
フルオープンで自然を感じながらキャンプを楽しみましょう。