冬のキャンプでは、電気毛布や電気ヒーターを持参して寒さを凌いでいる方も多いことでしょう。
そのため、最近ではキャンプ場でポータブル電源を活用しているキャンパーを見かけることも多くなりました。
防災グッズのイメージが強いポータブル電源ですが、キャンプではアウトドアシアターやゲームをする際のプロジェクターの電源としても大活躍します。
本記事では、スマートフォンやWi-Fiの充電だけに留まらない、アウトドアシーンでのポータブル電源の活用術について紹介!
また、2024年10月2日に幕張メッセで行われた『オフィス防災EXPO』にてお話を聞かせていただいた、VANLINKS株式会社が展開している『Arkpax防塵・防水ポータブル電源』の魅力についても紹介していきます。
リリー
趣味はアウトドアウェアを集めること。おしゃれで機能的なアウトドアウェアをこよなく愛するキャンパーです。タウンユースできるウェアにもこだわりたくて勉強中。愛用しているグッズや流行先取りのグッズなども紹介していきます!
Index
ポータブル電源とモバイルバッテリーの違い
充電できれば高価なものでなくていいという考えの方もいるでしょう。
しかし、利用するものによってはモバイルバッテリーでは充電不可なモノも当然でてきます。
そもそもで、ポータブル電源とモバイルバッテリーの違いは、AC100V交流電源の出力ができるか否か。
AC100Vで最大消費電力100W以下の電気製品は、主にスマートフォンの充電、扇風機、ゲーム機。
簡単にまとめると、上記であげたモノ以外はモバイルバッテリーでは充電できないということになります。
電気ストーブやプロジェクターなどを使用する場合は、ポータブル電源は必須です!
電化製品各種の消費電力とポータブル電源容量の目安
アウトドアで電力の利用を考えている方は、次の表を参考に必要なポータブル電源容量の目安を確認しましょう。
スマートフォン | 18W |
---|---|
コーヒーメーカー | 450W~650W |
電気毛布 | 50W~90W |
電気スタンド(LED) | 4W~10W |
ノートパソコン | 50W~120W |
最近では、場所を選ばず働くノマドワーカーも多くなったことから、キャンプをしながらノートパソコンを使用する人も多くなりました。
また、冬キャンプでは焚き火の薪代が増えることから、電気毛布を使用して暖をとる人もいます。
その場合、ポータブル電源はキャンプに必須なアイテムになります。
400Whのポータブル電源であれば、ノートパソコンの場合3回から5回は充電が可能です。
キャンプにおいて1日から2日間で使用するポータブル電源容量目安は、400Whから500Whと言われているため、この数値を目安に自分のキャンプスタイルにあった商品を探してみるのも良いでしょう。
Arkpaxのポータブル電源を徹底解剖!魅力に迫る!
ここまで紹介してきたポータブル電源ですが、家電量販店やホームセンターに行くと日本製のモノから海外製のモノまで数々の品があります。
そんな中でCAMP ON編集部が注目したのが、アウトドア環境での利用を想定して設計されたArkpaxの防塵・防水ポータブル電源です。
過酷な環境で働くプロフェッショナルのニーズに応える最先端のポータブル電源として誕生し、現在は発電機の代わりに工事現場などでも使用されています。
そのため、長時間の稼働や大規模な電力供給にも対応し、災害時のバックアップ電源としても活躍します。
アウトドア目的だけでなく、災害が多い日本において蓄えとして一家に一台あると安心できるアイテムでもあります。
安心・安全ポイント!
- 工事現場での使用
- 災害時のバックアップ電源
- 救援活動にサポート
ArkpaxのArk製品を紹介!
ここからは、Arkpaxが展開している商品の中からArkシリーズの防塵・防水ポータブル電源をご紹介します。
Arkpax製品の何よりの特徴は、唯一無二のIP67防塵防水ポータブル電源という点。
IP67とは、電気機器内への異物の侵入に対する保護の等級文字。6が固形物と粉末に対する防塵性能。7が水に対する防水性能を表します。
数字が大きいほど保護性能が高く、防塵性能は7段階、防水性能は9段階に分かれています。
また、Arkシリーズはタイプによってはカスタマイズすることもでき、普段のアウトドアシーンに気軽に持ち運べるモデルから、大容量で非常時に役立つモデルまであります。
下記を参考に、ご自身のライフスタイルにあった商品を選んでみてください。
Ark Pro 2000W
- 防塵・防水性能が備わっている。
- 3000回以上のサイクルが可能。長寿命設計。
- 車輪がついているため移動がラク。
- 重量がある
- 防塵・防水性能が備わっている。
- 3000回以上のサイクルが可能。長寿命設計。
- 車輪がついているため移動がラク。
- 重量がある
2024年11月に発売予定の最新モデル。
Ark Pro 2000WにはIP67の防水性能が備わっているため、ヨットや釣り、キャンプなど屋外で万が一雨が降ってきても安心。
そのため、動画制作や広告撮影の現場や野外フェスなどでも使われています。
また、デザインもガッツリとしたギア感はなく、家の中に置いていてもインテリアに馴染む色味。
ソーラーパネルを活用することでも充電ができるので、いつでも安定した電力が確保できます。
充放電サイクル寿命は3,000回以上。
Ark Evo 1800W
- ハンドルがロープだから持ちやすい
- 充電も早い
- ソーラーパネルを活用しての充電もできる
- 特になし
- ハンドルがロープだから持ちやすい
- 充電も早い
- ソーラーパネルを活用しての充電もできる
- 特になし
Ark Evo 1800Wはノートパソコンであれば20回、ラジオであれば48時間は持つバッテリー性能をしています。
充電時間も1000WのAC充電であれば2時間弱でフル充電できます。
ハルクベルトロープハンドルが付属していますが、ハルクベルトはArkの重さを上半身に分散させるように設計されているため、持ち運びも楽々。
私が想像していたよりも大きすぎず、女性ひとりでも持ち運びができるのは嬉しいポイントです。
Extra Battery 2300W
- 拡張させることができる
- 防水仕様
- 特になし
- 拡張させることができる
- 防水仕様
- 特になし
Arkpax Pro 2000WとExtra Battery 2000Wに接続させることで、拡張させることができるモデル。(展示品は2000W)
最大2.3kWhから25.3kWhに拡張が可能で、充電時間も2時間で済むのはありがたいです。
実際に接続して重ねた場合は次の写真ぐらいの大きさになります。
重ねると大きく感じますが、Ark Pro 2000W、2300Whにはキャスターもついているので、持ち運びに特別困ることはないでしょう。
Arkpax Ark Pro 2000Wなら最大10台までであれば可能。災害時の避難所等では拡張しての利用がおすすめです。
10年後でも80%以上の容量を保持して使えるので、基本買い換える必要もありません。
まとめ
ここまで、アウトドアで活躍するポータブル電源のおすすめ『Arkpax』を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ポータブル電源は価格もそこそこし、中々手が出しづらいイメージがありますが、災害が多い日本では一般家庭だけでなく、オフィス防災として企業からの注目も高まっています。
マンション等ですと置き場所に悩むことはありますが、備えあれば憂いなしという言葉の通り、持っていて損はしないアイテムでもあります。
買うべきか悩んでいる方は、日本語でのサポートもつくArkpaxは、キャンプオン編集部も自信を持っておすすめできます。
買ってから後悔しないためにも、よくわからないブランドの製品は購入せず、本記事を参考にしてみてください。