時間や予定に囚われず、自由に過ごすことができるソロキャンプ。
ソロキャンプに挑戦してみたいけど、どんな道具が必要なのか悩んでしまう方も少なくないと思います。
本記事では、そんなソロキャンプ初心者が揃えるべきものを紹介していきます。
移動手段ごとの荷物量や道具の選び方もまとめているので、最後までぜひチェックしてくださいね。

さち
キャンプ好きの友達の話を聞いて興味を持ち、情報収集をしている初心者キャンパー。
初心者ならではの目線で、キャンプだけでなくいろいろなアウトドアシーンで使えるコスパ重視でおしゃれなウェアーやキャンプギアを紹介します。
Index
ソロキャンプに最適な荷物の量は?
ソロキャンプに持っていく道具一式は移動手段を踏まえて考えるのが重要。
見落としがちなポイントですが、どんな方法で移動するかにより持っていける荷物の量が変わります。
ここからは移動手段ごとに、最適な荷物の量を紹介していきますので参考にしてください。
徒歩移動の場合
徒歩移動は、主にバックパックやスーツケースを使用することになります。
荷物を自力で運ぶことになるので、できるだけ軽くコンパクトにまとめるのがポイント。
目安としては、体への負担を考え10kg以内の重さにおさめるのがおすすめです。
必要最低限の必要なものプラス、これだけは譲れないというものだけを持っていくようにしましょう。
自転車やバイク移動の場合
自転車やバイク移動は、ツーリングを楽しみながら、時間に縛られることなくマイペースに移動できるのが魅力ですよね。
徒歩よりは荷物の量を増やすことができますが、自転車もバイクも積載量に限りがあります。
都道府県や自転車、バイクによって制限が異なるので必ず確認しましょう!
自転車 |
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バイク |
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電車移動の場合
電車を使った移動は、旅へ出かけるような気分を味わえるのが魅力。
バックパックやスーツケースを利用するのがおすすめです。
電車を使うとは言え徒歩での移動も多くなるので、できるだけ荷物は減らすようにしましょう。
こちらも10kg前後を目安に準備するのがおすすめです。
車移動の場合
車は持ち物の幅が1番広がる移動手段!
車に積み込める範囲であれば、大きさや重さを気にせずにこだわりの道具一式を持っていくことができます。
ソロキャンプ道具一式リスト
ソロキャンプに必要な道具リストは以下となっています。
ここからはリストに沿って道具の選び方を1つずつ紹介していくので最後までぜひチェックしてください。
商品名
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画像
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最安価格
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サイズ
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カラー
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素材
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テント
ツーリングドームST
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約210×120×100(h)cm
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ー
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ポリエステル約1,500mm
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チェア
チェアワン
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高さ66cm×横52cm×奥行50cm
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11色
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ー
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シュラフ
CW400 シュラフ
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210×75cm(M)
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2色
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100% ナイロン表地、100% ナイロン裏地、
650FP400g85%ダックダウン詰め物
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マット
キャンプマット 1人用
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縦182cm×幅57cm×厚み1.8cm
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シルバー
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XPEフォーム(表面:アルミ加工)
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タープ
ひし形 ウィングタープ
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幅510cm×奥行402cm
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ー
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150Dオックスフォード(生地)、鉄(ペグ)、ポリエステル(収納袋)
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テーブル
フィールドホッパー
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約幅297×奥行210×高さ78mm
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ー
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アルミニウム、ステンレス、ナイロン、樹脂
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クーラーボックス
ソフトくらこ
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W41×D29×H13cm
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2色
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アウター:ポリエステル(ラミネートPVC)、断熱材:発泡ポリエチレン、インナー:PEVA
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ナイフ
コンパニオン ヘビーデューティー
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刃長約104mm、全長約224mm、刃厚約3.2mm
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ー
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ステンレススチール、ラバー
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ランタン
LEDランタン LUMENA7
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92×92×28mm
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ー
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ー
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テント
テントはキャンプをする際の拠点になり貴重品やプライバシーを守る役割もあります。
テントの代表的なものは「ドーム型テント」「ロッジ型テント」「ワンポールテント」の3種類。
その中でも特におすすめなのが「ドーム型テント」です。
初心者でも組み立てやすく、居住空間の広さなどのバランスも良いためビギナーからベテランまで最もファンの多いテントと言われています。
1〜2人用のコンパクトなドームテント。
コンパクトながら背の高い前室が備えられ、テント内の横幅も210cmと男性でも快適に過ごすことができます。
1人でも簡単に設営撤収ができるのもソロキャンプにおすすめしたいポイントの1つです。
チェア
キャンプは、食事や焚き火の際などチェアに座って過ごしている時間が多くなります。
ソロキャンプで使用するチェアは、できるだけコンパクトでテーブルと合った高さのアイテムを選びましょう。
テーブルもこれから購入するという場合は、ローチェアがおすすめ。
目線が低くなることで、地面や焚き火などとより近くなり、更に自然を感じることができます。
収納時は片手に乗るくらいコンパクトになる「チェアワン」。
背面はメッシュ素材になっており通気性が良く、吊り下げ式シートにより安定感があるので座り心地も快適です。
付属のスタッフバッグを足下に付けることで小物入れとしても利用可能です!
シュラフ
キャンプで布団の役割をするのがシュラフ。
しっかりと睡眠をとるためにもシュラフは必須アイテムです。
シュラフは大きく分けてマミー型と封筒型の2種類に分けられ、季節や泊まる場所の気温に合わせて準備する必要があります。
マミー型 |
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封筒型 |
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650FPの保温性抜群なダウンシュラフ。
通常収納でもコンパクトですが、極限圧縮で更に小さくすることができ、荷物を減らしたい場面で活躍します。
足元のファスナーで温度調節できるので、服装次第でオールシーズン使用可能な優れものです。
マット
マットは快適に眠れるようにシュラフの下に敷く、敷布団の役割をするアイテム。
テント内でそのまま寝ると地面に直接寝ているような感覚になるので、しっかりと休息をとれるようにマットは必ず用意しましょう。
マットは大きく分けて「インフレーターマット」「エアーマット」「クローズドセルマット」の3種類があります。
荷物をできるだけ軽くコンパクトにしたいソロキャンプの場合は、クローズドセルマットを選ぶのがおすすめです。
裏表を使い分けることでオールシーズン使用できるキャンプマット。
折りたたみ式になっているので収納時はコンパクトになり、パッと広げるだけなので設営も簡単です。
弾力性・耐久性に優れたXPE素材を使用し、荷重を分散してくれるので快適に眠ることができます。
タープ
タープは、日差しや雨風を防ぐ屋根の役割をしてくれるアイテム。
テーブルやチェアなどをタープの下に置けば、くつろげるスペースをテント外にも広げることができます。
タープは形状の違いからウイングタープ・ヘキサタープ・レクタタープの3種類に分けられます。
ソロキャンプには、軽量なポリエステル・ナイロン製のウィングタープを選ぶのがおすすめ。
ソロテントとの相性抜群のウィングタープ!
ソロキャンプや少人数でのキャンプにおすすめなサイズ感で、コンパクトに収納が可能です。
耐水圧は1,500mm以上で、日差しも雨もしっかりとブロックしてくれます。
テーブル
テーブルは食事や作業中、特に重宝する拠点作りに欠かせないアイテム。
ソロキャンプで使用するテーブルは大きすぎないコンパクトなものを選ぶのがポイントです。
パッと開くだけの簡単設営が魅力のフィールドホッパー。
独自構造により、ワンアクションで4本の脚が飛び出しそのまま使用することができます。
軽量でA4サイズとコンパクトなのでソロキャンプにぴったりなアイテムです。
焚き火台
暖を取ったり、料理を楽しんだり、ゆらめく炎や木の燃える音に癒やされたりと焚き火はキャンプの醍醐味と言っても過言ではありません。
キャンプ場では直火を禁止している場所がほとんどなので、焚火台は必須アイテムです。
軽くてコンパクトなのはもちろん、大きめの薪もくべやすいものを選ぶのがおすすめ。
焚き火料理を楽しみたい場合は、ゴトクがついているかもチェックしてください。
パッと開くだけで簡単に設置可能!使い勝手を重視した軽量な焚火台。
大きな薪をそのままくべることができ、ダイナミックな焚き火を楽しむことができます。
引っ掛け方を変えるだけで高さを調整できるゴトクがついているので、焚き火料理にも向いているアイテムです。
クーラーボックス
クーラーボックスは、頑丈なハードタイプと折りたためるソフトタイプの2つに分けられます。
ソロキャンプで使用する場合は、持ち運びしやすくコンパクトなソフトタイプを選ぶのがおすすめ。
1泊2日であれば、容量は10〜15Lを目安に選びましょう!
平らな形状が特徴的なDODのソフトタイプのクーラーボックス。
30mmの極厚発泡ポリエチレンフォームを断熱材として使用し、計算上16時間も氷を残存させることができます。
ショルダーを始め、様々な箇所に持ち手がついているので持ち運び方は自由自在です。

ナイフ
キャンプで使用するナイフは主に、シースナイフとフォールディングナイフの2種類です。
初心者さんは料理からブッシュクラフトまでどんなシーンでも使用できる、持ち手と刃身が一体化したシースナイフを選ぶのがおすすめ。
さらに、サビに強いステンレススチール製のものを選ぶとメンテナンスの手間がかかりません。
「モーラナイフ」はスウェーデン中部のモーラ地方で生まれた、130年以上の歴史を誇るナイフブランド。
モーラナイフのアイテムは品質も高く、スウェーデンを代表する企業のみに与えられる王室御用達の認定を受けているほどです。
コンパニオンシリーズはその中でも高い性能とコスパの良さからモーラナイフを代表するモデルとなっています。
手の小さな方でも握りやすくガンガン使用できるので、幅広い層に人気のアイテムです。
ランタン
野外で過ごす夜は想像以上に暗くなるので、周囲を明るく照らすランタンはキャンプに必要不可欠なアイテム。
ランタンは大きく分けて「LEDランタン」「ガスランタン」「灯油ランタン」「ガソリンランタン」の4種類があります。
この中で初心者にも扱いやすいのがLEDランタンです。
LUMENA7は大容量の充電用バッテリー機能付きLEDランタンです。
最大1300ルーメンの明るさは、1つあるだけでサイト全体を照らすことができます。
調光や光の色を変更でき、さらにモバイルバッテリーとしても活躍してくれるアイテムです。
必要最低限で揃えた時の予算は?
ここからは最低限必要なものを揃えた場合の予算を紹介していきます。
キャンプの道具は様々なブランドから販売されており、どのアイテムを選ぶかにより大きく値段は変わります。

有名なブランドでなくても、機能性に優れたアイテムはたくさんあります。
どうしてもこのアイテムがほしい!という場合以外は、口コミを参考に手に取りやすい価格のものから集めるのがおすすめです。
また、本記事で紹介している揃えるべきものは、ソロキャンプを思う存分楽しむためにリストアップしているものになります。
自分のキャンプスタイルや楽しみ方に合わせて、更に荷物を厳選するのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたかでしょうか。
ソロキャンプに挑戦するとき、揃えるべきもの全てを一気に買おうとすると大変だと感じてしまうかもしれません。
しかし、本記事で紹介した必要な道具一式を用意すれば、ソロキャンプを余すことなく楽しむことができるんです。
キャンプは、お気に入りの道具を少しずつ探して揃えていくのも楽しみ方の1つ。
ぜひ本記事を参考に、ソロキャンプへの1歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。