キャンプで揃えておきたい調理用具の一つであるケトル。
コーヒーを淹れたりカップラーメンを作ったりするときに使える、便利なアイテムです。
今回は、キャンプ用ケトルのおすすめ10選を紹介します。
選び方のポイントやお手入れ方法についても詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
![竹本ちひろのプロフィール画像](https://camp-on.jp/wp-content/uploads/2023/07/camponp11.png)
ひろ
新しいキャンプグッズに目がなく、商品を購入した週末には予定を立ててしまうくらいのキャンプ好きで、公共交通機関で行けるキャンプ場を探すのが得意とする、旅好きの女性ソロキャンパー。
Index
キャンプ用ケトルは必要?
アウトドアシーンにキャンプ用ケトルはあった方が良いでしょう。
クッカーでもお湯を沸かすことはもちろんできますが、注ぎにくく作業がしにくいのが難点。
しかし、ケトルは注ぎ口が細めで狙ったところにしっかりとお湯を注げるので、とっても便利!
また、形状も持ちやすくたくさんの量のお湯を一度に湧かせるのも魅力です。
コーヒーや紅茶、スープやカップラーメンなど、様々な料理や飲み物を調理するときに役立ちます。
ほとんどのアイテムは直火使用可能なため、焚き火にそのまま使えるのも優れたポイントです!
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キャンプ用ケトルの選び方
ここからは、キャンプ用ケトルを選ぶときのポイントを紹介します。
様々な商品からお気に入りのアイテムを見つけるときの参考にしてください。
容量で選ぶ
持ち運びや収納のことを考えて、容量1L程度のケトルがおすすめ!
使用する目的や人数によって最適なサイズは異なるので、こちらの目安を参考にしてください。
・コーヒー1杯:約200ml
・カップスープ:約200ml
・カップライス:約300ml
・カップラーメン1杯:約400ml
例えばコーヒー1杯あたり約200mlのお湯を使う場合、1Lのケトルであればソロキャンプ、ファミリーキャンプどちらでも問題なく扱えます。
大人数でキャンプをするなら、1.5L以上のものを選ぶと良いでしょう。
調理に使うお湯と飲み物に使うお湯を同時に湧かせるので、あらゆる場面に活用できます。
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形状で選ぶ
キャンプ用ケトルは、主にやかん、縦長、銅・寸胴タイプの3種類に分かれます。
やかんタイプ
最もスタンダードなタイプであるやかんは、効率的に加熱することが可能です。
底面が広く火がまんべんなく当たるため、お湯を早く沸かすことができます。
安定感に優れており、コンロやバーナーに置いても倒れる心配もありません。
軽量でコンパクトなアイテムが多いため、ソロキャンプにぴったりです。
縦長タイプ
スリムなボディの縦長タイプは、トライポッドから吊り下げられて便利!
焚き火で暖まりながら、簡単にお湯を沸かすことができます。
ハンドルやサイドに持ち手が付いているものも多く、掴みやすいのも優れたポイントです。
容量が大きいので、グループキャンプやファミリーキャンプで活躍するでしょう。
銅・寸胴タイプ
シングルバーナーやコンロでも安定してお湯を沸かしたいなら、銅・寸胴タイプがおすすめ。
クッカーに注ぎ口が付いており鍋としても使いやすく、料理にも活用可能です。
一つ持っていけば別で鍋を用意する必要もないので、荷物をコンパクトにまとめられます。
ただし、比較的大きめで重さがあるため、購入するときはサイズを確認してからにしましょう。
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素材で選ぶ
素材は大きく分けるとステンレス、アルミ、チタン、銅、ホーローの5種類があります。
それぞれの特徴や形状について、詳しく見ていきましょう。
ステンレス
非常に耐久性が高く、錆びにくい性質を持っているステンレス製。
熱を均等に伝えることができるため、お湯を効率的に沸かすことができます。
味や匂いが移りにくく、手入れが簡単なので初心者にも向いているでしょう。
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アルミ
アルミ製は軽量で持ち運びやすいのが魅力。
コスパの良いアイテムが多く、手頃に入手することができます。
ただし、耐久性があまり高くないので、バーナーやコンロで使用するのがおすすめです。
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チタン
強固で耐久性が高い素材のチタン製は、錆びたり腐食したりすることがほとんどありません。
衝撃を与えても変形しにくく、長期間にわたって使い続けることができます。
比較的価格が高いのが難点ですが、強度を保つ加工がされているのが特徴です。
銅
熱伝導率が優れており、早くお湯を沸かすことができる銅ケトル。
洗練された外観で見栄えも良く、銅特有の経年劣化を楽しめるのも魅力となっています。
銅表面の輝きを保つために、定期的に磨くお手入れが必要な素材なので注意しましょう。
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ホーロー
可愛らしいデザインやカラフルなカラーが魅力のホーローは、保温力も抜群!
味や匂い移りが少なく、水以外のものを入れて使うこともできます。
ただし、焚き火で使うと変色してしまう可能性があるため、バーナーやコンロで使用するのが良いでしょう。
キャンプ用ケトルのおすすめ10選
それでは、キャンプ用ケトルのおすすめ10選について詳しく解説します!
- キャプテンスタッグ「アルミキャンピングケットル700ml」
- コールマン「パックアウェイケトル0.6L」
- Fire-Maple「ANTARCTI ステンレスケトル」
- コールマン「ファイアープレイスケトル」
- ロゴス「LOGOS ザ・ケトル750ml」
- イーグルプロダクツ「キャンプファイヤーケトル0.7L」
- ユニフレーム「山ケトル700」
- トランギア「ステンレスノブケトル0.6L」
- フィールドア「チタンケトル」
- スノーピーク「クラシックケトル1.8」
キャプテンスタッグ「アルミキャンピングケットル700ml」
軽量で熱伝導率が高いアルミ製の素材を使用した、アルミキャンピングケットル!
表面には耐食性の高い硬質アルマイト加工を施しており、錆びにくく長く使うことができます。
2人分のコーヒーを淹れるのに十分な容量700mlで、持ち運びもコンパクトなのが魅力。
底面が広いので、不安定な場所でもしっかりと置いてお湯を沸かすことができるでしょう。
サイズ | 約13×15×7.7cm |
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重量 | 約137g |
容量 | 約700ml |
素材 | アルミ |
コールマン「パックアウェイケトル0.6L」
丸みを帯びた収まりの良いサイズ感が魅力のパックアウェイケトルです。
最後まで傾けても蓋が外れない設計になっており、子どもでも安心して使える優れもの。
傷がつきにくいようハードアノダイズド加工や滑りにくいシリコンハンドルなど、使いやすさも重視して作られています。
シンプルなメッシュポーチ付きで、他のギアと紛れて汚れる心配もありません。
サイズ | 約15×13×8cm |
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重量 | 約150g |
容量 | 約600ml |
素材 | アルミ、ステンレス、シリコン |
Fire-Maple「ANTARCTI ステンレスケトル」
Fire-Mapleのステンレスケトルは、焚き火を楽しむキャンパーのために開発された商品!
注ぎ口の形状にこだわっており、コーヒードリップにも使えるようお湯が伝いにくい工夫がされています。
ハンドルや蓋の取手も立てた状態を保てるので、加熱中に熱くなりにくいのもユーザーから好評。
同じシリーズのポットにぴったりと収まるので、ぜひ揃えてみてはいかがでしょうか?
サイズ | Φ15.2×10.6cm |
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重量 | 295g |
容量 | 1L |
素材 | ステンレス |
コールマン「ファイアープレイスケトル」
高火力でも丈夫に使える、無骨なステンレス製のファイアープレイスケトルです。
火にかけっぱなしにしたり、たわしで強く擦ったりしても傷つくことなく使用可能!
焚き火の灰が入りにくい構造で、注ぐときは水圧で蓋が開く仕様になっています。
お湯を沸かすのにちょうどいいサイズ感で、持ち運びやすいので様々なシーンで役立つアイテムです。
サイズ | 約13×22×23cm |
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重量 | 約570g |
容量 | 約1.6L |
素材 | ステンレス |
ロゴス「LOGOS ザ・ケトル750ml」
アウトドアブランドのロゴスがリリースしている、携帯しやすく安定感のあるフラット型のケトル。
一般的なサイズよりも底の面積が広く熱の伝わりが良いため、早く沸騰させることができます。
見た目以上に軽くて持ち運びやすいので、ソロキャンプにも使いやすくてとっても便利!
渋めの色合いがカッコよく、シックなカラーのギアとも馴染みやすいと評価されています。
サイズ | Φ15×6.2cm |
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重量 | 約150g |
容量 | 約750ml |
素材 | アルミ |
イーグルプロダクツ「キャンプファイヤーケトル0.7L」
銅とステンレスのツートンカラーが美しい、キャンプファイヤーケトル。
底部には銅メッキ加工になっており、ステンレスの約25倍の熱伝導率を誇っています。
ノルウェー発のブランドということもあり、寒冷地でも効率良くお湯を湧かす工夫が施されているのも魅力。
調理用具だけでなく、石油ストーブや薪ストーブの上に置いて加湿器としても使い勝手抜群です。
サイズ | Φ14.5×7.4cm |
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重量 | 約236g |
容量 | 約700ml |
素材 | ステンレス |
ユニフレーム「山ケトル700」
山ケトル700は、カップラーメンとコーヒー1杯分のお湯を湧かせる容量で扱いやすいです。
注ぎ口が細めなので、お湯の量を調整しながらカップに入れることができます。
やかんタイプでコンパクトなデザインも可愛く、キャンプシーンで目を惹くこと間違いなし!
付属の袋に収納できるため、移動時の汚れや傷が心配な方におすすめのアイテムです。
サイズ | 約Φ14.7×7.1cm |
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重量 | 約163g |
容量 | 約700ml |
素材 | アルミ、ステンレス、フェノール樹脂 |
トランギア「ステンレスノブケトル0.6L」
アルミ製で軽量なのに安定感があるやかんタイプのステンレスノブケトル。
洗練されているデザインで、シンプルな構造なのに最大限のパフォーマンスを発揮してくれます。
つまみ部分には、ナイフなどを差し込んで開けられる仕様になっているのがポイント。
直火可能で使いやすく、コスパも良い優秀な商品として高く評価されています。
サイズ | φ13.5cm×7.5cm |
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重量 | 140g |
容量 | 600ml |
素材 | アルミ |
フィールドア「チタンケトル」
アウトドアで多めのお湯を沸かしたいときに活躍するのが、チタンケトル!
背が低く底面が広いので、効率良く火を受けることができるアイテムです。
ハンドルにはシリコンカバーを採用しており、滑りにくさにも特化しています。
隙間がないためケトル特有のガタつきを感じることなく、ストレスなく扱えるのも魅力です。
サイズ | 約14.5×14cm |
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重量 | 約150g |
容量 | 約700ml |
素材 | チタン、シリコン |
スノーピーク「クラシックケトル1.8」
クラシックケトル1.8は、大容量の1.8Lでファミリーキャンプでも問題なく使うことが可能。
焚き火にも直火にも対応しており、吊り下げ用ハンドルもあらゆるシーンで役立ちます。
注ぎ口蓋のばねを固定することで、開いたままにすることができるのも優れたポイント。
オシャレな縦長タイプを探している方、スノーピークのシリーズでギアを揃えたい方におすすめです!
サイズ | φ11.5×24.7cm |
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重量 | 690g |
容量 | 1.8L |
素材 | ステンレス |
キャンプ用ケトルのお手入れ方法
使い勝手の良いケトルですが、焚き火で使用すると煤が付いてしまいがち。
そんなときは、沸騰したお湯に重曹またはクエン酸を混ぜて、1時間程度ケトルを浸しておきましょう。
その後、スポンジで擦って磨くことで、再びピカピカな状態を保つことができます。
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キャンプ用ケトルのまとめ
- アウトドアシーンにキャンプ用ケトルはあると便利!
- 持ち運びや収納のことを考えて容量1Lを程度が使いやすい
- やかんタイプは軽量でコンパクトなアイテムが多く、効率良く加熱できるので初心者向け
- ステンレス製のケトルは、耐久性が高くてお手入れが簡単なのでおすすめ
アウトドア愛好家にとって便利な調理器具のキャンプ用ケトル。
「クッカーで代用できるのでは?」「荷物になるし本当に必要?」という意見もあります。
しかし、ケトルには注ぎ口があり溢れることなく、一度にたくさんのお湯を沸かすことができるので、持って行くと重宝されるでしょう。
少人数でのキャンプやファミリーキャンプでの料理や、飲み物の調理に役立つこと間違いなし!
キャンプスタイルや人数、容量などを考慮しながら、お気に入りのアイテムをぜひ見つけてみてください。
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