「DDタープ」は、張り方のバリエーションが豊富で、様々なシーンに対応できる万能タープ。
練習するほど使いこなせるようになるので、更にキャンプの楽しみ方の幅を広げたいという方におすすめです。
ミニマルな装備で、自然と一体になれるDDタープは、キャンプをとことん楽しむための最高の相棒になること間違いなし。
本記事では、そんなDDタープの張り方やおすすめアイテムを紹介します。

いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
Index
DDタープとは?
DDタープは、イギリス発のアウトドアブランド「DD Hammocks」が販売する人気アイテム。
耐久性・軽量性・防水性に優れており、キャンプ・登山・ハイキングなど、様々なアウトドアシーンで活躍してくれます。
ハンモックと相性が良いデザインが多く、キャンプ初心者から経験者まで幅広いユーザーに支持されているのも特徴。
DD Hammocksではタープが有名ですが、その他にもテント・ハンモック・スリーピングバッグなど、シンプルで機能性を重視したキャンプギアを幅広く展開しています。

DDタープが人気の理由
まずは、DDタープがキャンパーから人気を集めている理由を深堀りしていきます!
様々な張り方を楽しめる
DDタープは、設営方法が多様で、使用シーンや天候に合わせてアレンジできるのが魅力の1つ。
SNSや動画サイトで広く共有されている張り方はもちろんですが、中には自分で新しい張り方を考案する人もいるほど、アレンジ方法は多種多様です。
ここからは、代表的な張り方をいくつか紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
ステルス張り
DDタープ3×3を使用したアレンジの中で、人気なのがこのステルス張り。
ワンポールテント やシェルターのような形状が特徴です。
重心が低く雨風をしっかりと防ぐことができ、フルクローズできるのが大きなメリット。
リーンツー
リーンツーは、開放的で居住性、通気性、汎用性に優れているのが特徴の張り方。
キャンプ初心者でも簡単に設営することが可能です。
また、焚き火との相性も良く、距離感や風向きを気をつければ焚き火を楽しむのにもぴったりです。
ダイヤモンド張り
お座敷スタイルでキャンプを楽しめるダイヤモンド張りは、設営がとても簡単なのが特徴。
キャンプ初心者や女性でも、簡単に短時間で設営することが可能です。
ちょっとした日除けや雨よけとして使用できる簡単スタイルです。
耐久性と耐水性に優れている
DDタープは、耐久性と防水性に優れた素材で作られており、雨風に強いのが特徴です。
雨風を防ぐ目安となる耐水圧は2,000mmと言われていますが、DDタープはなんと3,000mmを誇ります。
天候が変わりやすい山岳キャンプやソロキャンプでも、雨漏りの心配なく安心して過ごせるでしょう。
また、高品質なポリエステルまたはナイロン生地が使用されており、耐摩耗性にも優れているため、長期間の使用にも耐えられます。
軽量でコンパクト
DDタープは、サイズが大きいにもかかわらず軽量で、コンパクトに収納が可能です。
一般的なモデルでも重量は約1kg程度と、扱いやすく持ち運びしやすいのが魅力です。
さらに、軽さに特化したスーパーライトモデルの重さは、なんと約460g。
500mlのペットボトルよりも軽く、バックパックに簡単に収納できるため、登山やハイキングにもぴったりです。
重さが気になる方でも、持ち運びしやすく、長時間の移動でもストレスなく使用できます。
DDタープの選び方
ここからは、DDタープの選び方について解説していきます。
DDタープにはサイズやカラーなど、様々なアイテムが揃っています。
環境や目的に合わせてタープを選ぶことで、より快適にキャンプを楽しめるのでぜひ参考にしてください。
サイズと形状で選ぶ
まず、DDタープはスクエアタープとレクタタープの2種類があります。
レクタタープはスクエアタープよりも日陰の面積が大きいため、複数人で使用する際におすすめです。
一方スクエアタープは撤収も簡単で、少なめの人数でコンパクトに楽しみたい方にぴったり。
シーンごとに使いやすいサイズが違うので、キャンプスタイルや人数、タープアレンジ、移動手段を考慮して選ぶのが良いでしょう。
▼スクエアタープ(正方形)
- 3×3
- 3×3 – PRO
- 3.5×3.5
- 4×4
- 5×5
▼レクタタープ(長方形)
- S(2.8m × 1.5m)
- M(3.5m × 2.4m)
- XL(4.5m × 3m)
- SuperLight S(2.8m × 1.5m)
- SuperLight(3m × 2.9m)
- Superlight XL(4.5m×2.9m)
ソロキャンプなら3×3、ファミリーキャンプなら4×4以上のサイズがおすすめです!



カラーで選ぶ
カラー展開も豊富にあるので、キャンプサイトの雰囲気や集めているギアに合わせて選べます。
DDタープは自然に馴染むグリーン系のアイテムが多くなっていますが、モデルによっては、オレンジやジェットブラック、迷彩柄なども展開されています。
ぜひ、ほかのギアとのコーディネートも楽しんでみてくださいね。
モデルから選ぶ
DDタープは、同じサイズでも異なるモデルが展開されています。
製品名で判別でき、主に2つのモデルがあります。
SuperLight |
|
---|---|
PRO |
|
自分のキャンプスタイルに合ったモデルを選んで、より快適に使いこなしてくださいね!
DDタープのおすすめアイテム5選
DDタープのおすすめアイテムを紹介していきます。
ソロキャンプにおすすめのコンパクトなものから、家族で使用できる大きめのものまで幅広くピックアップしているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
DD Tarp 3×3
参考価格:¥13,800
- 作りがしっかりしている
- 天候やシチュエーションにあわせて張り方を変えられる
- 複数人で使用する場合は小さい
「3×3」は、ソロキャンプにぴったりの定番サイズ。
サイズ、耐久性、汎用性から、キャンパーから特に人気のあるタープです。
広さと軽さが特徴で、キャンプや登山、ハイキングなどのアウトドアに幅広く使えます。



DD Tarp 4×4 MC
参考価格:¥22,800
- 迷彩柄が綺麗
- 汎用性が高い
- たたみ方にコツがいる
4×4メートルの広いサイズで、グループキャンプや大人数での利用にぴったり!
雨風を避けるシェルターとして頼りになり、居住性も高いので、快適にキャンプを楽しむことができます。
迷彩柄は、自然に溶け込み目立ちにくいものの、無骨でかっこよく大人気!



DD Tarp S
参考価格:¥22,800
- 遮光性が高い
- 防水性が高く雨よけにも使える
- 複数人での使用には向いていない
「DD Tarp S」はDDタープの中でも最小の長方形モデル。
短辺が1.5mなので用途が限定されるものの、荷物を軽くしたいときや小型のギアと組み合わせて使えるのが特徴。
設営が簡単で、限られたスペースを有効活用できるため、シンプルなシェルターとして便利です。
身軽さ優先のベテランキャンパー向きのモデルとなっています。
DD Tarp XL
参考価格:¥15,800
- アレンジしやすい
- 軽くてたたむとコンパクトになるので持ち運びしやすい
- 大きめサイズで少し重め
空間に余裕を持たせたいなら「DD Tarp XL」がおすすめ。
「5×5」は大きすぎるけど「4×4」の正方形はしっくりこないという方に人気のサイズです。
テント代わりにしやすい大きさなので、タープだけの気軽なキャンプや、グループ・家族での利用にもぴったり。



DD SuperLight Tarp
参考価格:¥24,800
- バックパックの隙間に入れられるコンパクトさ
- いろいろな張り方ができるのが楽しい
- 風に弱い
「SuperLight」は圧倒的な軽さが魅力のモデル。
ほぼ同じサイズの「3×3」の約60%くらいの重さで、かさ張りにくく携帯性も抜群です。
防水性も抜群で急な雨にも安心で、サッと設営できるのも魅力的です。
軽くしたいけど、サイズダウンはしたくないという軽装備キャンパーは要チェック!
DDタープ比較一覧表
ここまで紹介してきたアイテムを一覧表でまとめています。
製品名 | DD Tarp 3×3 | DD Tarp 4×4 MC | DD Tarp S | DD Tarp XL | DD SuperLight Tarp |
---|---|---|---|---|---|
画像 | ![]() ![]() |
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サイズ | 3×3m |
4×4m
|
2.8×1.5m
|
4.5×3m
|
3×2.9m
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重量 | 790g | 1290g | 450g | 1020g | 460g |
販売サイト | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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「DD Tarp 3×3」「DD Tarp S」「DD SuperLight Tarp」はソロキャンパーに向いている大きさ。
特に軽装備で身軽に楽しみたい方は「DD SuperLight Tarp」がおすすめです。
その他の「DD Tarp 4×4 MC」「DD Tarp XL」はファミリーや複数人でのキャンプでも活躍してくれます。



DDタープに関するよくある質問
最後に、DDタープに関するよくある質問を紹介していきます。
DDタープの下で焚き火はできる?
基本的に、DDタープの下での焚き火はNGです。
DDタープは主にポリエステル素材で作られており、火に弱いため、火の粉が飛ぶと穴が開いたり溶けてしまう可能性があります。
難燃加工されていないため、焚き火を行う場合は、タープから十分な距離を取り風向きにも注意してください。
初心者向けの張り方が知りたい!
初心者にも張りやすく、タープを使いこなしている感がある「ビークフライ」。
ビークフライはフルクローズにもなる張り方で、使い勝手も抜群です。



DDタープにぴったりのポールはどれ?
DDタープにぴったりのポールは、タープのサイズや張り方によって異なります。
3×3mのタープには1.5m以上、4×4mのタープには2m以上のポールを選ぶと、余裕を持って設営できます。
ポールも頑丈なものを選ぶと、悪天候でも安心して使用できるでしょう。


まとめ
様々な張り方が楽しめるDDタープは、飽きることなく長く愛用できるアイテム。
汎用性が高く、持っておくと安心できるギアです。
デイキャンプであれば、テントなしでDDタープだけでも十分快適に過ごせます。
ぜひ、あなただけの理想的な張り方を見つけて、DDタープを使いこなしてくださいね!