キャンプ初心者から上級者まで幅広い層に人気のDOD(ディーオーディー)。
ウサギの可愛らしいロゴが特徴で、DODの商品は個性的なネーミングやデザイン性の高さ、コスパの良さがよく評価されています。
そこで今回は、DODのおすすめテント5選と選び方のポイントを紹介します。
ぜひ、お気に入りのDODのテントを見つけてください。
Index
DODってどんなブランド?
DODは、2008年に大阪で設立されたアウトドアブランドです。
DODというブランド名は、2018年に設立10周年を迎えた際、自社のバイク用品ブランドとアウトドアブランドを明確に区別するために改名されました。
そのため、以前のブランド名「ドッペルギャンガーアウトドア」の名前になじみがあるベテランキャンパーも多いのではないでしょうか。
設立10周年の節目に、DOPPELGANGER OUT DOORの頭文字をとって「DOD」と名付けられました。
ロゴの小さい三角は「山」、DODのOは「太陽」に見立てられ、ロゴ全体で「山と太陽」を表現しています。
DODではブランドコンセプトに「Stay Crazy」を掲げ、機能的・デザイン性が高くコスパのいい商品を展開しています。
DODのテントの種類
DODのテントは、大きく4種類に分けられます。
テントによって、設営のしやすさやおすすめのキャンプスタイルなど特徴が異なります。
特徴を以下の表にまとめました。
テントタイプ | ワンタッチテント | オリジナルテント | ワンポールテント | シェルターテント |
---|---|---|---|---|
設営のしやすさ | 広げるだけで簡単 | モデルによって簡単 | ペグダウン必須 | 設営に時間がかかる |
収納のしやすさ | ややかさばる | 標準的 | 超コンパクト | 大型でかさばる |
風への強さ | 風に弱い | 安定感がある | ペグ次第で強化できる | 強風でも安定感がある |
デザインの特徴 | シンプルで実用的 | 個性的でユニーク | おしゃれ・サイト映えする | 大型・開放感抜群 |
キャンプスタイル | 初心者・デイキャンプ向け | デザイン重視・ソロ〜大人数 | 軽量キャンプ・ソロ・サイト映え重視 | グループ・ファミリー・リビングスペース重視 |
テント例 | キノコテント |
カマボコテント エイテント |
ワンポールテント ヤドカリテント |
ヨンヨンベース スパイダーベース |
各テントの種類について詳しく解説していきます。
ワンタッチテント
傘を開く感覚で、簡単に組み立てられる特殊構造のワンタッチテント。
通常のテントのようにポールを組み立てる必要がなく、初心者や子ども連れのファミリーでも手間なく設置できます。
デイキャンプ、フェスなど、設営・撤収に時間をかけたくない場面で使うのがおすすめ!
前室付きのモデルもあり、荷物を置くスペースが確保できるため、さらに快適に過ごせます。
また、ユニークなデザインのテントも多く、人と被らない個性的なスタイルを楽しみたい人にもおすすめです。
オリジナルテント
DODが独自に開発したオリジナルテントは、ユニークなデザインと広々とした居住空間が特徴です。
代表的なモデルとして「カマボコテント」と「タケノコテント」があります。
どちらも大人数向けですが、「カマボコテント」はトンネル型のデザインで風に強く、広い前室があるためリビングスペースとしても活用できます。
「タケノコテント」は大きなワンルームタイプのテントで、家のような広い空間が魅力です。
オリジナルテントは、車で荷物を運ぶオートキャンプにも適しており、広い居住空間を確保したい人におすすめです。
また、デザイン性の高さからインスタ映えするキャンプサイトを作りたい人にも人気があります。
ワンポールテント
三角錐のクラシックなフォルムが特徴のワンポールテント。
中央のポール1本で支えるシンプルな構造のため、設営が比較的簡単で初心者にも扱いやすいテントです。
DODのワンポールテントは、サイズ展開が豊富なのも魅力の一つ。
コンパクトなモデルは軽量で持ち運びしやすいためライダーやソロキャンパーにもおすすめです。
シェルターテント
シェルターテントとは、通常の寝るためのテントとは異なり、広いリビングスペースとしても活用できる多機能なテント。
壁と屋根がある大型タープのような構造で、幅広いな使い方が可能です。
例えば、インナーテントを組み合わせて2ルームテントとして使ったり、コットを置いて宿泊スペースとして利用したりと、自由なアレンジが楽しめます。
高さのあるモデルが多いため、テント内を立って移動できるのも快適さのポイント。
広々としたリビングスペースとして活用でき、複数人が集まっても快適に過ごせるので、大人数のグループキャンプや長期キャンプにおすすめです。
DODのシェルターテントの中でも、特に人気のモデルが「ヨンヨンベース」。
ヨンヨンベースは、4.4m×4.4mの正方形型のコンパクトなシェルターで、開放感のあるデザインが特徴です。
ポールを使わずロープで吊るす設計により、中央に邪魔なポールがなく、広いリビングスペースを確保できます。
ソロキャンプやデュオキャンプ、フェスのベースキャンプとしても活躍する多用途なシェルターです。
テントの選び方
テントを選ぶ際に重要なポイントは、「使用する人数」「天井の高さ」「耐水圧」の3つです。
それぞれのポイントを確認して、自分の用途に合ったモデルを選びましょう。
使用する人数に合わせてサイズを選ぶ
収容可能人数は実際に使う人数+1を目安に選びましょう。
使用人数ぴったりのものを選んでしまうと、テント内の収納スペースが足りなくなる可能性があります。
快適に過ごすためにも、少し広めのモデルがオススメです。

天井の高さで選ぶ
DODのテントには天井高が130cm以下のものから180cm以上の高いものまで幅広く販売されています。
室内でもかがむことなく快適に動きたい場合は必ず高さをチェックしましょう。
高さがあるテントは風の影響を受けやすい傾向があります。
風の影響が心配な人は、天井高が160cm以下のテントを選択肢にいれるのがおすすめです。
耐水圧で選ぶ
どの季節でも快適にキャンプを楽しみたい人は、突然の雨にも対応するために耐水圧をチェックしましょう。
耐水圧とは、生地に染み込もうとする水圧に対し、どのくらいの水圧なら耐えられるのかを数値で示したものです。
テントの耐水圧は、500mmが小雨、1000~1200mmが雨、1500mm以上が大雨に対応できる目安とされています。
雨に備えたい場合は、耐水圧が1,500mm以上のテントを使うのがおすすめ!
DODのおすすめテント5選
ここからは、DODのおすすめテントをご紹介します。
今回は、寝室としての機能を重視したためシェルターテント以外のテントからピックアップしています。
SNSで見つけた口コミも一緒に紹介しているので購入の際の参考にしてください。
ワンポールテントL
参考価格:¥37,720
ペグを打ち込み、ポールを立ち上げるだけで完成するシンプルなワンポールテント。
天井高300cmで大人でも立つことができる広々とした内部空間が特徴です。
テント上部4ヶ所のベンチレーターにより、入り口を閉じた状態でも換気が可能で、通気性も抜群です。
加えて、インナーテントが全面メッシュ仕様のため、通気性が高く、夏でも快適に過ごせます。
ドーム型テントのようなフレームがなく、1本のポールとペグで建てることができるため、収納サイズはとてもコンパクトです!
初心者でも収納しやすいような大きめの収納バッグが付属しているのも魅力の一つ。
付属の収納バッグにはコンプレッション機能が装備されているため、収納サイズをコンパクトにまとめることができます。



口コミ・評判
一番多かったのは、天井の高さがあって過ごしやすいという意見でした。
大人数でのキャンプや、悪天候でテント内で過ごす事が多くても、天井が高いことで圧迫感が少なく快適に過ごせると嬉しいですよね。
その他には、テント内の換気がしやすく季節問わず快適に過ごせることも高く評価されていました。
カマボコテント3M
参考価格:¥79,640
DODの代表的なツールームテントで、広々としたリビングスペースと寝室を備えたモデル。
1つのテントを設営するだけで、寝室とリビングが同時に完成する時短テントです。
ファミリーキャンプやグループキャンプで快適に過ごせる、広々としたリビングスペースが魅力!
4~5人であれば広々と使用することができ、2~3グループが集まって飲み会やパーティをすることもできます。
広々としたリビングスペースがあることで、雨の日でも快適に過ごせるのが大きな魅力!
サイドパネルを開けばタープやシェルターとしても活用でき、天候やシーンに合わせた使い方が可能です。
カマボコテントは、豊富なオプションパーツが販売されており、季節や用途に合わせてカスタマイズすることで、より快適なキャンプを楽しめます。
- 結露を軽減するカマボコシールド
- お座敷スタイルを実現するカマザシキ
- プロジェクターで映画を見ることのできるカマボコシアター
私はカマボコシアターを使って、夜に友達と映画を観るのがお気に入りです!
カマボコシアターは、カマボコテント内で映画鑑賞などを楽しめるようにする専用のプロジェクタースクリーン。
設置は簡単で、カマボコテント内のフックに引っ掛けるだけ。
キャンプの夜を特別な時間にしたい方や、悪天候時にテント内で楽しみたい方におすすめです。
口コミ・評判
「前室も寝室も広くて、ゆったり過ごせた!」という口コミが多く寄せられています。
カマボコテントはインナーテントの吊り下げ数を増やすことができ、最大10人で就寝することが可能です。
「結露が気になる」という声もありますが、ベンチレーションを活用することで湿気を逃し、快適に過ごせましたよ。



キノコテント
参考価格:¥39,600
キノコのような丸みを帯びたドーム型デザインが特徴で、大人気のワンタッチテント。
ワンタッチ構造を採用しているためフレームを傘のように開くだけの簡単設営で、初心者でも短時間で簡単に設営・撤収ができます。
壁が垂直になっているので、他ドーム型テントに比べて圧迫感を感じることなく就寝することができました。



すべての壁面と天井部にメッシュに切り替えのできるメッシュ窓が複数配置されているため、夏場でも風通しがよく快適に過ごせます。
虫の侵入を防ぎながら、室内のムレを軽減できるのもポイントです。
口コミ・評判
一番多かったのは、写真映えのする可愛らしい見た目についての口コミでした。
キャンプ場でも目を引く大きなドット柄のキノコは写真映えしますよね。
可愛らしいキノコ型のテントは、子供からも人気があるので子連れキャンパーにもおすすめです!
ヤドカリテント
参考価格:¥58,150
テント1つでリビングと寝室を展開できる便利な2ルームテント。
別でタープを用意する必要がなく、設営時間を短縮できるため、設営や撤収の負担が軽減され、初心者でも扱いやすいのが魅力です。



肌寒い季節のキャンプにも最適な冷気の侵入を軽減するためのスカートが付いています。
風によるスカートのバタつきを抑えるために、スカートの一部に巻き上げて固定するトグルが付属しているので安心です。
インナーテントには、ポリコットン素材が採用されています。
ポリコットンは吸湿性・通気性に優れた素材なので、夏は湿気を逃がして涼しく、冬は熱を逃しにくく暖かいのが特徴です。



口コミ・評判
特に大好評だったのは、「前室部分が広くて、過ごし心地が抜群」という点でした。
日中の暑い時間帯には、前室にテーブルや椅子を置いて、涼しい日陰で休憩するのが醍醐味ですね!
その他には、ヤドカリ状態だけでなくクローズ状態でも使える点が、状況に応じて使い方を変えられると好評でした。
エイテント
参考価格:¥59,720
クラシックな外観と高い機能性を両立させた、ニュークラシックテント。
家のような見た目で全体的に高さがあり、圧迫感を感じにくい設計が特徴です。
テントの前後がドアになっており、出入りがしやすい2ドア仕様です。
これにより、テント内の移動がスムーズになり、レイアウトの自由度も高まります。
全方向に大型のメッシュ窓が備わっており、開放すればほぼ360度の風通しを実現。
就寝前の結露対策や、夏の暑さ対策もバッチリですよ!



エイテントにプラスでお勧めしたいのがヒレタープ。
ヒレタープと接続することで、エイヒレスタイルに。
エイヒレスタイルはDODユーザーの間でも人気が高く、広々としたリビングスペースを確保できます。



口コミ・評判
「組み立てが簡単だった!」という口コミが多く寄せられています。
エイテントほどの大きさのテントで、設営・撤収が簡単なのは大きなメリットですよね!
キャンプ初心者にもおすすめできる大型テントです!
まとめ
キャンプ初心者から上級者まで幅広い層に愛されているDOD。
機能性もデザイン性も高くコスパ最高のDODのテントなら、こだわりが強いキャンパーでもお気に入りのテントを見つけられるのではないでしょうか。
今回紹介したテントを参考に、自分にぴったりのテントを見つけてキャンプを楽しんでくださいね。

