テントといえばかまくら型のドームテントをイメージする方も多いですよね。
組み立てが簡単なドームテントは初心者にも扱いやすく、ファミリーからソロキャンパーまで根強い人気があります。
という方も多いはず。
そこで本記事では、ドームテントのおすすめ10選と選び方のコツを詳しく紹介します!
ぜひ、ドームテント選びの参考にしてくださいね。
いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
ドームテントとは?3つの特徴を解説!
ドームテントとは、文字通りドーム型をしたテントのことです。
どのような特徴があるのか詳しく見ていきましょう!
テント内空間が広い
ドームテントはテント内の空間が他のテントと比べて広く、ファミリーや友達など、複数人で広々過ごせるのが魅力です。
室内の中心あたりにポールが立たず、天井が高いアイテムも多いので、圧迫感を軽減しながら快適に過ごすことが可能。
また、前室やキャノピーがあるタイプであれば、さらに空間に余裕をもってゆっくりと過ごすことができますよ。
設営しやすい
2本のポールをクロスさせて、テンションをかけることで自立する骨組みをもっているのが一般的なドームテント。
1人で設営できるほど組み立てが簡単なモデルも多いため、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
雨風に強い
丸みを帯びていて雨風を受け流しやすい構造のドームテントは悪天候の中でのキャンプにもおすすめ。
ペグや張網なしで形になる自立式のテントのため、耐風性に優れていて、ペグを打ちにくい地面にも対応できます。
また、アーチ状の天井は風からの影響を減らすため、テントが飛んだり破れるのを防いでくれます。
ドームテントの選び方!コレさえ押さえれば失敗しない
ドームテントといっても種類はさまざま。
用途に合わせて最適なテントを選ぶことが大切です。
ここからは、ドームテントを選ぶとき注目したいポイントを紹介していきます。
人数
販売されているテントにはアイテムごとに使用可能な人数が決まっています。
荷物も入れつつ広々過ごす場合、対応人数+1人のサイズを目安に選ぶのがおすすめ!
1人分のスペースがあることで余裕が生まれ、荷物置き場も確保することが可能です。
ただし、サイズが大きいテントはその分重くなり、持ち運びづらくなる場合もあります。
ギアの量やテント内のレイアウトを考慮しながら、ベストなサイズのテントを選ぶと良いでしょう。
性能
テントの性能はものによって大きく異なるため、しっかりとチェックしておきたいポイントです。
特に注目したいのが、耐水圧や通気性!
耐水圧が高いテントほど、テントの裏に水が染み出しにくく、過酷な環境にも対応できます。
おすすめは耐水圧が1500mm以上のテント。
山にキャンプに行く場合は急に天候が変わる可能性も高いため、耐水圧の高いテントを準備しておくと良いでしょう。
また、夏場のキャンプでは熱が内部にこもりやすくなるため、通気性の良さもチェックしましょう。
メッシュ窓やベンチレーションがあれば空気や熱気がこもりにくく、気温の高い場所でも快適に過ごすことができます。
設営方法
ドームテントのなかには、フレームと、フレームを通すスリーブが色分けされているモデルがあります。
同じ色の部分にフレームをあわせるだけなので、取りつけ位置を間違えにくく、設営がとても簡単なのが魅力。
フレームを通す場所を間違えてしまった・・・!
というミスを防ぐことができるため、設営が不慣れな初心者の方は、このタイプがおすすめです!
ドームテントおすすめ10選!
ここからは、ドームテントのおすすめ10選を紹介していきます!
1人用、4人用、ファミリー用と、タイプ別に詳しく解説しているので、ご自身のキャンプスタイルに合うものをチェックしてみてください。
コールマン ツーリング ドーム ST【1人用】
1〜2人用のコンパクトなドームテント。
コンパクトながら背の高い前室が備えられ、テント内の横幅も210cmと男性でも快適に過ごすことができます。
1人でも簡単に設営撤収ができるのもソロキャンプにおすすめしたいポイントの1つです。
コールマン BCクロスドーム 270【4人用】
シンプルなフレームワークを採用した、コスパ抜群の定番ドームテントです。
黄色のポールは黄色のフックに書けるなど、キャンプ初心者でも簡単に設営可能。
キャノピー付きで、ちょっとしたタープ代わりになるのも便利ですね。
耐水圧1,500mmで、突然の雨にも対応しています。
スノーピーク アメニティドームM【ファミリー用】
高品質かつ高いコストパフォーマンスを誇る3~4人用のベストセラーテント。
設営しやすいように、インナーテントとフライシートを合わせる場所は同じ色のテープが使われています。
汎用性が高く、キャンプ初心者の方でも簡単に組み立て可能で、入門用テントとして人気!
デュオ・ファミリーにおすすめのサイズで、4人家族にピッタリです。
バンドック ソロドーム 1BDK-08【1人用】
キャンプ芸人のヒロシさんが愛用していたことで、注目度が高まったテントです。
インナーテントのフルメッシュ仕様とベンチレーションにより、夏場のキャンプも快適に過ごせます。
リーズナブルでありながら耐水圧は3,000mmと安心のスペック!
フライシートを跳ね上げればタープのように出入り口に屋根を作ることも可能です。
居室内はランタン用フックや小物用ポケット、ギアハンモック完備で、収納スペースも充実しています。
ノースフェイス ジオドーム4【4人用】
球体に近いドーム形状が個性的なテントです。
4人用のテントというより別宅のような趣で、天井が高く広い居住スペースが魅力!
6本のポールで組み立てる頑丈なジオテック構造のため、雨風が強くても崩れることはありません。
防水性に優れたバスタブ構造で居住環境に優れているため、テントで連泊する方にもおすすめです。
ポモリー Dome X6 Pro【ファミリー用】
- 薪ストーブの使用可能
- 煙突穴の下部分が耐火仕様
- 広い空間で快適に過ごせる
- やや重量があり、収納サイズも大きめ
- 価格設定が高め
冬のキャンプに最適な6人用の大型自立式ドームテントです。
ストーブジャックが付いている為、冬場は薪ストーブを使用することが可能!
スノースカートもつきで冷気をシャットアウトするので、効率的にテント室内の温度を上げることが出来ます。
取り外し可能なグランドシートは、薪ストーブが置けるように煙突穴の下部分は耐火仕様となっています。
コールマン インスタント アップ ドーム S【1人用】
ワンタッチで設置できる、女性キャンパーに人気のドームテントです。
メッシュ部分が広く、夏場のキャンプでも活躍!
キャノピーを跳ね上げて使用すれば、大きな空間をつくることも可能です。
前室が広いので昼間使った荷物もしまうことができ、コスパが高く初心者にとってもおすすめのアイテムです。
プロックス クイックドームテント パオグラン【4人用】
ワカサギ釣りに最適なワカサギテントは耐風性が高く、冬キャンプにおすすめです。
12ヶ所の紐を引くだけで簡単に設営・撤収できます。
テントの中は、大人4人が立っても十分な広さ。
空気の出入り口は全てメッシュ装備になっているので、害虫が侵入してくる心配もなく安心です。
フェールラーベン アビスコ ドーム 3【ファミリー用】
3人用という収容人数に対して、とても軽量なドームテント。
極限環境以外、4シーズンでの使用が可能です。
広い入り口が両サイドにあり、作業がしやすく使い勝手がいいのも魅力的。
3つのポールで自立するので、組み立てた後もそのまま好きな場所に移動することができます。
ノルテント ギャム 4【ファミリー用】
薪ストーブの設置が可能な、5人用の自立式ドームテント。
内側にもスカートがついている構造は珍しく、保温性は抜群です。
7つのポイントでポールがクロスしていることで耐久性が強く、悪天候や大雪の際も安心。
コンパクトで持ち運びが楽にできるのも嬉しいポイントです。
ドームテントに関するよくある質問
ドームテントのよくある質問とその回答をまとめました。
ポールやテントの修理ってどこにお願いするの?
使用しているテントのメーカーによるため、まずは問い合わせて修理やパーツ交換の対応をしているか聞いてみましょう。
対応しているメーカーでは、自社のサポート窓口や販売店から修理・パーツ交換の依頼ができます。
ドームテントは初心者でも設営が簡単?
ドームテントは、設営に慣れていない初心者でも簡単です!
非自立式のテントをキレイに張るには慣れが少し必要ですが、ドームテントは簡単にキレイに張れます。
大型テントの設営は大変なので、ソロキャンプなら2人用テントくらいがおすすめです。
ポールを長持ちさせるには?
ポールを長持ちさせるコツは、しっかり奥まで挿してつなげることです!
挿し込みが甘いと、テントを立ち上げるときなどに変形してしまいます。
テントのスリーブにポールを通すときは押すだけにして、引かないようにするといいですね。
また、ドームテントは張網やペグなしで設営できますが、風対策に張網をしたほうがポールにやさしいです。
まとめ
設営がカンタンでキレイに張りやすく、ラインナップが豊富なドームテントは初心者にもおすすめです。
本記事では、コスパ重視のものからヘビーユーザー向けのものまで紹介しました。
- ペグ・張網なしで設営できる
- 初心者でも設営がカンタンでキレイに張りやすい
- 各ブランドのラインナップが豊富
- ユーザーが多く、アドバイスをもらいやすい
ユーザーが多く、取り扱いに困ってもアドバイスをもらいやすいため、テント選びに迷っているならとりあえずドームテントを選ぶのもアリ!
ぜひ、お気に入りのドームテントをゲットして、キャンプを楽しんでくださいね。