四角いフォルムが可愛らしい「カンケンバッグ」でお馴染みのスウェーデンのブランド、FJALLRAVEN(フェールラーベン)。
実は、テントやシュラフなどのキャンプギアを発売しているってご存知ですか?
機能的かつ洗練されたデザインのギアは、キャンプ初心者から上級者まで注目を集めています。
本記事ではそんなフェールラーベンのテントの魅力とおすすめのキャンプギアをご紹介します!
Index
フェールラーベンってどこの国のブランド?
フェールラーベンは、1960年にオッケ・ノルディンによって設立されたスウェーデンの国民的アウトドアブランド。
機能性と耐久性を兼ね備えた製品を揃えており、アウトドア愛好家だけでなく、日常使いとしても多くの人々に愛用されています。
フェールラーベンは、アウトドアブランドにとどまらず、サステナビリティや環境への配慮を重視した企業として知られています。
その理念は、以下の6つのポリシーに集約されています。
<6つのポリシー>
- 機能的であること
- 丈夫で長持ちであること
- タイムレスなデザインであること
- 信頼を裏切らないこと
- 使い勝手がよいこと
- 厳しい自然に立ち向かえること
フェールラーベンのテントの魅力
続いてフェールラーベンのテントの魅力についてご紹介!
こだわりがたくさんつまったフェールラーベンのテントについて迫ります。
抜群の耐久性・機能性
フェールラーベンのテントは、美しいデザインだけでなく、耐久性・機能性も抜群。
その理由の1つが、独自開発された素材にあります。
例えばKeb Endurance 3のテントは、生地の両面に4層のシリコンコーティングを施すことにより、劣化しずらく長年愛用できるように工夫されています。
また、幅広い季節に対応しているテントが多く、1つ持っているだけでオールシーズン使うことが可能です。
シンプルなデザインと使いやすさ
北欧らしいミニマルで洗練されたデザインが特徴。
また、すべてのテントがフライシートとインナーテントの一体型で設計されています。
フライシートとは、テントの外側を覆うシートのこと。
防水加工が施されており、雨風や木の枝などによるインナーテントの劣化や傷を防ぐ他、紫外線や日差しを遮る効果もあり、テント内の温度上昇を抑え、快適な空間を保つ役割も担っています。
インナーテントとは、フライシートの内側に設置するシートのこと。
虫の侵入を防ぎ、安心して眠れるよう、寝室や居住空間としての機能を果たします。また、寝具を置くスペースとしても活用でき、プライベートな空間を確保することができます。
そのため、設営・撤収がしやすく初心者でも扱いやすくなっているのが魅力的ですね。
CAMPON編集部のおすすめギア
ここからはCAMPON編集部がフェールラーベンのおすすめギアをご紹介します!
テントやタープ、寝袋を紹介しますので、買い替えを検討している方や可愛らしい北欧デザインが好きな方は必見です!
Keb Endurance 4
厳しい気象条件にも対応可能のハイスペックな4シーズントンネル型テント。
目を引く美しいカラーと広い前室が特徴的!
前室が広いことで、荷物やギアをしっかりテント内に収納することができ、複数人での使用や長時間の滞在でも快適に過ごすことができます。
フライシートには高機能素材「TripleRipナイロン」が採用されており、場所によって強度を使い分けることで、軽量さと高い耐久性を実現しています。
アウトドアに最適な「TripleRipナイロン」の特徴
- 軽く持ち運びやすさを高める軽量性
- 地面や岩などにも耐える耐摩耗性
- 悪天候にも耐えて内部を濡らさないための防水性・撥水性
- 通常のナイロンと比べて裂け目が広がりにくい高い引き裂き強度
人数 | 4人 |
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重さ | 6kg |
サイズ | 240×540×H125cm |
収納サイズ | 25×47cm |
Keb Dome 3
冬のトレッキングや風の強い場所でも使える4シーズン対応の3人用ドームテント。
3ポール自立設計となっており、設営後に異なる場所へ完成したテントを持って移動することもできます。
すべてのドア部分をメッシュにすることができるため、通気性が高く、暑い場所でも快適に使用可能です。
人数 | 3人 |
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重さ | 4.79kg |
サイズ | 245×340×H125cm |
収納サイズ | 23×42cm |
Abisko View 2
暑い時期や熱帯地域での使用に最適な、通気性に優れた自立式のソロキャン向け3シーズンテント。
両サイドの前室のフライシートはロールアップ可能で、インナーテントは両サイドメッシュ仕様となっているため、風通し抜群で開放的に過ごすことができます。
収納ポケットや物干しロープが用意されているため、小物をなくしてしまうこともありません。
人数 | 2人 |
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重さ | 2.7kg |
サイズ | 295×220×H120cm |
収納サイズ | 16×44cm |
Abisko Tarp
3×3mのタープ。
軽量ながらも非常に丈夫な40デニールのTripleRipナイロンが採用されています。
テントの外にリビングスペースを設けたり、風雨を避けるために単独で使うなど様々な使い方が可能です。
人数 | – |
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重さ | 500g |
サイズ | 3×3m |
収納サイズ | – |
Singi Three Seasons Regular
コンパクトで軽量なダウンスリーピングバッグ。
グースダウンを90%使用しているため、保温性に優れています。
また、マミー型で、立体フードが熱を逃がさず、寒さの厳しい環境下でも暖かさを保ちます。
そのため、寒い時期の登山やキャンプに最適です。
グースダウンとは
ガチョウの羽毛を洗浄・加工して作られている羽毛のこと。
ひとつひとつの羽毛が大きいため、他の水鳥の羽毛と比べてかさが高く空気を多く含むため、保温力と軽さに優れています。
重さ | 850g |
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サイズ | 180×80cm |
Abisko Two Seasons Reg
春〜秋の3シーズンに対応したマミー型寝袋。
フェールラーベン独自の機能素材「Supreme Microloft」が採用されており、万が一濡れてしまっても保温してくれるスグレモノです。
小型のインナーポケット付になっているため、スマートフォンなど手元に置いておきたい小物を収納することができます。
重さ | 1kg |
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サイズ | 180×80cm |
【番外編】CAMPON編集部のおすすめリュック
ここまでキャンプで使えるテントを紹介してきましたが、フェールラーベンの代表アイテムといえばリュックというイメージをお持ちの方も多いことでしょう。
ここからは番外編として、おすすめのリュックをご紹介します。
中には、デイキャンプであればリュック一つだけで行くことのできる容量が多いリュックも!
KANKEN
フェールラーベンのアイコンである、「KANKEN」。
「KANKEN」はスウェーデン語で「持ち運ぶ」という意味があり、リュック・手提げとして2WAYで使うことができます。
摩耗性、耐久性、耐水性の高いビニロン素材が採用されているため、デイリー使いだけでなくアウトドアでも活躍します。
サイズ | 高さ:38cm x 幅:27cm x 奥行き:13cm |
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重さ | 300g |
容量 | 16L |
素材 | ビニロン: ポリビニルアルコール100% |
Abisko Friluft 45 M/L
背面がメッシュで通気性が良く蒸れにくく、高温多湿な場所でのハイキングやトレッキングに最適なバックパック。
2本のウェビングベルトとバックルが底面についており、その間にスリーピングマットなどを固定できます。
ヒップポケットには二つのポケットがあり、小物を収納するのに便利です。
サイズ | 高さ : 74 cm x 幅 : 44 cm x 奥行 : 24 cm |
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重さ | 1640g |
容量 | 45L |
素材 | ナイロン100% 210D リップストップ(リサイクル)/ナイロン100% 500D(リサイクル) |
Greenland Top
軽量かつシンプルで、自転車での移動やハイキングに適しているバックパック。
本体内側には15インチのノートパソコン用のスリーブ付きで通勤にもピッタリ。
シンプルで飽きのこないすっきりとしたデザインで末永く使用できます。
サイズ | 高さ:43cm x 幅:26cm x 奥行き:15cm |
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重さ | 700g |
容量 | 20L |
素材 | G-1000 HeavyDuty Eco: 65% polyester, 35% cotton |
まとめ
タイムレスなデザインで長く愛されているフェールラーベンのアイテムの数々は、いかがでしたでしょうか。
フェールラーベンのテントは、北欧風の可愛らしいデザインと耐久性・機能性を兼ね備えており、流行関係なく長く使うことができます。
また、種類が豊富で人数や使いたい季節に合わせて選ぶことができるのも嬉しいポイントですね!
フェールラーベンなら、こだわりが強いキャンパーでもお気に入りのテントを見つけられるのではないでしょうか。
今回紹介したテントを参考に、自分にぴったりのテントを見つけてキャンプを楽しんでくださいね。