クローゼットの中でも見せる収納としても使えるハンガーラック。
部屋はもちろん、テント内もすっきり整理しながら、おしゃれな空間を作ることができる便利なアイテムです。
本記事では、インテリアにもなるおしゃれなハンガーラックの選び方のポイントとおすすめ商品をご紹介!
北欧風・ナチュラル・モダンなど、さまざまなテイストに合うおすすめ商品をピックアップしています。
また、見せる収納として使いたい方向けに、おしゃれなハンガーラック収納のコツも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

さち
キャンプ好きの友達の話を聞いて興味を持ち、情報収集をしている初心者キャンパー。
初心者ならではの目線で、キャンプだけでなくいろいろなアウトドアシーンで使えるコスパ重視でおしゃれなウェアーやキャンプギアを紹介します。
Index
ハンガーラックを使うメリット・デメリット
- どこでも収納場所を作れる
- シワにしたくない衣服やロング丈の服をハンガーに掛けておける
- シュラフなどを掛けて乾かせる
- キャンプギアをかければ、汚れにくく、洗ったあとも乾きやすい
- 部屋の大きさに合わせて選ばないと窮屈
- 耐荷重を守らないとすぐ壊れる
ハンガーラックの最大のメリットは、どこでも収納場所を作れること!
収納がないお部屋やテント内でも、ハンガーラックを置くだけで、収納場所を確保することができます。
しかし、たくさん収納が欲しいと大容量のハンガーラックを選んでしまうと、

大きすぎて、部屋が窮屈になった

テント内の居住スペースが削られて、邪魔に感じる…
なんてことになってしまうかもしれません。
買ってから後悔しないためにも、必ず置く場所のサイズとどのくらいの空間が埋まるのかを確認してから購入するようにしましょう。
また、キャンプで寝るときに使ったシュラフを日中に乾かしておけたり、キャンプギアを掛けておくことも可能。
シュラフの湿気対策にもなりますし、テント内で散らかりがちな衣服を整理したり、ギアを洗って乾かして置いたりと、さまざまな用途で大活躍しますよ。

ハンガーラックの選び方のポイント
クローゼット内をすっきりと整理できたり、自分の好きな場所に収納を作れるハンガーラック。
お部屋やテントサイトに合わせたデザインとサイズのものを選ぶことで、おしゃれな空間を作ることができます。
ここからは、自分にぴったりのモデルを選ぶために、ハンガーラックの選び方のポイントを紹介します。
サイズと設置場所をチェック
まずは、収納を置く場所のサイズとハンガーラックのサイズを確認しましょう。
サイズ展開が豊富なモデルや、伸縮可能で好きな高さに調整できるモデルもあるため、自分が必要な容量を考えて選ぶのがポイント。



また、ハンガーラックの幅は、洋服の収納枚数を考慮して選ぶと失敗しにくいです。
使用するハンガーや洋服の種類で変わりますが、だいたい服の厚さは1着約2.5cm。
カビなどが生えないよう通気性も考慮して、20〜25枚程度収納したい場合は、幅約80cm前後のものを選ぶのがおすすめ。
30枚以上収納したい場合は、バーが2本になっているハンガーラックで、幅が100cm前後のものを選ぶと、きれいに余裕を持って収納することができます。



デザインと素材で選ぶ
ハンガーラックは、木製やスチール製・アイアン製など、さまざまな素材のものが販売されています。
部屋のテイストに合う素材やデザインのものを選ぶことで、おしゃれなインテリアとして見せる収納を作ることができますよ。
木製 | ・北欧風やナチュラルな雰囲気の部屋に馴染む ・木のぬくもりやあたたかく優しい雰囲気 |
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スチール製 | ・耐荷重も大きく、とても頑丈 ・倒れにくいため、安全性が高い ・大容量の収納が欲しい人におすすめ |
アイアン製 | ・デザイン性が高い ・デザイン次第では、モダンな部屋にもクラシカルな部屋にも、スタイリッシュな部屋にも馴染む |
部屋の統一感を重視する方は、木製やデザインが豊富なアイアン製がおすすめです。
ぬくもりのあるお部屋にもシンプルなお部屋にも馴染みやすく、デザイン性が高いものが多いため、インテリアとしても優れています。
デザイン性よりも収納力重視で、とにかく頑丈でたくさん掛けられるものが欲しい方は、スチール製がぴったり。
耐久性が高く、安全性にも優れているため、大容量で長期間使うことができますよ。
ハンガーラックはメインかサブか
お部屋にクローゼットがあり、プラスワンとしてハンガーラックを使う場合は、スリムタイプのハンガーラックがおすすめ。
スリムなハンガーラックをクローゼットとは別で置くことで、シーズンもののアウターやマフラーなどの小物を掛けて収納できます。



また、クローゼットのデッドスペースがもったいないという方は、ボトムスを掛けて収納できる「ズボンハンガー」などを活用すると、収納力が高まります。
一方で、メイン収納としてハンガーラックを使う場合は、たくさん服を掛けられる幅約80cm以上のハンガーラックや、バーが2本になっているタイプを選ぶのがおすすめです。
機能性で選ぶ
ハンガーラックには、バーが1本ついているだけものから、小物などを収納できるよう棚がついているもの、キャスター付きのものなど、いろいろな種類があります。
どんな機能があるのか、見ていきましょう。
伸縮式 | ・幅を調節できるので、部屋の間取りや設置場所に応じて変えることができる ・スリムタイプかワイドタイプか悩む方におすすめ |
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上下可動式 | ・ハンガーを掛ける位置を替えられる ・1段で丈の長い服を収納したり、2段にしてシャツなどの服をたくさん掛けることもできる ・置く場所によって、収納力を調節したい方におすすめ |
収納棚付き | ・洋服以外の小物(帽子やカバン、手袋、マフラーなど)を一緒に収納できる ・お気に入りの雑貨を飾って、ディスプレイを楽しめる ・収納ラックとしても使える ・服以外のものも収納したい方におすすめ |
キャスター付き | ・移動がしやすい ・部屋の模様替えや掃除のときにも便利 ・安全面も考慮して、ストッパー付きのものを選ぶのがおすすめ |
以上4つが、ハンガーラックにプラスアルファーとしてよく備わっている機能です。
特に、伸縮式や上下可動式のものは、引っ越してお部屋の間取りが変わっても調節して使えるため、長く愛用できます。
また、インテリアとしても優れたハンガーラックが欲しい方は、収納棚付きがおすすめ。
お店のように雑貨を並べてディスプレイを楽しめたり、棚に好きな収納ケースを置いて自分好みにアレンジしやすいです。



キャンプなどのアウトドアで使う場合は、組み立て・分解が簡単なものや折り畳めるタイプのものを選ぶのがおすすめ。
木製やアルミ製のものは、比較的軽量で携行性に優れ、簡単に設置できるため、出し入れもしやすいですよ。
耐荷重も要チェック
ハンガーラックを安全に使うには、収納量より余裕をもった耐荷重のものを選ぶことが重要。



冬物コートは1〜3kg、ジャケットやパーカーは0.8kg、シャツは0.3kgほどが目安とされているので、参考にどのくらいの衣服を収納するのか考えてみましょう。
どうしても冬のほうが厚手の服や重さのあるアウターを着るため、冬の収納量を基準に耐荷重を決めるのがポイント。
一時置きとしてや、よく着る服を少量掛ける場合は、最低でも耐荷重15kg、オールシーズンの服をすべて掛けて置きたい場合は、耐荷重100kg前後の余裕があるものを選ぶのがおすすめです。
ハンガーラックのおすすめ5選
ここからは、選び方のポイントを踏まえて、おすすめのハンガーラックを5つご紹介!



デザイン性の高いおしゃれなモデルから、たくさん掛けても安心な耐久性に優れたモデルなどを取り上げています。
自分の重視したいポイントに合わせて選んでみてくださいね。
アイリスオーヤマ「ハンガーラック」
ロング丈の衣服の一時置き、見せる収納として使いたい方におすすめなのが、アイリスオーヤマのハンガーラック。
高さが150cmあり、ロングコートなども余裕で掛けることができます。



他にも、ベッドルームに置いて明日着る服を掛けておいたり、リビングに設置して、お気に入りの服をインテリアとして飾っておくことも可能。
幅64cmとスリムなデザインなので、一人暮らしのお部屋に1台で設置したり、収納がない部屋に2台並べて設置して、クローゼットとして使うのもおすすめです。
山善「トローリハンガー6」
高さを変えられて、長く使えるハンガーラックを探しているときに見つけたのが、山善のトローリハンガー6。
高さは4段階、1台で6通りの形に高さを変えることができ、暮らしに合わせて用途を変化させられるのが魅力!



また、リニューアル版はハンガーバーが追加されており、かごを上棚として使ったり、2段にして使ったりすることもできるようになりました。
ストッパーありのキャスターもついており、移動や掃除も簡単ですよ。
山善「ハンガーラック ダブル」
ギラギラなシルバーのバーが、ツヤのないブラックにリニューアルしたことでデザイン性がアップした山善のハンガーラックダブル。
幅は86〜140cmまで、高さは89〜152cmまで調整できる伸縮式で、どんなスペースにも設置可能なのが特徴です。



バーの端はズレ落ち防止のフック仕様で、バッグや帽子、ベルトなどを引っ掛けて置くことも可能。
シンプルだけど、機能性に優れたハンガーラックを探している方におすすめです。
フィールドア「アウトドアハンガーラックM」
アウトドアでも使える軽量でコンパクトなハンガーラックを探している方におすすめしたいのが、フィールドアのアウトドアハンガーラックM。
衣服や小物はもちろん、シュラフも掛けられる高さがあり、キャンプ泊後の収納前に干しておきたいという願いも叶えてくれる便利アイテムです。
フレームは強度ある素材が採用されていて、耐荷重も約20kgあるため、安心していろいろなものを掛けることができます。
また、ショックコードで繋がっているので、組み立てと収納も楽ちんですよ。



スモア「ウッディハンギングラック2」
木製で温かみを感じられるため、北欧風やナチュラルテイストのお部屋やキャンプサイトに馴染むスモアのウッディハンギングラック2。
テーブルとしてもラックとしても使える2WAYタイプなのが特徴!



従来モデルよりも、上質な木材に変更され、長持ちするようになったのも嬉しいポイント。
付属フックの数も10個に増えたので、より多くのアイテムを掛けることができ、使い勝手がよくリニューアルされています。
キャンプなどで使いやすく、お部屋のインテリアとしても活躍するおしゃれなハンガーラックを探している方におすすめです。
ハンガーラック収納をおしゃれに見せるコツ
ハンガーラックは、お部屋の収納力をアップさせてくれる便利なアイテム。
しかし、ハンガーラック収納をおしゃれに見せるのはなかなか難しいですよね。
そこでここからは、ハンガーラックを使ったおしゃれな収納を作るコツを紹介します。



統一感のあるハンガーを使う
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同じ種類のハンガーで揃える事によって、統一感がありすっきりとした印象に。
ハンガーとラックのカラーを揃えると、さらに統一感があり、洗練されたおしゃれな空間になります。



帽子やバックを掛けてディスプレイ収納に
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ハンガーラックに帽子やバックなども一緒に掛けて、衣服を収納できるよう吊り下げ式の収納ボックスをつけることで、お店のようなディスプレイ収納に。
テント内が散らかることもなく、どこに何がしまってあるかもわかりやすいのにおしゃれ!
子どもの着替えやタオルなど荷物がたくさんなファミリーキャンパーの方におすすめです。



ラック付きだと小物も収納できる
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ラック付きのハンガーラックは、クローゼットがないお部屋にもぴったり。
収納ボックスを置いて、畳んだ服を入れることもできたり、オフシーズンのものを上に置いておいたりもできます。
また、ラックの横にフックを引っ掛ければ、バッグや帽子を収納できるので、いろいろなものを一箇所にまとめて収納したい方におすすめです。
キャンプギアをきれいに収納することもできる!
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ハンガーラックは、お部屋だけでなく、キャンプシーンでも大活躍するんです!
バーに専用のフックを取り付けて、シェラカップやライト、ランタンなど、さまざまなキャンプギアを収納可能。
ボックスにまとめて収納するよりも、ひと目でどこに何があるかわかりやすく、おしゃれなキャンプサイトを作ることができますよ。
ニトリやカインズで買えるハンガーラック
ここからは、ニトリやカインズで買えるハンガーラックを紹介します。
比較的低価格で手に入るので、価格重視の方やデザインにこだわらない方は、参考にしてください。
素材や耐久性などはやや劣るため、長く使い続けたい方は、先ほど紹介したモデルを選ぶことをおすすめします!
縦横に伸縮可能!丈の長い服が掛けやすい
サイドフックつきで、両側にバッグやベルトを掛けられる!
引き出し付き!ダブルハンガーで大容量!
おすすめのハンガーラックまとめ
お部屋の収納にも、テント内の収納としても使えるハンガーラック。
自分好みのおしゃれなデザインを選べば、収納しながらインテリアを楽しむことができます。
機能性やサイズ・耐久性も考慮して、お部屋やテント内の雰囲気に合うものを選ぶのがポイントです。
本記事を参考に、素敵な空間作りを楽しんでくださいね。