そんな人におすすめしたいのが「ジェットボイル」。
ジェットボイルは、素早くお湯を沸かすことのできるバーナーとクッカーが一体型のギアです。
その利便性からキャンプや登山シーンで一気に普及し、今やアウトドア調理器具の人気製品に。
本記事では、ジェットボイルの全6種類のおすすめポイントと比較を紹介します。
Index
ジェットボイルとは?
ジェットボイルはアウトドアで手軽に調理を楽しむために開発された、バーナーとクッカーが一体になった調理器具。
ジェットボイルのすごいところは、圧倒的な速さでお湯を沸かすことができる点です!
わずか2〜3分で500mlの水を沸騰させることができます。
- 温かい飲み物を短時間で用意する
- 煮込み料理など、お湯を使うレシピを並行して調理する
- なにかと忙しくなりがちな朝の準備
ジェットボイルの選び方
最初にジェットボイルの選び方を解説します。
使いたい用途に合わせて選べるように、ぜひチェックしてください!
容量で選ぶ
ジェットボイルのモデルは全6種類。
容量は小さいもので0.8L(1人用)、大きいもので1.8L(2~4人用)です。
ジェットボイルはクッカーとバーナーがセットとなっており、同じジェットボイルでも別モデルのクッカーとバーナーを組み合わせて使うことはできません。
そのため、付属するクッカーの容量を確認して選びましょう。
火力調整機能で選ぶ
調理で使う際には火力の調整をしたいですよね。
サーモレギュレーターが搭載されたモデルでは、火力の調整が可能です。
そのため、煮込み料理や炒め物などの幅広い調理ができます。
サーモレギュレーター搭載 | ミニモ、マイクロモ、スモー |
サーモレギュレーター非搭載 | ジップ、フラッシュ、スタッシュ |
<サーモレギュレーターとは>
サーモレギュレーターは、ガス流量を調整することで火力を制御する機能。
気温の変化やガス缶内の圧力低下などで火力が不安定になった際に、自動的にガス流量常温時と同じ安定した火力を発揮します。
安定した火力を維持することで、調理の失敗を防いだり、煮込みや炒めなどの繊細な調理ができます。
軽量・コンパクトさで選ぶ
ワンパックキャンプや登山では、荷物を少しでも軽くコンパクトにしたいですよね。
ジェットボイルは、すべての商品がクッカー本体にパーツを収納することができるオール・イン・ワン設計。
バッグの中でバラバラになってしまうことがないため、持ち運びやすさが抜群なのが嬉しいポイント。
「スタッシュ」なら、バーナーとクッカーを合わせても約200gと軽量のため、コンパクトかつ軽量なモデルを探している方におすすめ!
ジェットボイル全6種類
続いて、ジェットボイルの全6種類を紹介します。
コスパに優れたシンプル設計「ジップ」
ジェットボイル6種類のなかで、もっとも手頃な価格が魅力の「ジップ」。
シンプルな機能性でコスパ最強!
火力調整が必要な料理はしない、重さにこだわっていないという人にはベーシックな「ジップ」がおすすめ。
容量 | 0.8L |
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サイズ | φ10.4cm×高さ16.5cm(収納時) |
重量 | 約340g |
沸騰到達時間 | 約2分30秒 (0.5L) |
沸騰時間が最速の「フラッシュ」
500mlの水が沸騰するまで約100秒と、ジェットボイルシリーズで一番沸騰が早い「フラッシュ」。
ジェットボイルで唯一、沸騰が目で見てわかるインジケーター付きで、沸騰したらすぐわかります。
付属のゴトクを取り付けると、鍋やフライパンでの調理をすることも可能です。
容量 | 1.0L |
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サイズ | φ10.4cm×高さ18cm(収納時) |
重量 | 371g |
沸騰到達時間 | 約1分40秒 (0.5L) |
軽さ・コンパクトさNO.1の「スタッシュ」
ジェットボイルシリーズで最軽量モデル「スタッシュ」。
軽量化するためにコージー(クッカーに巻いてある布)や着火装置がついていません。
熱伝導率をよくするため鍋底に付いているフラックスリングも、他のモデルより薄くすることで最軽量を実現。
シングルバーナーとなっているため、他社のクッカーも使用することができます。
容量 | 0.8L(0.5L) |
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サイズ | ∅13cm×高さ11.2cm(収納時) |
重量 | 200g |
沸騰到達時間 | 2分30秒(0.5L) |
料理を楽しみたいなら「ミニモ」
「ミニモ」は他のモデルとクッカーの形状が違います。
他のモデルはクッカーが縦長なのに対し、ミニモは鍋の直径が大きくて浅い「広口浅型」が特徴です。
袋麺や大きな具材をそのまま入れて調理することができるため、とっても便利!
サーモレギュレーター付きのため、火力の調整をすることもできます。
容量 | 1.0L |
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サイズ | φ12.7cm×高さ15.2cm(収納時) |
重量 | 415g |
沸騰到達時間 | 約2分20秒(0.5L) |
頼りになるハイスペックモデル「マイクロモ」
「マイクロモ」は重量約340gとコンパクトなままで機能面を充実させたモデル。
サーモレギュレーター搭載で、ジェットボイルシリーズでは火力が強めです。
自動点火装置付きで、寒冷地でも使いやすくソロで使うのにおすすめ。
小さくても頼りになるモデルでシーズン通してソロキャンを楽しむ人におすすめです。
容量 | 0.8L |
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サイズ | φ10.4cm×高さ16.5cm(収納時) |
重量 | 340g |
沸騰到達時間 | 約2分20秒(0.5L) |
大人数で使うなら「スモー」
「スモー」は2~4人の大人数向けに作られたモデルで、クッカーの容量は1.8Lと大容量。
サーモレギュレーターが搭載されているので、お湯を沸かすだけではなく大量のスープや煮込み料理を作るときにも大活躍。
グループキャンやファミリーで使う機会が多い人は、スモーを選ぶのがおすすめ!
容量 | 1.8L |
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サイズ | φ12.5cm×高さ21cm(収納時) |
重量 | 453g |
沸騰到達時間 | 約4分45秒(1.0L) |
ジェットボイルの比較一覧
ここでは、ジェットボイルの性能を比較しやすいように一覧にしました。
製品名 | ジップ |
フラッシュ |
スタッシュ |
ミニモ |
マイクロモ |
スモー |
---|---|---|---|---|---|---|
特徴 | コスパがいいベーシックモデル | 湯沸かし速度が最速 | 軽量化した最新モデル | 広口浅型で調理しやすい | 低温下でも安定した火力でソロに最適 | グループで使える大容量モデル |
収納サイズ | φ10.4cm×高さ16.5cm | φ10.4cm×高さ18cm | φ13cm×高さ11.2cm | φ12.7cm×高さ15.2cm | φ10.4cm×高さ16.5cm | φ12.5cm×高さ21cm |
重量 | 約340g | 約371g | 約200g | 約415g | 約340g | 約453g |
容量 | 0.8L | 1.0L | 0.8L(調理容量0.5L) | 1.0L | 0.8L | 1.8L |
沸騰までの時間 | 約2分30秒 (0.5L) | 約1分40秒 (0.5L) | 2分30秒(0.5L) | 約2分20秒(0.5L) | 約2分20秒(0.5L) | 約4分45秒(1.0L) |
機能 | – | 自動点火装置 | – | サーモレギュレーター搭載 自動点火装置 |
サーモレギュレーター搭載 自動点火装置 |
サーモレギュレーター搭載 自動点火装置 |
ジェットボイルのよくある質問
ジェットボイルに関するよくある質問をまとめました。
ぜひ1度チェックしてみてくださいね。
どこでお得に買えるの?
ジェットボイルをお得に買う方法は2つ!
- モンベルクラブ会員でポイントを受け取る
- Amazonや楽天など、通販サイトのセール時に購入する
ジェットボイルの日本正規販売代理店であるモンベルでは、モンベルクラブの会員になると購入価格の5%から9%をポイントとして受け取ることが可能。
次回の買い物時に「1ポイント=1円」として使えるので、実質的な割引となります。
他にも、AmazonのPrime Dayや楽天のスーパーセールなど、キャンペーンが実施されているときが安く買えるチャンス。
値引きやポイントアップのイベントを各サイトで定期的にチェックしてみましょう!
専用ガスカートリッジ以外は使えないの?
他社のガスカートリッジは安全性が確認できていないので、故障やケガをしたときに保証されません。
必ずジェットボイル社製のガスカートリッジを使用しましょう。
ジェットボイルで焼肉はできる?
ジェットボイルに付属したクッカーは水分の加熱に特化した構造です。
そのため、付属のクッカーで焼肉はできません。
その代わり、別売の「サミットスキレット」を使えば、焼く・炒める調理が可能。
焼肉や炒めものを作るときにはこちらを使いましょう。
ジェットボイルを活用した料理も人気です。
公式の「クイックレシピ」も高評価!
ジェットボイルのバーナーに他社のクッカーを乗せて使える?
付属のクッカーを取り外し、付属のゴトクを取り付ければ他社のクッカーを使用可能です。
専用クッカー以外の好きなアイテムを使えるのはうれしいですよね!
ただし、ジェットボイルのクッカーセットで使うときより熱効率は下がります。
焼く・炒める調理をする際には、他社製クッカーを使うと良いでしょう。
ジェットボイルの比較まとめ
いかがでしたでしょうか。
アウトドアで「すぐにお湯が欲しい!」というシーンで、ジェットボイルは大活躍!
- 容量や使い方にあわせて選べる6種類
- 水をとにかく早く沸騰させることに特化している
- シンプル設計で、外ごはん初心者でも簡単に使える
- エネルギー効率がよく、ガスカートリッジの節約になる
ジェットボイルは、お湯を素早く沸かすだけでなく、鍋物やスープ、パスタなどちょっと手をかけた料理まで使えるのはかなり優秀!
アイデア次第で幅広い使い方ができるので、ぜひキャンプに取り入れてみてくださいね。