アウトドアでちょっと手の込んだキャンプ飯を作るのは楽しいですよね!
しかし、自宅のような調理スペースがないキャンプサイトでの調理は想像以上にうまくいかないもの。
調理用具がゴチャゴチャして料理しづらい!
テーブルが低くて腰がつらい……
そんな問題を解消してくれるのが、キッチンテーブル(キッチンスタンド)です。
本記事では、キャンプ用キッチンテーブルの選び方とおすすめモデルを紹介します。
たくさんある商品のなかから、自分のスタイルに合う最適な商品を見つけましょう。
ひろ
新しいキャンプグッズに目がなく、商品を購入した週末には予定を立ててしまうくらいのキャンプ好きで、公共交通機関で行けるキャンプ場を探すのが得意とする、旅好きの女性ソロキャンパー。
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キッチンテーブルを選ぶ際のポイントとは
機能的なものからおしゃれなものまで種類がさまざまあるキッチンテーブル。
キャンプで使う場合は、どんなタイプのテーブルが良いのか迷いますよね。
ここからは、キッチンテーブルを選ぶ際に注目すべきポイントを詳しく解説していきます。
テーブルの高さと目安をシュミレーション
テーブルの高さはキャンプスタイルによって変わってきます。
主なキャンプスタイルは、ハイスタイルとロースタイルの2種類。
それぞれに特徴があるので、好みのスタイルや状況にあわせて選びましょう。
ハイスタイル | メリット | デメリット |
グルキャン・ファミリーにおすすめ |
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ロースタイル | メリット | デメリット |
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小さな子どもがいる場合は、テーブルが低いロースタイルがおすすめ!
ハイスタイルは子どもの手が届きにくい一方で、机上の調理器具などが落ちた場合、ケガやヤケドにつながる可能性があります。
しかし、ロースタイルであれば、調理器具などが万が一落ちたとしても、地面にそのまま落ちる場合が多いため、ケガやヤケドはしにくいといえるでしょう。
また、テーブルが高すぎたり低すぎたりすると、腰に負担がかかってしまいますので、高さが身長に合うかも重要なポイントです。
キッチンの高さの目安とは?
キッチンの高さ=身長÷2+5 cm で計算します。
例)身長160cmの場合:160cm÷2+5cm=85cm
組み立てやすさとカスタマイズ性
キッチンテーブルは大きなアイテムになるため、家にしまっておく時の収納性も考えておきましょう。
収納性の良さは、組み立てやすさなどにも関連してきます。
組み立てが簡単なものであれば、到着してすぐに調理を始められ、大切なキャンプ時間を有意義に過ごせます。
また、自宅のキッチンのように調理器具の収納収納スペースをカスタマイズできるものがおすすめ!
特に、テーブル下や脚部に取り付けられたラックやフックがあると、食器や調理器具を効率的に整理でき、テーブル上を広々と使うことができます。
風防・ツールラック・収納スペース・ランタンフック・ゴミ袋掛け・タオル掛けなど、使いやすい機能もチェック!
フックなどを別に購入して自分なりにカスタマイズしていくのも楽しいですよ。
キッチンテーブルの重さ
キャンプはテントサイトのセッティング(撤収)が完了するまで、荷物の持ち運びが多いものです。
そのため、軽量ギアのほうが女性一人でも持ち運びしやすくストレスがありません。
ハイスタイルのキッチンテーブルは、ロースタイルのテーブルなどと比べると重くなりやすいです。
また、素材によっても重さは変わってくるので、選ぶ時の目安として「重量」もチェックしてみましょう。
耐荷重にも注目
さまざまな調理器具を乗せることが前提のキッチンテーブルは、耐荷重も忘れず確認しておきたいポイント!
販売されているキッチンテーブルの耐荷重は、5〜50kgと幅広く展開されています。
選ぶときには使用する調理器具以上の耐荷重があると安心して使用できます。
ツーバーナーやウォータータンクなど重いものを乗せる予定であれば、耐荷重の重いものを選ぶのが必須です!
おすすめのキッチンテーブルを紹介
ここからは、おすすめのキッチンテーブルを厳選して5つ紹介します。
キッチンスタンド3【ユニフレーム】
ステンレス天板が丸洗いでき、衛生的に使えるキッチンテーブルです。
ステンレス製なので、傷や汚れに強く耐熱性もバッチリ。
バーナースタンドの部分に別売りの天板を追加すれば、フラットで広い調理作業スペースが作り出せます。
ウォータージャグ、ダッチオーブン、食器などいろいろな小物も置いて収納することが可能!
調理器具がすっきりまとまるのが魅力的ですね。
ビストロ ぴったりキッチンテーブル【キャプテンスタッグ】
メインテーブルとサイドテーブルが2つも付いた、使い勝手の良いキッチンテーブルです。
テーブルは3段階調節可能で使いやすい高さに設定できます。
テーブルの下にもメッシュ収納があり、ランタンフックも常備。
視界が悪い夜でも快適に調理することができます。
サイドテーブルは折りたたんで本体内側に収納できます。
フラット収納なため、スペースをとらず、持ち運びの際や車の積載にとっても便利です!
オールインワンキッチンテーブル【コールマン】
必要な機能がそろったオールインワンタイプのキッチンテーブルです。
各パーツは細かく分解でき、天板を二つ折りにしたなかにすべて収納できるので、アタッシェケースのようにスッキリ持ち運べます。
同じコールマンのツーバーナーがシンデレラフィットするので、コールマン同士でそろえるのがおすすめです。
キッチンパーティーカウンター【ロゴス】
広々と使える横幅90cmのキッチンテーブルです。
ワイドサイズなので、まな板やコンロ、お皿などを横に並べて料理できます。
天板の高さは83.5cmで、大人が立って使うのにぴったりのサイズに設定されています。
着脱可能な風防はキッチンツールラックとしても使用可能!
本体は4.6kgと軽く、ロールアップ天板仕様でコンパクトに収納できます。
ウッドキッチンテーブル2【ハイランダー】
キャンプ向けキッチンテーブルの中では珍しい「木製」のキッチンテーブルです。
ウッド素材で統一したいナチュラル派のキャンパーに特におすすめ!
大型なのにコンパクト収納でき、持ち運びも簡単です。
バーナースタンドは可動式なので、位置の調整が可能!
多種多様なサイズのガスバーナーを設置することができ便利です。
キッチンテーブルは折りたたみが便利!
キッチンテーブルは大きなアイテムのため、持ち運びしやすいかどうかも重要です。
天板を折りたためるタイプだと、パーツを天板の中に収納可能。
アタッシュケースのように持ち運べるだけでなく、車への積載の際も無駄なスペースをとりません。
一方、天板がロール式になっているものは、細長くなるため隙間に収納しやすい点が魅力です。
また、収納袋のついているものは持ち運びやすいだけでなく、保管するときにも汚れにくくおすすめです。
キッチンテーブルは代用できる?キャンプに必須?
キャンプ用のキッチンテーブルは必ずしも必須ではありません。
ですが、快適な料理環境を整えたい人や複数人でキャンプをする場合、あるととっても便利なアイテムです。
段取りよく料理ができれば、焚き火や食事の時間を長くとれ、有意義な時間を過ごせます。
シンプルなキャンプスタイルを好む場合や、荷物を少なくしたい場合は、折りたたみテーブルやクーラーボックスを代用することも可能です。
しかし、高さや安定感はキッチンテーブルに比べると劣ってしまう部分があります。
代用する際は、調理のしやすさや安定性を考慮して選ぶと良いでしょう。
まとめ
キャンプ料理をもっと楽しみたいなら、キッチンテーブルを使うのがおすすめです。
- キッチンテーブルがあれば調理専用スペースができ、料理が楽しくなる
- 食事テーブルと用途を分けられ、機能的に使える
- ツーバーナーを使わなければ一般的なテーブルを代用してもいい
- テーブルの広さ・高さ・収納の多さがポイント
- 自宅のキッチンと同じレイアウトを意識する
収納サイズが大きいのでキッチン専用のテーブルは必要ないと考える人もいるかもしれませんが、キッチンテーブルがあればキャンプ料理がもっとやりやすく、楽しくなることは間違いありません!
これからキャンプ料理にもっとこだわってみたい人は、この記事で紹介したモデルをぜひ参考にしてくださいね。