夜道を照らすときや、アウトドアに欠かせない懐中電灯。
突然の停電や災害時にも役立つため、一家に1台持っておくと安心です。
最近では、ただ明かりを照らすだけでなく、ラジオ機能や防水機能など、さまざまな機能を備えたモデルも登場しています。
そこで本記事では、アウトドアにおすすめの最強の懐中電灯を紹介していきます。
今売れている人気の懐中電灯も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

リリー
趣味はアウトドアウェアを集めること。おしゃれで機能的なアウトドアウェアをこよなく愛するキャンパーです。タウンユースできるウェアにもこだわりたくて勉強中。愛用しているグッズや流行先取りのグッズなども紹介していきます!
懐中電灯の必要性
暗い場所を明るく照らし、非常時はもちろんアウトドアでも役立つ「懐中電灯」。
小型サイズでも広範囲を照らせる上に、熱くなりにくいという特徴があります。
また、従来の懐中電灯に比べると、現在販売されているものは寿命が長く電気代も節約することが可能!
機械や筺体部分が損傷しなければ、一度購入した懐中電灯は10年以上利用できると言われています。
▼スマートフォンのライト機能は使える?
スマホのライトは光が拡散しやすく、十分に照らせないことも。
非常時や登山など暗闇の中でしっかりと周囲を確認したいなら、スポットライトのように明るく照らせる懐中電灯がおすすめです。
さまざまなシーンで活躍してくれるので、いざというときのために1本は用意しておきましょう。
懐中電灯の選び方
懐中電灯の種類はとても豊富です。
サイズや機能、明るさのレベルもいろいろなものがあり、選ぶのに迷ってしまいますよね。
ここでは、懐中電灯の選び方について、詳しく紹介していきます!
明るさで選ぶ
懐中電灯の明るさは、ルーメン(lm)という単位で表され、数が大きければ大きいほど明るくなります。
10〜50ルーメン |
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50〜200ルーメン |
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200〜300ルーメン |
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300〜400ルーメン |
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明るすぎると手元や足元を見る際に眩しくて見ることができず、逆に暗いと遠くを照らす際は不便になってしまいます。
単に明るければいいというわけではなく、一番出番が多そうなシチュエーションに合わせて明るさを選ぶのが良いですね。

電源方式で選ぶ
懐中電灯の主な電力は「電池式」と「充電式」の2種類。
それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
充電式
充電式の懐中電灯は、電池を購入する必要がないため、コストが低い点がメリット。
しかし、バッテリーが切れたら使えなくなってしまうので、使用前は充電をしなくてはならず手間がかかります。
USBケーブルを介してコンセントやバッテリーから充電するタイプが一般的ですが、中にはソーラーや手回し充電ができるアイテムもあります。
乾電池式
電池式のいちばんのメリットは、長時間連続して使用できるところ。
電池のコストはかかりますが、乾電池はコンビニやスーパーなどでも容易に入手でき、予備も準備しやすいため、防災用として準備しておくのにおすすめです。
電池は長期間入れたままにしておくと、液漏れの恐れがあるので保管方法には注意しましょう!
防災用の懐中電灯は、電源が使えないシーンを想定して、手回しで充電ができる手動式や太陽光で充電できるアイテムがおすすめです。
コンパクトさで選ぶ
コンパクトで軽量な懐中電灯は、手軽に持ち歩くことができ、アウトドアにおすすめです!
最近では胸ポケットに入るサイズのペン型モデルや、リュックに引っ掛けられるカラビナ付きのキーホルダー型のモデルも登場。
小型のモデルだと荷物になりにくく、キャンプや登山などのアウトドア用にはもちろん、防災用としても役立ちます。
機能性で選ぶ
調光機能や防水機能など、あると便利な機能も確認すると良いでしょう。
使用目的に合わせて、必要な機能を選ぶようにしてくださいね。
照射モードの切り替え
懐中電灯には明るさを変更できる機能や、照射範囲を変更できるフォーカス機能などが搭載されているモデルがあります。
フォーカス機能があれば設定を変えるだけで、遠い場所でも強く照らし出すことが可能!
アウトドアレジャーなどで広範囲を照らしたい、遠くを見通したいといったときに便利です。
また、自分の位置を周囲に知らせることができるストロボモードを備えているモデルは、身動きが取れない災害時や遭難時に役立ちます。
防水・防塵
アウトドアシーンで使うなら、急な雨や風にも耐えることができる防水・防塵機能があると理想的。
防水・防塵に関する規格は「IP規格」という規格で定められているので、参考にして選ぶようにしましょう。
IPコードとは
- 国際電気標準会議(IEC)によって定められた、電気製品の防水・防塵性能を表す規格。
- 防塵は7等級、防水は9等級に分かれています。
- 例えば、IP56は防塵等級5、防水等級6となり、IPX4は防塵等級は表さずに防水等級4のみを表しています。



ハンズフリー
アウトドアシーンや災害時は、暗闇で安全に行動するためにも両手が使えると安心です。
そんなシーンでは、ハンズフリーになる懐中電灯が大活躍!
頭につけるヘッドライトタイプや首にかけるネックタイプ、帽子につけるクリップタイプ等があります。
タイプ別に選ぶ
懐中電灯にはハンディタイプ・ランタンタイプ・ラジオ一体型タイプの3つのタイプがあります。
使いたいシーンに合ったタイプのものを選びましょう。
ハンディタイプ
ハンディタイプは懐中電灯の主流になっているモデル。
手に持って使用し、照らしたい角度にすばやく向けて使用できるので、探し物や夜道を歩くときなど、日常で使うのに便利です。
コンパクトでありながら驚くほど明るく、長時間使用出来るものも多いので、実際に警察や軍用としても使用されています。
持ち手がフィットするものや、片手で持っていても重くないものを選ぶのがおすすめです。
ランタンタイプ
ランタンタイプの懐中電灯は広範囲をまんべんなく明るく照らせます。
取っ手がついていて持ち運びしやすいので、キャンプやアウトドアでの使用におすすめです。
ラジオ一体型
とにかく情報が必要になる災害時には、ラジオ一体型タイプの懐中電灯が重宝します。
スマートフォンでも情報は得られますが、ラジオ機能がついた懐中電灯があるとスマートフォンの電力を温存できて安心。
防災用で懐中電灯を購入する場合は、ラジオ一体型タイプを選ぶのがおすすめです。
日本製を選ぶ
日本製の懐中電灯は、その品質の高さと耐久性で、過酷な環境下でも安心して使えるのが大きな魅力です。
最新技術を活用した高効率LEDや省エネ機能を搭載したモデルが多く、安全性にも配慮されているので、発火やショートのリスクが少ない点も安心なポイント。
他の国の製品と比較しても、品質、機能性、安全性に優れているアイテムが多いので、選ぶ基準に迷ったときは、日本製のものを選ぶのがおすすめです。
懐中電灯のおすすめ10選
ここからは、最強の懐中電灯おすすめ10選を紹介していきます。
売れ筋商品から、有名ブランドのアイテムまで幅広く紹介していくのでぜひチェックしてください。



ジェントス「懐中電灯 RX-386R」
参考価格:¥3,980
- 抜群の明るさ
- 持ちやすい大きさで使い勝手も良い
- 光の角度を調整できる
- 充電口のカバーが開きやすい
ボタンを軽く押すだけで4段階の光量調節が可能な懐中電灯です。
900lmの明るさを誇るモデルで、足元から遠距離まではっきりと照らしてくれるので、アウトドアシーンにぴったり。
充電式なので繰り返し使うことができ、ランニングコストに優れているのも魅力の1つです。



ジェントス「懐中電灯 マグナム MG-845R」
参考価格:¥6,200
- 軽くて明るい
- 角ばっているデザインなので転がらない
- 明るさ調節できるのも便利
- 長時間使用すると本体が熱くなってしまう
ヘッドの一部分が八角形にデザインされているアイテム。
置いたときに勝手に転がってしまう心配が少ないので、真っ暗な場所での紛失を防いでくれるのがポイントです。
IP66の防水・防水・防塵性&2メートル落下耐久など、アウトドアでの使用にもピッタリな頑丈設計。



パナソニック「電池がどれでもライト BF-BM10-W」
参考価格:¥2,065
- 単1~単4電池どれでも1本で使えて便利
- 軽くてコンパクトで持ちやすい
- 柔らかい光で安心感がある
- 明るさが弱いので登山などのハードなアウトドアには不向き
単1〜単4電池なら、どれでも1本で使用可能な「電池がどれでもライト BF-BM10-W」。
手元にある乾電池をどれでも使用できるので、防災用にもぴったりのアイテムです。
長時間使用した際に手や腕への負担がかかりにくい「軽量設計」を採用し、誰でも持ちやすいのも魅力。
柔らかな明かりでランタンとしても使えるので、アウトドアシーンでも活躍してくれます。



オーム電機「レッドカイザー 600ルーメンLHA-KS321ZSI-S2」
参考価格:¥4,600
- とにかく明るい
- デザインがスタイリッシュで持ちやすい
- 明るさを調整できるのが便利
- 電源ボタンの使い分けが慣れるまで難しい
あらゆる方向からの強力な噴流水にも耐えられるほどの耐水性があるのが特徴のアイテム。
スライドフォーカス式なので、ヘッド部を上下するだけで照射範囲を手軽に変えられます。
電池残量が光のインジケーターで確認でき、交換時期を知らせてくれるのも便利。



オーム電機「LED懐中ライト LHPー3211C7」
参考価格:¥920
- お手頃価格
- シンプルな操作性で使いやすい
- 明るさも十分でとても軽い
- 使い込むまでスイッチが硬い
スイッチ部分が暗闇で光る蓄光素材で作られているので、停電時にライトの位置がすぐに分かる安心設計。
ボディ下部には吊り下げフックが搭載されており、コンパクトに収納可能。
26時間の連続使用が可能で、防災用に1台あると安心なアイテムです。



マキタ「充電式LEDワークライト」
参考価格:¥10,509
- 軽くて明るいので使い勝手が良い
- 3種類の照らし方ができる
- 充電器としても使用できる
- 収納の際かさばる
総合電動工具メーカ「マキタ」のLED懐中電灯です。
710ルーメンと圧倒的な明るさで、広範囲をしっかりと照らしてくれます。
360度照射可能で、最大連続点灯時間は約14時間となっているので、ランタン代わりに使用するのもおすすめ。
ハンガーがついているので吊り下げて使うことも可能です。



キャプテンスタッグ「雷神 アルミパワーチップ型LEDライト」
参考価格:¥8,000
- 2通りの使い方ができて便利
- 小さいけど頑丈
- シンプルなデザイン
- 値段が高め
強力な光量と長時間の使用が可能な、高効率LEDを搭載した「雷神 アルミパワーチップ型LEDライト」。
アルミ製のボディは軽量で丈夫なので、持ち運びにも便利で、アウトドアシーンではもちろん災害時にも活躍してくれます。
防水性能も備えており、突然の雨でも安心です。



アイリスオーヤマ「防災ラジオライトJTL-29」
参考価格:¥5,436
- 充電方法が複数ある
- コンパクトだけど多機能
- イヤホンジャックがない
災害時に必要な機能を備えた、多機能なラジオライトです。
大容量バッテリーを搭載しておりスマホなどの充電も可能で、ワイドFMにも対応しており災害時の情報収集にもぴったり。
手回し・USB・ソーラーの3つの充電方式を採用し、電源がない場所でも使用できる万能アイテムです。



レッドレンザー「LEDフラッシュライト P7R Core」
参考価格:¥11,309
- 抜群の明るさで安心感がある
- 防水なのが便利
- デザインや質感が良い
- 長時間使うと本体が発熱する
レッドレンザーの「LEDフラッシュライト P7R Core」は光量・重量・機能のバランスがとれた万能アイテム。
ポケットなどに快適に収納できるコンパクトさが特徴です。
最新の「マルチコアオプティクス」機能を搭載し、水中でも安定した照射が可能です。



マグライト「ML300L ST23016」
参考価格:¥17,300
- 驚きの明るさで広い範囲を照らせる
- コンパクトで持ちやすい
- 少ししかズームできない
マグライトの信頼性はそのままに、新しい電子技術を一体化し、電池を長寿命化したモデルです。
オールアルミ製の質実剛健で、落としたりぶつけても壊れないのが特徴!
優れた機能性と耐久性の高さが魅力で世界各国の警察、消防、軍用としても採用されています。
明るさは3段階、一番低いモードでは69時間の連続使用が可能です。



懐中電灯の人気ランキング
Amazon、Yahooショッピングでの「懐中電灯」の人気ランキングはこちら。
以下のリンクから確認できますので、あわせてチェックしてみてください!
懐中電灯と合わせて買いたいアイテムを紹介!
次は、懐中電灯と一緒に揃えておきたいアイテムを紹介します。
本体に加えアクセサリーやサポートグッズを準備しておくことで、さらに懐中電灯を便利に活用することができるので、あわせてチェックしてくださいね。
懐中電灯ケース
収納ポーチを持っていると、より便利に懐中電灯を持ち歩くことができます。
こちらは背面にはループが搭載されており、ベルトに通すことができるアイテム。
S〜Lまでサイズが揃っているので、自身が持っているアイテムに合わせて大きさを選ぶことができます。



乾電池
こちらはエボルタのお得な20本パック。
電源が乾電池の懐中電灯には欠かせないアイテムです。
パナソニック史上1番長持ちで、なんと10年も保存可能!
液もれ防止製法なので、防災用のストックにもぴったりです。
モバイルバッテリー
NESTOUT(ネストアウト)のアウトドアバッテリーシリーズ。
アウトドアに特化したブランドで、バッテリー容量の大きさとタフさが魅力のアイテムです。
隙間を極力なくしたパーツ構成や外側からの圧力に強い丸みを帯びた設計で、水没や砂、ホコリにも耐えることができ、どんな環境下でも安心して使用することができます。



100均の懐中電灯は使える?
最近ではダイソーやキャンドゥなどの100円ショップでも懐中電灯が販売されています。
かなり小型のアイテムもあり、明るさや点灯時間も申し分ないです!
しかし、値段が安い分、機能性に欠けていたり壊れやすかったりすることもあるので、補助的に使うのをおすすめします。
本記事で紹介している懐中電灯と、合わせて使用してみてくださいね。
懐中電灯使用時の注意点
- 乾電池の入れっぱなし
- 高温になる場所での放置
懐中電灯の中に電池を入れたままにしておくと、保管時に他のものとスイッチが触れてしまい、知らない内に電源オン状態になってしまう危険性があります。
乾電池の消耗や液漏れの原因となり、いざという時に使えない可能性があるので、保管時には電池を取り出しておきましょう。
また、懐中電灯を高温の場所に置いておくと、バッテリーに問題が発生する場合があります。
夏の車内などは高温になりやすいので、保管する場所には注意してくださいね。
懐中電灯まとめ
懐中電灯は、キャンプや夜間の移動、作業、災害時など、さまざまなシーンで活躍してくれるアイテム。
ラジオ機能や防水性能など、便利な追加機能が搭載されたモデルも豊富で、用途に合わせた多彩な製品があります。
本記事で紹介したおすすめアイテムを参考に、自分の使用シーンにぴったりな1台を選んでみてください。