日本発のアウトドアメーカーとして人気・知名度ともにトップクラスをほこるmont-bell(モンベル)。
mont-bellのテントは、キャンプ・ツーリング・登山とあらゆるシーンに合わせて選べる豊富なラインナップが魅力です。
しかも、設営が簡単で壊れにくく長持ちするため、初めて買うテントにもおすすめ。
本記事ではmont-bellの魅力とキャンプにおすすめのテントを紹介します。
いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
Index
mont-bellとは?魅力と選び方のポイント
mont-bell(モンベル)は、大阪発祥の総合アウトドアブランドです。
1975年の創業から45年以上にわたり、日本の気候に合う画期的なアウトドア製品を作り続けてきました。
mont-bellストアは全国に120店舗以上もあるので、身近に感じる方も多いでしょう。
そんなmont-bellの魅力と目的に合わせたテントの選び方のポイントを紹介します。
目的に合わせて選べる多彩なラインナップ
日本の気候はヨーロッパや欧米に比べ、多雨多湿で寒暖差が激しいのが特徴です。
mont-bellのテントは、日本の気候にも耐える構造と耐久性があるため、厳しい山岳地帯や雨や風が強い天候でも安心して使えます。
軽さと丈夫さを追求した山岳テントから、大人数で使えるキャンプ用テント、ツーリングやソロキャンプに最適な居住性が高いテントなど、実に多彩なラインナップです。
高コスパなのに丈夫で長持ち
mont-bellのテントの価格は、1人用で2万円台~と、値段だけ見ると決して安いとはいえません。
もっと価格の安いテントはいくらでも見つかりますが、「すぐ壊れる・悪天候に対応できない」などデメリットが多く、長く使うことを想定していない商品がほとんど。
その点mont-bellのテントは、耐久性と価格のバランスが良く、コストパフォーマンスが抜群です。
独自の構造で初めてでも張りやすい
mont-bellのテントはシンプルな構造なので、初めてテントを張る人でも感覚的に組み立てられます。
付属する説明書も分かりやすく、ポールを通す場所が色分けされており、すべてがユーザー目線を意識した作りです。
組み立てが苦手な方でも素早く組み立てられてコンパクトに運べるので、設営と撤収の手間がかかりません。
公式からも組み立て動画が配信されているので、ぜひ参考にしてくださいね。
mont-bellのテントおすすめ人気7選
mont-bellのテントは用途や人数に合わせて10種類以上あり、どれを選べばいいか迷いますよね。
それではmont-bellのおすすめ人気テントを紹介します。
- 長年愛されてきた定番「ムーンライトテント」
- 通気性がよく快適な「クロノスドーム」
- リビングスペース付きの「クロノスキャビン」
- 本格的な山岳テント「ステラリッジテント」
- 通気性が抜群な「レラドーム」
- レイアウト自在な大人数向け「アストロドーム」
- シングルウォールの簡易テント「U.L.ドームシェルター」
長年愛されてきた定番「ムーンライトテント」
mont-bellのテントで歴史がもっとも古く、クラシカルな三角形の入り口がかわいさが特徴です。
「ムーンライト」の名前は、月明かりだけの暗い場所でも設営が簡単にできるテントという意味で付けられました。
テントの内部も広々としており、防水性・通気性を兼ね備えているので快適に過ごせます。
2020年に大幅リニューアルを遂げ、より軽く設営がさらに簡単にできるようブラッシュアップされました。
現在Amazonや楽天などでは取り扱いがなく、公式サイトから購入ができます。
2020年11月時点でAmazonなどには旧型モデルが販売されています。
旧型のカラーが好きな方は在庫わずかなのでお早めに!
ちなみに旧型と新型ではサイズ展開が異なります。
旧型:1型・2型・3型・5型・7型・9型 新型:1型・2型・4型
通気性がよく快適な「クロノスドーム」
独自のバーティカル・クロス・システムにより、広い居住空間を作り出したモデルです。
本体生地とメッシュ生地の2重構造で通気性が良く、フライシートを張ると前室が確保できます。
1型・2型・4型のラインナップで、ツーリングや少人数のキャンプにおすすめです。
リビングスペース付きの「クロノスキャビン」
「クロノスドーム」をベースに、入り口のひさしをポールで立ち上げることによって、広いリビング空間を作り出したモデルです。
タープいらずで屋根つきの空間ができるので、ミニマルなキャンプスタイルにもおすすめ。
2型・3型・4型のラインナップで、すべてにひさし用ポールが付属します。
本格的な山岳テント「ステラリッジテント」
厳しい山岳地帯でオールシーズン使え、軽さと耐久性を極限まで追求した、mont-bellのベストセラーモデルです。
1型の総重量1.34kgと圧倒的な軽さで、とにかく気軽に持ち運べます。
フライシートの色が4色から選べ、スノーフライを付ければ雪上キャンプも可能です。
1型・2型・3型・4型・6型とサイズが豊富なので、人数に合わせて選べます。
通気性が抜群な「レラドーム」
「Rera(レラ)」とはアイヌ語で風の意味。
レラドームは、通気性に優れたメッシュ生地でできた3シーズン用のテントです。
風が通り抜ける構造なので、暑い季節のキャンプやフェスが快適に過ごせます。
サイズは4型のワンサイズです。
レイアウト自在な大人数向け「アストロドーム」
アストロドームはファミリーや大人数向けのドーム型テントです。
別売りのインナーテントを取り付ければ、寝室とリビングとして広い空間を区切って使えます。
さらにムーンライトテント(1型・2型・4型)と連結して、それぞれをプライベート空間として使うことも可能。
組み合わせで自在にレイアウトを変えられるので、さまざまな使い方ができるテントです。
シングルウォールの簡易テント「U.L.ドームシェルター」
フライシートのないシングルウォールで、2本のポールで自立するタイプの簡易シェルターです。
1型の重量はポールを合わせても775gと、自立式にも関わらず、極限まで機能を削ぎ落とし、軽さと携行性を実現。
3シーズンに対応した防水性と防風性もあります。
ツーリングや徒歩のキャンプなど、極力荷物を軽くしたい方におすすめです。
おすすめ人気mont-bellのテント比較一覧表
製品名 | ムーンライトテント |
クロノスドーム |
クロノスキャビン |
ステラリッジテント | レラドーム |
アストロドーム |
U.L.ドームシェルター |
---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 | 歴史の長い定番テント。 設営がしやすく通気性がいい。 |
独自のシステムで広い居住空間を実現 | タープいらずでリビング空間ができる。 | 軽さと耐久性を極限まで高めた山岳テント。 | メッシュで通気性がよく、夏におすすめ。 | レイアウト自在で大人数のキャンプに最適。 | 超軽量のシングルウォール簡易テント。 |
サイズ展開 | 1型・2型・4型 | 1型・2型・4型 | 2型・3型・4型 | 1型・2型・3型・4型・6型 | 4型 | アストロドーム・アストロドームS | 1型・2型 |
収容人数 | 1~4人 | 1~4人 | 1~4人 | 1~6人 | 3~4人 | 1~5人(別売りインナーテント使用) | 1~2人 |
mont-bellのテントの口コミを徹底調査
mont-bellのテントについて、多くの口コミから一部をピックアップしてみました。
良い口コミ
初めて買ったテントをメンテナンスして、ずっと使い続けているという口コミが多かったです。
説明書の分かりやすさや、買ったあとのサポートが充実しているのもうれしいポイント。
使ってみてからの満足度が高いことがわかります。
悪い口コミ
山岳テントとして定番のステラリッジテントは人気のあまり、テント被りが多発するとのことです。。
また、人気アニメで使用されたムーンライトテントの3型も大人気モデルですが、アニメと同じ3型のモデルは、残念ながら廃盤となっています。
mont-bellのテントのよくある質問(Q&A)
mont-bellのテントについてのよくある質問をまとめました。
お手入れ方法はどうしたらいい?
フライシートやグラウンドシートの汚れや濡れをそのままにしておくと劣化が進み、カビの原因にもなります。
使い終わったあとは、洗剤とスポンジで汚れを落として水ですすぎ、陰干しして十分に乾燥してから収納しましょう。
テントの破れやポールの破損は、無理に引っぱったり、雑に扱ったりすることが原因であることが多いので、強い素材とはいえ、やさしく丁寧に扱うことを心がけてください。
アウトレット品はどこで買える?
mont-bellの店舗の中には「ファクトリー・アウトレット」という、アウトレット商品を扱う店舗が全国に38店舗(2020年11月時点)あります。
また、mont-bellオンラインストアや全国で開催される「モンベルクラブ・フレンドフェア」でもアウトレット品の購入が可能。
mont-bellはセールを行いませんが、型落ち商品やデザイン変更商品をアウトレット店舗で安く販売しています。
一年中いつ行っても定価の2割ほど安い値段で買えるので、欲しい商品があるかチェックしてみてください。
壊れたときはどうすればいい?
mont-bellではリペアシートを販売しているので、簡単な破れであれば自力で修復できます。
ただリペアシートはあくまで応急処置なので、大きな破れやポールの破損などはmont-bellの店舗に持ち込むか、カスタマーサービスに問い合わせましょう。
mont-bellでは修理費用がかかりますが、修理をすれば一生使い続けられるほど品質が高いので、破損箇所を見つけたらすぐに修理することをおすすめします。
mont-bellのおすすめテントまとめ
mont-bellのテントの魅力とおすすめテントを紹介しました。
定番のテントもリニューアルするたびにより使いやすいように進化を続け、日本企業だからこその細かな視点が光ります。
- 日本の気候に合わせた商品開発
- 長く使うことを考えた耐久性
- キャンパーのニーズに合う多彩なラインナップ
- 手厚いカスタマーサポート
mont-bellの店舗は全国に展開しているので、実際に実物を見てから購入できるところも安心です。
どの店舗にも知識のあるスタッフさんがいるので、購入やリペアの相談も気軽にでき、納得して購入できます。
長く使い続けられるお気に入りのテントを探すなら、mont-bellのテントを候補に入れてみてはいかがでしょうか。