キャンプを始める時、まず最初に揃える重要なキャンプギアといえばテント。
とはいえ、たくさん種類がありすぎてどのテントを買えばいいか悩みますよね。
そんな方におすすめしたいのが、おしゃれキャンパーに大人気なノルディスクのテントです。
キャンプ初心者でも品質の良い丈夫なテントがベスト!
本記事では人気が途絶えず、グランピングなどの施設でも実際に使用されているノルディスクのテントを紹介します。
いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
Index
ノルディスクのテントの魅力
ノルディスクとは、もともとデンマークで羽毛を扱っていた企業。
1967年に本格的にアウトドア市場に参入し、以後デザイン賞を受賞するなど歴史と実力を兼ね備えた企業です。
ノルディスクの企業理念には『デザインとは、外観だけでなく、使い易く、革新的であり、高度な機能を持ち、環境を配慮して作られた製品である』と記されています。
見た目のデザインだけではなく利便性や機能性や最新技術も兼ね備え、さらに環境面にも配慮していることが伺えます。
ここからは、そんなノルディクスのテントの魅力を詳しく紹介していきます。
シンプルなデザインでカスタマイズできる
ノルディクスのコットンテントの魅力はなんといってもシンプルなデザインにあります。
特に人気のある「ティピ型」「ベル型」と呼ばれる三角形のテントは、グランピングの流行とともにノルディスクの名を日本に広めました。
飽きのこないシンプルなデザインゆえのレトロな雰囲気も人気の理由。
特に夜は、テント内の明かりがほのかに外に漏れるため、なんともいえないノスタルジックな雰囲気を醸し出します。
真っ暗なキャンプ場にほんわかとした明かりが揺らぎ、わたしたちを癒やしてくれること間違いなし。
連結用のエクステンションテントが販売されていたり、インナーテントでテント内に仕切りを作れたりと自分好みにカスタマイズできるのも魅力のひとつですね。
ティピ型テントとは…アメリカインディアンが移動の際に使用していた居住の一種のこと。
厳しい基準をクリアしたコットン
ノルディスクテントは、オーガニックコットンの品質の良さも人気の理由。
デンマークではオーガニック製品の認証は非常に厳しく、人にも環境にも優しい製品であることが重要視されています。
「生産工程で枯葉剤を使用しない」「染色で使用した水は専用の水処理場で浄化する」など環境保全にも力を入れています。
ノルディスクのテントに使われているオーガニックコットンは、世界でも厳しいといわれているデンマークのオーガニック製品の認証を受けた「人体・生態系・環境」に影響のない素材なんです。
オールシーズン使える
コットンテントは通気性・断熱性に優れており、夏は涼しく冬は暖かいため通年使用できるのが特徴です。
現在のノルディスクテントは、テクニカルコットン(コットン35%、ポリエステル65%)を使用しておりコットン100%のテントよりも耐水性が強化されました。
ノルディスクは冬が厳しい北欧で生まれたテント。
そのため冬の過酷さに耐えられる丈夫なつくりになっており、テント内で薪ストーブや石油ストーブを使用し暖をとることができるんです。
通年を通してキャンプをしたい本格派キャンパーにとってデメリットがなく、ノルディスクのテントさえ持っていればいつでもキャンプを楽しめるのも魅力的ですよね。
設営が簡単
ノルディスクのテントは設営が簡単な点もメリットの1つ。
基本は「広げる・ペグダウンする・ポールを立てる」の3ステップのみで設営でき、特に難しい工程はありません。
ちなみに著者もティピ型ワンポールテントを設営したことがありますが、一般的な化繊テントはインナーテントとフライシートが分かれていてフライシートを被せるのに苦労しました。
ノルディスクのテントは、そんな少し面倒な工程不要で設営できるのが嬉しいですよね。
キャンパー憧れのテント
ノルディスクのテントは、キャンパーが憧れるテントとして有名です。
その理由はなんといってもブランド力。
グランピングは常設された大型テントに宿泊し、自然を満喫しつつもラグジュアリー感も楽しめるレジャーとして注目を集めました。
その人気は今も衰えていません。
そんなグランピングを自分で全て行うキャンパーたちが利用しているのが、ノルディスクのコットンテントです。
従来のキャンプのイメージをくつがえす贅沢な居住空間に加え、海外製品で高価というステータスもありキャンパーの憧れの対象となっているのです。
ノルディスクのテントおすすめ7選
ここからは、そんな魅力の詰まったノルディスクのおすすめテントを紹介していきます。
ノルディスクのコットンテントは、テント名の最後の数字で広さを表しています。
本格的なグランピングを楽しむために、サイズは少し大きめを選択するのがおすすめ。
使用人数プラス1名ほどの余裕があると、より快適に過ごすことができますよ!
ヴィムル5.6
大人が立ち上がっても余裕のある、広々としたテントです。
前後に出入り口があり、テント内にいても景色を楽しむことができます。
入口のセンターポールをなくすことで出入りもスムーズ。
虫除けのメッシュからは光と風を取り入れることができ、テント内には便利なポケットと窓もついています。
「ミッドガルドテント」と連結が可能で、更に広く使いたいという方にもおすすめです。
<実際の評判>
- 中が広くて快適!
- 出入り口をメッシュにしたら風の通り道ができ気持ちよかった。
- お家のようなフォルムが可愛い
サイズ | 240×240×206cm |
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収納サイズ | 36×84cm / ポール:11×58 cm |
重量 | 16.9kg |
耐水圧 | 350mm |
ヴィムル5.6
ヴィムル4.8
ミッドガルド9.2
センターポールがないのでテントの中を広く使えるテント。
出入り口が4方向にあり、風や光が入りやすくテント内からも自然を感じられます。
珍しい見た目のテントですが、8本のペグしか使わないシンプルな構造で設営も簡単。
ドアにはキャノピーがついており、多少の雨ならドアを開けていても大丈夫です。
高い天井とメッシュドア、大きな窓がついているので、圧迫感が無くのんびりくつろぐことができます。
<実際の評判>
- 最高な居住性、所有欲も満たされる。
- フロア一体式なのでとても楽です。
- 天井が高く四方をメッシュにできるので開放感があり気持ちいい!
サイズ | 303×303×270 cm |
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収納サイズ | 40×110 cm / ポール:20×70 cm |
重量 | 18.4kg |
耐水圧 | 350mm |
ミッドガルド9.2
ミッドガルド20
ウトガルド13.2
家型で広々とした室内が特徴のウトガルド。
寝室とリビングのように、室内を半分に分けても圧迫感がなく快適。
テーブルやコットなどのギアを配置しやすい四角形の室内も魅力です。
ドアや窓にはメッシュがついているので、テント内でも自然を感じながら過ごせます。
テントの中でくつろぐファミリーキャンプを楽しみたい方には特におすすめです。
<実際の評判>
- かわいくて広くて気に入ってます!
- サイズも良いし立てるのも簡単でとてもお気に入り。
- 女性1人でも30分かからず設立してます。組み立ても撤収も単純で簡単。
サイズ | 430×295×240cm |
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収納サイズ | 31×103cm |
重量 | 23.1kg |
耐水圧 | 350mm |
ウトガルド13.2用 テントフロア
アスガルド12.6
ノルディスクのテントで1番人気なのが、アスガルドシリーズです。
その中でも、アスガルド12.6は程よいサイズということもあり特に人気があります。
シンプルなセンターポール構造なので、設営も簡単なのが嬉しいポイント。
アズガルドシリーズは7.1と19.6もあり、キャンプスタイルに合わせてサイズを選べるのが嬉しいですよね。
<実際の評判>
- かなり広いです。家族5人でも余裕で荷物もたくさん入れられました!
- コットンテントは風合いや肌馴染みがよく、長年使える相棒になりそう。
- 美しい張り姿に風合いと存在感も格別!
サイズ | 400×375×250cm |
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収納サイズ | 27×93cm |
重量 | 16.0kg |
耐水圧 | 350mm |
アスガルド12.6用 テントフロア
アスガルドテックミニ
アスガルドのデザイン性・機能性はそのままに小型化したのがこのアスガルドテックミニです。
テント重量は約4キロと軽量なので、女性1人でも持ち運びができます。
部品セットには3色のカラー展開があり、ロープには可愛いガーラント飾り付き。
ミニサイズとはいえ、大人2名でも利用できるサイズ感でソロキャンパーにもおすすめのテントです。
<実際の評判>
- 設営が簡単だった!
- ミニマムで可愛い!ソロキャンプなら十分広く使えます。
- ポケットが3箇所についていて便利。秘密基地みたいなテント!
サイズ | 210×246×160cm |
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収納サイズ | 28×20×26cm |
重量 | 4kg |
耐水圧 | − |
アルフェイム19.6
ノルディスクの代表モデルともいえるティピ型テント。
別売のフロアを入れるとより居住感が増します。
ティピ型テントなどのワンポールテントは、大人でもテント内で普通に立つことができ圧迫感がないのが嬉しいですよね。
ポールの高さは調節可能で、最大8〜10名で使用することができ広々とした室内が魅力です。
<実際の評判>
- 全ての品質が良かった!夜間に明かりを付けると外に漏れる明かりもお洒落。
- 大きいのに建てやすくて中も広々!めっちゃかわいい。
- ノルディスクの幕は夜が綺麗!
サイズ | 500×500×350cm |
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収納サイズ | 36×99cm |
重量 | 19.7kg |
耐水圧 | 350mm |
アルフェイム19.6
アルフェイム19.6用 テントフロア
アルフェイム12.6
アルフェイム12.6用 テントフロア
ユドュン5.5
おうちの形をした可愛らしいコットンテント。
こちらは5.5とコンパクトなサイズとなっていますが、4人でくつろぐことのできる広さがあります。
短いポール2本のシンプルな構造なので設営も簡単なのが嬉しいですよね。
前後に大きなドアが2つ、ついているので出入りもラクラク。
コンパクトなのでソロキャンプにもおすすめのテントです。
<実際の評判>
- 強風にも負けない安定感があり頼りになった
- 設営撤収が楽!コンパクトなので手の届く範囲に物が置けてよかった
- 自分の好きが集まった空間を作れて楽しい
サイズ | 210×260×150cm |
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収納サイズ | 62×27cm |
重量 | 13kg |
耐水圧 | 350mm |
ノルディスクのおすすめテント比較一覧表
製品名 | |||||||
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特徴 | 大人が立ち上がっても余裕のある、広々としたテント。「ミッドガルドテント」と連結が可能。 | 他のミッドガルドテントと連結可能。天井が高く圧迫感のないテント。 | リラックスできる広々としたサイズ感が魅力。四角形の室内はギアの配置もしやすい。 | ノルディスクのテント人気No1。程よいサイズ感が人気の理由。 | ミニサイズとはいえ、大人2名でも利用できるサイズ感。ソロキャンパーにもおすすめのテント。 | ノルディスクの代表モデルともいえるティピ型テント。 | おうちの形をした可愛らしいコットンテント。コンパクトなサイズ。 |
形状 | ロッジ型 | ロッジ型 | ロッジ型 | ティピ型 | ティピ型 | ティピ型 | ロッジ型 |
最大人数 | 4人 | 6人 | 6人 | 6人 | 2人 | 4人 | 4人 |
ノルディスクテントのよくある質問(Q&A)
ノルディスクテントについて、よくある質問をまとめてみました。
雨が降った時は?
ノルディスクテントの耐水圧は350mmとなっています。
一般的なテントの耐水圧「1000mm〜1500mm」に比べると低いと感じますよね。
しかしコットンは水を含むと生地が縮む性質があるため、雨漏りすることはありません。
気になる場合はタープを張ったり、コットン専用の撥水スプレーをすると更に安心です!
雪中キャンプでも使える?
雪深い北欧のメーカーであることから、冬のキャンプでも問題なく使用可能です。
三角形のため、屋根に雪が積りにくい構造になっています。
ノルディスクのオンラインショップでは、実際に雪の上で設営している動画もあるのでチェックしてみてください。
煙突穴を開け、テント内で薪ストーブを使用するキャンパーもいますし、ストーブも使用できます。
また化繊テントに比べ、冬の天敵である結露も非常に少なく快適に過ごせます!
長く使うためのメンテナンス方法は?
コットン素材のテントを長く使うためのコツは、しっかりと乾燥させることです。
乾きも早いのですが、長期保管する場合や雨に濡れてしまったあとはきちんと乾燥させてください。
万が一故障、破損した場合は?
ノルディスクのサービスセンターにて相談することができます。
正規店での購入品は特別価格で修理ができるので利用してみてください。
ノルディスクのおすすめテントまとめ
- シンプルなデザインで、カスタマイズできる
- ラグジュアリーでキャンパー憧れのテント
- 一年通じて快適に使える
- 設営が簡単にできる
キャンプにおいてテントはまさに自分の家です。
筆者もキャンプを始めた当初は「寝られればいいや」くらいにしか考えていませんでしたが、実際にキャンプをしてみると、テントの中で過ごす時間は意外と多いことに気づきました。
自然の中で過ごすキャンプには、不便がつきものでありその不便さを楽しむのもキャンプの醍醍醐味です。
しかし居住空間にこだわったり、お気に入りのキャンプギアを揃えるのもキャンプの楽しみ方の1つ。
お気に入りのギアにノルディスクのテントを加えてみてはいかがでしょうか。