その名のとおり、初心者でもあっという間に組み立てられるワンタッチテント。
テント設営の煩わしさから開放され、慣れればその時間は5秒以内に設置可能です。
とはいえ、以下のような不安を持つ人も多いはず。
種類が多いけど、ちゃんと選べるだろうか……?
自分の気に入るテントはあるのだろうか……?
そこで本記事では、ワンタッチテントの魅力と具体的なおすすめ商品をまとめて紹介します。
自分にぴったりのワンタッチテントと出会うきっかけになるのでぜひ一読ください。
ひろ
新しいキャンプグッズに目がなく、商品を購入した週末には予定を立ててしまうくらいのキャンプ好きで、公共交通機関で行けるキャンプ場を探すのが得意とする、旅好きの女性ソロキャンパー。
Index
ワンタッチテントの魅力と選び方のポイント
ワンタッチテントとは、ほぼワンタッチで張れるテントのことです。
実際にワンタッチではなくても他のテントと比べると大幅に設営時間を省けます。
以下の2種類に分かれ、どちらも組み立ての手軽さは折り紙付き。
- 袋から出すだけで立ち上がるポップアップタイプ
- 少し引っ張ると立ち上がるワンタッチタイプ
中でもポップアップタイプは、まるで円形のバッグのようにコンパクトかつ軽量。
一方ワンタッチタイプは、骨組みがしっかりしていて頑丈という点が特徴です。
そんなワンタッチテントの魅力と選び方を、以下のポイントにわけて紹介します。
設営がワンタッチで超簡単
ワンタッチテントの最大のメリットは、やはりその設営の簡単さです。
慣れないうちはテント設営に時間がかかるもの。
キャンプでは、バーベキューや焚き火、魚釣りなど楽しいアクティビティが山ほどあります。
初めてテントを立てたときに四苦八苦し「今日はもうやりきった〜」と疲れてしまうのはもったいないと思いませんか?
お気に入りのワンタッチテントひとつ持つと、心の余裕ができ、目の前の自然を思う存分楽しめるようになりますよ!
数多のシチュエーションで大活躍
ワンタッチテントはキャンプだけで活躍するテントではありません。
なぜならワンタッチテントは、大きさや軽さ、収納のコンパクトさなどで選べて種類が豊富。
商品を上手く選べると、たとえキャンプに行かなくなっても以下のシーンで活かせます。
- 運動会
- 野外フェス
- ピクニック、登山
- 釣り、川遊び、ビーチ
- 子供の遊び場
使いたい場面をイメージしてサイズ感やスペックなどを選ぶのが大切。
キャンプで使うなら、強い風や雨に耐えられる強度が必要です。
一方、日帰りのピクニックなら、とりあえず紫外線がカットできてかわいければ充分でしょう。
収納が楽で持ち運びやすい
収納しやすいコンパクトなワンタッチテントは、あらゆる移動手段に対応可能。
大人数で車移動するときも、荷物を置く場所が広くとれます。
大きくてもみんなで運べるので問題ありません。
しかし、電車やバイク移動だと、テントは軽さとコンパクトさが重要。
移動で疲れないように、重さが3kg以下のテントを選ぶのがおすすめです。
価格がリーズナブル
テントの種類はたくさんあり値段もピンキリ。
見た目で選ぶのも値段や機能性で選ぶのも自由ですが、リーズナブルに済ませたいならワンタッチテントがおすすめ。
コンパクトなものなら1万円を切っている商品が多く、4〜5人用のゆったりしたタイプでも2万円程度で手に入れられます。
ワンタッチテントは購入のハードルが低く、コスパもよいので魅力的です。
サブテントとしても便利
ワンタッチテントは、2つ目のテントとしての使い道があります。
ふだんは家族とキャンプを楽しむ方が、友人とフェスキャンプに出かける機会など、場所によって大きなテントを使うのは大変。
そこで、ソロや少人数でのキャンプ用にワンタッチテントが役に立ちます。
また2張目の子ども用テントとしてもおすすめです。
子供は秘密基地が大好きなので、きっと喜んでくれますよ!
ワンタッチテントは使い分けがしやすく、キャンプ初心者から上級者までひとつは持っておきたい一品です。
ワンタッチテントおすすめ人気5選
それではワンタッチテントのおすすめ人気5選を紹介します。
- 夏場のキャンプにおすすめ!Rexxia「ワンタッチテント」
- 定番ブランドによる安定の人気商品DOD「ワンタッチテント T2-629-TN」
- バイク好き必見の性能を持つDOD「ライダーズバイクテント」
- 頼れるポップアップタイプはColeman「クイックアップIGシェード」
- グループでのキャンプならColeman「インスタントテント」
夏場のキャンプにおすすめ!Rexxia「ワンタッチテント」
Rexxia「ワンタッチテント」は、2〜3人用の通気性が良く快適に過ごせるワンタッチテントです。
設営にかかる時間はたったの1分程度!
夏場の暑いときは4方向をメッシュ窓にすることで虫の侵入を防ぎながら、快適にテント内で過ごすことができます。
ポールを立てることでリビングスペースとしても活用可能で、別途タープを張らなくてもキャンプを楽しめます。
耐水圧は3000mmと一般的なテントの倍くらい頑丈なので、雨シーズンのキャンプにもおすすめです。
組み立てサイズ(外寸) | W2.1m×D2.1m×H1.45m | インナーサイズ(内寸) | − |
---|---|---|---|
収納サイズ | W80cm×D18cm×H18cm | 付属品 | ハンマー/ペグ/防湿マット/ロープ/収納ケース |
重量 | 5.5 kg | 最大収容人数 | 4人 |
定番ブランドによる安定の人気商品DOD「ワンタッチテント T2-629-TN」
キャンプ用品では定番のアウトドアブランドDOD。
その中でも安定して評価されているのが、ワンタッチテント「T2-629-TN」です。
設営と撤収の手軽さに、ソロキャンプで思い切り手足を伸ばせる余裕を持った広さ。
さらにメッシュ生地への切り替えによる風通し性能にくわえ、雨をしのげる大型のトップシートつきです。
これだけそろって価格は1万円を切ります。
「T2-629-TN」はキャンプ初心者におすすめの素晴らしいコスパの商品です。
カンガルースタイルにもおすすめですよ!
組み立てサイズ(外寸) | (約)W230×D150×H117cm | インナーサイズ(内寸) | (約)W225×D145×H105cm |
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収納サイズ | (約)W70×D19×H19cm | 付属品 | トップシート/ペグx8/ロープx4/キャリーバッグ/取扱説明書 |
重量 | 3 kg | 最大収容人数 | 2人 |
バイク好き必見の性能を持つDOD「ライダーズバイクテント」
「ライダーズバイクテント」は、ツーリングキャンプが好きな人の願いを叶えるワンタッチテントです。
まずテント内では広いスペースを確保しながら、バイクに横向きに積めるような収納サイズ。
そして、2ルーム構造により、キャノピースペースにバイクを入れられるのがミソです。
大好きなバイクを眺めながら、大自然のなかでリラックスタイムを過ごせます。
組み立てサイズ(外寸) | (約)W215×D260×H140cm | インナーサイズ(内寸) | (約)W200×D125×H110cm |
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収納サイズ | (約)W61.5×D23×H23cm | 付属品 | ペグ/ロープ/ポール/キャリーバッグ/グランドシート |
重量 | 5.5kg | 最大収容人数 | 2人 |
「DODのおすすめテント」をもっと知りたい方はこちらもどうぞ!
頼れるポップアップタイプはColeman「クイックアップIGシェード」
Coleman「クイックアップIGシェード」は、一瞬で組み立てられ、ポップアップタイプではかなり丈夫です。
さらに虫が嫌がり風通しが良い性能なので、暑い時期にぴったりの仕上がり。
数千円のワンタッチテントの強度や素材に不安がある方におすすめです。
組み立てサイズ(外寸) | (約)W200×D150×H125cm | インナーサイズ(内寸) | − |
---|---|---|---|
収納サイズ | (約)直径59×8cm | 付属品 | 砂袋/ペグ/収納ケース |
重量 | (約)2.5kg | 最大収容人数 | 3人 |
グループでのキャンプならColeman「インスタントテント」
アウトドアの王道ブランドColemanによる、1分で設営できる大型のワンタッチテントです。
定員数の設定は細かく6人用、中はゆったりとくつろげる快適空間があります。
独自のウェザーテックシステムによる雨風に強い仕上がりもうれしいポイントです。
組み立てサイズ(外寸) | W3.05×D2.74×H1.83cm | インナーサイズ(内寸) | − |
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収納サイズ | W22×D22×H120cm | 付属品 | − |
重量 | (約)11 kg | 最大収容人数 | 6人 |
「Colemanのテント」に興味がある方はこちらの記事も読んでみてください。
ワンタッチテントの比較一覧表
製品名 | DOD[ライダーズバイクテント」 |
Coleman[クイックアップIGシェード」 |
Coleman[インスタントテント」 |
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特徴 | 4方向をメッシュ窓にできる通気性の高いテント。耐水性も高く夏場や雨天時にもおすすめ。 | ゆったりサイズでかなりの高コスパ。コンパクトに収納でき、活躍場面は多い。 | ツーリングキャンプにぴったりのテント。バイクを収納できるスペースあり。 | 頑丈なポップアップテント。設営や撤収は楽ちんで夏も快適。 | グループや家族向け。広い空間で周りの環境に対応できる。収納ポケット付き。 |
組み立てサイズ(外寸) | W2.1m×D2.1m×H1.45m | (約)W230×D150×H117cm | (約)W215×D260×H140cm | (約)W200×D150×H125cm | W3.05×D2.74×H1.83cm |
インナーサイズ(内寸) |
− | (約)W225×D145×H105cm | (約)W200×D125×H110cm | − | − |
収納サイズ | W80cm×D18cm×H18cm | (約)W70×D19×H19cm | (約)W61.5×D23×H23cm | (約)直径59×8cm | W22×D22×H120cm |
重量 | 5.5kg | 3kg | 5.5kg | 2.5kg | 10.7kg |
人数 | 2〜4人 | 1〜2人 | 2人 | 2〜3人 | 6人 |
付属品 | ハンマー/ペグ/防湿マット/ロープ/収納ケース | トップシート/ペグx8/ロープx4/キャリーバッグ/取扱説明書 | ペグ/ロープ/ポール/キャリーバッグ/グランドシート | 砂袋/ペグ/収納ケース | − |
ワンタッチテントの口コミを徹底調査
キャンパーによるワンタッチテントの口コミを調査しました。
良い口コミと悪い口コミにわけて紹介します。
良い口コミ
口コミをまとめるとワンタッチテントは、
- 設営も撤収も楽にできる
- 上級者キャンパーになってからも役に立つ
- 良いものはそれなりに耐久力がある
- 子供と楽しく遊べる
ということが分かります。
ワンタッチテントの最大の魅力は、やはり時間が節約できることです。
子供との遊びや探索などのアクティビティにみっちり時間と体力を使えるのはうれしいですね。
難しいと思われがちな撤収も、コツをつかめばすぐにできる点もポイント。
ワンタッチテントは初心者向けと思われがちですが、キャンプ上級者になっても欲しくなるのは新しい発見でした!
悪い口コミ
口コミを以下にまとめました。
- 安いものは値段相応の強度である
- 壊れたときの浸水しやすい
- 強風に弱くとばされやすい
ワンタッチテントには耐久性が低いものもありますが、使い方を考えてから買えば問題ありません。
日帰りや家用なら値段と見た目が大切ですし、野外で一泊なら耐久性がある商品を選ぶべきです。
風については以下の方法で対策可能。
- ロープやペグをしっかり使う
- 重りを置いてテントが飛ばないようにする
- 風がふきそうにになったらテントをしまう
安いワンタッチテントは壊れてもダメージが大きくありません。
はじめはワンタッチテントを使ってトラブル対応に慣れておくのもひとつです。
ワンタッチテントのよくあるQ&A
ワンタッチテントのよくある質問に答えてみました。
ワンタッチテントを長持ちさせるには?
- 片付ける前にしっかりと乾かす
- 汚れをとる
テントは夜露などで湿っていることがあります。
そのため帰る日の朝になったら、窓を開けて日当たりのよい場所に置くのがおすすめ。
ワンタッチテントはポールと生地が一体になっているので、ひっくり返したり角度を変えたりするのがコツ。
またゴミをとるときはテントの端を持ち上げて、ポンポンと寄せる方法が楽です。
最後に雑巾や不要なタオルで乾拭きをしましょう。
以上の簡単なお手入れをすることで、カビや匂いの発生を防げます。
テントのお手入れ不足による故障はメーカーの保証対象外になる可能性が高いので、最低限のメンテナンスは心がけたいところです。
テントが壊れたら修理はできるの?
メーカーの公式サイトには修理やパーツ交換等の条件が書かれているので、購入前に確認しておくと安心です。
たとえば本記事で紹介したQUECHUAのテントは、購入から2年間の保証期間があります。
またQUICKCAMPのテントは、お届け日から180日間の製品保証付きです。
もしトラブルが起こったときは、カスタマーサポートに相談してみてください。
ワンタッチテントの居住性は?
値段や商品によりますが、5,000円くらいのものだと、日除けやピクニック、海での着替えなどを想定して作られているものがほとんど。
そのため、野外で宿泊するキャンプには適していないケースもあります。
寝泊まりしたい場合、1万円以上を目安にワンタッチテントを検討してください。
夏や春なら遮熱機能やUVカット、秋や冬ならダブルウォール構造ものを選ぶと快適に過ごせます。
ワンタッチテントのまとめ
ワンタッチテントは、女性ひとりでもすぐにできるほど設営が簡単です。
値段が安く買いやすいので、キャンプデビューにもぴったり。
- とにかく設営と撤収が簡単でキャンプを楽しむ余裕ができる
- 手軽にキャンプしたいときや2張目のテントとしても活躍
- ほかのテントより値段が安くて手に入れやすい
- 商品のラインナップが豊富で目的にあったものを選べる
ワンタッチテントはテント設営や撤収に対する不安を解消してくれるアイテム。
キャンプではいろんなアクティビティに時間を使いたい!
ぶっちゃけテントの組み立てはやりたくない!
ぜひワンタッチテントをお試しください。