キャンプに出かけた際に見た、美しい風景や家族・仲間との楽しい時間を、写真としていつまでも残しておきたいと思いませんか?
そんな方におすすめしたいのがカメラです。
少し敷居が高いと感じる方もいるかもしれませんが、カメラの奥の深さにハマってしまう人も少なくありません。
普段の環境とは異なりいろいろなアクシデントも想定するとアウトドアにはタフなカメラがおすすめ。
本記事では初心者でも扱いやすい「アウトドアにおすすめのカメラ」を紹介していきます。
リリー
趣味はアウトドアウェアを集めること。おしゃれで機能的なアウトドアウェアをこよなく愛するキャンパーです。タウンユースできるウェアにもこだわりたくて勉強中。愛用しているグッズや流行先取りのグッズなども紹介していきます!
アウトドア用カメラを選ぶ時のポイント
現在はスマホのカメラもかなり性能が良くなっているのですが、わざわざカメラを持つメリットとはどんなものでしょうか。
やはり、一眼レフやデジタルカメラは、スマホと比べて格段に画質が良いことが魅力の1つ。
薄暗い中での様子や少し離れた場所からズームで撮影したいという、スマホだと画質が落ちてしまうような状況でも、簡単に綺麗な写真を撮影することができます。
そしてタフなカメラを選ぶことで、汚れや濡れなどのアクシデントを気にせず常に身に着けておくことができるのも嬉しいポイントです。
手元にいつでもカメラがあれば、どんな状況でもシャッターチャンスを逃すことがありません。
美しい風景や楽しい時間を、綺麗な画質でいつまでも残しておけるのは魅力的ですよね。
カメラの種類
ひとことでカメラと言っても、種類は様々。
今回は一眼レフカメラ・コンパクトデジタルカメラ・アクションカメラの3種類に分け紹介していきます。
おすすめのポイントやどんな方に向いているかまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①一眼レフカメラ
画質にこだわりたい方、お子様やペットなど動きの激しい被写体を撮影したいという方におすすめ。
ファインダーからリアルタイムで撮りたいものを見ることができるので、視認性が高くシャッターチャンスを逃しません。
一眼レフカメラは本体とは別で、撮影したいものに合わせたレンズの購入も必須になります。
②コンパクトデジタルカメラ
カメラ本体とレンズ一体型のコンパクトなカメラ、通称コンデジと呼ばれています。
コンパクトで軽量なものが多く持ち歩きしやすいのがメリット。
アウトドアや旅行などで気軽に撮影を楽しみたいという方におすすめです。
③アクションカメラ
小型で動画撮影に向いている頑丈なカメラ。
写真よりも動画撮影を楽しみたいという方におすすめです。
水の中やアクティビティを楽しんでいる様子も臨場感たっぷりに撮影することができます。
アウトドアに適した機能
アウトドアシーンは普段と環境が変わるので、アクシデントなども想定するとタフなものを選ぶのがおすすめ。
特に気にしたい防水・防塵機能は「IP○×」と表記されており、〇は防塵性、×は防水性を表しています。
防塵の保護等級は0~6級、防水は0~8級で区分されるので撮影したいシチュエーションや環境に合わせ等級を選ぶのがおすすめです!
- 防水・防滴機能
キャンプは川や海の近くで撮影したり突然雨が降ってくることがあると思います。そんな時も安心して使用できるよう防水機能付きのアイテムを選ぶのがおすすめ。一般にはIPX1~3が防滴、4~8が防水と考えられています。カメラが水に落ちる可能性があったり、水中を撮影したいという場合はIPX6以上の保護等級があると安心です。
- 防塵機能
屋外は風で砂やホコリが舞い上がることも少なくないはず。通常のカメラだとレンズが傷ついてしまう可能性があるので防塵機能付きのものを選ぶのがおすすめ。気密性が高く砂やホコリの侵入を防いでくれます。こちらも日本工業規格が定めた保護等級規格・IP規格を目安にするようにしてください。
- 手ブレ補正
暗い場所やズームした際などは手ブレが発生しやすくなります。手ブレ補正機能には「光学式」と「電子式」の2種類があります。初心者の方は補正機能の高い「光学式」を選ぶのがおすすめ。
- Wi-Fi機能
撮影した画像をスマホへ転送したいという方は、Wi-Fi機能がついていると便利。そのままSNSにアップしたり友達に共有することができます。
本体の重さ
キャンプに限らずアウトドアシーンや旅行は荷物が多くなりがちですよね。
できるだけ負担を減らせるようアウトドア用のカメラは軽量でコンパクトなものを選ぶのがおすすめです。
持っていくこと自体が億劫にならないよう、持ち歩きしやすいサイズ感かチェックしてみてくださいね。
バッテリー性能
アウトドアシーンではいつでも充電ができるわけではありません。
予備のバッテリーがあると安心ですが、荷物を減らしたいアウトドアシーンではできるだけバッテリーの持ちが良いものを選ぶのがポイント。
1回の充電で何枚写真や動画が撮れるのか、事前に確認してみてください。
アウトドアにおすすめのカメラ8選
ここからはアウトドアシーンにおすすめのカメラを紹介していきます。
素敵な思い出をいつまでも残しておけるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。
PENTAX KF/リコー(RICOH)
防滴・防塵機能:◯ 手ブレ補正:◯ Wi-Fi機能:◯
- 操作性が良く使いやすい
- 電池の持ちが良い
- 防塵・防滴性能がついているので気軽に外に持っていける
- ピントが合うまでに時間がかかる
ペンタックスから販売されているアウトドア撮影に強いコンパクトな一眼レフカメラです。
一般的な一眼レフと比べて安いので初心者でも手に取りやすくなっていますが、機能性は上位モデルに引けをとりません。
アウトドアシーンにぴったりな機能を盛り込んでいるだけでなく、小気味いい操作感で手持ちでも安定した撮影を楽しむことができるのが魅力です。
デジタル一眼レフカメラ D7500/ニコン(Nikon)
防滴・防塵機能:◯ 手ブレ補正:◯ Wi-Fi機能:◯
- 価格・機能・性能のバランスが良く初心者におすすめ
- 驚くほど多機能で利便性が高い
- 使いやすく画質にも満足
- 説明書が小さく見づらい
初心者にもおすすめなエントリーモデルでありながら、高画質の写真を楽しめるデジタル一眼レフカメラ。
ニコンの上位モデルと同じ画像処理エンジンやセンサーを搭載しているので画質がとても綺麗なのが魅力です。
4K30pの動画記録に対応しており、鮮やかで滑らかな動画撮影も可能!
写真だけでなく動画撮影も楽しみたいという方にもおすすめです!
デジタル一眼カメラ α6400/ソニー(SONY)
防滴・防塵機能:◯ Wi-Fi機能:◯
- コンパクトで軽い
- ファインダーから覗いたままの写真が撮れる
- 子どもの写真がキレイに撮れる
- 手ブレ補正機能がついていない
ミラーレス一眼は軽量で小型なのが最大の魅力。
気軽に持ち歩くことができ、長時間持っていても疲れないのが嬉しいポイントです。
ソニーの「α6400」は人の顔を見つけて瞳にピントを合わせ続けてくれる瞳AF機能付き。
シーンに合わせ自動で設定してくれるシーンセレクションモードなどと合わせ、人物メインで写真を撮りたい初心者さんにおすすめのカメラです!
デジタルカメラ DC-FT7/パナソニック(Panasonic)
防水・防塵機能:◯ 手ブレ補正:◯ Wi-Fi機能:◯
- 頑丈で防水性も抜群
- 画質が良い
- 小型で持ち歩く際にもいい感じ
- 暗い場所の撮影には向かない
タフな性能が魅力のコンパクトデジタルカメラ。
防水・防塵機能はもちろん耐衝撃性にも優れているので、オールシーズンどんな環境でも撮影を楽しむことができます。
水深31mまでの撮影が可能で、マリンケース無しでも水中撮影できるのがポイント。
更に高精細な4K動画の撮影が可能なので、動画も楽しみたいという方におすすめです!
OM SYSTEM Tough TG-7/オリンパス(OLYMPUS)
防水・防塵機能:◯ 手ブレ補正:◯ Wi-Fi機能:◯
- 小型なのでサコッシュなどにも入れられる
- 多機能で高画質
- 天候や環境に関係なく使用できる
- ピントを合わせるのに時間がかかる
水に落としてしまっても、ポケットに入れたまま行動しても、子どもの手の届く範囲に置いていても安心できるタフな性能が盛り込まれたコンデジです。
トラブルの多いアウトドアシーンにおいても、カメラに気を使うことなくいつでも手元に置いておくことができるのでシャッターチャンスを逃しません。
気密性が高いので細かな砂やホコリもブロックし、カメラ本体は水で洗い流すことができるのも魅力的!
PIXPRO WPZ2/コダック(KODAK)
防水・防塵機能:◯ 手ブレ補正:◯ Wi-Fi機能:◯
- トイカメラのような見た目が可愛い
- 頑丈で安い
- 軽くてコンパクト
- シャッターボタンが重い
ガジェット感のある見た目とポップなカラーが可愛いコダックのデジタルカメラ。
地上高約2mからの落下衝撃に耐えることができる頑丈さなので、アクティブなアウトドアシーンにおすすめ。
深約15mまでの水圧にも耐えられる防水機能付で、水中での撮影はもちろん水辺のアクティビティや突然の雨も安心です。
アウトドアシーンにぴったりのタフさ、可愛い見た目と手に取りやすい価格で人気のアイテムになっています!
GoPro HERO 12 Black/ゴープロ(GoPro)
防水・防塵機能:◯ 手ブレ補正:◯ Wi-Fi機能:◯
- とにかくブレず安定感抜群
- 軽くてコンパクトなのでポケットにいれることができる
- 映像がとてもキレイ
- バッテリーの減りが早い
今までのモデルと比べ、熱制御性能が向上し撮影可能時間が長くなった「GoPro HERO 12」
炎天下の中で使用しても大幅にバッテリーの持ちが改善されました。
本体は手のひらに収まるほどコンパクトですが、目で見たままの迫力ある映像を撮ることができます。
耐久性・防水性にも優れているので水中での撮影やスポーツなどのアクティブなシーンでも使うことができます。
激しく動きながら撮影しても手ブレしないので、アクティビティやスポーツなど動きのある場面を記録したいという方に特におすすめです。
instax mini LiPlay/富士フイルム(FUJIFILM)
- 持っているだけでワクワクする
- インスタントカメラにしては画質が良い
- すぐに撮れてその場で写真を見られるのが楽しい
- フィルムが少し高い
instaxカメラシリーズ史上最軽量のインスタントカメラ。
キャンプや旅行の思い出をその場で印刷でき、いつもとは違った特別感を楽しむことができます。
1発撮りのインスタントカメラと違いモニターを見ながら何度でも撮影することができ、うまく撮れたものを選んでプリントすることができるのが最大の魅力。
スマホと連携し遠隔操作も可能なので、集合写真や自撮りも簡単にできるのが嬉しいポイントです!
アウトドアにおすすめのカメラまとめ
ここまで「アウトドアにおすすめのカメラ」を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
キャンプや旅行などの特別なシーンでは残しておきたい場面が沢山ありますよね。
特別感のある思い出を記録としてとっておけるように、日常にカメラを取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回紹介したカメラはアウトドアシーンに気軽に持っていける頑丈なアイテムばかり。
ちょっとしたお出かけの際にも気軽に使うことができると思うので、ぜひ本記事を参考にカメラデビューしてみてくださいね。