寒い季節でもキャンプに行きたい!
そんな方におすすめしたいのがキャンプで使えるキャンプストーブ!
屋外だけでなくテント内でも使用できるので、寒い時期も快適にキャンプを楽しむことができます。
本記事では、冬キャンプの必需品であるキャンプストーブのおすすめ製品を紹介していきます。
選び方のポイントも解説しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

リリー
趣味はアウトドアウェアを集めること。おしゃれで機能的なアウトドアウェアをこよなく愛するキャンパーです。タウンユースできるウェアにもこだわりたくて勉強中。愛用しているグッズや流行先取りのグッズなども紹介していきます!
Index
キャンプストーブとは?
キャンプストーブとは、キャンプの際に活躍するコンパクトで持ち運びしやすい暖房器具のこと。
石油・薪・ガス・電気など様々な燃料に対応しているモデルがあり、しっかりと体を暖めてくれます。
天板でお湯を沸かしたり調理が可能なモデルもあり、テント内を暖める以外の用途としても使用可能です。

キャンプストーブの種類
キャンプストーブは、燃料によって薪ストーブ・石油ストーブ・ガスストーブ・電気ストーブの4種類に分けられます。
ここからはそれぞれの特徴を紹介していきます。
薪ストーブ・石油ストーブ・ガスストーブは締め切った空間で使用すると、一酸化炭素中毒になる恐れがあるので注意が必要です。
薪ストーブ
薪ストーブは、名前の通り薪を燃料にするアイテム。
火力が高く、周囲をしっかりと暖めてくれます。
多くのモデルでガラス窓を備えており、炎のゆらぎを眺めて癒やされるのも魅力の1つ。
ピザ窯のように活用できるモデルもあるので、選ぶ時はチェックしてみてください。
煙突が必要になるので、テント内で使用する場合は煙突を出せるタイプのテントが必要になります!
石油ストーブ
石油ストーブは、燃料に灯油を使用する強い火力が特徴のアイテムです。
燃焼する時に水蒸気が発生する特性があるため、空気の乾燥を防ぐことができるのも魅力の1つ。
また、ストーブの上面が平らになっているモデルを選ぶと、上部に鍋やヤカンを置いて調理や保温することが可能です。
石油ストーブには、対流式と反射式の2種類があります。
それぞれの特徴をまとめているので、キャンプスタイルにあったモデルを選んでくださいね。
▼対流式石油ストーブ
- 360度の広範囲をあたためられるのが特徴で機器周り全体に熱が放射される。
- 熱くなった空気が上昇することで対流を発生させ、効率よく暖房する効果がある。
- 部屋の中心に置くことが多いストーブ。
▼反射式石油ストーブ
- 部屋全体を温めるのはもちろん、反射板による一方方向への暖房効果が特に高いのが特徴。
- 部屋の角や端に配置することが多いストーブ。
ガスストーブ
カセットガスをセットして使用するガスストーブ。
手元や足元などをピンポイントで暖めるのにぴったりなアイテムです。
選ぶ際は、連続燃焼時間を確認するのがおすすめ。
連続燃焼時間とは、1本のガスボンベで連続使用できる時間のこと。
1本のガスボンベで長く運転できるアイテムを選ぶことで、ガス交換の手間を省けるだけでなく、持ち運ぶ予備のガスボンベの本数も減らすことが可能です。
電気ストーブ
電気ストーブは、キャンプサイトに電源があれば燃料を使わずに使用できるアイテム。
他モデルと比べると火力は劣りますが、一酸化中毒の心配がないのでテント内や就寝時にも安心して使うことができます。
燃料タンクがないので、他モデルと比べると軽量でコンパクト。



キャンプストーブのおすすめ3選【薪ストーブ】
ここからはキャンプにおすすめの薪ストーブを紹介していきます!
KAMADO (かまど) 煙突ストーブ【キャプテンスタッグ】
参考価格 ¥26,000
- いろいろな料理を楽しめる
- 火持ちが良い
- 予想以上によく燃える
- 持ち運ぶには大きい
豊富なアタッチメントがついていて暖房器具としてはもちろん、焚き火・バーベキュー・ダッチオーブン・かまどとしても使用可能な薪ストーブ。
幅広い使い方ができるので、荷物を減らせるのも嬉しいですよね。



薪ストーブ Ideal【スームルーム】
参考価格 ¥13,980
- 組み立てが簡単
- 熱量があるので調理もしっかりできる
- 組み立てたままでも収納できる
- 長い薪が入らない
耐熱ガラスでできた窓から、炎を眺めることが可能な薪ストーブ。
両面がガラス窓になっているので、様々な方向から炎のゆらめきを楽しむことができキャンプならではの雰囲気を味わえます。
天板を外すことで焚き火台として使用したり、焚き火料理を楽しんだりとスタイルに合わせて多彩にアレンジが可能。
折りたたみ式なので、コンパクトに収納することができ、持ち運びも簡単なのが嬉しいポイントです。
ソロストーブ タイタン【UPI】
参考価格 ¥14,300
- 炎が綺麗
- 燃焼効率が良い
- 組み立て不要で使いやすい
- 価格が高い
アメリカのバックパッキング用ストーブメーカーから販売されている、軽量でコンパクトな薪ストーブです。
シンプルな構造ですが暖房性能は非常に高く、ソロキャンプであれば十分に暖をとることが可能。
燃料は小枝・葉・松ぼっくり・木材など現地調達できるものなので、ランニングコストがかからないのも魅力的!



キャンプストーブのおすすめ3選【石油ストーブ】
ここからは石油ストーブのおすすめ3選を紹介します。
機能性と安全性が高いものをピックアップしたので見ていきましょう!
対流型 石油ストーブ WKH-3100S グレー【パセコ】
参考価格 ¥18,999
- コスパが良い
- コンパクトで扱いやすい
- デザインがかっこ良い
- 給油口が小さい
高出力でコンパクト!調理もできる屋外使用専用の石油ストーブです。
天板への熱伝導率に優れていて沸騰するまでの時間が短いので、お湯を沸かしたり調理するのにぴったり。
高出力で暖房性能に優れているうえ、燃焼時間が約18時間と長いのも嬉しいポイントです。
対流式で360度どの方向も暖められるので、複数人で楽しむアウトドアシーンにもおすすめ!



ポータブルストーブ(対流型) SL-5122(W) ホワイト【コロナ】
参考価格 ¥36,080
- 見た目が可愛い
- すぐに暖かくなるので快適
- 自宅でもキャンプでも使うことができる
- 燃費があまりよくない
円筒型で360度に暖かさが広がり、広い空間もすぐに暖めることができるパワフルな石油ストーブ。
どんなキャンプアイテムと組み合わせても馴染む、白一色のシンプルなデザインが人気の理由です。
本体中央にはガラス窓がついていて、ゆらめく炎を眺めながらくつろぐことができるのも嬉しいですよね。



石油ストーブ 反射式 CAP-U2801G【アラジン】
参考価格 ¥29,900
- やかんなどを置いて温めることができる
- デザインもカラーも可愛い
- タイマー付きで便利
- 少しにおいが気になる
コンパクトなボディですが、反射板が熱を反射し、前方にしっかり熱を広げてくれる反射式ストーブ。
上部からも熱が放出されているので、お湯を沸かしたり料理の保温も可能です。
業界で唯一の自動消化タイマー付きの石油ストーブとなっており、消し忘れがないのも安心。
ノスタルジーなデサインも可愛らしく、キャンプサイトではもちろんお部屋もおしゃれに彩ってくれます。
キャンプストーブのおすすめ3選【ガスストーブ】
コンパクトで持ち運びに便利なガスストーブ。
キャンパー人気の高い3つの製品を紹介していきます!
ポータブルガスストーブ レッド SAG-BF02-R【センゴクアラジン】
参考価格 ¥34,100
- 持ち運びしやすい
- 見た目も可愛い
- じんわり優しい暖かさ
- もう少し耐久性がほしい
おしゃれなデザインが目を引く「アラジン」のポータブルガスストーブ。
出力は段階的に調節でき、弱ならボンベ1本で約4時間20分、強なら約1時間40分の連続燃焼が可能です。
トルネードバーナーが搭載されていることにより、本体周りを効率良くふんわりと暖められるのもポイント。
十分な酸素が供給された青い炎はとても美しく、見た目にも暖かさを感じさせてくれます。
パノラマ ガス ストーブ 81060096 グリーン【ロゴス×センゴクアラジン】
参考価格 ¥43,780
- すぐに部屋が温まる
- 可愛いデザイン
- 軽いので持ち運びに便利
- ストーブの上で調理ができない
360度ガラス張りで暖かさが全方向に広がる、ロゴス×センゴクアラジンのコラボアイテム。
四方にガラスをはめた360度ガラス張りのロゴスオリジナルデザインなのが特徴です。
自然で可愛いグリーンのボディは、この商品限定のカラーとなっています。
別売りのコラボアイテムとして囲炉裏テーブルも用意されていて、ストーブの周りを取り囲むように設置すれば団欒の場として役立ちます。
カセットガス ストーブ マイ暖 ホワイト CB-STV-MYD【イワタニ】
参考価格 ¥15,180
- 軽くて持ち運び便利
- キャンプではもちろん自宅でも気軽に使える
- じんわり暖かい
- 火力の調整ができない
日本のメーカー「イワタニ」のガスストーブ。
燃料はカセットガスで、連続燃焼時間が長いのが魅力のアイテム。
弱運転切替機能付きなので、ガスの消費量を抑えて、更に長時間使うことも可能です。
点火後、約1分で暖がとれると謳うほど、速暖性に優れているのも魅力。
軽量で持ち運びしやすいのに加え、ホースやコードがないので取り回し力にも優れています。



キャンプストーブのおすすめ3選【電気ストーブ】
安全性が高く、就寝時にも安心して使える電気ストーブ。
冬キャンプにおすすめの3選を見ていきましょう!
電気ストーブ IEHD-800 アイボリー【アイリスオーヤマ】
参考価格 ¥5,980
- デザインが可愛い
- じんわり暖かくなり、スポット使いにぴったり
- 軽くてコンパクト!使いやすい。
- 暖められる範囲は狭い
レトロでかわいいデザインとコスパの良さが魅力の電気ストーブ。
2段階の強弱切り替えが可能で、ダイヤル式のつまみで簡単に操作が可能です。
約2.3kgと軽量なうえ、取っ手が付いているので持ち運びも楽々!
かわいいスタンド付きのデザインは、床が熱くなるのを防ぐと同時に、地面が不安定な場所でも置きやすくなっています。



遠赤グラファイトヒーター トリカゴ CAH-G42GC-G【アラジン】
参考価格 ¥14,300
- 鳥かごみたいなデザインが可愛い
- 暖かく使いやすい
- コンパクト
- タイマーがついていたらもっと良かった
航空・宇宙開発に使われる素材を利用した「グラファイトヒーター」を搭載した電気ストーブ。
高熱伝達性があるのでテント内も素早く暖まり、冬キャンプで重宝します。
水場やキッチン・脱衣所などでも使いやすい防滴仕様で、雨キャンプの際にも活躍!
可愛さだけでなく機能性を兼ね備えた丸い大型ガードは、布などの燃えやすいモノが触れた場合でも、物理的な距離を稼ぐことが可能です。



セラミック ファンヒーターブラック DCH6031J-BK【デロンギ】
参考価格 ¥10,868
- コンパクトですが十分暖かい
- 軽いので持ち運びが簡単
- タイマー機能付きで安心
- 音が少し気になる
重量1.6kgのコンパクトなファンヒーターです。
電源を入れてすぐに暖気が出てくるので即暖性が高く、テント内を素早く温めます。
送風機能もあるので、夏場にはサーキュレーターとしても使うことができ便利です。
転倒や温度過昇に対する安全装置も付いているので、就寝時にも安心して使用することができます!
キャンプストーブを扱う際の注意点
様々な種類のモデルがあるキャンプストーブ。
ここからは、キャンプストーブを扱う際の注意点をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
テント内で使う場合は一酸化炭素中毒に注意
テント内でアウトドアストーブを使用する際の1番の注意点それは、一酸化炭素中毒の危険性です。
ストーブの特徴として、薪ストーブ・ガスストーブ・石油ストーブなど、燃料を使って燃焼させる暖房器具は必ず「一酸化炭素」が発生します。
一酸化炭素中毒とは、発生した一酸化炭素を吸入することで起こる中毒症状のことで、頭痛や吐き気などに始まり最悪死に至る恐れがあります。
ストーブを使用する際は、テントの入り口やベンチレーションを開けて換気を行い、必ず一酸化炭素中毒探知機をテント内に設置しておくようにしましょう。



火の粉による火事に注意
テントの中で暖房器具を使用する場合、風でストーブに燃えるものが近づいたり、ストーブをテントの側面に寄せすぎて燃えてしまうなど、火災の被害も多くなっています。
周囲の人に燃え移ってしまい大事故になる可能性もあり、とても危険です。
できれば眠るときは使用しない、安全装置の付いた暖房器具しか使わないなど、火災には十分注意して使用しましょう。
温度差によるテント内の結露に注意
結露はテント内の空気が外気で冷やされることで発生します。
ストーブを使用することで、テント内と外の温度差が大きくなり結露が起こりやすくなるので要注意。
翌朝、結露した水滴が凍ってしまったり、テント内が水浸しになってしまうなんてことも少なくありません。
冬キャンプをメインにされる方は、湿気を溜めないよう換気したり、通気性の高いTC素材(ポリコットン)のテントを選ぶようにするのがおすすめです。
まとめ
澄んだ空気と美味しい料理、夜空の星がキレイなど、冬キャンプは魅力がたくさん!
キャンプストーブがあれば、厳しい寒さの冬キャンプでも手軽に暖を取ることができます。
燃料の種類や電源が必要かなど、モデルによって種類は様々。
どんな場面で使用するのかを想定しながら、自分のキャンプスタイルに合ったストーブを選ぶことが大切です!
本記事を参考に、ぜひ自分にピッタリのキャンプストーブを見つけて、快適な冬キャンプを楽しんでください。