ビーチやキャンプで大活躍する「パラソル」は、夏場のレジャーに欠かせないアイテム。
強い日差しから身を守ることができ、開くだけで簡単にセッティングできるので、海だけでなく、ピクニックや運動会など日除けが欲しいときに手軽に使うことができます。
また、突然の雨にも対応できるので、一つ持っているととっても便利なんです。
そこで本記事では、風にも強いおすすめのパラソルと選び方をご紹介!
持ち運びのしやすいビーチパラソルや、自宅のお庭をおしゃれにしてくれるガーデンパラソルなど幅広く取り上げています。
合わせて使うと便利なグッズも紹介しているので、ぜひ購入前の参考にしてください。

のん
ゆるきゃんにハマり、キャンプを始めた女性キャンパーで、CAMP ONではキャンプギアやウェアのレビュー記事を担当。穴場のキャンプ場や、キャンプ場ならではの楽しみ方をコラムで執筆予定。
Index
パラソルの魅力
パラソルは、テントやタープに比べて、開くだけで簡単に設置することができる便利なアイテムです。
設営に時間をかけずに誰でもさっと使用できる点が魅力!
日差しが強いビーチでのキャンプに使えば、直射日光を浴びずに済み、熱中症対策や紫外線対策になります。
また、急な雨にも対応でき、天気が変わりやすい場所のキャンプでは、傘のかわりに雨除けとして使うこともできます。
コンパクトに収納可能で、持ち運べるタイプのものを選べば、電車や自転車といった交通手段でも楽らく持っていけるので、さまざまな場所で大活躍!
パラソルは主に2種類に分けられる!
自宅のお庭はもちろん、カフェや海水浴場など、さまざまな場所で見かけるパラソル。
バーベキューやキャンプなどにも活躍し、夏のアウトドアシーンには欠かせないアイテムです。
そんなパラソルには2種類に分けられることを知っていましたか?
それぞれ詳しく解説します。
ガーデンパラソル![]() |
ビーチパラソル![]() |
|
---|---|---|
重さ・安定性 | 重くて安定 | 軽くて持ち運びやすい |
用途 | 庭・テラス | 海・アウトドア |
デザイン傾向 | 高級感・インテリア寄り | カジュアル・カラフル |
ポールの素材 | 鉄・木などしっかりした素材 | アルミ・プラなど軽い素材 |
設置方法 | 土台に差し込む+固定 | 砂に埋めるor小さな台座 |
ガーデンパラソル
ガーデンパラソルとは、主に自宅の庭やバルコニーでの使用を目的としたもの。
スタンドつきの「自立タイプ」とテーブルの真ん中についているパラソルホールに差し込んで使う「スタンダードタイプ」の2種類があります。
ガーデンパラソルの特徴は以下の通り。
- お庭やテラスで使うために作られている
- 基本的に重く、安定感があるので、風に飛ばされにくい
- ポールが太くて頑丈
- おしゃれなデザインも多く、インテリア感覚で使える
- 台座(パラソルベース)は、重たいものを使う前提
基本的に持ち運びは想定されていないため、重くて頑丈なモデルが多いです。
主に一軒家のお庭やカフェのテラス、ベランダなどで使われます。

ビーチパラソル
ビーチパラソルとは、海水浴やバーベキュー、キャンプなどアウトドアシーンで使用するパラソルのことです。
傘のように折りたたんだり、ケースに入れてコンパクトにできるので、ビーチサイドやビーチキャンプで大活躍します。
ビーチパラソルの特徴は以下の通り。
- 海やアウトドア用に軽量&持ち運びやすい
- 折りたたみできるタイプが多い
- ポールが細め&軽量素材(アルミやプラ系が多い)
- 風に弱いので、砂に埋めて使う設計が多い
- デザインはカラフルで目立つものが多め
ガーデンパラソルよりもポールが細く、軽量なため、持ち運んで使いたいアウトドア時に最適!
主に海や湖、川辺、キャンプ場などで使わることが多いです。



強い風が吹いても大丈夫?
パラソルは設置に時間がかからない反面、ちゃんと固定できているのかな?と思う人もいるかもしれません。
海辺の強い風が吹いても、耐えられるパラソルが欲しいですよね。
実は最近のパラソルは、強風にも耐えられるように地面に固定できるフックやペグの付いたタイプが発売されています。
また、先端が尖っていて地中深くに差し込んで使用できるものや、地面が硬い場所でも使える、スタンド付きのタイプも。
使う場所に合わせたパラソルを選ぶことで、強い風に負けることなくパラソルを建てられます。



パラソルの選び方
2種類のパラソルがあり、そこからさらに色々な機能が搭載されたモデルが販売されているため、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね!
ここからは、パラソルの正しい選び方について解説します。
せっかく買ったのに使ってみて後悔することのないように、ポイントをしっかり押さえておきましょう。
形状で選ぶ
パラソルには、主に3つの形状があります。
それぞれのメリット、デメリットを詳しく紹介していきます!
スタンダードタイプ
スタンダードタイプのパラソルは、テーブルの中央などにあるホールに入れて立てるタイプのパラソルです。
ガーデンパラソルに多いタイプで、自宅の庭やカフェなどで見かけたことがある方もいると思います。
持ち運びには不向きですが、お庭でBBQやパーティーなどで日除けとテーブルが必要な時に活躍します。
自立タイプ
自立タイプのパラソルは芯が自立していて、地面に突き刺して使ったり、スタンドの重りを利用して垂直に立てたりして使うことができます。
海辺のレジャーやビーチキャンプで活躍する、もっともポピュラーなタイプのパラソルです。



タープ付きタイプ
タープ付きのパラソルは、パラソルとタープが一体となった形をしてます。
布の面積が広いので、一般的なスタンドタイプのパラソルよりもしっかり日よけができ、タープよりも手軽に設営できるというお手軽さが魅力!
また、芯だけでなくペグでパラソルを固定することができ、強風にも強いです。



収納のしやすさで選ぶ
パラソルはビーチやレジャーシーンで使うことが多いため、コンパクトに収納でき、持ち運びに便利なタイプがおすすめです。
また、収納ケース付きのものならば、自転車に積んで移動したり、ビーチまで歩いて運ぶ時に手軽に担ぐことができるので、場所を問わずに使用できます!
重さで選ぶ
軽いパラソルは持ち運びに便利ですが、軽すぎると風の影響を受けやすく、強風で飛ばされる危険性がでてきます。
そのため、ある程度重量のあるものを選ぶことが大切です。
目安としては3~4 kgぐらいのものがおすすめで、持ち運びと安定性のバランスがとれたパラソルだと言われています。



機能性で選ぶ
プラスアルファで便利な機能があるかどうかもチェックすると良いでしょう。
傘の角度をワンタッチで変えられるタイプは、太陽の位置に合わせてパラソルを立て直す必要がなく、とっても便利!
また、日除けだけでなく紫外線が気になる人は、UVカット加工が施されているものを選ぶと良いでしょう。
ビーチパラソルのおすすめ6選
重視するポイントを踏まえた上で、まずはビーチパラソルのおすすめモデルを6つ紹介します。
風にも強いタイプのものも合わせて紹介していくので、気になる商品をチェックしてみてください!
キャプテンスタッグ「パラソル UVカット」
ボタンを押すだけで簡単に傘の角度を変えられる、使い勝手の良さが魅力のビーチパラソルです。
傘の部分にはシルバーコーティングが施されていて、UVカット効果を発揮!
上部は2段になっていて、隙間から風を通す事ができます。
上手く操作すればどの時間帯でも日差しを遮られて、直射日光を浴びずに済む便利なアイテムです。
サイズ | (約)直径200×高さ210cm | 重量 | (約)1.8kg |
---|---|---|---|
収納サイズ | (約)径10×長さ110cm | 材質 | シャフト:鉄/フレーム:鉄/生地:ポリエステル |
機能 | UVカット/チルト/二段構造 | シーン | ビーチ/アウトドア |
ロゴス 「パラソルソリッド」
UVカット加工が施されているところとコンパクトなサイズに収納できるところが特徴のパラソル。
重量も比較的軽めの設計となっており、女性でも楽に持ち運び可能です。



傘の角度を変えることができるため、太陽の位置に合わせてパラソルの位置を変える手間が省けるのも使いやすいポイント。
試しにマイビーチパラソルを買ってみようかなと思っている方におすすめです!
サイズ | (約)直径180cm | 重量 | UVカット/チルト |
---|---|---|---|
収納サイズ | (約)7×99cm | 材質 | ポール:スチール/生地:ポリエステル |
機能 | UVカット/チルト | シーン | ビーチ/アウトドア |
ハイクマン「ビーチパラソル」
トップカバー上部に風抜き用のベンチレーションを搭載し、パラソルの内側にたまる空気が通り抜けることで、強風にも耐えられる構造になっているのが魅力!
傘の骨には強度の高い素材を使用しているので、持ちやすいだけでなく、壊れにくいため長く使用できます。
収納する際はパラソル部分とポール部分が外れて、収納袋に小さくまとめて持ち運べるのも便利なポイント。



サイズ | (約)直径200×高さ185cm | 重量 | − |
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収納サイズ | (約)107cm | 材質 | フレーム:アルミニウム, 炭素繊維/生地:オックスフォード |
機能 | UVカット/超撥水/チルト | シーン | ビーチ/アウトドア |
スポーツブレラ「パラソル サンシェード」
パラソルに日避けが合体したタイプのパラソルタープ。
パラソルより広範囲で日差しをシャットアウトできるだけでなく、地面との接地面をペグで固定できるので風にも強いのが特徴です。
また、上部の通気口と側面のジッパー付き窓があり、交差換気が可能なため、涼しさを保てます。
横からの雨や突風からも身を守り、サンテント、レインシェルターなど、さまざまな用途に使えるアイテムです。
サイズ | W230×D160×H120cm | 重量 | 4.3kg |
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収納サイズ | W140×D10×H10cm | 材質 | フレーム:合金鋼 |
機能 | UVカット/上部通気口/側面ジッパー付き窓 | シーン | ビーチ/アウトドア/キャンプ |
アイリスオーヤマ「サンシェード ビーチテント」
広げると幅3m以上のワイドサイズになる「サンシェード ビーチテント」は、傘のようにパッと開いてすぐに使えるワンタッチシェードです。
サイドがメッシュになっていて風通しも良く、ペグとロープで地面に固定できるので、強風時にも吹き飛ばされにくい!
ペグの打ち込みを含めて、設置に必要な時間はわずか60秒なので、女性一人でも簡単に組立てられます。
付属のキャリーバッグには肩にかけて持ち運びやすいベルト付きで、移動に便利なのもポイントですね!
サイズ | W344 x D144 x H122cm | 重量 | 約4kg |
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収納サイズ | W123×D15×H12cm | 材質 | ポリエステル |
機能 | ワンタッチ組立/サイドメッシュ | シーン | ビーチ/アウトドア/キャンプ |
キャプテンスタッグ「海用 パラソル」
シルバーコーティングでしっかりとUVカットできるビッグサイズのパラソルタープです。
設営するタープと違いあっという間に日陰や目隠しができてとっても便利!
4つのペグと4つのロープで地面にしっかり固定できるので、風の強い海辺のキャンプにも向いています。
サイズ | 外径2,400×高さ2,200mm | 重量 | 約2.31 kg |
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収納サイズ | − | 材質 | ポリエステル100%(裏面シルバーコーティング) |
機能 | UVカット/裏面シルバーコーティング | シーン | ビーチ/アウトドア/キャンプ |
ガーデンパラソルのおすすめ4選
続いては、ガーデンパラソルのおすすめモデルを4つ紹介します。
真ん中にポールがなく邪魔になりにくいモデルや、角度調節可能なものなど、さまざまなタイプがあるので用途に合わせて選んでくださいね。
マスターキャノピー「アルミ製 ガーデンパラソル」
高強度のアルミ合金が使われているので、耐風性能が高く、錆びにくく、耐久性にも優れています。
そのため、お庭などに置いておいても、簡単なお手入れだけでいいのが魅力です。
100%ポリエステル生地は撥水加工されていて、汚れにくく、雨漏りの心配もありません。
日差しの向きによってパラソルの角度を変更できるため、設置し直す必要がないのも嬉しいポイントです。



サイズ | (約)直径270x高さ240cm | 重量 | − |
---|---|---|---|
収納サイズ | − | 材質 | 骨組み:Al-Fe合金/生地:ポリエステル |
機能 | 撥水/チルト | シーン | オープンエア/庭/プール |
※パラソル本体のみ、ベースは含まれていません
ViCoopZim「風に強い ガーデンパラソル」
柱が真ん中にないので、中央の空間を存分に活用できるのが最大の魅力!
巨大な直径270cmの傘で、中にいる人を強い日差しや突然の雨から守ります。
紫外線耐性と防水性に優れ、風に強いダブルトップデザインで機能性も抜群。
庭園、テラス、バルコニーなど、活用シーンは様々で、おしゃれで実用的なものが欲しい人におすすめです。
サイズ | (約)直径270cm | 重量 | 13.5 kg |
---|---|---|---|
収納サイズ | − | 材質 | 鉄, ビニール, ナイロン, 合金鋼, 金属 |
機能 | PUコーティング/UVカット/フェード防止/撥水/クランク開閉/角度調整 | シーン | オープンエア/庭/プール/公園 |
※水タンクは含まれていません
MISBABA「ガーデンパラソル」
日差しの向きに合わせて調節できるパラソルを探している方におすすめなMISBABA「ガーデンパラソル」。
ハンドルを回してボタンを押すだけで簡単に調整が可能なので、力の弱い女性でも簡単に操作できます。
また、頑丈な耐風ポールと8本の骨組みで、強風のときでも安心して使えるのも魅力です。



サイズ | (約)直径270cm×高さ233cm | 重量 | ー |
---|---|---|---|
収納サイズ | (約)高さ233cm | 材質 | オックスフォード他 |
機能 | 撥水加工/UVカット/角度調整 | シーン | オープンエア/庭/ベランダ/プール |
マスターキャノピー「ライト付き ガーデンパラソル」
内部に32個のソーラーライトがつけられた、おしゃれなデザインが魅力的なガーデンパラソル!
ライトの航続時間が9〜12時間で、キャンプの夜をムーディーに演出してくれます。
スイッチボタンで照明をコントロールすることができ、太陽エネルギーで動くバッテリーを搭載しているため、充電コードは不要。
昼は日除けとして使用し、夜はライトの明かりを楽しめ、1つで2通りの楽しみ方ができるお得なアイテムです!
サイズ | (約)直径230cmx高さ210cm | 重量 | − |
---|---|---|---|
収納サイズ | − | 材質 | 骨組み:Al-Fe合金/生地:ポリエステル |
機能 | LEDソーラーライト/撥水/チルト | シーン | オープンエア/庭/プール |
※パラソル本体のみ、ベースは含まれていません
おすすめパラソルの比較一覧表
パラソルと合わせて使いたい!便利グッズ
ここからは、パラソルに合わせて購入するととっても便利なグッズを紹介していきます!
よりパラソルを快適に使うための注目商品を、チェックしてみましょう。
スタンド
パラソルを地面に固定するための重りになるスタンドは、本体に付属していない場合もあり、合わせてチェックしたほうが良いアイテムです。
水を入れて使用するタイプ、スタンド自体が重いタイプ、スタンドを地面に固定するタイプなど様々あるので、使いたいシーンを想定して選ぶと良いでしょう。
WEIMALL「パラソルベース 21kg 注水式」
中に水を入れて使用するパラソルベーススタンド。
ガーデンやベランダでのパラソルの使用におすすめです!
使用後は中の水を抜けば軽くなるので持ち運びにも便利。
本体は取っ手付きなので持ち運びが楽なのも嬉しいですね。
不二貿易「パラソルベース 22kg 」
パラソルベース本体をボルトで固定できるので、ぐらつくことがなく、安定性が高いのが特徴。
2種類のキャップを付け替えることで内径の調節が可能で、支柱径37~52㎜のパラソルに対応しています!
重量22kgの頑丈なパラソルベースで、強い風にも耐えられるでしょう。
BUNDOK「パラソル スタンド」
地面の柔らかい草原や砂地などで、パラソルをしっかり固定できるスタンドです。
ペグの長さを変えれば砂利の多い砂浜などにも対応可能で、使い勝手抜群。
コンパクトに収納でき、軽くて気軽に持ち運べるのも嬉しいポイントです。



蚊帳
虫を気にすることなく、パラソルの下でくつろぎたい方におすすめ。
通気性と耐久性に優れた目の細かいメッシュで、しぶとい蚊の侵入を防ぎます!
フリーサイズでどんなガーデンパラソルにも使えるものを選ぶと、パラソルを買い替えたときにも使えて便利です。
収納ケース
本体に付属してあっても、持ち手が付いていないものは担いで移動できず、少し不便ですよね。
そんなときに活躍するのが、パラソルを持ち運ぶために作られた取っ手付きの収納ケース。
持ち手のあるタイプの収納ケースを別途用意すれば、荷物の多い海辺のキャンプやバーベキューで活躍すること間違いないでしょう。
パラソルのお手入れ方法
屋外で使用することの多いパラソルですが、実はお手入れ方法はとっても簡単なんです!
ポイントは、パラソル全体を水拭きした後に必ず乾拭きすること!
水分が残るとサビの原因になってしまので、日頃のメンテナンスでも雨後には水分を拭きとるようにすると長持ちします。
また、同様にサビの原因になってしまうので研磨剤を含む洗剤や、塩素系の漂白剤の使用はNG。



パラソルのまとめ
- パラソルは、設営に時間がかからずとても便利
- どこで使用するかによって形を選ぼう
- 風の通り道がある作りのものは、強い風にも耐えられる
- パラソルタープは地面に固定でき、より風に強い
- デザインが豊富で、好みのものを選ぶ楽しさがある
夏のアクティビティに1つもっていると大変便利なパラソル。
値段もお手頃なものが多く、試しに買ってみるというのも良いかもしれません。
本記事を参考に、ぜひお気に入りのパラソルをゲットして、強い日差しから身を守りながら、安全にアウトドアを楽しんでくださいね!