パタゴニア定番人気のレインウェアといえば「トレントシェル3L・ジャケット」。
メーカー独自の防水透湿技術を採用し、蒸れにくく軽量の優秀アウターです。
高機能・高品質でありながら、リーズナブルな価格設定はさすがパタゴニア。
前モデルのトレントシェルジャケットは長い間人気でしたが、モデルチェンジした3Lジャケットは、3層構造で耐久性をバージョンアップ!
そこで本記事では、私が実際にトレントシェル3L・ジャケットを着用したレビューを紹介します。
Index
パタゴニア トレントシェル3L・ジャケットの特徴、性能
まずは、トレントシェル3L・ジャケットの特徴や性能を紹介します。
トレントシェル3L・ジャケット | |
素材 | リップストップ・リサイクル・ナイロン |
フィット感 | レギュラー・フィット |
サイズ | XXS、XS、S、M、L、XL、XXL ※レディス |
カラー | 単色、2色デザインの計13種類 |
丈夫な防水性・透湿性素材
トレントシェル3L・ジャケットは、パタゴニア独自基準「H2Noパフォーマンス・スタンダート」を満たす画期的なアウター。
防水性と透湿性はもちろん、耐久性にも優れているので雨風に負けません。
前モデルは、年数が経つと裏地のコーティング部分が劣化して剥がれ落ちるデメリットがありました。
しかし、新しいトレントシェル3L・ジャケットでは、2.5層から3層構造にバージョンアップ。
DWR加工(耐久性撥水)をリサイクル・ナイロンの表地に施して、水をよくはじきます。
豊富なサイズ展開 & 微調節TIP
トレントシェル3L・ジャケットはUSサイズ展開のため、普段よりも小さめを選ぶとちょうどよいです。
幅広いサイズ展開から選べます。
- メンズ:XS、S、M、L、XL、XXL
- レディス:XXS、XS、S、M、L、XL、XXL
サイズ選びに悩む人は、公式サイトにある「私のサイズは?」というサイズ検索ツールに従って選ぶと簡単です。
また、着用時にはジャケットの裾部分のアジャスターや袖部分にベルクロで微調整できます。
リーズナブルな価格
他のアウトドアブランドのウェアと比べると、トレントシェル3L・ジャケットは低価格。
マウンテンパーカーやゴアテックス素材のシェルは、5万円以上のウェアが多い中、高機能性シェルが2万円台はかなりお得。
クオリティを知っているファンの中には、カラー別に複数枚揃えている人もいます。
登山やハイキング用のエントリーモデルとして、購入しやすいモデルといえるでしょう。
シンプルでおしゃれな軽量シェル
シンプルでおしゃれなデザインと軽さも魅力。
カラーバリエーションが豊富なので、好みに合わせて好きなカラーを選べます。
単色カラーもあれば2色デザインもあり、どれもスタイリッシュ。
シンプルなので服に合わせやすく、普段着としても幅広く着用できます。
3層構造のわりに軽量設計なので、着ないときはパッカブルにしておくことも。
変わりやすい山の天気に備え、緊急用レインウェアとして持ち歩きに最適です。
パタゴニアトレントシェル3L・ジャケットのメリット
トレントシェル3L・ジャケットを着てみて個人的に感じたメリットをまとめました!
動きやすく防水性バツグン
トレントシェル3L・ジャケットは、とても動きやすく雨に強いです。
ゴアテックス素材のシェルジャケットのようなごわつき感はありません。
全体的に余裕があるため、腕や肩回りが動かしやすいです。
しかし、高価なゴアテックス並みの防水性なので、コスパ抜群!
中に重ね着してもかさばらず、蒸れにくく快適なのでとても満足しています。
適度な厚さで暖かい
トレントシェル3L・ジャケットは、程よく厚みのあるシェルなので、春・秋・冬の3シーズン着られます。
冬は、中に重ね着をして動いているうちに体が暑くなってくるほどです。
暑いときは、脇の下部分から腰にかけてベンチレーションファスナーを開くだけで中の熱をすばやく換気。
簡単にクールダウンできるのでとても快適です。
優れた着心地と防水性
ジャケットは、着心地と防水性に優れています。
一度、キャンプ中に土砂降りになったことがありましたが、水をよくはじいて中まで濡れずにすみました。
着心地も快適。柔らかい風合いのポリウレタン・メンブレン素材の裏地は、快適な肌ざわりです。
ネックラインはマイクロフリース裏地で柔らかく、フードは鼻の下位置までしっかりと保護。
着用感が素晴らしすぎてずっと着ていたくなります。
多用途で長く着られるデザイン
シンプルなデザインで、幅広く多用途に着用できます。
最初はハイキング用に買いましたが、今はレインウェアとして普段使いにも重宝。
映えるカラーがとてもおしゃれで、ボトムを選ばずシンプルにコーデできます。
前モデルで問題だったという裏地の加水分解ですが、ニューモデルは今のところ問題ありません。
トレントシェル3L・ジャケットのデメリット
トレントシェル3L・ジャケットをしばらく着てみて個人的に感じたデメリットを紹介します。
ファスナーが固い
何度も着脱しているとあまり気になりませんが、ファスナーは若干固めです。
ときどきフロントのファスナーが生地をかむことも。
急いで開け閉めするときは、とくに注意が必要です。
なるべく生地にくいこまないように、優しく扱うようにしています。
生地がごわつく
前モデルのトレントシェル・ジャケットに比べると、厚みがある分若干固い質感です。
3レイヤーをアップグレードされたので当然ですが、ゴアテックス素材のハードシェルほどではありません。
動きにくいというレベルではなく、多少固めの肌触りです。
その分、生地の耐久性が向上しているので満足しています。
トレントシェル3Lジャケットの口コミ・評判
トレントシェル3L・ジャケットを実際に着用しているユーザーの口コミ・評判を紹介します。
良い口コミ
良い口コミの多くは、機能性と着用感に関するものが多かったです。
まとめると、
- 着心地最高
- 長持ちしそう
- 春秋冬に愛用
- 色違いも欲しい
悪い口コミ
悪い口コミは、トレントシェルの前モデルに関するものがほとんど。
- 裏地が加水分解してボロボロ
- 買い換えたい
- べたつく
3Lジャケットについては見つかりませんでした。
トレントシェル3L・ジャケットに似たアイテムと比較
トレントシェル3L・ジャケットを他のシェルジャケットと比較しました。
ザ・ノースフェイス「ベンチャージャケット」と比較
まずは、ザ・ノースフェイスのベンチャージャケットと比較。
ベンチャージャケットは、防水機能だけでなくウィンドブレーカーとして広く使える機能性シェルです。
とても軽量でベーシックなシンプルデザインは、街中コーデにも最適。
でも、トレントシェル3Lジャケットと比べると大きな違いがあります。
ベンチャージャケットは、3層構造ではなく2.5層です。
表はナイロンで、裏面はポリウレタンラミネート仕様。
軽量で持ち運びにも便利そうですが、薄手なので暖かさを求めるなら3層あると安心。
トレントシェル・3Lジャケットがおすすめです。
ヘリーハンセン「スリックジャケット」と比較
ヘリーハンセンのスリックジャケットとも比較してみました。
スリックジャケットは、防水性と通気性に優れた2層のゴアテックス素材採用。
スタイリッシュなので、街のおしゃれさんやストリート系にも支持されそうです。
しかし、登山やハイキングなどの機能性重視のアウトドシーンなら、生地の肌ざわりも意識したいところ。
お値段もトレントシェル3L・ジャケットよりも1万円ほどあがります。
コスパを考えると、トレントシェル3L・ジャケットが優秀です。
カリマー「ビューフォート 3L ジャケット」と比較
カリマーのビューフォート3Lジャケットとも比べてみました。
カリマーは、イギリスの有名アウトドアブランド。
ビューフォート3Lジャケットは、3レイヤーの防水性・透湿性抜群のレインウェアです。
軽量で携帯しやすいので使い勝手抜群。
お値段は2万円台後半とトレントシェル3L・ジャケットより高めですが、シンプルでおしゃれなテイストは変わりません。
街着コーデにも重宝しそうですが……、一番の違いは薄さ!
ビューフォートは、3層でも薄手の素材のため冬には向いていません。
春・夏・秋なら充分ですが、暖かさを求めるなら厚さが欲しいところです。
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トレントシェル3L・ジャケット レビューまとめ
アウトドアの名門パタゴニアの力作、トレントシェル3L・ジャケット。
- 優れた防水性・透湿性・耐久性
- リーズナブルな価格
- 売れ筋定番レインウェアの最新版
- 街でも山でもコーデしやすいデザイン
- 快適な着心地
- 春・秋・冬の3シーズン対応
発売後10年強の看板シェルがバージョンアップし、丈夫になって生まれ変わりました。
カラー展開が豊富なので2枚目、3枚目も欲しくなる優秀アイテムです。
どこにでも着ていける快適な着心地の1枚をいかがでしょうか?