キャンプや車中泊、登山などトイレが少ないアウトドアシーンや、渋滞にはまってしまった時に気になるトイレ問題。
そんな時に持っていると安心なのが「携帯トイレ」です。
最近では、地震や台風といった災害も多く、常日頃から携帯しておく意識も高まっています。
本記事では、様々なシーンで役に立つおすすめの携帯トイレについて紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
ひろ
新しいキャンプグッズに目がなく、商品を購入した週末には予定を立ててしまうくらいのキャンプ好きで、公共交通機関で行けるキャンプ場を探すのが得意とする、旅好きの女性ソロキャンパー。
携帯トイレの使い方
アウトドアシーンや渋滞でトイレに行けないという時に持っていると便利な「携帯トイレ」
普段使用することが少ないので抵抗感があると思うのですが、アウトドアを楽しむ方の間では意外とスタンダードなアイテムなんです。
携帯トイレは凝固剤や吸水ポリマーをいれた袋に排泄し、排泄物を固めるという仕組みになっています。
水や電気が必要ないので災害時にも活躍してくれるアイテムになります。
- 付属の汚物入れを広げる
- 凝固剤を入れる
- 用を足し、袋をしっかりと閉じる
※凝固剤を入れるタイミングは商品によるので、使用前に確認するようにしてください。
使い方は上記の通り3ステップでとても簡単。
自治体にもよりますが、排泄物は可燃ごみとして捨てることが可能です!
携帯トイレの選び方
ここからは携帯トイレを選ぶ時にチェックしたいポイントを紹介していきます。
普段使用することが少ないアイテムだからこそ本当に必要な時にしっかりと使うことができるように、ぜひチェックしてみてくださいね。
使用タイプを確認
携帯トイレには「便器に取り付けるタイプ」と「持ち運んで使用できる便座のいらないタイプ」があります。
中には自立する袋やコンパクトな筒状のアイテム、凝固剤があらかじめ入っているタイプのものなどがあり、使い方や特徴は様々。
使いたいシチュエーションやどんな人が使うのかを考えて、商品を選ぶことが大切です。
アウトドアシーン・渋滞時に使用したい場合は、便座がいらないタイプのアイテムがピッタリ!
在宅避難時に使用できるよう、防災グッズとして自宅に備蓄する場合は便器に取り付けられるアイテムを選ぶのがおすすめです。
便座がいらないタイプのアイテムは、片手で持てるものや袋が自立するものを選ぶようにしましょう!
対応している排泄物を確認
アイテムによって、大小どちらも対応のものと小のみ対応のものに分かれます。
使用したい状況により必要な商品が変わるので必ず確認が必要です。
セット内容を確認
事前にセット内容を確認することも大切です。
例えば、排泄物をいれる袋とは別に廃棄する用の袋が必ず必要になります。
セットになっている商品がほとんどですが、付属していない場合は自分で用意することになるので要注意。
自分が使う時にあったらいいなと思うものがセット内容に含まれているかも確認してみてください。
防臭力の高さを確認
排泄物は燃えるゴミとして出すため、持ち帰ったり一定期間自宅で保管しなくてはいけません。
ニオイが広がってしまうのを防ぐために、ニオイ対策されているアイテムを選ぶようにするのがおすすめ。
排泄物が固まるまでのスピードが早いものや密閉力の高い袋が付属しているものなど、様々な方向からニオイ対策されているので要チェックです。
おすすめの携帯トイレ6選
ここからはおすすめの携帯トイレを紹介していきます。
アウトドアや車で使えるコンパクトなアイテムから、災害時にも安心して使用できるものまで幅広くピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【アレックス・サンガ】どこでもミニトイレBIG
持ち運びに便利な「どこでもミニトイレBIG」はアウトドアシーンや車に置いておくと安心なアイテム。
幅広いマチが付いた広口タイプの袋は自立してくれるので、両手が塞がらないのが嬉しいポイントです。
排泄物を素早く固めてくれて、処理袋には密封ファスナーが付いているのでニオイ対策もバッチリ!
【REBUYPRO】クイックレスキュートイレ
アウトドアや車移動におすすめな筒状の携帯トイレ。
ポケットティッシュほどのコンパクトなサイズ感なので気軽に持ち歩くことができるアイテムです。
携帯トイレ自体に消臭凝固シートがあらかじめセットされているのでサッと使用することができます。
チャック付きで簡単に密封することができ、中身の見えない袋なので見た目も気になりません。
【セイワ】携帯トイレ
アウトドアシーンや車におすすめな携帯トイレ。
尿処理袋は硬めの素材なので片手で持つことができ、ファスナー付きなので汚物をしっかりと密封してくれます。
凝固剤があらかじめ袋に入っているので、車のような限られたスペースでもすぐに使用でき子供連れのドライブなどにもおすすめ。
ゴミ袋の他に前掛けシートがセットになっているので、携帯トイレを使用する抵抗感を軽減してくれるのも嬉しいポイントです。
【YUGOR】簡易トイレセット
熊本地震被害に遭い、実際に避難所生活を経験した防災士が監修した携帯トイレ。
使い捨て手袋や防臭袋がセットになっているので、取り付けや片付けも簡単に行うことができます。
排泄物をしっかりと固めてくれるので、細菌の増加を抑えてニオイの発生を防止してくれるのが嬉しいポイント。
密封性の高い防臭袋にいれることで嫌なニオイが漏れるのを更に防いでくれるので安心です。
【MOSHIMO HACK】非常用トイレ
消防士・防災士・災害備蓄管理士がトリプル監修した日本製の非常用トイレ。
こちらの商品はニオイ対策に力を入れており、その防臭効果は専門機関に認められているほど!
最短15秒で排泄物を固めることでニオイを広げず、さらに袋を2重にすることでダブル消臭するようにしています。
また、パッケージは部屋に置いておいても違和感のないデザインになっており、非常時にすぐ取り出せるよう意識されています。
【トイレの女神PREMIUM】非常用トイレ
非常用トイレを開発、販売する防災商品専門メーカーが販売している携帯トイレ。
こちらは便座にセットして使用するタイプになっており、災害時の備えとして準備しておきたいアイテムです。
セット内容はシンプルですが、使いやすさにこだわられて開発されており取り付けや使い方も簡単。
品質の高い凝固剤がセットになっており利用から20秒で素早く排泄物を固めてくれるのが嬉しいポイント。
防災ブックもついているので、いざという時に役立ってくれること間違いなしです!
携帯トイレと一緒にあると便利なグッズ
携帯トイレと一緒にあると便利なグッズや、防災用に準備しておくとより安心できるアイテムを紹介していきます。
【Dajie】スツーレ
とても軽量で持ち運びに便利な折りたたみ式の簡易便器「スツーレ」です。
フタがついているので普段は椅子や踏み台、コンテナやゴミ箱としてシーンを選ばず使用可能。
簡易トイレとしてだけでなく様々な使い方ができるのが嬉しいですよね。
プラスチック製で丸洗いできるので、キャンプなどで使った後簡単にお手入れができるのも魅力です!
【Hilax】ポータブル水洗トイレ
工事不要!水や電気がなくてもすぐに使用できるポータブル水洗トイレです。
12リットルの洗浄水貯蔵タンクが付いているので、水をいれることでピストン式ポンプで水洗が可能に。
汚水タンクはしっかりと密閉されているのでニオイも気にならず、取り外しも簡単なので後処理もラクラクです。
災害時はもちろん、車に置いたりアウトドアで使用したりと普段と近い環境でストレスなくトイレを使用できるのが嬉しいですよね。
【小久保工業所】緊急簡易ブランケット
災害時に保温、防水、防風、防寒対策としてブランケットのように使用できる万能アイテム。
頭部を出して、座った状態で全身を覆うことができるので、携帯トイレを使用するときの目隠しとしても使うことができます。
人の目が気になる状況で携帯トイレを使用しなくてはいけない時に、少しでも抵抗感を軽減してくれるのは嬉しいですよね。
その他にも日差し除けや着替えをする時の目隠しなどにも使えるので、アウトドアや災害時の備えとして1つ持っているととても便利です!
【ningz】着替えテント
ワンタッチで使用できる折りたたみ式のコンパクトなテントです。
簡易トイレや着替えの目隠しとして使用でき、気になる周りの目を遮断することができます。
ワンタッチテントなので設営が簡単にでき、収納時は平らな円盤のような形になるので持ち運びもラクラクです。
携帯トイレに関するよくある質問
携帯トイレに関するよくある質問をまとめてみました。
使用後の処理方法は?
自治体にもよりますが、携帯トイレを使用した排泄物は可燃ごみとして捨てることができます。
凝固剤はトイレに流すと詰まってしまうものもあるので、商品の説明書を必ず確認してから処理するようにしてください。
非常時には何セット分必要?
一般的に備蓄品は災害発生から3日分用意することが望ましいとされています。
個人差はありますがトイレの回数は1日あたり6〜7回が平均と言われていますので、✕3日分で18〜21セット分あると安心です。
便座がない場合はどうしたらいい?
便座がなくても基本的に使用は可能です!
しかし、便座に設置するタイプのものや袋タイプのものはどうしても使用しづらくなってしまいます。
そんな時は代わりに段ボールを使ったり、穴を掘って和式トイレのように使用するのがおすすめです。
キャンプなどでは穴を掘っても直接排泄するのはマナー違反。きちんと携帯トイレを使用し穴は最後に埋めるようにしましょう。
トイレットペーパーの処理方法は?
凝固剤で固めた排泄物と一緒に袋に入れて捨てることが可能です。
凝固剤は水分がないと固まらないので、トイレットペーパーごと凝固剤で固めたい場合は少し水を追加するようにしてください。
おすすめの携帯トイレまとめ
ここまでおすすめの携帯トイレについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
アウトドアシーンだけでなく、ドライブの際に車に置いておくなど、携帯していると予期せぬ事態に役立つ「携帯トイレ」
普段目にすることも少なく、トイレというだけあってなんだか抵抗感があるという方も少なくないかと思います。
しかし、災害が起こった時は食料などよりもトイレが大きな問題になることが多いそうです。
アウトドアではもちろん防災グッズとして絶対に必要なアイテムになるので、この機会に準備をしてみてはいかがでしょうか。