スクリーンに映像を投影するプロジェクターはキャンプでも大活躍。
映画・アニメ・ゲームなどエンタメを大自然の中で満喫できます。
キャンプ向けのプロジェクターってどれ?
プロジェクターには電源が必要?
本記事では、プロジェクターの選び方や各ブランドの人気おすすめ7モデルを紹介します。
サイトで上映やゲームをしてみたい方は、参考にしてください。
いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
Index
プロジェクターとは?魅力と選び方のポイント
プロジェクターの魅力と選び方のポイントをまとめました。
自然の中で映画・ゲームをエンジョイ
スクリーンに映像を投影するための機器がプロジェクター。
このプロジェクターは会議室などで使われアウトドアとは関係なさそうですが、実は自然に囲まれたサイトで上映するのも気持ちがいいんです。
小型でリーズナブル、接続もカンタンなプロジェクターが登場し、映画・アニメ・ゲームといったエンタメをサイトで楽しめるようになりました。
雨キャンプでも室内でワイワイできます!
画質で選ぶ
画質のクオリティは解像度の数値で比較でき、数値が大きいほど臨場感たっぷりのリアルな映像を楽しめます。
これは解像度が「横に並んだ」ドット数 × 縦に並んだドット数」を表すからです。
たとえば、解像度1,920 ×1,080P(フルHD)よりドット数の多い3,840 × 2,160P(4K)の方が高画質ということ。
また、解像度のほかにリアル解像度という数値もあります。
リアル解像度…そのモデルがもっとも得意でキレイに映せる画質
明るさで選ぶ
映画館のように暗いと映像がクッキリしますが、明るいプロジェクターだと周囲が多少明るくてもOK。
夜になりきる前のまだ少し明るい時間から投影できます。
明るさはルーメン(lm)で表し、数値が大きいほど明るいです。
ANSI lmも数字が大きいほど明るく基準が明確で比較に向いていますが、lmの数値とは無関係な点に注意
投影距離で選ぶ
テント内での鑑賞なら投影距離も大切です。
スクリーンからプロジェクターまでの距離をとりにくい小型テントは注意しましょう。
1.0~2.0mに対応できると安心です。
プロジェクターとスクリーンとの距離が離れるほど大きく映せるため、大画面を楽しむのは屋外がおすすめ。
サイズ・重量で選ぶ
小さくて軽いモデルは持ち運びが楽でキャンプ向けです。
徒歩移動のキャンパーには手のひらサイズで1.0kg以下のモデルがぴったり。
車移動のキャンパーはサイズ・重量より性能や価格を重視するのもアリです。
自分のスタイルに合わせて選ぼう!
接続方式で選ぶ
プロジェクターの主な接続方式は次の通りです。
- Wi-Fi
- Bluetooth
- HDMI
- USB
Wi-Fi・Bluetoothは無線接続で便利ですが、接続が安定して使いやすいのはHDMI・USBなどの有線接続です。
スマホやゲーム機などプロジェクターに接続したい機器をチェックして、必要な端子を搭載したモデルを選んでください。
バッテリーで選ぶ
気軽に上映するならバッテリー搭載モデルを選ぶとストレスがありません。
バッテリー非搭載モデルは全体的に安価ですが、自前のポータブル電源を用意する・電源が使えるサイトを利用するなど少し手間です。
とはいえ「すでにポータブル電源を使っている」「いつも行くサイトには電源がある」という方は、お手頃なバッテリー非搭載モデルのチョイスでも大丈夫。
映画のいいところでバッテリー切れは残念なので、バッテリー容量も一緒にチェック!
プロジェクターおすすめ人気7選
- 500ml缶サイズのAnker「Nebula Capsule II」
- テント内で使いやすいGroview「プロジェクター」
- レトロでかわいいAVAIBO「モバイルプロジェクター」
- カンタンにごろ寝上映ができるPOYANK「WiFiプロジェクター」
- 高画質4K対応のWiMiUS「k1」
- スマホサイズでバッテリーにもcréer「小型プロジェクター」
- 小型ながら高性能モデルXGIMI「MoGo Pro」
500ml缶サイズのAnker「Nebula Capsule II」
Anker「Nebula Capsule II」は、500ml缶サイズでとにかくスタイリッシュ。
ガジェットなどで有名なAnker製品で安心感があります。
バッテリー・Android TV内蔵でどこでもすぐ使えるのも魅力です。
テント内で使いやすいGroview「プロジェクター」
Groview「プロジェクター」の投影距離1.0~3.0mはテント内で使い勝手よしです。
100インチスクリーン付属で約1万円とお財布にもやさしいモデル。
ファンの音が少し大きめなので、音にこだわるなら外付けスピーカーを用意するといいですね。
レトロでかわいいAVAIBO「モバイルプロジェクター」
AVAIBO「モバイルプロジェクター」のレトロでかわいいデザインがたまりません。
雰囲気たっぷりのキャンプギアとのコーデもバッチリ。
最大解像度が少し低めではあるものの、Android TV・バッテリー搭載でフットワーク軽く使えますよ。
デザインもこだわりたいキャンパーは要チェック!
カンタンにごろ寝上映ができるPOYANK「WiFiプロジェクター」
テントの天井に映すならPOYANK「WiFiプロジェクター」が持ってこい。
ケーブルの端子がすべて側面にあるため、三脚なしでも縦方向に傾けて設置できます。
値段も約1万円ほどとリーズナブル。
高画質4K対応のWiMiUS「k1」
WiMiUS「k1」は4K対応の高画質プロジェクターです。
バッテリーもAndroid TVもない代わりに、画質と接続方式に力を入れたモデル。
「ポータブル電源あるし、とにかく画質いいものを安く買いたい」という方におすすめします。
スマホサイズでバッテリーにもcréer「小型プロジェクター」
スマホサイズのcréer「小型プロジェクター」はスマートで高級感あるデザイン。
5,000mAhのモバイルバッテリーにもなり、プロジェクター以外の用途で使えます。
明るいタイプのモデルではありませんが、サイズ・デザイン・利便性のバランスがいいです。
小型ながら高性能モデルXGIMI「MoGo Pro」
小ささと性能の両方にこだわるならXGIMI「MoGo Pro」がぴったり。
バッテリー、Android TV搭載なので、4Kの高画質をプロジェクター本体のみでエンジョイできます。
BMW・メルセデスベンツなどにカーオーディオを提供するHarman Kardon社が関わったスピーカーも見逃せません。
おすすめ人気プロジェクター比較一覧表
製品名 | Nebula Capsule II |
プロジェクター |
モバイルプロジェクター |
WiFiプロジェクター |
k1 |
小型プロジェクター |
MoGo Pro |
---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 | 500ml缶サイズでスタイリッシュ | テント内で使いやすい投影距離 | レトロなギアとの相性よし | 天井への投影に持ってこい | 高画質で接続の自由度も高い | スマホサイズで高級感あるデザイン | 小型かつ高性能モデル |
サイズ | 約15(高さ) × 8(直径)cm | 22 × 17.5 × 8cm |
11.9 × 8.4 × 7.6cm | 26.3 × 24.8 × 10.9cm | 26 × 23 × 11cm | 14.5 × 7.5 × 1.8cm | 14.6 × 10.55 × 9.45cm |
重量 | 約740g | 1.98kg | 0.7kg | 1.54kg | 2.22kg | 約1.0kg | 0.9kg |
投影距離 | – | 1.0~3.0m | – | – | 1.5~7.0m | – | 1.59~3.19m |
最大解像度 | 1,280 × 720P | 1,920 ×1,080P | 800 × 480P | 1,920 ×1,080P | 3,840 × 2,160P | 1,920 ×1,080P | 3,840 × 2,160P |
バッテリー | 約2.5時間(動画、Wi-Fi利用) 約10時間(音楽) |
× | 約2.5時間(動画) | × | × | 約2時間 | 2~4時間(動画) 8時間(音楽) |
明るさ | 200ANSI lm | 7,500lm | 200ANSI lm | 6,500lm | 9,800lm | 50ANSI lm | 300ANSI lm |
接続方式 | Wi-Fi Bluetooth HDMI USB |
Wi-Fi HDMI USB |
Wi-Fi Bluetooth USB |
Wi-Fi HDMI USB |
Wi-Fi(5G) Bluetooth HDMI USB |
Wi-Fi Bluetooth HDMI USB |
Wi-Fi Bluetooth HDMI USB |
Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
プロジェクターの評判・口コミを徹底調査
プロジェクターの口コミを調査しました。
良い口コミ
これらの良い口コミをまとめると、
- プチ野外フェス気分が味わえて最高
- 悪天候でもテント内が楽しい
- 白系テントだとスクリーンなしでもOK
プチ野外フェス気分が味わえる・悪天候でもテント内が楽しい・白系テントだとスクリーンなしでもOKなど、キャンプの新しい楽しみ方として評価されていました。
白系のテントやタープを持っていると導入しやすい!
悪い口コミ
悪い口コミをまとめると、
- 観ているものが外からでも分かる
- 明るさや音量を気にする必要がある
- 虫が寄ってくる
壁がなく明かりも少ないキャンプ場でのプロジェクターはどうしても目立ちやすく、なにを観ているのかも筒抜けです。
いろんな人が楽しめそうなコンテンツを選ぼう!
また、明るさや音などのマナーも大切。
深夜に上映しない、音出しNGなサイトではイヤホンを使用するなど配慮するといいですね。
明かりに虫が寄ってくるので、虫よけスプレーなど準備しておきましょう。
プロジェクターのよくある質問(Q&A)
よくある質問をまとめました。
電源はどうやって用意すればいい?
ポータブル電源の持参か電源サイトを利用すればOKです。
ただ、荷物が増える・サイトが限られるなどデメリットもあります。
なので、もっと気軽に使うならバッテリー内蔵モデルを選ぶとスムーズですよ。
ポータブル電源は小型のこちらがおすすめ。
スクリーンは必須?
白系のテント、タープ、キャンピングカーなどに映せるので、スクリーンはなくてもいいです。
でも、専用のものだとさらにキレイな映像を楽しめるので、荷物に余裕があるならスクリーン持参をおすすめします。
こんなスクリーンがあるといいですね。
音・明るさは迷惑にならない?
迷惑にならないよう次のポイントを事前に確認してすれば大丈夫。
- サイトの消灯は何時か → 消灯時間後は上映しない、明るい映像は投影しない、音を小さくする
- スピーカー利用できるか → スピーカーNGならイヤホンなどを利用
サイトでのプロジェクター使用はマナーが大切です。
ほかのキャンパーのことを考えながら楽しもう!
プロジェクターのおすすめまとめ
室内外の両方で楽しめるプロジェクターはキャンプでの新しい過ごし方。
自然の中で観る映像にはいつもと違う楽しさがあります。
- 解像度が高く明るいモデルほど映像がキレイでくっきり
- テント内使用では投影距離1.0~2.0mほどがいい
- 手のひらサイズ、1.0kg以下の小型モデルは徒歩キャンパー向け
- バッテリー搭載モデルは準備が楽
- 白系のテント、タープなどがスクリーン代わりになる
- サイトごとのマナーを守って上映を楽しもう
お気に入りの映画を鑑賞、大好きなアーティストのMV上映、子どもと一緒にゲームで遊ぶなどプロジェクターの楽しみ方はいっぱいです。
プロジェクターでキャンプを満喫しましょう。