SABBATICALは、発表時からすでに話題となっていたテントです。
話題となった理由の一つは「ゼインアーツ」代表・小杉氏がデザイン担当だからです。
そんな注目のギアを「実際に使ってみた評価」は気になるところ。
そこで本記事では、SABBATICALテントの魅力やおすすめモデル、評判・口コミを紹介します。
SABBATICALのテントが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
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SABBATICALテントの魅力とは?選び方のポイント
SABBATICALのテントは、機能とデザインの両立・組み立てやすさ・開放感が魅力です。
魅力や選び方のポイントを紹介します。
2019年夏に始動したアウトドアブランド「SABBATICAL」
SABBATICALは、2019年夏にスタートしたアウトドアブランド。
アウトドアブランド「ゼインアーツ」代表・小杉氏がデザインとのニュースに、多くのキャンパーが注目しました。
というのも、ゼインアーツは「自然と調和したデザインと高い機能性」で話題の新鋭ブランドだからです。
SABBATICALテントのラインナップは「アルニカ」「ギリア」の2モデルだけですが、使いやすさ、さまざまなシーンで活躍する柔軟さ、自然を堪能できるパネルなどコダワリを感じます。
移動手段で選ぶ
SABBATICALのテントは車移動でキャンプをする方に向いています!
同社のテントに小型軽量モデルがないのがその理由です。
山岳キャンプなど、自分でテントを背負うなら小型軽量テントが必須。
一方で、車移動なら大きさや重さといった制限はほぼありません。
SABBATICALテントはどれも重量が10kg以上なので、車移動の方に向いていますね。
パネルの自由度で選ぶ
開放感を味わえるのがSABBATICALテントの魅力。
パネルの自由度が高く、たくさんのパネルを開放できます。
前後・左右のパネルを開放したり、メッシュにしたり、跳ね上げたりなどテントによってパネルの自由度が違います。
パネルを開放すれば、自然をたっぷり堪能できるのがポイント。
室内でのびのびするなら、SABBATICALのテントがぴったりです。
風に強い構造で選ぶ
SABBATICALのテントは、ブリッジフレーム構造で風に強いです。
「強風でテントが壊れてしまった……」という話をよく聞きませんか。
SABBATICALテントのブリッジフレーム構造は、ポール同士がフレームで連結されており、風から受ける力を分散するので安心。
したがって、風に強い構造かどうかもチェックするといいですね。
組み立てやすさで選ぶ
SABBATICALテントは組み立てやすく、初心者にやさしいです!
ポールとスリーブの色分けで、組み合わせが一目で分かる仕組みです。
公式の組み立て動画もあります。
アルニカ・ギリアの両モデルを紹介しており、テントの大きさもイメージできるので、チェックしてみてくださいね。
【アルニカ】
【ギリア】
4人用テントでゆったりとした「アルニカ」
SABBATICALテントの2モデルのうち大きいものが「アルニカ」。
メッシュパネル、遮光PU加工、スカートがあり、ギリアより室内環境を調整しやすいです。
アルニカの特徴を深堀りしていきます。
ゆったりとした大きなサイズ
アルニカはリビングスペースと寝室スペースがくっついたゆったり大きめなサイズです。
4人用のインナーテントが付属。
インナーテントなしだと、8~10名ほどが過ごせる大きなシェルターにもなります。
天井部分は遮光PU加工
アルニカの天井部分は、遮光PU加工がされています。
室内の暑さが和らいでうれしいですね。
自由度の高いパネル
アルニカは、自由度の高いパネルも特徴。
オープンにする・メッシュにする・跳ね上げとシーンに合わせられてとても便利!
両サイドの10パネルがオープンに、前後と両サイド6パネルがメッシュにできます。
サイドパネルの連結で、跳ね上げに使うポールを減らせるのもありがたいです。
こういった工夫が「かゆい所に手が届く!」と感じさせます。
さらに、前後パネルの下部にあるベンチレーションで、新鮮な空気が入り気持ちいいです。
冷え込みを防ぐスカート
アルニカの下部にはスカートがあり、冷えた風が入るのを防いでくれます。
寒いシーズンのキャンプでも心強いですね。
レイアウトが楽しめる「ギリア」
ギリアはアルニカより小さいですが、それでも充分な大きさです。
何よりレイアウトを楽しめるのが大きなポイント。
ギリアの特徴をくわしく紹介します。
2人用・5人用それぞれのインナーテントが付属
ギリアは2人用・5人用それぞれのインナーテントが付属します。
買い足さずに済むのがうれしいですね。
アレンジを楽しめる
ギリアは、さまざまなアレンジを楽しめます。
- 2人用インナーテント+広めリビング
- 5人用インナーテント+リビング
- 2人用インナーテント+5人用インナーテント
- インナーテントなしのシェルター
リビングなしですが、最大7人用のテントにもなります。
シーンに合わせられて実用的ですね。
大きく開くサイドパネル
ギリアのサイドパネルは大きく開きます。
開放感があり、室内でも自然に触れているような気分になります。
SABBATICALテントの評判・口コミを徹底調査
SABBATICALテントの口コミを調査しました。
良い口コミ
良い口コミをまとめると、
- 一人の設営でもカンタン
- 風や日差しのコントロールができて快適
- ビジュアル良し
という評価でした。
他の口コミを見ても、ユーザーの満足度が全体的に高いです。
使いやすいテントを探している初心者キャンパーに、SABBATICALのテントはおすすめ。
そこまで高くない価格で充分な機能、良いビジュアルとこれから使い込む道具としてちょうどいいです。
使えば使うほど、SABBATICALのテントは自分になじみますよ!
悪い口コミ
悪い口コミをまとめると
- グランドシートは付属しない
- アルニカが予想以上に大きい
- テントが大きくて乾かすのが大変
グランドシートは付属せず別売りもないため、自前で用意が必要です。
また、アルニカについては「思ったより大きかった……」と戸惑う方もいました。
大きなテントは乾かすなどのメンテナンスも大変。
少人数の気軽なキャンプをするなら、SABBATICALのテントだと持て余すかもしれません。
SABBATICALテントのよくある質問(Q&A)
SABBATICALテントのよくある質問とその答えをまとめました。
テントに使われているポリエステル素材の特徴は?
アルニカ、ギリアにはポリエステル素材が使われています。
ポリエステル素材の特徴をまとめたのがこちら。
- 軽量で設営が楽、畳みやすい
- PU加工なら雨を防水
- 濡れても重くならない
- 裏面のPU加工で熱が逃げにくい
- メンテナンスしやすい
- 火に弱い
- 裏面のPU加工で熱がこもりやすい、加水分解する
アルニカ、ギリアは裏面にPU加工されているポリエステル素材を使っています。
火に弱いなどのデメリットはあるものの、軽い・水に強い・メンテナンスしやすいなど、メリットもたくさんあります。
グランドシートは必要?どれを選べばいいの?
グランドシートはあったほうがいいです!
テント底の保護、浸水防止などの役割があります。
とはいえ、サイズを調整したブルーシートでも問題なし。
ブルーシートは保温性がなく、冬キャンプには不向きですが、底の保護や浸水防止に役立ちます。
SABBATICALのテントにはグランドシートが付属しないので、自分で用意しましょう。
テントを長持ちさせるにはどうすればいいの?
テントを長持ちさせるコツは、しっかりメンテナンスをすること、
特に雨キャンプ後は、気をつけるといいですね。
撤収のときはヨゴレを落とし、しっかり乾かしてからたたみましょう。
雨降りなら、自宅でヨゴレ落としと乾燥をするようにしてください。
保管は、できるだけ高温多湿を避けるのがおすすめです。
「自分でメンテナンスは大変……」という方は、クリーニングサービスもありますよ!
SABBATICALのテントまとめ
SABBATICALのテントは、機能とデザインの両立・組み立てやすさ・開放感が魅力です。
- 注目のアウトドアブランド「ゼインアーツ」代表・小杉氏をデザイナーに起用
- 機能とデザインの両立・組み立てやすさ・開放感が魅力
- 全体的にユーザーの満足度が高い
- 使いやすいテントを探している初心者キャンパーにおすすめ!
「しっかり使えるコスパのいいテントがほしい!」という初心者キャンパーに、SABBATICALのテントはイチオシ。
実用的な機能が盛りだくさんなのに、アルニカは約8.5万円、ギリアは約4.4万円とかなりお得です。
お手頃なギリアでも2人用・5人用・7人用にアレンジできます。
ゆったりとしたソロキャンプ・家族キャンプ・友人同士でのキャンプなど、さまざまなシーンで使えますね。
SABBATICALのテントで自然をたっぷり感じましょう。