1本のポールを軸にして設営する大型のテントと、なめらかなコットンのような天幕がとてもスタイリッシュなTentipi(テンティピ)。
アメリカンインディアンや北欧の先住民族が使っていた円錐型の住居「ティピ」をもとにしたユニークなデザインが魅力で、快適な居住空間を提供します。
本記事では、本格キャンパーに支持されているTentipiのおすすめ人気テントを紹介します。

いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
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Tentipiの魅力と選び方のポイント
キャンプファンには知られているTentipiですが、日本のキャンプシーンでは認知度がまだ低い状況です。
Tentipiの魅力とアイテム選びのポイントを解説します。
大型テントで有名なTentipiブランド
Tentipiは、自然豊かな国スウェーデン発の大型テント製造ブランド。
キャンバス生地のような自然な風合いの幕と、シンプルなポールを軸にした円錐型テントが特徴です。
北欧らしい、素朴でおしゃれなデザインがキャンプ好きの間で人気。
Tentipiは、結婚式などのイベント用天幕も製造しながら、ナチュラルなノルディックスタイル(北欧式)を追求しています。
テントの中で焚火ができる
Tentipiテントのメリットといえば、テントの中で焚火ができること。
テント内で温まりたい人に最適です。
寒い夜でもテントの中でほっこりした雰囲気が楽しめます。
設置がとても簡単
Tentipiは、ワンポールテントのため組み立てが簡単。
中心のポールを立てて幕を張ればいいので、慣れない人でも15分以内で設営できるでしょう。
ドーム型テントのように複雑な順序をおぼえる必要はありません。
ランク別ネーミングで選びやすい
Tentipiテントのラインナップは、ネーミングでテントのランクが分かるため選びやすいです。
- 「オニキス」シリーズ:シンプルなベーシックモデル
- 「ジルコン」シリーズ:快適さを重視したミドルクラスモデル
- 「サファイア」シリーズ:過酷な天候に対応したハイエンドモデル
Tentipiアイテムはすべて、典型的なノルディック・ティピといわれるワンポールテント。
モデルによって機能性に差がありますが、予算やスペックなどからアイテムの比較がしやすくなっています。
丈夫な生地が「Light」か「CP」から選べる
Tentipiテントは「Light」か「CP」の耐久性の高い天幕素材から選べます。
Lightは超軽量の防水性に優れたナイロン素材のことで、CPはコットンとポリエステルの混紡。
キャンパス地のような素朴な風合いが魅力のテントは、オールシーズン対応のCP。
薄くて軽いLightは、持ち歩きや夏のキャンプに最適です。
キャンプ場で目立ち、被りにくい
独自のデザインのテントなので、キャンプ場で他のグループとカブりません。
キャンプブーム渦中でもTentipiのテントの所有率はまだまだ低いのが現状。
個性的でおしゃれなTentipiテントを選べば、とても目立つのでキャンプ場で迷子になりません。
Tentipiのテントおすすめ人気6選
Tentipiのテントから人気のおすすめ6アイテムを紹介します。
- 1. 家族でキャンプを楽しむなら「オニキス7CP」
- 2. 中型サイズの売れ筋テント「ジルコン9CP」
- 3. 落ち着いたカラー!携帯に便利な「ジルコン7Light」
- 4. 大勢が集まるアウトドアリビングに「ジルコン15CP」
- 5. 品のあるカラー!軽量高品質な冒険用「サファイア7Light」
- 6. Tentipiらしい素朴なソロテント「オリヴィン2CP」
1. 家族でキャンプを楽しむなら「オニキス7CP」
オニキス7CPは、Tentipiテントのベーシックタイプ。
大人と子供で4人くらいの家族や、大人3〜4人のキャンプなら余裕をもっておすすめします。
生地の綿とポリエステルの混紡素材(Cotpolmex C.)は、内側でできた湿気を外に逃がすため、冬のキャンプでも結露ができにくいです。
蚊が入るのを防ぐモスキートネット付きで安心。
テントの中で焚き火ができるので団らんにも最適です。
2. 中型サイズの売れ筋テント「ジルコン9CP」
ジルコン9CPは、ミドルクラスモデルの9人用ティピテント。
滑らかな質感の混紡素材(Cotpolmex C.)はオニキスCPそのままで、トップ部分とボトム部分に空気の入れ替えができるベンチレーションシステムを搭載。
薪ストーブに対応した煙突穴つきで、換気しながら安心して焚火が楽しめます。
中型タイプのテントで悩んだらコレ!
3. 落ち着いたカラー!携帯に便利な「ジルコン7Light」
ジリコンシリーズの軽量タイプのテント、ジルコン7Light。
大人4~5人で広々と使える軽量テントを探している人に最適です。
天幕素材は、シリコンコートで防水性抜群のリップストップナイロン(Traillix C.)で、重さはCP(コットン・ポリエステル混紡素材)アイテムの約半分!
薄い生地でサマーシーズンに活躍し、テントを持ち歩くキャンパーやクライマーにおすすめです。
4. 大勢が集まるアウトドアリビングに「ジルコン15CP」
ジルコン15CPは、Tentipiならではの大型テント。
家族や親せきが集まるアウトドアシーンに、一味違った特別な空間を提供します。
キャンバス風の天幕の中は、焚火をしながらの団らんに最適。
ジルコン15CPもトップとボトムの換気システムが健在で、換気面で安心です。
5. 品のあるカラー!軽量高品質な冒険用「サファイア7Light」
サファイア7Lightは、Tentipiの中でもハイエンドクラスの軽量テント。
本格的な登山や冒険に臨むクライマーの持ち歩き用に最適。
とても軽く裂けにくい丈夫なポリエステル素材(Traillix P.)は、サファイアLightならではの高級素材。
シリコンコーティングで抜群の防水性をほこります。
換気機能は、調節機能とベンチレーションの箇所を増やしてパワーアップし、空気のサーキュレーションが心配な人におすすめです。
6. Tentipiらしい素朴なソロテント「オリヴィン2CP」
オリヴィン2CPは、大型テントメーカーTentipiのユニークな2人用テント。
設営しやすいワンポールテントを登山用にコンパクト化しました。
Tentipi のCPモデルの生地で耐久性、機能性も安心。
登山用のノルディック・ティピが欲しい人におすすめです。
おすすめ人気のTentipiテント比較一覧表
製品名 | オニキス7CP![]() |
ジルコン9CP![]() |
ジルコン7Light![]() |
ジルコン15CP![]() |
サファイア7Light![]() |
オリヴィン2CP![]() |
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特徴 | 1家族で楽しむキャンプに最適なテント。 | テンティピの売れ筋人気テント。 | 軽くて携帯しやすく、大人4~5人で余裕の山キャンプに最適。 | 大勢が集まるアウトドアリビングにおすすめ。 | 軽量かつ高機能な冒険用テント。 | 人気のソロテント。設営しやすいワンポールテントを登山用にコンパクト化。 |
素材 | コットン・ポリエステル混紡素材(CP) | コットン・ポリエステル混紡素材(CP) | リップストップナイロン(Traillix C) | コットン・ポリエステル混紡素材(CP) | ポリエステル素材(Traillix P.) | コットン・ポリエステル混紡素材(CP) |
設営時の高さ | 2.7m | 3.1m | 2.7m | 3.6m | 2.7m | 1.7m |
重量 | 約10.5kg | 約13.3kg | 約5.5kg | 約21.7kg | 約6.6kg | 約6㎏ |
Tentipiテントの口コミを徹底調査
Tentipiのテントについて、多くの口コミから一部をピックアップしてみました。
良い口コミ
やはり、シンプルに設営しやすいというコメントが多く、機能性に関しても高評価。
雨が降っていても快適に過ごせたという人や、薪ストーブをつかって暖かく過ごせたという人もいます。
北欧らしいシンプルナチュラルなデザインも人気です。
悪い口コミ
値段が高いという意見が多いです。
重く持ち運びが不便という意見もありますが、車で移動してキャンプに行く場合は問題にならないでしょう。
値段に関しては、セールのタイミングを狙うのがおすすめです。
Tentipiテントのよくある質問(Q&A)
Tentipiテントでよくある質問を抜粋しました。
Tentipiテントの実物を見てみたいです。どうしたらいいですか?
大手アウトドア用品量販店やTentipiテントの販売代理店に問い合わせてみてください。
通販ショップでも、オフラインでの販売店もあるか問い合わせるといいでしょう。
Tentipiテントはフロア(床)が標準装備ですか?
フロアはついていませんが、オプションで別途購入が可能です。
アフターサービスはどうしたらいいですか?
購入先の販売者を通して申し込んでください。
呼吸するCP素材の撥水処理については、メーカーで1年保証がありますが、使用状況によって例外もあります。
ケースバイケースで修理対応が変わるため、くわしくは日本での輸入販売代理店に問い合わせましょう。
サイズ感はどうですか?
ワンポールテントは、中心にポールが立つ設計のため、狭く感じられることが多いです。
実際に使う人数よりも、少し余裕のある大きめのテントをおすすめします。
Tentipiテントまとめ
スタイリッシュなデザインと優れた機能性のテントが魅力のTentipi。
- シンプルな大型ワンポールテントで有名
- 設営がとても簡単
- テントの中で焚火ができる
- キャンプ場でかぶらないおしゃれなデザイン
- コアなキャンプファン向けの高機能、高品質
天井が高く、中で焚火ができるTentipiのテントは、頑丈で雨風に強く、冬でも暖かくくつろげると評判です。
アウトドアでも快適なリビング体験をしてみてください。