今回は、アウトドアシーンで大活躍するキャンプ包丁10選を紹介!
まな板とセットの人気モデルや、ケース付きで安全性に優れているものなど幅広い商品をピックアップしました。
どのように選べば良いのかおすすめの素材やサイズ、機能性などのポイントを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ひろ
新しいキャンプグッズに目がなく、商品を購入した週末には予定を立ててしまうくらいのキャンプ好きで、公共交通機関で行けるキャンプ場を探すのが得意とする、旅好きの女性ソロキャンパー。
Index
キャンプ包丁とキャンプナイフの違いは?
キャンプ包丁とキャンプナイフは、それぞれ刃の形状と使用するシーンが異なります。
▼キャンプ包丁
比較的長い刃を持ち、キッチン包丁に似た形状をしているため、食材の調理に適しているアイテムです。
キャンプやハイキングなど野外で料理をする際、肉や野菜を切るのに役立ちます。
専用の収納ケースに入れて持ち運べますが、大きくて重いものも多いので、パッキングしにくのが難点です。
▼キャンプナイフ
短めの刃を持ち、食材の調理以外にも木を削る、ロープを切る、テントを張るなど様々なシーンで活用できます。
コンパクトで持ち運びやすく、折りたたみ式のものはポケットに収納できるので、アウトドアシーンにぴったり。
鋭利で怪我をする可能性があるため、キャンプ初心者や子どもが扱う際は安全に使用・適切に保管することが望まれます。
どちらもあると便利なアイテムですが、キャンプで料理を楽しみたいなら、キャンプ包丁を用意しておくのがおすすめです!
キッチン包丁と形状が似ているため、自宅で使っているときと同じような感覚で調理しやすいのが魅力。
また、軽量でサビにくい素材で作られているものも多く、アウトドアでも安全に使いやすいでしょう。
キャンプ包丁の選び方
キャンプ包丁を選ぶ際は、次の4つのポイントを意識しましょう。
刃の形状で選ぶ
キャンプ包丁には主に、牛刀・三徳包丁・出刃包丁・ペティナイフがあります。
それぞれの特徴を理解し、実際にカットする食材に合わせて形状を選ぶと良いでしょう。
牛刀 | 世界中で使われている西洋の万能包丁 刃先が尖っており、まな板に対して反りがある 刃が短めなので野菜を小さくカットしやすい |
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三徳包丁 | 日本生まれの万能包丁で一般家庭で広く使われている 刃先が鎌形でまな板に対して平行な部分が多い 刃が厚く肉、野菜、魚など何でも切れる |
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出刃包丁 | 和包丁の一つで、刃元から切っ先にかけて反っている 刃が厚く先端は薄くて鋭い形状をしている 魚のウロコ取り、内蔵処理、三枚おろしなど下ごしらえに使える |
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ペティナイフ | 家庭包丁よりも小さく小回りがきく 果実や野菜の皮むきなど繊細な作業に向いている キッチンが狭い場所で扱いやすい |
調理用として万能に使いたいなら、三徳包丁がおすすめ!
色々な食材をカット可能で、大きな野菜も力を入れずに切ることができ汎用性が高いです。
和包丁と洋包丁の良さを併せ持っており家庭で使っている形状とも近いので、扱いやすいのも魅力。
素材で選ぶ
アウトドアで使用する包丁は、サビに強いステンレスかセラミックのものを使うと良いでしょう。
ステンレス | サビにくく耐久性に優れている 肉や魚などの食材にも簡単に扱える 食材へのにおいが移りにくい |
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セラミック | 耐腐食性や耐摩耗性に優れている 手入れが楽でメンテナンスが少なくて済む 子ども用も販売されており家族で調理を楽しめる |
キャンプでは川や海などの水辺で使ったり、使用後に長時間濡れたまま放置してしまったりすることもあります。
その点、耐久性に優れているステンレスはサビに強くて傷みにくく、硬めの食材にも使いやすいのが特徴。
メンテナンスが楽なセラミックも、摩擦に強くて切れ味が落ちにくいので、気軽にキャンプに使えておすすめです。
サイズで選ぶ
まな板の大きさに合わせて、包丁のサイズを選ぶのがおすすめ。
刃長が大きいとまな板から刃がはみ出してしまい、安定して食材を切ることができません。
使用しているまな板に収まるサイズかどうかも確認しながら、購入するようにしてください。
また、一般的にキャンプ包丁に最も適しているサイズは、10〜15cm程度といわれています。
手に馴染むサイズかどうか、重すぎないかなど、実際に手を取って使用感を確かめておくのも良いでしょう。
安全性で選ぶ
キャンプ包丁はタオルなどに包んで持っていくことも可能ですが、鋭利な刃を持ち運ぶとなると不安ですよね。
包丁専用のカバーやケースが付いたものなら、移動時も安全なのでおすすめです。
カバンの中で包丁が動いてしまったり、他のギアを傷つけてしまったりする心配もありません。
携行性を重視した折りたたみタイプのものや、まな板の中に包丁を収納できるセットタイプのものも取り揃えられています。
また、最近では箸やピーラー、おたまなどのカラトリーと包丁がセットになったものもあるとか!
キャンプ包丁のおすすめ10選
ここからは、キャンプ包丁のおすすめ10選を紹介していきます!
- 貝印「コンパクトナイフ」
- 良木工房(YOSIHIKI)「包丁付きまな板セット」
- ユニフレーム「ギザ刃牛刀」
- G・サカイ「アウトドアクッキングナイフ」
- キャプテンスタッグ「まな板包丁セット」
- DCE「キャンプナイフ」
- イワタニプリムス「CF プレップセット」
- MSR「アルパインシェフズナイフ」
- スノーピーク「フィールド三徳包丁」
- ビクトリノックス「アウトドアクッキングナイフ」
貝印「コンパクトナイフ」
鋭い切れ味の同じ本格的な刃付けで、食材を簡単にスッと切れるコンパクトナイフです。
カミソリやピーラーなどを販売する大人気ブランドの貝印が、伝統の刃剣造りの技術で作成しました。
果物ナイフよりも大きめなもののかさばることなく軽量で、持ち運びや収納に便利なサヤ付き!
また、食器洗浄機や乾燥機にも使用できるので、汚れや水分をしっかりと取り除くことが可能です。
サイズ | 約240×38×13mm、刃渡:約120mm |
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重さ | 約61g |
素材 | 刃体:ハイカーボンステンレス サヤ:ポリプロピレン |
良木工房(YOSHIKI)「包丁付きまな板セット」
天然素材のぬくもりを感じられる、竹製のまな板付き包丁セットです。
包丁を収めたまな板は留め具付きで怪我をすることもなく、手軽にキャンプに持っていけます。
適度な硬さがあり刃渡りが長く、切れ味抜群で様々な調理に活躍してくれること間違いなし!
また、まな板は水切れが良く乾きやすいので、肉や魚をカットしても黒カビが発生しづらいのも魅力です。
サイズ | 255×200×18mm |
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重さ | 約700g |
素材 | 本体:天然木、ステンレス、ゴム 包丁:ステンレス |
ユニフレーム「ギザ刃牛刀」
カボチャなどの硬い野菜だけではなく、ローストビーフも薄切りもできる切れ味を持ったギザ刃牛刀。
牛刀初心者でも均等にそして楽にスパッと切れる使いやすさが、ユーザーから好評の商品です。
薄めの刃厚であるものの耐久性にも優れており、長く愛用できるのも嬉しいポイント。
刃長も十分にあるので、刺身のカットや野菜の皮むきなどの細かい作業にも向いているでしょう。
サイズ | 全長:約305mm 刃長:約180mm |
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重さ | 約125g |
素材 | 刃部:モリブデンバナジウム、ステンレス刃物鋼 柄:積層強化木 |
G・サカイ「アウトドアクッキングナイフ」
サビに強いステンレス仕様で、野菜や肉がとても良く切れると評判のアウトドアクッキングナイフ。
家庭用の包丁として使えるほど、使い勝手が良いと満足度も高めのアイテムです。
便利なケース付きでベルトに通して吊り下げることもでき、失くしてしまう心配もありません。
コスパも優れているので、アウトドア初心者でキャンプ包丁を使ってみたい方におすすめです。
サイズ | 全長:280mm、刃長165mm |
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重さ | 100g |
素材 | ブレード材:ステンレス鋼 ハンドル材:硬質ゴム |
キャプテンスタッグ「まな板包丁セット」
コンパクトにたためて持ち運びやすい、キャプテンスタッグのまな板と包丁セットです。
軽くて持ちやすい形状をしており、バーベキューの野菜カットや、釣りで釣った魚捌きにも大活躍!
簡易まな板は切り分けるときに便利な目盛りが付いていて、サイズを均等にカットするときに役立ちます。
ソロキャンプでもファミリーキャンプでも使える絶妙なサイズ感で、どんなスタイルにも使いやすいです。
サイズ | 包丁:全長250mm、刃長150mm まな板:280×150×16mm |
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重さ | セット重量200g |
素材 | まな板:ポリエチレン 包丁:ステンレス鋼 |
DCE「キャンプナイフ」
フルダング構造でサバイバルにも使える、便利な骨スキナイフです。
グリップが握りやすいため力を入れやすく、調理に加え釣りやDIYにも活用しやすいのが魅力!
安全に扱える専用収納シースはベルト通しもあり、携帯性&収納性も優れています。
形がスタイリッシュでカラーも自然に馴染む色合いなので、デザイン重視で購入したい方にもおすすめです。
サイズ | 全長205mm、刃渡100mm、刃厚4mm、刃幅28mm |
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重さ | 140g |
素材 | ステンレス鋼 |
イワタニプリムス「CF プレップセット」
調理用ナイフとユーテンシルセット、チーズグレーターと必要な道具をまとめたプレップセット。
ナイフのハンドルとユーテンシルセットには、堅くて耐久性に優れたオーク材が使用されています。
ロール式収納ケースの内側には、PUコーティングがされており防水対策も万全!
また、マグネット内蔵のナイフケースには刃がくっつくため、滑り落ちて失くしてしまう心配もありません。
サイズ | 全長120mm |
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重さ | セット重量357g |
素材 | ステンレス |
MSR「アルパインシェフズナイフ」
三徳包丁のデザインを採用し、カットやスライスがすやすくなったアルパインナイフ。
キッチンナイフよりも大きいサイズなものの、軽量で持ち運びやすく調理もしやすいです。
果物や野菜はもちろん、鶏肉も切れる切れ味の良さが高評価に繋がっています。
高品質のステンレス製のブレードで、耐久性に優れているのも嬉しいポイントでしょう。
サイズ | 全長29.5cm、刃長16.5cm |
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重さ | 104g |
素材 | ステンレス |
スノーピーク「フィールド三徳包丁」
肉や野菜、魚などを確実にカットすることができる、スノーピークの万能包丁です。
緩やかなアールを描いたブレードのカット面と背の両面により、みじん切りなどがしやすい形状となっています。
アウトドアで使いやすいゴム製のグリップで、洗ったりメンテナンスしたりするのも簡単!
切れ味の良さを優先したい方、家庭用包丁と同じレベルのアイテムを求めている方にぴったりのアイテムです。
サイズ | 全長275mm、刃長165mm |
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重さ | 記載なし |
素材 | ステンレス鋼 |
ビクトリノックス「アウトドアクッキングナイフ」
樹脂製ハンドルで滑りにくく、煮沸消毒もできる耐熱性を備えたキャンプ包丁です。
軽量で絶妙なブレードのサイズ感は、バーベキューや釣り、キャンプなどのアウトドアシーンで活躍すること間違いなし。
ケースにぴったり収まるサイズ感でボタンを留められるため、包丁が抜け落ちてしまう心配もありません。
また、二つ折りなので収納しやすく、衛生面を考慮して汚れを拭き取りやすい点も魅力です。
サイズ | 全長285mm、刃長150mm |
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重さ | セット重量200g |
素材 | まな板:ポリエチレン 包丁:ステンレス鋼 |
キャンプ包丁は100均やニトリで購入できる?
キャンプ包丁は、身近な100均やニトリでも購入できます!
実際にダイソーとニトリで販売されているおすすめの包丁も見ていきましょう。
ダイソー
セラミック加工でお手入れがしやすい、コスパ抜群のフルーツナイフです。
全長190mmとコンパクトなサイズ感でケースも付いており、荷物の中に安全にしまっておくことが可能。
にんじんやトマトなどの野菜はもちろん、パンなどの切りにくい食材もラクラクとカットできる優れものです。
ニトリ
手にフィットしやすい握り心地のオールステンレス包丁。
スタイリッシュなデザインで切れ味も良く、丈夫な厚刃で様々な食材をカットできます。
取っ手との差がないので洗いやすく、食器洗浄機にも使用できるのも魅力です。
この商品以外にも、ニトリの包丁は種類が多く、ペティナイフやフルーツナイフも取り扱っています。
キャンプ包丁の持ち運びは銃刀法違反になる?
キャンプで包丁を持ち運ぶときは、銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)に注意しましょう。
これに反すると銃刀法違反とみなされ、処罰の対象になります。
キャンプや登山、釣りなどのアウトドアで使うナイフについては、一般的に銃刀法には規制されていません。
しかし、職務質問された場合にキャンプ場に行くことが証明されない場合、正当でないと認められる可能性があります。
また、キャンプギアを車に載せたままやカバンに入れたまま出かけたことにより、銃刀法違反容疑で書類送検されてしまったりといったこともあるため、十分気を付けてください。
キャンプ包丁のまとめ
- キャンプ包丁は食材の調理に適しているアイテム
- 調理用として万能に使いたいなら三徳包丁がおすすめ
- アウトドア向きのサビに強いステンレスやセラミックのものを選ぼう
- まな板からはみ出ないサイズ感かどうかもしっかり確認しておこう
- 包丁専用のカバーやケース付属のものなら持ち運びも安全
アウトドアの調理シーンにあると使えるキャンプ包丁について、まとめました。
食材とカットするなら三徳包丁が使いやすく、サビに強いステンレス素材のものを選ぶのがおすすめです。
また、携帯性を重視するなら重さや包丁ケースの有無も見ておくようにしましょう。
まな板やカラトリーがセットになっている商品だと、持ち運びやすく便利に扱えるのであわせてチェックしてみてください。