CAMP ON(キャンプ オン)キャンプ・アウトドアグッズを徹底調査!

キャンプインストラクターの資格を持つスタッフがリアルに評価した商品を紹介!

ギア
PR

女子ソロキャンプを安全に楽しむために!経験者が語る「潜む危険」と「対策」を解説!

近年、キャンプ系ユーチューバー人気や御洒落なキャンプギアの登場により、一人でも楽しめるソロキャンプが盛り上がりをみせています。

そんな中、女性でも一人でキャンプを楽しみたい方が続出し、ソロキャンプ女子というワードも注目されています。

しかし、女性ひとりのキャンプはなにかと心細いことも多く、防犯面などでも不安がある方も多いことでしょう。

キャンプ荷物

本記事では、女性のソロキャンプに潜む危険と対策を経験者がわかりやすく解説!

防犯対策グッズや、ソロキャンプ女子におすすめのキャンプ場も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事のライター
上田優香のプロフィール画像

のん

ゆるきゃんにハマり、キャンプを始めた女性キャンパーで、CAMP ONではキャンプギアやウェアのレビュー記事を担当。穴場のキャンプ場や、キャンプ場ならではの楽しみ方をコラムで執筆予定。

女子ソロキャンパーは増えている

景色や自然を楽しめ、自分の時間を自由に使えるソロキャンプ。

近年女性のソロキャンパーが増加傾向にあり、趣味がソロキャンプという女性も増えています。

キャンプ女子

一方で「女性ソロキャンパーが襲われた」という事件を耳にしたり、「このご時世に一人で外にいて大丈夫なのか?」と危険性を心配する方は多いと思います。

女性のソロキャンプにはそれなりに危険リスクがあるのは事実!

しかし、安全対策やキャンプ場選びを正しく行えば、安全に女子ソロキャンプを楽しむことは可能です。

女子ソロキャンプに挑戦してみたい!と思う方も、諦めなくて大丈夫ですよ!

女子ソロキャンプに潜む危険

女子ソロキャンプにはどのような危険要素があるのか、しっかりと把握していきましょう。

①男性キャンパーに絡まれる

最も多い危険と言えるのが、男性キャンパーに絡まれること。

おじさんのソロキャンパー
自分より力が弱い年下の女子が1人でキャンプをしていることに興味を持ち、しつこく声をかけてくることがあるので要注意!

若い男性キャンパー
酔っていたり、出会いを求めていたりして絡んでくる場合があるので要注意!

女子ソロキャンパーは珍しいので、ターゲットになってしまったら執拗に絡んでくる男性キャンパーもいます。

関わらない、スタッフを呼ぶなど、遠慮せずに対応しましょう。

②夜間・就寝時の危険

暗くなり、周りのキャンパーが寝静まった時間帯に危険度は高まります。

テントに男性が入り込んできて、襲われる危険
声の届く範囲に他のキャンパー達がいない場所でテントを張っていた場合は、より危険が高くなります!

動物に襲われる危険
食べ残しの料理を目当てに夜行性の動物が寄ってくることも。野生動物が多い地域では〈鹿・たぬき・猫〉などに注意!

③盗難被害に遭う

ソロキャンプでは、盗難に遭うリスクが、グループキャンプに比べ高まります。

一般的に女性は男性に比べると力が弱いので、犯人と鉢合わせた場合、暴力を振るわれたり、強行突破されてしまう危険もあります。

自衛のため、事前にしっかり防犯対策をとることが大切です!

④設営・撤収が間に合わない

女子1人で設営する場合、テントのサイズが大きかったり、設営に慣れていないと一人での設営・撤収が困難になる可能性があります。

また、ポールを立てたり、屋根を取り付けたりといった作業に力が必要になることも。

撤収予定時刻までに片付けが間に合わないと、キャンプ場とトラブルにもなりかねません。

そんな時に周りのキャンパーに声をかけると返って目をつけられてしまい、つきまとわれる危険もあるので注意が必要です。

女子ソロキャンプの安全対策

女子のソロキャンプに無防備で挑戦するのは危険!

ここからは、安全にソロキャンプをするうえで必要な安全対策を紹介していきます。

①防犯グッズを揃える

防犯ブザー

いつでも危険を周りに知らせられるよう防犯ブザーを携帯したり、センサーライトをテントに装備するなど、防犯グッズを持参しましょう。

就寝中でもランタンの灯りを消さないという工夫も効果的◎

さらに、3〜4人用のテントを使用するなど、1人ではないと周りに思わせるのも良いでしょう。

②就寝時は鍵をかける・料理を残さない

女子ソロキャンプ・就寝時

就寝中にもし襲ってこられても、すぐに逃げたり抵抗することは難しいです。

そのため、不審者がテント内に入って来られないよう、テントの内側から南京錠やダイヤルロック式の鍵をかけるようにしましょう!

また、テントを前室つきにするのもおすすめ!

2段階で鍵がかかっていれば開けるのに時間を要し、諦めていく可能性もあります。

さらに、前室に料理道具やキャンプギアを全て収納することにより、動物に荒らされるという被害も防ぐことができます◎

③キャンプ場・設営場所選びを工夫する

女子ソロキャンプ・安全なキャンプ場

安全なキャンプ場を選ぶことも大切です。

キャンプ場選びのポイントはこちら。

電波が入るエリアを選ぼう

電波の入らないエリアでは、非常事態が起きた際に助けを呼ぶことができません。

また、迷子になった場合にもGPS機能が使えないと現在地を調べられずサイトに帰ることができません。

電波が入るエリアかどうかはキャンプ場の情報や口コミなどでリサーチしておくと良いでしょう!

ファミリー・カップル層が多いキャンプ場を選ぼう

ファミリーやカップル層が多いキャンプ場だと人の目が多く犯罪が起きにくい傾向があります。

また、スタッフが常駐していることも多く、何か起きた際にもすぐに助けを呼ぶことができます。

また、ファミリー・カップル層は不審者を警戒していることも多いので、自分のテント付近で不審者を見つけたら教えてくれることもあります。

スタッフが常駐しているキャンプ場を選ぼう

スタッフがいない無人キャンプは、何かあった時に助けを呼ぶことができません。

そのため、スタッフが常駐しているキャンプ場かどうかリサーチしておきましょう。

④必要最低限の会話しかしない

女子ソロキャンプ・会話

他のキャンパーに話しかけられることもあるかと思います。

その際、必要以上に応対してしまうと、相手に興味を持たれて執拗に話しかけられる可能性も。

良い人そうに見えてもすぐに信用するのはとても危険!

個人情報は話さないよう、最低限の返答にとどめるのがおすすめです。

⑤サイトからできるだけ離れない

女子ソロキャンプ・テント前

ソロキャンプではテントから離れている間に盗難が発生します。

出来るだけテントから離れないように用心しましょう。

特に人目が少ない場所だと、誰が目を付けているか分かりません。

金目のもの持っていかないなど、狙われそうなものは持っていかないようにしましょう。

⑥周囲に飲酒を悟られない

女子ソロキャンプ

外でお酒を飲むのは気持ち良いですよね。

しかし、女性が一人でお酒を飲んでいるということに狙いをつけて絡んでくる人もいます。

お酒を飲む際は周囲にバレないよう「テントの中で楽しむ・容器を移し替える・飲みすぎない」など、工夫することをおすすめします。

女子ソロキャンプにおすすめの防犯グッズ3選

女子ソロキャンプをするなら絶対に持っておきたい防犯グッズを紹介します!

防犯ブザー

防犯ブザー

持っておくと安心な基本の防犯グッズの防犯ブザー。引っ張るだけで超高音アラームが大音量で鳴り響きます。

襲われそうになった際、相手を驚かせて撃退するために常備必須!

肌見放さず形態しておくと良いでしょう。

LEDライトつきで暗闇を照らせます!

催涙スプレー

催涙スプレー

手のひらサイズの護身用催涙スプレー。

キーホルダーとしてカバンに付けて携帯可能なアイテムです◎

蓋を回転させてロックを外し、すぐスプレーを噴射できるので使い方も簡単!

噴射するとしばらく息が出来なくなるほどの威力なので、1つ持っておくと安心できます。

毒性はありませんが、効果てきめんです!

多機能パラコードブレスレット

多機能 パラコードブレスレット

パラシュートコード(パラコード)と呼ばれる丈夫なナイロン製の紐を編み込んで作られたブレスレットです。

ホイッスル・LEDライト・ファイヤースターター・波刃ブレード・缶切り・栓抜きを装備。

キャンプなどのアウトドアや、防犯・防災にも最適。

それぞれのツールは、バックル内部に収納されており、引き抜くことで取り出せます。

いつでもどこでも就寝時にも身に付けて置くことで、緊急時に助けを呼んだり、明かりを得ることが可能です。

ホイッスルだけでなく、さまざまな機能が付いた多機能タイプ!

女子ソロキャンプ 就寝時におすすめの防犯グッズ3選

続いては、せっかくの楽しいソロキャンプで安心して眠るための、おすすめ防犯グッズを紹介します。

南京錠

南京錠

テントを施錠したいひとにおすすめなのが南京錠やワイヤーロック。

寝時は内側から南京錠やダイヤルロック式の鍵をかければ、外部からの侵入抑止に効果的です。

テントを離れる際は外側からこまめに施錠しておくことで盗難防止に効果アリ◎

また、ハンディーワイヤーロックなど、ワイヤーが伸びるタイプのものは、長さを自由に調節でき、複数の荷物をまとめてロックすることも可能です。

大きめサイズのしっかりとした南京錠!

ワイヤー長さが1.2mのタイプ!

LEDセンサーライト

センサーライト

就寝時や夜間に役立つセンサーライト。

明暗センサーと人感センサーで、周囲が暗いところで人を検知すると点灯します。

誰かがテントに侵入しようとした時にすぐ気づけるので防犯にぴったり。

夜間に野生動物がゴミを漁りに来たときの対策にも便利です。

常時点灯も可能なので、防災用品としてもおすすめのアイテムです。

3〜4人用テント

ayamaya ポップアップテント

3~4人用のテントを使えば、中にいる人数を多くみせかけることが可能。前室付きのテントにすれば靴の数も外からは分かりません。

さらに道具も前室にしまっておけるので、防犯対策と野生の動物対策になります。

広々と眠ることもできるので一石二鳥ですね◎

初心者も組み立て1分!前室付き4人用テント!

あわせて読みたい
ワンタッチテントのおすすめ8選!コスパ最強はコレ! その名のとおり、初心者でもあっという間に組み立てられるワンタッチテント。 難しくて時間のかかるテント設営から開放され、慣れれば1分以内に設営できる手軽さが魅力...

女子ソロキャンプにおすすめのキャンプ場3選

ここからは、安心してソロキャンプを楽しみたい女性の方におすすめのキャンプ場を紹介していきます。

女性専用サイトのあるキャンプ場なので、ソロキャンプデビューしようと思っている女性の方は必見です!

長瀞オートキャンプ場【埼玉県 長瀞町】

長瀞オートキャンプ場

数種類のサイトから好きなタイプを選べる長瀞オートキャンプ場

ビューサイト/プレミアムサイト/青空サイト/ハンモックサイト/星空サイト/森のサイト/ドッグフリーサイト

この中でも、プレミアムサイトでは2サイト限定で、ガールズサイトが予約できます

サイト内にはAC電源もあり、1200wまで1,000円で使用可能。

さらに、清潔でデザインもキュートなパウダールームとシャワールームが常設されています。

共有施設はおしゃれで清潔感があり、キャンプ初心者にもおすすめ。

キャンプ場の隣には荒川があり、美しい景観も魅力です。

住所 埼玉県 秩父郡 長瀞町 大字井戸559-1
予約可能期間 3月〜12月
IN/OUT チェックイン 12:00〜/チェックアウト 〜11:00
公式サイト https://www.nagatoro-camp.com/

笑うふくろう【栃木県 那須町】

笑うふくろう

静けさを楽しむ大人のキャンプ場というテーマの、笑うふくろう

栃木県那須町の穏やかな空気と雄大な自然が広がるキャンプ場です。

女性管理人が常駐、女性限定または男女ペア限定となっているため、女性のソロキャンプでも安心して利用可能。

小川には季節ごとの花があふれ、秋には紅葉が楽しめる標高600mの絶景スポットは必見です。

大自然の中のキャンプが好きな女性におすすめです
住所 栃木県 那須郡 那須町 湯本743
予約可能期間 2月中旬~12月中旬
IN/OUT チェックイン 13:00〜17:00/チェックアウト 10:00
(アーリー/レイト チェックイン1,000円/時間)
公式サイト https://warau-fukuro.jimdosite.com/

ちたブルーベリー【愛知県 阿久比町】

ちたブルーベリー

愛知県ののどかな自然を楽しめるDIY農園の中にあるキャンプ場。

完全女性のみですべてソロサイトなので、初めての方も安心して利用できます。

敷地内にある「あおぞらカフェ」では、季節のスイーツやドリンク、名物のブルーベリーバーガーが楽しめます。

毎月1日・11日・21日・31日は、「ワンちゃんOKデイ」としてペット同伴もOK。

名古屋からも近く、名鉄河和線 白沢駅から徒歩およそ8分なので、車のないキャンパーも利用できるのが嬉しいですね。

ブルーベリーの時期にはブルーベリー狩りも楽しめます!
住所 愛知県 知多郡 阿久比町 白沢 池ノ浦21
予約可能期間 9月〜5月(6〜8月はお休み)
IN/OUT チェックイン 10:00/チェックアウト 10:00
公式サイト https://chita-blueberry.com/

実録!危険体験と回避方法

筆者もソロキャンプをよく楽しみますが、今までに危険な体験をしたことはありません。

個人的に工夫している防犯対策が次の6点です。

  • キャンプ場選びをきちんとする
  • ファミリー用テントで人数をごまかす
  • 飲酒は外でしない
  • 個人情報は話さない程度に絡む
  • 就寝時は内側から鍵をかける
  • 夏にキャンプをしない

他のキャンパーに絡まれることもたまにありますが、男性というよりは家族連れやグルキャンの方々に話しかけられることが多いです!

その際に気をつけているのは、自分の個人情報は話さない程度に絡むこと。

また、夏にキャンプをしないことによって出会いに活発な時期を避けています。

このように色々と対策をすることによって、女性でもソロキャンプを楽しむことができます。

とはいえ、実際に怖い思いをしている方がいるのも事実。

危険をしっかりと理解したうえで、安心できる対策をとりましょう!

女子ソロキャンプに「潜む危険」と「対策」まとめ

ソロキャンプを楽しむために、防犯対策をしなければならないのは嫌気がさしてしまう方もいるかもしれません。

しかし、悲しいことに良い人ばかりではないのが現実です。

事件に巻き込まれないためにも、自衛をしておいて損はありません!

今回紹介した防犯対策をガチガチではなくても良いので取り入れて、自分の身を守りながらソロキャンプを楽しみましょう。

あわせて読みたい
ソロキャンプにおすすめのアウトドアチェア10選!コンパクトな人気チェアを紹介! キャンプや登山などで活躍するアウトドアチェア。 ソロキャンプ用のウトドアチェアには、とにかく軽さを重視したものから、座り心地にもこだわっているものなど、さまざ...
あわせて読みたい
ソロキャンプにおすすめのシングルバーナー10選!メリット・デメリットも解説! キャンプでの湯沸かしや料理に使えるシングルバーナー! どこでも手軽に火力が使え、焚火がなくても調理ができちゃうので、ソロキャンパーにも人気のアイテムです。 シ...
TOPへ戻る
目次へ戻る