オピネルは、古くから愛されてきたアウトドアナイフの定番ブランド。
中でも「no.8はとりあえずチェックすべきモデル」といえます。
オピネルのno.8以外も知りたいんだけど、どんなモデルがあるの?
サイズ展開が多く、シーンに合わせて選べますよ!
そこで本記事では、オピネルの選び方とおすすめ5モデルを紹介します。
ユーザーの口コミやよくある質問もまとめたので参考にしてください。
いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
オピネルの魅力と選び方のポイント
オピネルの魅力と選び方をまとめました。
フランスの昔ながらのナイフ
フランスの昔ながらのナイフブランド「オピネル」が製造するナイフは、多くのユーザーに愛されてきました。
シンプルで温かみのあるデザインは1890年に考案され、今でもほとんど変わっていません。
2,000円しないモデルもあり、雰囲気たっぷりのナイフが気軽に手に入るのはうれしいですね。
個体差があるからこそ、馴染ませたり自分ならではの1本に育てる楽しみがあるのも魅力。
刃のサイズで選ぶ
オピネルのナイフは番手が大きいほど刃長が長くなります。
アウトドアでよく使用されるのはno.6〜12(no.11は欠番)で、
no.6・・・約73mm
no.7・・・約80mm
no.8・・・約85mm(標準)
no.9・・・約90mm
no.10・・・約100mm
no.12・・・約120mm
標準サイズはno.8とされ、手の大きさや使うシーンに合わせて大きさを選ぶといいですね。
迷ったらとりあえずno.8でもOKで、実際に使用してみてちょうどいい大きさが分かることもあります。
刃の材質で選ぶ
それぞれの番手ごとに、ステンレス・カーボンどちらかの刃を選べます。
- ステンレス刃に向いている人・・・メンテナンスに時間をかけられない、水場で作業する
- カーボン刃に向いている人・・・刃の手入れが好き、切れ味がほしい
カーボン刃はサビやすいためマメなメンテナンスが必要です。
なので、ステンレス刃の扱いに慣れてからカーボン刃に挑戦しても遅くはありません。
刃の形状で選ぶ
オピネルのラインナップの中には、刃の形状が異なるものがあります。
たとえば、ラウンドティップだと刃先が丸く安心です。
子供に持たせる・カトラリーに使うなど、用途によっては検討してみるのもアリ。
オピネルのおすすめ人気5選
オピネルのラインナップからおすすめの5モデルを紹介します。
- オピネル定番の人気モデル「no.8(ステンレス)」
- 上品で経年変化を楽しめる「no.8(ウォールナット)」
- 切れ味よくさらに料理向き「no.10(カーボン)」
- 気軽に使えるミニサイズ「no.6(ステンレス)」
- 子供が使っても安心「no.7(ラウンドティップステンレス)」
オピネル定番の人気モデル「no.8(ステンレス)」
オピネルといえばまず挙げられるモデルがこのno.8。
サイズ感がちょうど良く、アウトドアのキッチンや食卓で活躍します!
とくにステンレス刃のものはサビにくく扱いやすいのが魅力。
この大きさを基準にして好みの型番を探すのがおすすめ。
こちらの記事では「オピネル no.8のレビュー」を紹介しています。
上品で経年変化を楽しめる「no.8(ウォールナット)」
上品なビジュアルで経年変化も楽しめるのがno.8(ウォールナット)。
ウォールナット材の柄が徐々に雰囲気を帯びていくのがたまりません!
少し違ったno.8がほしい方も要チェックのモデルです。
切れ味よくさらに料理向き「no.10(カーボン)」
no.10(カーボン)は、こだわりのキャンプ飯を作るのに打ってつけ。
約100mmの刃長で大きな食材も切りやすいです。
手入れが必要ではあるものの、カーボン刃のスッと切れる手応えは気持ちいい!
気軽に使えるミニサイズ「no.6(ステンレス)」
ミニサイズで気軽に使えるno.6(ステンレス)。
メスティンにスタッキングOKで、荷物を減らしたいソロキャンプなどに重宝します!
小さくても刃物なので取り扱いに注意ですが、ロック機能付きで安心。
子供が使っても安心「no.7(ラウンドティップステンレス)」
no.7(ラウンドティップステンレス)は、子供に持たせても安心。
オピネルのナイフは刃先が上向き尖ったモデルが多いですが、このモデルは刃先が丸いため危なくありません。
親子キャンプで子供に刃物の扱いを教えるのにぴったり。
威圧感がなく、カトラリーとしても使いやすいです!
おすすめ人気のオピネル比較一覧表
製品名 | no.8(ステンレス) |
no.8(ウォールナット) |
no.10(カーボン) |
no.6(ステンレス) |
no.7(ラウンドティップステンレス) |
---|---|---|---|---|---|
特徴 | オピネルの定番モデルで、程よい大きさで使い勝手よし。ステンレス刃でサビに強い。 | 人とは違うno.8がほしい方にイチオシ。ウォールナットの柄が上品で経年変化も楽しめる。 | キャンプ飯をこだわって作るのに便利なサイズ。カーボン刃で切れ味よし。 | 折りたたむとコンパクトになり、メスティンにもスタッキング可。荷物を減らしたいソロキャンパーは要チェック。 | 子供に刃物の扱いを教えるなら、刃先が丸く安全なこのモデル。威圧感がなくカトラリーにも◎。 |
材質 | 柄素材:ブナ 刃素材:ステンレススチール |
柄素材:ウォールナット 刃素材:ステンレススチール |
柄素材:ブナ 刃素材:ハイカーボンスチール |
柄素材:ブナ 刃素材:ステンレススチール |
柄素材:ブナ 刃素材:ステンレススチール |
サイズ | 刃長:約85mm | 刃長:約85mm | 刃長:約100mm | 刃長:約73mm | 刃長:約75mm |
重量 | 約46g | 約43g | 約75g | 約30g | 約35g |
オピネルの評判・口コミを徹底調査
オピネルの口コミを調査しました。
良い口コミ
良い口コミをまとめると、
- 料理するのに便利
- 手入れで愛着がわく
- 値段が安い
- 使うほど味がでる
「料理するのに便利」「手入れで愛着がわく」「値段が安い」「使うほど味がでる」など、身近なギアとして使いやすいのが分かりました。
番手違いで複数本使い分ける方も多いようです。
悪い口コミ
悪い口コミをまとめると、
- サイズが合わない
- 水場で使いにくい
- 折りたたみで強度が心配
オピネルのナイフはサイズ展開が多い分、手の大きさや用途に合っていないと使いにくいことも……。
ナイフ1本で済まそうとせず、用途に合ったナイフを用意した方がストレスないです。
水で木製の柄が膨張して刃が出ないなどのトラブルはありがち。
とにかく濡らさないのがコツですが、濡れてしまった場合はよく乾かしましょう。
フォルディングナイフのオピネルはハードな使用には不向きなので、頑丈なシースナイフと使い分けるのがおすすめ。
オピネルのよくある質問(Q&A)
オピネルのよくある質問に回答します。
手入れはどうすればいいの?
手入れの基本的な流れは下記のとおり。
- ヨゴレを落とす(拭く・洗う)
- 研ぐ
- オイルを塗る(ステンレスは省いてOK)
木製の柄が濡れると刃が出ないなどのトラブルが起こりやすいです。
なので、洗う際は刃を下に傾けて柄側に水が流れないようにするのがコツ。
カーボン刃のモデルは、使わなくても1ヶ月に1回は手入れをするようにしてください。
薪割りはできますか?
オピネルなどフォルディングナイフを使った薪割りはあまりおすすめできません。
構造的にハードな使い方に向かないからです。
ガシガシ使うならシースナイフの刃が分厚いモデルのほうが安全でストレスないですよ。
おすすめのカスタムは?
新品のオピネルは、卸したての靴と似て少し使いにくいかもしれませんが、自分に馴染むまで待つのも楽しいですよ。
もしカスタムするならドロップポイント加工がおすすめ。
上向きの刃先が下向きになって扱いやすいです。
刃先を削るにはダイヤモンドやすりが便利。
折りたたむと携帯しやすいですが、なくしませんか?
オピネル専用の吊り下げられるケースを使うと紛失も防げます。
ナスカン付きで気軽に装着できて便利です。
オピネルのおすすめまとめ
新品のオピネルが少しずつ自分に馴染んでいくのがたまりません。
1本でなんでもできる万能ナイフではありませんが、だからこそ愛着がわきますね。
- 昔ながらのシンプルで温かみのあるデザイン
- 番手が大きいほど波長が長い
- 定番モデルはno.8
- それぞれの番手でステンレス刃・カーボン刃が選べる
- 洗う際は柄を濡らさないように
- ハードな使い方には不向き
- 自分に馴染んでいくのが楽しいナイフ!
値段も安く、シーンに合わせて使い分けるのにぴったりのオピネル。
昔ながらの味のあるナイフを使ってキャンプを楽しみましょう。