冬キャンプに役立つ、ストーブファンを知っていますか?
ストーブの上に置いて空気を循環させることで、部屋を暖めてくれる便利なアイテムです。
本記事では、最強のストーブファンのおすすめモデルを紹介します。
ストーブファンが動く仕組みや使用する上での注意点なども徹底解説。
冬キャンプでも快適に過ごしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
Index
ストーブファンとは?
ストーブファンとは、空気を循環させて効率的に部屋を暖めることができるアイテムです。
石油や薪ストーブの上に設置して使用することで、室内の暖房の熱を効率的に分散させてくれます。
寒い季節はテント内がとても冷えるので、空間の上部に溜まった暖かい空気を部屋全体に回してくれるのは魅力的!
場所によってこのあたりは暖かい、あそこは寒くて辛い…といった悩みを解消してくれます。
ストーブファンの原理や効果を解説
ストーブファンは、ゼーベック効果(熱伝導効果)という原理で2つの異なる金属を繋げ、温度差を与えることで電流が流れる仕組み。
つまり、ストーブと接して高温になっている下部と、温度が低い上部の温度差によってファンを動かしているんです!
内部センサーが熱を感知し、それに応じてモーターが作動するようになっているため、電力を必要としません。
外部電源なしで使えることから、アウトドアシーンでも場所を問わず活用できるのが嬉しいポイントです。
ストーブファンを選ぶ際のポイント
空気を循環させて効率的に部屋を暖めてくれるストーブファンですが、屋外で使用する上で重要視したいポイントが3つあります。
3つのポイントをおさえて、冬キャンプも快適に過ごせる自分にあったモデルを選びましょう!
うるさくない静音設計
夜もストーブファンを使うことを想定して、静音設計かどうかを確認することが大切。
稼働音が大きいと眠りにつけなかったり、周りの人に迷惑をかけてしまったりする可能性があります。
目安としては、25〜30dB以下のものを選ぶと音が気にならないのでおすすめです。
過熱保護機能
温度が上がりすぎたときに過熱を抑える、「過熱保護機能」がついているかを必ず確認しましょう。
ストーブファンの温度が上がりすぎると、過熱保護プレートが熱で沿ってしまい、接地面に隙間ができてしまうことも。
そんなとき、過熱保護機能がついていると、稼働温度を超えた際に放熱して温度を調節してくれます!
熱による故障や危険を防ぎ、本体が安全性を高めてくれるために欠かせない機能です。
保護カバーの有無
小さな子どもやペットがいる環境で使いたい場合は、保護カバー付きのものを選びましょう。
ファンに触れて怪我をしたり、落としてファンが曲がったりといった事故を防いでくれます。
また、カバーがあることで、落下時の破損ダメージも軽減できるのでおすすめです。
日本製が安心
日本製を選ぶメリットは、日本の気候に適した設計や問い合わせのしやすさなどたくさんのポイントがあります。
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品質へのこだわりがすごい!
品質へのこだわりが強く、耐久性にも優れているため長く安全に使うことが可能です。 -
アフターサービスが安心
説明書や問い合わせ窓口が日本語での対応が可能なため、修理などのアフターサービスを頼みやすくなっています。 -
デザインも◎
シンプルで飽きのこないデザインが多いのも日本製の特徴です。テントやお部屋に馴染みやすいし、インテリアとしても◎ -
日本の気候に合う
日本の冬に合わせた設計になっているため、暖房効率がよく快適に過ごすことができます。
日本製のストーブファンは海外製に比べて若干高価な場合もありますが、様々なポイントでで優れています。
そのため、長く安心して使いたい方や、日本の気候にあった製品を探している方には日本製がおすすめです。
ストーブファン最強ランキング
紹介してきた選ぶ際のポイントを踏まえて、ストーブファンの最強ランキングを紹介します。
機能性抜群の最強アイテムをピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください!
フィールドア
フィールドアは、2012年に創業した日本発祥のアウトドアブランド。
アフターフォローもしっかりとしているので、安心して使うことができます。
数あるストーブファンの中でもおすすめなのが、「ストーブファン 羽根ガード付き」。
羽部分にメッシュガードを備えていて、子どもやペットががいる家庭にもぴったりです。
持ち運びやすいコンパクトなサイズ感ながらも、しっかりと風を送ってくれます。
また、過熱保護プレートもついているので、本体が熱くなりすぎたときも安心。
上部には移動時に便利なハンドルが付いており、熱くなったファンに触れて怪我をすることもありません。
アラジン
アラジンストーブとのバランスにこだわられたデザインのストーブファン。
アラジンストーブの天板にぴったりフィットする設計で、あわせて使うことで風量が1.5倍にアップします。
また、創風リングがあることで、温風を集めてより遠くまで熱を届けられるのが特徴!
回転中のファンに手が触れるのを防ぐガードの役割も果たしてくれます。
Pogeto
Pogetoのストーブファンは、5枚の強力な放熱フィンによって安定した回転を保ってくれます。
耐食性と防錆性が高いアルミニウムで作られており、軽量なのも嬉しいポイント。
自分が暖めたい方向に向きを簡単に変えられるのも人気の理由となっています。
ただし、ところどころ鋭利な部分があるので、子どもがいる家庭での使用は避けたほうが良さそうです。
FUTUREFOX
FUTUREFOXは、2020年4月にスタートした信州発のアウトドアブランド。
誰よりもファンに寄り添い、ユーザーの意見を反映させたキャンプギアが魅力です。
FOX-FANは、テント全体を効率よく暖めることができ、モーター音がほとんどしないのが特徴。
夜のキャンプでも、自宅でも音を気にすることなく使えます。
また、全体をブラックでまとめた無骨なカラーリングもインテリアに馴染みやすいです。
HIKPSOD
熱量を均等に分配できるように改良された、HIKPSODのストーブファン。
ストーブの温度が上がると回転数が上がり、温かい風をまんべんなく循環させてくれます。
騒音レベルは35dBと低レベルで、最高速度に達してもほぼ無音で回転してくれる点も高評価。
お手頃な値段で使えるので、ストーブファン初心者の方にもぴったりのアイテムです。
日本電興
日本電興は、愛知県春日井市に本社を置く、住宅設備や家電製品の開発・卸売を行う会社。
「ストーブエコファンⅡ」は、羽根が6枚になっていることで、より効率的に暖かい空気を遠くまで運ぶことができます。
本体底面には温度過昇防止装置がついており、熱による故障や危険を防いでくれるため、安全性が高いです。
Signstek
Signstekのストーブファンは4枚羽根モデルと6枚羽根モデルが販売されていますが、おすすめは6枚羽根モデル。
4枚羽根よりも約38%多く暖かい空気を循環させることが可能です。
リーズナブルな価格ですが、ほぼ無音の静音設計で安全プレートもついており、安心して使えるのが特徴。
マグネット式の温度計もついていて、薪ストーブ炉内の温度管理などに重宝します。
Mt.SUMI
コンパクトで多機能な薪ストーブが人気のMt.SUMI。
そんなMt.SUMIから薪ストーブオプションとして販売されているストーブファンは、陽極酸化アルミニウム製で腐食や腐敗しにくいのが特徴です。
薪ストーブだけでなく、石油ストーブやガスストーブ、ペレットストーブなどにも使用可能。
このタイプの製品には珍しく、モーターを交換することもできるので、長く使えるのも魅力です。
Sumeriy
Sumeriyのストーブファンは便利な温度計付きで、ファンが正常に動作できるように観察してくれます。
6枚羽でテント内の空気を効率良く回してくれる優れもの。
キャンプで石油ストーブの上に置いても、静かで回っていることに気付かないくらいと好評のアイテム!
コスパが良い静音タイプのストーブファンを探している方におすすめです。
ストーブファンは危ない?使用する上での注意点を解説
ストーブファンを使うときの注意点を3つ紹介します。
事故に繋がる可能性があるので、使用前に必ずチェックしておきましょう。
本体に素手で触らない
ストーブの上に載せることで発電するため、ファンはかなり高温の状態になっていて危ないです。
素手で触ると火傷をしてしまうため、絶対に触らないように注意してください。
また、片付ける際は熱くなくなるまで待ち、しっかりと冷ましてから収納するよう心がけましょう。
設置場所に気を付ける
ストーブファンを置くときは、落下しない場所に設置するよう意識しましょう。
端の方に置いていると、何かの衝撃でぶつかったり風で倒れたりして大変危険です。
特に、家族キャンプやペット連れの場合は怪我や火傷を負うこともあるので、平らで安全な場所に置いてください。
耐熱温度を超えないようにする
稼働温度がおおよそ50〜340℃程度に設定されているストーブファン。
本体の最高温度を超えてしまうと、故障や変色してしまう可能性があるため気を付けてください。
ストーブによっては600℃近くまで温度が上がることもあるので、購入前に耐熱温度をチェックしておくようにしましょう。
ストーブファンのまとめ
空気を効率よく循環させることができ、ストーブでは暖まらない部分まで暖かい風を送ることができるストーブファン。
ファンの枚数が5〜6枚程度だと風量も強く、広範囲にわたって風を発生させられるのでおすすめです。
また、日本製の商品であれば、耐久性が高く長く使うことができます。
価格帯もさまざまなので、サイズ感や持ち運びやすさも踏まえながら、気になったものを選ぶと良いでしょう。
本記事を参考に、冬キャンプを快適に過ごすための最強アイテムをぜひ見つけてみてください!