アウトドアやスポーツ、海水浴やプールなど、屋外活動が活発になる夏。
夏のアウトドアアクティビティや夏キャンプは楽しい半面、とても気温が高く過酷ですよね。
楽しいはずの時間が熱中症になってしまい台無しに…なんてことは避けたいところ。
また室内でも対策をしていないと熱中症になるリスクがあります。
今回はそんな夏の過酷な暑さを乗り切るために、熱中症対策方法やおすすめの暑さ対策グッズと夏キャンプであると便利なものをご紹介します。
熱中症予防の対策方法や夏キャンプであると便利なものも合わせて紹介していますのでお見逃しなく。
夏のアウトドアやキャンプを安全に楽しみたい方はぜひ参考にしてください。
のん
ゆるきゃんにハマり、キャンプを始めた女性キャンパーで、CAMP ONではキャンプギアやウェアのレビュー記事を担当。穴場のキャンプ場や、キャンプ場ならではの楽しみ方をコラムで執筆予定。
Index
熱中症とは?
そもそも熱中症ってよく耳にするけど、自分がかかったことがないとどんな症状が出るのか分からないですよね。
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことです。
重症度によって3つの段階に分けられ、症状は次のような症状があります。
立ちくらみ、筋肉痛、筋肉の硬直、大量の発汗、頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感 など…
熱中症が起こりやすい場所
熱中症は、炎天下に長時間いた、真夏の暑い中運動をしていたといった典型的な場面ばかりではありません。
具体的に、次のような環境では注意が必要です。
- 気温が高い、湿度が高い
- 風が弱い、日差しが強い
- 照り返しが強い
- 急に暑くなった
乳幼児などは特に、背が低いため地面からの照り返しを受けやすく熱中症にかかるリスクが高くなります。
また、家の中でじっとしていても室温や湿度の高さから熱中症にかかることもあるため、室内だからと油断せずに対策をするようにしましょう。
熱中症を予防するために気をつけるべきポイント
ここからは、実際にアウトドアやスポーツ、海水浴などをするときに気をつけるべきポイントを4つ紹介します。
暑さを避ける
外出時には、なるべく日陰を歩くようにしたり、日傘を使うことで直射日光を避けるようにしましょう。
屋外でキャンプやスポーツをするときは帽子を被り直射日光や紫外線対策をすることで、暑さを軽減できます。
また、室内ではブラインドやすだれで直射日光を遮ったり、扇風機やエアコンで室温・湿度を調整するとよいでしょう。
服装を工夫する
暑い日の服装は、工夫するようにしましょう。
通気性や速乾性、吸湿性などの機能を持った服を選ぶと、汗をかいても快適に過ごせます。
また、光を集めやすい黒色の服を避けることもリスク回避に繋がります。
そして、暑い日であればあるほど屋内は冷房を効かせているので屋外との気温差が激しくなりがち。
身体への負担を減らすためにも、体温調節がしやすい服装や羽織りを持ち歩くのもおすすめです。
こまめに水分補給・ミネラル補給をする
暑い日には知らずしらずのうちに汗をかき、体内の水分が失われがちです。
喉が渇く前から意識してこまめに水分補給をするようにしましょう。
また、汗をかくと水分と一緒にミネラルやビタミンも失われます。
水分補給だけでなく、ミネラルも合わせて補給するようにしましょう。
塩分補給のタブレットや麦茶などがおすすめです。
コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれている飲み物やアルコール類は利尿作用があるので適しません。
また、スポーツ飲料は水分とミネラルを同時に補給できますが、糖分が多いため飲み過ぎには注意が必要です。
首の大きくて太い血管を冷やす
首の大きくて太い血管の近くを冷やせば、血管内を流れる血液が冷え、冷えた血液が全身を回るので効果的に身体を冷やすことができます。
首を冷やすときに便利なのが「保冷剤」ですが、冷やしすぎて凍傷になってしまう危険性もあります。
首につけるタイプのクールリングなどであれば、小さい子どもでも安心して使用できるのでおすすめです。
体温を下げるために、脇の下や太ももの付け根の太い血管を冷やすのも効果的です!
熱中症対策におすすめのグッズ7選
ここまで熱中症の起こりやすい場所や予防策などをお伝えしてきました。
夏のアウトドアは暑いけどやっぱり安全に楽しみたいですよね。
ここからは熱中症対策におすすめのグッズをご紹介していきます。
各グッズのおすすめ商品も紹介しているので、暑さ対策グッズの購入を検討している方は要チェックです!
帽子
暑さ対策グッズとして定番なのが帽子!
誰でも手軽に購入でき、色々なシーンで使えるので便利です。
帽子にもキャップタイプからサファリハットなど様々な種類があります。
シーンや好みによって自分にぴったりの形を選んでみてください!
高品質&機能性抜群なモンベル帽子はコスパも◎
扇風機
夏の過酷な暑さに負けないためにも欠かせない扇風機。
近年は、持ち歩けるポータブル扇風機なども色々な種類が販売されています。
屋外であっても風があるのとないのでは涼しさは段違い!
また、室内でもエアコンと合わせて扇風機を活用し、涼しい風を循環させて効率よく部屋を冷やすこともできます。
ハンディタイプや首掛け式、吊り下げ式まで?!
水分・塩分補給グッズ
夏は屋外に出ただけで全身汗だくになりますよね。
実は汗をかくと、水分だけでなくミネラルやビタミンも一緒に失われています。
こまめに水分補給をすることが大切ですが、合わせてミネラルも補給するように心がけましょう。
アウトドアやキャンプだけでなく、通勤通学やスポーツのときにも手軽に補給できるグッズを紹介します。
カフェインゼロで誰でも安心して飲める!
すっきり低カロリーで美味しく塩分・水分補給
おやつ感覚で手軽に塩分補給
クールリング
クールリングとは、約28℃以下で凍る素材を使用した冷やしグッズです。
首に巻いて使用し、太い血管を冷やすことで全身の熱をクールダウンすることができます。
また、電気代ゼロで繰り返し使用できるのも嬉しいポイント。
氷水に冷やすだけで冷たさが持続します。
通常の保冷剤とは違い、大きな温度差がなく表面が結露しにくいため洋服や髪が濡れる心配もありません。
大人も子どもも安心して使用できるのが魅力です!
氷水で10分!180〜240分冷たさが持続する!
4サイズ展開で大人から子どもまでぴったりサイズを選べる!
水さえあればいつでもどこでもひんやり
接触冷感タオル
冷感機能を使用しているタオルのことで、気化熱を効率的に発してくれるためヒンヤリした冷たさを実現しています。
水に濡らして絞ったあと、タオルを振るだけで素早く快適な冷たさになります。
また、普通のタオルよりも吸水力が高いので、たくさん汗をかいても安心です◎
もちろん洗濯機で丸洗い可能ですので、お手入れも簡単で雑菌の繁殖も防げます。
4倍の吸収力!濡らすだけでヒンヤリ
コスパ最強!100%冷感繊維の生地
タオルに数滴垂らすだけでヒンヤリ涼しく!虫除け対策にも!
クールスプレー
衣類に吹きかけられるクールスプレーも暑さ対策におすすめです。
冷涼感が得られ、消臭効果もあるので一石二鳥!
アウトドア以外で普段外に出るときにも使用できる携帯用サイズが、カバンに常備しておけるのでおすすめです。
汗をかくとひんやり冷感!3種類の香りから選べる!
45分以上も冷感が続く!低アルコールで子どももお年寄りも使いやすい
服を着たままでOK!衣類の上から瞬間冷却!
アウトドア用Tシャツ
キャンプやアウトドア時の暑さ対策として、機能性抜群のアウトドア用Tシャツもおすすめです。
吸水速乾や抗菌防臭機能がついているので、汗をかいても快適に過ごすことができます!
また、UVカット機能がついているTシャツもあるので、着ているだけで紫外線対策ができちゃうのも魅力。
暑さ対策として、ぜひ1着は手に入れてみてください!
機能性抜群のアウトドアTシャツを紹介!普通のTシャツとの違いも解説!
過酷な夏キャンプであると便利なもの7選
続いては、過酷な夏キャンプであると便利な物を紹介していきます。
暑い日でもキャンプを楽しみたい!できるだけ快適に過ごせるグッズが欲しい!という方におすすめしたいグッズをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
超強力な保冷剤
キャンプに必須の保冷剤!
やっぱり暑い日の屋外ではキンキンに冷えた飲み物を飲みたいですよね。
保冷力の高いクーラーボックスだけでなく、強力な保冷剤を使用し保冷力が長持ちするようにしましょう。
一般的な保冷剤の約8倍の保冷力!隣接した物も凍ってしまう?!
植物天然素材を使用していて安全!長時間保冷!
クーラーボックス
キャンプで食材や飲料を冷やす必須アイテム!
夏だけでなく、春や秋など涼しい時期でも食中毒を予防するためにクーラーボックスは欠かせません。
1年を通して使用するものなので、自分のスタイルにぴったりのものを選ぶようにしましょう。
最強の保冷力・おしゃれなデザイン・大容量のものまで!選び方のポイントも紹介!
ポータブル冷蔵庫
手軽に持ち運べるミニ冷蔵庫を持っていくのもおすすめ!
クーラーボックスとは違い食材の保冷ではなく「冷却」ができるので、冷凍機能付きの商品であればアイスや氷、冷凍食品も持ち運ぶことができます。
また、暑さで食材が腐るのを防げたり、連泊しても保冷剤が溶けてしまって冷やせない…ということがありません!
連泊でキャンプをしたり、長時間屋外で過ごすときに重宝します。
車載用DC電源が使えるものやUSBポート付きまで!選び方も紹介!
保冷缶ホルダー
暑い日にはキンキンに冷えたビールやジュースを飲みたいですよね。
そんなときに大活躍してくれるのが、保冷缶ホルダー。
冷えている缶の飲み物をホルダーに入れるだけで、最後の一口まで冷たいまま楽しめます。
タンブラーと異なり、洗うことなく次の飲み物へ付け替えられるので使い勝手も抜群!
2Wayタイプで缶ホルダーとしてもタンブラーとしても使える!
コスパ最強!真空二重構造で冷たさ長持ち!
接触冷感タオルケット
接触冷感のタオルケットなどを持っていくと、ひんやりして夏キャンプの寝苦しい夜をサポートしてくれます。
また、接触冷感のタオルでは少し寒いなという日でも、リバーシブルになっている商品であれば、裏返しにして使うこともできるのでおすすめです。
そして、タオルケットはキャンプだけでなく室内でも使えて節電対策になります!
エヤコンや扇風機と併用することでひんやり感がアップしたり、寝る前に自動オフ設定することで節電に。
日常使いでも大活躍してくれるので、1枚持っておいて損はありません。
リバーシブルで吸汗速乾!丸洗いOK!
シンプルなデザインで誰でも使いやすい
ドライシャンプー
夏キャンプや暑い日は紫外線対策で帽子を被りますよね。
帽子を被ったときに気になるのが、頭に汗をかいて蒸れてしまうことだと思います。
あの気持ち悪さを解消してくれるのが、ドライシャンプー!
水やお湯を使わずで頭に吹きかけるだけで髪の毛や頭皮を清潔にすることができます。
有名化粧品メーカー「コーセー」とトップスタイリストが生み出したヘアケアブランド
持ち運びに便利なミニサイズでいつでもどこでもすっきり!
プラスチック製ウォーターキャリー
水道があるキャンプ場や、冷たい氷水などが余っている場合は、プラスチック製のウォーターキャリーも役立ちます!
冷たい水を入れて枕代わりにして寝れば、アイスノンや氷枕のように頭を冷やせるので快適に眠れます。
使わないときはぺたんこにして保管しておけるので、スペースも取らず持ち運びも簡単なのも嬉しいポイント。
使わないときは丸めてコンパクトに!
軽量で手にフィットするデザイン!そのまま冷凍・ボイルもできる!
最強暑さ対策グッズのまとめ
夏のアウトドアやキャンプ、スポーツは本当に暑いので危険も伴います。
喉が乾いたなと思う前に、意識してこまめに水分補給をして熱中症を予防しましょう。
また、今回紹介した暑さ対策グッズを活用して、しっかり身体を冷やしながら安全に夏のアクティビティを楽しんでくださいね。