おしゃれな見た目と暖かさを兼ね備えたパタゴニアのフリースジャケットは、寒い時期に重宝できる優秀アイテム。
メンズ・レディース・キッズ問わず、どんなコーディネートにも合わせやすくて機能性も抜群です。
本記事では、パタゴニアのフリースおすすめ人気10選を詳しく紹介します!
種類が多くてどれを選べば良いのかわからない、手っ取り早くおすすめのモデルが知りたいと思う方は必見です。
秋冬コーデが楽しくなるフリースが見つかる内容にまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

てっさん
友人に誘われて参加したキャンプが楽しく趣味の一環になり、都会ではあまり見ることができない星空を見ながら、コーヒーを飲んで一服する時間が至福と感じるエンジョイキャンパー。キャンプ初心者からベテランの方まで使える、低価格でクオリティの高いアイテムを紹介していきます!
Index
パタゴニアのフリースが人気の理由
パタゴニアは、アメリカ発祥のアウトドアファッションブランドです。
1977年に、フリースの原点ともいわれる「パイルジャケット」を開発しました。
柔らかく暖かい素材で作られており、寒冷な気候や環境でも抜群の保温効果により温かさを提供。
軽量で速乾性が高いことからたくさんの人に支持されていましたが、当時は毛玉が起こりやすい、発色が良くないなどの弱点もありました。
パタゴニアはこれらの課題に向き合い、1985年に新たなシリーズの「シンチラ」をリリースしたことで、フリースの人気はさらに加速!
通気性に優れており洗濯もできる素材であることから、アウトドア業界に限らず人気を集め、さらに認知度を拡大していきました。

それでは、パタゴニアのフリースがユーザーに選ばれる人気の理由を詳しく見ていきましょう。
簡単におしゃれなコーデができる
パタゴニアのフリースを着ることで、簡単におしゃれなコーデができるのが魅力!
- 初心者でも着回しやすい色使い
- デコボコした素材感がちょうど良い装飾になる
- ポケットの切り替えデザインがレトロな雰囲気を演出
素材感やポケットの切り替えデザインが、シンプルながらもトレンド感あるコーディネートに仕上げてくれます。
フリースを羽織るだけでタウンウェアとしても着られるので、冬シーズンのファッションの幅も広がるでしょう。
正しいメンテナンスで10年以上着れる
パタゴニアの商品は耐久性に優れており、装飾が少ないため生地が長持ちするのが特徴です。
水分にも強い素材であることから、洗濯ネットに入れれば手洗いコースで洗濯することもできます。
着用後のブラッシングで毛玉や入り込んだ汚れを落とすケアをするのも効果的。
また、破れやほつれがあった場合は、リペアセンターで修理してもらうことも可能です。
環境に配慮したリサイクル素材を採用している
環境保全に対する意識が高いパタゴニアは、サスティナブルな取り組みを行っていることでも支持されています。
二酸化炭素を減少させるため、100%再生可能なリサイクル原料を使用していたり。
大量の土壌や水を必要とするコットン生産に関しては、製造工場から出る端切れを使用することで補ったり。
このような丁寧な取り組みを行い、アパレル業界が抱える環境的な問題を解決していくことを目指しています。
パタゴニアのフリースの種類
パタゴニアのフリースは、大きく分けてテクニカルシリーズとカジュアルシリーズの2種類があります。
- テクニカルシリーズ
機能性と携行性に特化
優れた保温性と軽量性を両立している
登山やスキー、釣りなどのアウトドアやスポーツシーン向け
- カジュアルシリーズ
デザイン性が高く、ファッションとして取り入れやすい
防風性があり速乾性も兼ね備えていて、使い勝手が良い
通勤通学の普段使いから旅行などのタウンユース向け
テクニカルシリーズだと「Rシリーズ」、カジュアルシリーズだと「レトロXシリーズ」や「シンチラシリーズ」が有名です。
また、「Rシリーズ」の中には「R1」と「R2」の2種類があるので、詳しく解説していきます。
- R1
薄手で軽くコンパクト
起毛がなくフリースっぽくないデザイン
フードやプルオーバーなどの種類が豊富
- R2
短めの起毛でフィット感がある
動きやすくて保湿性と通気性に優れている
長時間着ていても快適で扱いやすい
それぞれ保温レベルが異なり、「R1」よりも「R2」が高い保温性を有します。
そのため、タウンユースではR1、低地でのキャンプや登山にはR2がおすすめです!



パタゴニアのフリースおすすめ人気10選
それでは、パタゴニアのフリースおすすめ人気10選を紹介します。
トレンドライクなアイテムもピックアップしているので、ぜひ参考にしてください。
- 登山からタウンユースまでマルチな活躍!「R2 テックフェイス・ジャケット」
- これ1枚でトレンドコーデに「クラシック・レトロX・ジャケット」
- 毛玉ができにくいロングセラー「クラシック・シンチラ・ジャケット」
- 触り心地抜群「ロス・ガトス・フーディ」
- ふわもこな新作モデル「レトロ・パイル・ジャケット」
- 幅広いシーンで使える「ベター・セーター・ジャケット」
- 肌寒い時期のフリースベストはこれ!「クラシック・レトロX・ベスト」
- 抜群のリラックス感「シンチラ・スナップT・プルオーバー」
- ヘビロテ間違いなし「ロス・ガトス・クルー」
- カジュアルなレディースロング丈「ダスティ・メサ・パーカ」
登山からタウンユースまでマルチな活躍!「R2 テックフェイス・ジャケット」
アウトドア向けの中間着として、多くの人気を集めるR2テックフェイス・ジャケット。
裏地はワッフル形状に起毛しており、保温性と通気性を提供しつつ、悪天候と摩耗への耐久性が優れたデザインが魅力です。
春・秋には保温着、冬には行動着として3シーズンでマルチに長く使えます。
すっきりと仕上がったジッパーガレージの肌触りもよく、腕や肩の動きを邪魔することなく動きやすい最強フリースです。
これ1枚でトレンドコーデに「クラシック・レトロX・ジャケット」
パタゴニアのフリースのなかで圧倒的人気のクラシック・レトロX・ジャケット。
1993年に生まれた、パタゴニアのフリースの原点ともいえる名作で、ヴィンテージ感がたまりません!
8mm厚さのモコモコのボアフリースがトレンドにマッチし、コーディネートもスタイリッシュに決まります。
腰までカバーできる丈感で吸湿発散性と通気性にも優れているので、羽織るだけで暖かくておすすめです。
毛玉ができにくいロングセラー「クラシック・シンチラ・ジャケット」
クラシック・シンチラ・ジャケットは、1985年の発売から愛されているロングセラーモデルです。
フリースの弱点だった毛玉のできやすさ、染色時の発色の出にくさを見事に解消しました。
フルジップ・ジャケットで首元まで暖かく、リサイクル・ポリエステル100%の両面フリース製で、旅行やアウトドアでも大活躍!
中厚手の生地がとてもやわらかく、ずっと着ていたくなるほどの着心地の良さが癖になります。
触り心地抜群「ロス・ガトス・フーディー」
毛足が長くて触り心地のいい、厚手ハイパイルフリース製のロス・ガトス・フーディー。
程良く体のラインに沿ったレギュラーフィット感が扱いやすく、街着としても高い支持を集めています。
袖・脇はマイクロフリース製なので、スッキリしたシルエットで着ぶくれすることもありません。
ブランケットのようなふわふわした肌触りなのに吸湿速乾性があり、洗濯しても早く乾くのが嬉しいポイントです。
ふわもこな新作モデル「レトロ・パイル・ジャケット」
スタンドカラーで首まで暖かいふっくらとしたフリースのレトロ・パイル・ジャケットです。
形が似ているレトロXジャケットは、裏地が防風性のあるメッシュ素材でアウターとしても使える仕様。
一方でレトロ・パイル・ジャケットは、裏地もフリース素材なので着心地がソフトで、インナーとしても使えるという大きな違いがあります。
裏地のフリースは毛羽立ちが少なく滑らかなのでチクチクせず、内側のインナーとも緩衝しません。





幅広いシーンで使える「ベター・セーター・ジャケット」
高すぎない保温力と動きやすさが特徴の中間着、ベター・セーター・ジャケット。
アウトドアとタウンユースの両立はもちろん、適度にきっちりとした見た目なので、幅広いシーンで活躍します。
季節の変わり目をはじめ、何を着るか迷ったときにとりあえず着用できる優れもの。
登山や釣り、スキーなどのアウトドアシーンでも重宝できるアイテムです。
肌寒い時期のフリースベストはこれ!「クラシック・レトロX・ベスト」
肌寒い時期には、シリーズの中でも人気のクラシック・レトロX・ベストがおすすめ。
ポリエステル6mmのシェルパフリースと、吸湿発散性を備えた素材により冷気の侵入を防止してくれます。
保温性が抜群な上にデザインもおしゃれなのでタウンユースとしても着用しやすいです。
シャツやTシャツ、パーカーなどインナーを変えることで、自由自在に温度調整ができるでしょう。
抜群のリラックス感「シンチラ・スナップT・プルオーバー」
パタゴニア定番のシンチラ・スナップT・プルオーバーは、余裕のあるプルオーバータイプのシルエットが特徴です。
肌触りが柔らかくて着心地が非常に良いため、着用するだけで外出時も快適に過ごせます。
左胸のスナップボタンを使ったデザインが可愛く、ゆるいコーディネートをしたい日にもぴったり。
バリエーションが豊富なので、いつもと違うカラーを取り入れたい方にも向いているシリーズです。
ヘビロテ間違いなし「ロス・ガトス・クルー」
キャッチーな見た目で独特なリラックス感とボリューム感を味わえるロス・ガトス・クルー。
ロングTシャツのようなシンプルな形ながら、ロゴやポケットのデザインと素材感がレトロな雰囲気を醸し出しています。
シンプルなパンツと合わせるだけでスタイリッシュに決まる商品で、モックネックインナーとも相性抜群。
重ね着しても着膨れすることがなく、スマートな着こなしを堪能できます。
カジュアルなレディースロング丈「ダスティ・メサ・パーカ」
ロング丈のフリースデザインで保温しながらも、すっきりとした腰回りのシルエットを演出してくれるダスティ・メサ・パーカ。
毛足の長い13mmのパイル・シェルパ・フリースを使用しており、デニムやワンピースとも可愛く合わせられるサイズ感となっています。
軽量で体に負担がかかることもなく、真冬にもしっかり防寒してくれる暖かさが魅力。
袖口やポケットがバイカラーになっており、ワンポイントのオシャレとして楽しめるのも嬉しいポイントでしょう。


パタゴニアのフリースおすすめ人気アイテム比較一覧表
製品名 | R2 テックフェイス・ジャケット![]() ![]() |
レトロX・ジャケット![]() ![]() |
クラシック・シンチラ・ジャケット![]() ![]() |
ロス・ガトス・フーディ![]() ![]() |
レトロ・パイル・ジャケット![]() ![]() |
ベター・セーター・ジャケット![]() ![]() |
クラシック・レトロX・ベスト![]() ![]() |
シンチラ・スナップT・プルオーバー![]() ![]() |
ロス・ガトス・クルー![]() ![]() |
ダスティ・メサ・パーカ![]() ![]() |
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特徴 | 春・秋には保温着、冬には行動着としてマルチに長く使える | 吸湿発散性と通気性にも優れており、羽織るだけで暖かい | 中厚手の生地がとてもやわらかく、ずっと着ていたくなるほど着心地が良い | ふわふわした肌触りなのに吸湿速乾性があり、洗濯しても早く乾く | 裏地もフリース素材なので着心地がソフトで、インナーとしても使える | 登山や釣り、スキーなどのアウトドアシーンでも重宝できる | 保温性が抜群な上にデザインもおしゃれなのでタウンユースとしても着用しやすい | 肌触りが柔らかくて着心地が非常に良く、着用するだけで外出時も快適に過ごせる | キャッチーな見た目で独特なリラックス感とボリューム感を味わえる | 軽量で体に負担がかかることもなく、真冬にもしっかり防寒してくれる |
カテゴリー | テクニカル | カジュアル | カジュアル | カジュアル | カジュアル | カジュアル | カジュアル | カジュアル | カジュアル | カジュアル |
フィット | スリム・フィット | レギュラー・フィット | レギュラー・フィット | スリム・フィット | レギュラー・フィット | レギュラー・フィット | レギュラー・フィット | レギュラー・フィット | レギュラー・フィット | レギュラー・フィット |
パタゴニアのフリースの評判・口コミを徹底調査
パタゴニアのフリースに関する評判・口コミを調査しました。
良い口コミ
主に、保温性と生地の丈夫さに加え、ふわふわとした触り心地が高評価に繋がっていました。
特にテクニカルシリーズのフリースは長持ちするので、購入する方も多くいるようです。
悪い口コミ
フリースはポリエステル製なので、焚き火をするときに火の粉が飛ぶと穴が空いてしまいます。
また、人気のあまり偽物や模倣品が販売されていることがあるので、正規販売店で購入するようにしましょう。
パタゴニアのフリースのよくある質問(Q&A)
パタゴニアのフリースに関するよくある質問をまとめたので、参考にしてください。
一般的なフリースとの違いは?
フリースは安いものだと3,000円ほどで買えるものもあります。
しかし、パタゴニアのフリースは10,000~30,000円と価格が高め。
その理由は、「ポーラテック」という上質なフリースを使っているからです。
ポーラテックの特徴
- 軽くて保温性が高い
- 過酷な環境に対応できる耐久性がある
- DWR(耐久性撥水)加工技術により耐水性がある
- 手触り、肌触りがいい
- 毛玉ができにくい
- 耐臭性がある
- 環境に配慮したリサイクルポリエステルを使用している
このように機能性が高くコストもかかっているため、同じフリースウェアでも価格差があります。
しかし、その分体に合わせた立体的な裁断がされていたり、アフターサービスが充実していたりとメリットもあるので、妥当な値段といえるでしょう。



フリースのサイズ感は?
パタゴニアのフリースのサイズは、US表記になります。
メンズ・トップスのサイズ表はこちら。
サイズ | 胸囲 | ヒップ | 袖丈 |
---|---|---|---|
XXS | 84 | 81 | 76 |
XS | 89 | 86 | 81 |
S | 94 | 91 | 84 |
M | 102 | 99 | 84 |
L | 112 | 109 | 89 |
XL | 119 | 117 | 91 |
XXL | 127 | 124 | 94 |
XXXL | 142 | 140 | 97 |
日本のサイズ感より一回り大きめなので、ひとつ下のサイズを選ぶのがおすすめ。
またフィット感も、ぴったりとしたフィット、スリム・フィット、レギュラー・フィット、リラックス・フィットの4種類に分かれているので、参考にしてみてください。
ぴったりとしたフィット | 体の曲線に沿ってぴったりとフィットするデザイン |
---|---|
スリム・フィット | 細身のシルエットを備えたデザイン |
レギュラー・フィット | 細身すぎず大きすぎないゆとりのあるデザイン |
リラックス・フィット | 体の上にゆったりとしたドレープを描くデザイン |



フリースの洗濯方法は?
フリースウェアは、通常の洗濯物と同じく家庭で洗濯することが可能です。
一般的な洗濯洗剤やおしゃれ着用洗剤を使い、ネットに入れて洗濯機で洗うことを推奨しています。
なお、特に汚れがひどい部分は、40〜50℃程度のお湯で手洗いしてから、洗濯機で洗うようにしてください。



キッズ向けのフリースはある?
キッズ向け(ボーイズ・ガールズ)のフリースも展開しています。
たとえば「キッズ・レトロX・ジャケット」は、本記事で紹介した「レトロX・ジャケット」のキッズモデル。
他にも「キッズ・レトロX・ベスト」や「リバーシブル・フーディ」など、様々なタイプのアウターフリースが販売されています。



フリースの最新モデルの調べ方は?
パタゴニアは、毎シーズン新作フリースを多数リリースしています。よく行われるアップデート
- ニューカラーの展開
- 生地・素材の改善
- 裾やポケット、ジッパー部分のアップデート
最新のモデルは公式サイトの新着製品ページから確認できるので、トレンドもチェックしてみてください!


パタゴニアのフリースまとめ
- 簡単におしゃれなコーデができる
- しっかりケアすることで長年愛用できる
- キャンプのときは火の粉に注意
本記事では、特におすすめできるフリース10選を紹介しましたが、いかがでしたか?
パタゴニアのフリースはデザイン・機能性を兼ね備えた商品が豊富です。
しっかりとメンテナンスすることで長持ちするため、末永く愛用できるのも嬉しいですよね。
デザイン性も高く、手持ちの服の上に羽織れば一気にコーデの主役に早変わりしますよ!
アウトドアでもタウンユースとしても役立つアイテムなので、ぜひ好みの一着を見つけてみてください。

