冬キャンプに役立つ、ストーブファンを知っていますか?
ストーブの上に置いて空気を循環させることで、部屋を暖めてくれる便利なアイテムです。
今回は、最強のストーブファンおすすめ9選を紹介していきます。
ストーブファンが動く仕組みや選び方のポイントなども徹底解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
ストーブファンとは?
ストーブファンとは、空気を循環させて効率的に部屋を暖めることができるアイテムです。
石油や薪ストーブの上に設置して使用することで、室内の暖房の熱を効率的に分散させてくれます。
寒い季節はテント内がとても冷えるので、空間の上部に溜まった暖かい空気を部屋全体に回してくれるのは魅力的!
場所によってこのあたりは暖かい、あそこは寒くて辛い…といった悩みを解消してくれます。
ストーブファンの仕組みや原理は?
ストーブファンは「ゼーベック効果(熱伝導効果)」という原理を利用。
2つの異なる金属を繋げ温度差を与えると、電流が流れるという現象が応用されています。
つまり、ストーブと接して高温になっている下部と、温度が低い上部の温度差によってファンを動かしているんです!
熱気を感知するセンサーが熱を感知し、それに応じてモーターが作動するようになっているため、電力を必要としません。
外部電源なしで使えることから、アウトドアシーンでも場所を問わず活用できるのが嬉しいポイントです。
ストーブファンの選び方
続いて、ストーブファンを選ぶときのポイントを見ていきましょう。
買った後に「思ったものと違う!」と思うことがないように、自分にあったものを選びましょう。
ファンの枚数や大きさで選ぶ
ファンの枚数や大きさによって、空気の循環が変わります。
基本的に3〜5枚程度のストーブファンが多いですが、風量重視なら5〜6枚のものを選ぶのがおすすめ。
ファンの枚数が多いほど送風効率が優れ、柔らかい風を発生させてくれるからです。
また、最近だとファンが2つ付いたダブルタイプも販売しているため、パワーの強さを求めている方はぜひチェックしてみてください。
過熱保護機能で選ぶ
温度が上がりすぎたときに過熱を抑える、過熱保護機能があるものを選ぶと良いでしょう。
ストーブファンの温度が上がりすぎると、過熱保護プレートが熱で沿ってしまい、接地面に隙間ができてしまうことも。
そんなとき、過熱保護機能がついていると、稼働温度を超えた際に放熱して温度を調節してくれます!
熱による故障や危険を防ぎ、本体が安全性を高めてくれるために欠かせない機能です。
静音設計で選ぶ
夜もストーブファンを使うことを想定して、静音設計かどうかも確認することが大切です。
稼働音が大きいと眠りにつけなかったり、周りの人に迷惑をかけてしまったりする可能性があります。
目安としては、25〜30dB以下のものを選ぶと音が気にならないのでおすすめです。
保護カバーで選ぶ
小さな子どもやペットがいる環境で使いたいなら、保護カバー付きのものを選びましょう。
ファンに触れて怪我をしたり、落としてファンが曲がったりといった事故を防いでくれます。
日本製を選ぶ
日本製を選ぶメリットは、日本の気候に適した設計や問い合わせのしやすさなどたくさんのポイントがあります。
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品質へのこだわりがすごい!
品質へのこだわりが強く、耐久性にも優れているため長く安全に使うことが可能です。 -
アフターサービスが安心
説明書や問い合わせ窓口が日本語での対応が可能なため、修理などのアフターサービスを頼みやすくなっています。 -
デザインも◎
シンプルで飽きのこないデザインが多いのも日本製の特徴です。テントやお部屋に馴染みやすいし、インテリアとしても◎ -
日本の気候に合う
日本の冬に合わせた設計になっているため、暖房効率がよく快適に過ごすことができます。
日本製のストーブファンは海外製に比べて若干高価な場合もありますが、様々なポイントでで優れています。
そのため、長く安心して使いたい方や、日本の気候にあった製品を探している方には日本製がおすすめです。
最強のストーブファンおすすめ9選
それでは、最強のストーブファンおすすめ9選を紹介します。
機能性抜群の最強アイテムをピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください!
大面積の6枚ファン!Signstec「ストーブファン」
大面積の6つのファンで穏やかな風を送ってくれる、エコストーブファン!
空気抵抗を抑え、より速い速度とより大きな空気量で暖かい空気を循環させてくれます。
耐食性と耐高温性に優れており、高熱で使用しても変形や変色する心配がありません。
過熱防止の金属プレート付きで、温度が高くなったときにファンを支えて部品を保護してくれるのも優れたポイントです。
サイズ | 高さ20cm 幅15cm 奥行9cm |
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重さ | 580g |
稼働温度 | 80〜250℃ |
素材 | アルミニウム |
ファンの数 | 6枚 |
生産国 | 中国 |
超静粛なモーター動作で低騒音のHanaoyo「ストーブファン」
繊細な蝶の形をしていて、インテリアとしてもおしゃれに使えるストーブファンです。
超静粛なモーター動作で、風量を上げつつも低騒音を実現しています。
内部構造をしっかり守ってくれる保護カバー付きで、アルミニウム製でサビに強いのも魅力。
心地良い風の流れを実現してくれるので、キャンプだけでなく自宅でも使いやすいと評判のアイテムです。
サイズ | 高さ21.3cm 幅12.1cm 奥行12.1cm |
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重さ | 780g |
稼働温度 | ー |
素材 | アルミニウム |
ファンの数 | 6枚 |
生産国 | 中国 |
騒音レベルが25dB以下!peipai「ストーブファン」
耐久性に優れていて、短時間でも空間をムラなく暖められるpeipaiのストーブファン。
約80℃でストーブファンが感知して回転を開始し、熱循環を促進してくれます。
テント内の足元までしっかり暖めてくれるので、地面の冷気が下に溜まるといったことがありません。
騒音レベルも25dB以下と外部の草木の触れ合う音より静かで、夜でも使い勝手抜群でしょう。
サイズ | 高さ19.5cm 幅10.5cm 奥行8cm |
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重さ | 770g |
稼働温度 | 80〜340℃ |
素材 | アルミニウム |
ファンの数 | 6枚 |
生産国 | 中国 |
便利な温度計付きのSumeriy「ストーブファン」
Sumeriyのストーブファンは便利な温度計付きで、ファンが正常に動作できるように観察してくれます。
6枚羽でテント内の空気を効率良く回してくれる優れものです。
キャンプで石油ストーブの上に置いても、静かで回っていることに気付かないくらいと好評のアイテム!
コスパが良い静音タイプのストーブファンを探している方におすすめでしょう。
サイズ | 高さ19.5cm 幅10.5cm 奥行8cm |
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重さ | 550g |
稼働温度 | 80〜350℃ |
素材 | アルミニウム |
ファンの数 | 6枚 |
生産国 | 中国 |
国産で安心の羽ガード付属のFIELDOOR「ストーブファン」
羽部分にメッシュガードを備えていて、子どもやペットがいても安心して使えるストーブファン!
持ち運びやすいコンパクトなサイズ感ながらも、しっかりと風を送ってくれます。
また、加熱保護プレートもついているので、本体が熱くなりすぎたときも安心。
上部には移動時に便利なハンドルが付いており、熱くなったファンに触れて怪我をすることもありません。
サイズ | 高さ21cm 幅19.5cm 奥行11cm |
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重さ | 800g |
稼働温度 | 60〜350℃ |
素材 | アルミニウム |
ファンの数 | 5枚 |
生産国 | 日本 |
最強な首振りスイング採用のFIELDOOR「首振り機能付きストーブファン」
首振り機能付きで、より広範囲に温風を届けることができるストーブファン!
左右に首を振ることで、温風を循環させて部屋の隅々まで行き届けることができ、ムラなく温める事ことができます。
そのため、暖房効率が格段に向上し、燃料費の節約にもつながります。
本体が熱くなり過ぎた時のために加熱保護プレートを搭載されているため、安心して使うことが可能です!
サイズ | 高さ22cm 幅12cm 奥行10.5cm |
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重さ | 790g |
稼働温度 | 50~345℃ |
素材 | アルミニウム |
ファンの数 | 5枚 |
生産国 | 日本 |
耐久性と安定性に優れたPogeto「ストーブファン」
Pogetoのストーブファンは、5枚の強力な放熱フィンによって安定した回転を保ってくれます。
耐食性と防錆性が高いアルミニウムで作られており、軽量なのも嬉しいポイント。
自分が暖めたい方向に向きを簡単に変えられるのも人気の理由となっています。
ただし、ところどころ鋭利な部分があるので、子どもがいる家庭での使用は避けたほうが良さそうです。
サイズ | 高さ21cm 幅19.5cm 奥行9cm |
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重さ | 670g |
稼働温度 | 60〜350℃ |
素材 | アルミニウム |
ファンの数 | 5枚 |
生産国 | 中国 |
足元の冷えを解消してくれるSnople「ストーブファン」
静音性を重視した、Snopleのストーブファン。
騒音が一切なく作動音がとても静かなため、夜でも快適に使い続けることが可能です。
また、温度計がついており、燃焼状態や適正温度が一目でわかるようになっています。
ファンヒーターかと思うくらい空気を循環させてくれるので、冬キャンプでの足元の冷えを解消できるでしょう。
サイズ | 高さ12.5cm 幅25cm 奥行11cm 羽の長さ6cm |
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重さ | 約1kg |
稼働温度 | 85〜345℃ |
素材 | アルミニウム |
ファンの数 | 5枚 |
生産国 | 中国 |
従来型からグレードアップ!HIKPSOD「ストーブファン」
熱量を均等に分配できるように改良された、HIKPSODのストーブファン。
ストーブの温度が上がると回転数が上がり、温かい風をまんべんなく循環させてくれます。
騒音レベルは35dBと低レベルで、最高速度に達してもほぼ無音で回転してくれる点も高評価。
お手頃な値段で使えるので、ストーブファン初心者の方にもぴったりのアイテムです。
サイズ | 高さ18.3cm 幅17.5cm 奥行7.5cm |
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重さ | 850g |
稼働温度 | 80〜250℃ |
素材 | アルミニウム |
ファンの数 | 6枚 |
生産国 | 中国 |
ストーブファンを使うときの注意点
ストーブファンを使うときの注意点を3つ紹介します。
事故に繋がる可能性があるので、使用前にかならずチェックしておいてください。
本体に素手で触らない
ストーブの上に載せることで発電するため、ファンはかなり高温の状態になっています。
素手で触ると火傷をしてしまうため、絶対に触らないように注意してください。
また、片付ける際は熱くなくなるまで待ち、しっかりと冷ましてから収納するよう心がけましょう。
設置場所に気を付ける
ストーブファンを置くときは、落下しない場所に設置するよう意識しましょう。
端の方に置いていると、何かの衝撃でぶつかったり風で倒れたりして大変危険です。
特に、家族キャンプやペット連れの場合は怪我や火傷を負うこともあるので、平らで安全な場所に置いてください。
耐熱温度を超えないようにする
稼働温度がおおよそ50〜340℃程度に設定されているストーブファン。
本体の最高温度を超えてしまうと、故障や変色してしまう可能性があるため気を付けてください。
ストーブによっては600℃近くまで温度が上がることもあるので、購入前に耐熱温度をチェックしておくようにしましょう。
ストーブファンのまとめ
ストーブでは暖まらない部分も、ストーブファンがあることで空気を効率よく循環させてくれます。
ファンの枚数が5〜6枚程度だと風量も強く、広範囲にわたって風を発生させられるのでおすすめです。
また、日本製の商品であれば、耐久性が高く長く使うことができるためおすすめです。
価格帯も様々なので、サイズ感や持ち運びやすさも踏まえながら、気になったものを選ぶと良いでしょう。
この記事を参考に、冬キャンプを快適に過ごすための最強のアイテムをぜひ見つけてみてください!