寒い冬でもキャンプを楽しみたいですよね!
でも、どんなグッズがあれば良いのか、迷ってしまう方も多いはず。
そこで今回は、冬キャンプの必需品リストを詳しく紹介していきます!
あったら便利な持ち物や寒さ対策、注意事項についてもまとめているので、ぜひチェックしてください。
ひろ
新しいキャンプグッズに目がなく、商品を購入した週末には予定を立ててしまうくらいのキャンプ好きで、公共交通機関で行けるキャンプ場を探すのが得意とする、旅好きの女性ソロキャンパー。
Index
冬キャンプの魅力
キャンプといえば夏のイメージが強いですよね。
しかし、最近では冬キャンプを楽しむ人も増えてきているんです!
具体的に冬キャンプにはどんな魅力があるのか、おすすめポイントを詳しく見ていきましょう。
空気が澄んでいて気持ちいい
冬キャンプの魅力は、なんといっても空気が澄んでいること!
夏には感じられない冷たくてひんやりとした空気を味わいながら、気持ちよくキャンプを楽しむことができます。
大気中のちりが少なく水蒸気が少なくなるため、星や景色が綺麗に見えるのも嬉しいポイントです。
虫を気にせず過ごせる
キャンプの大敵といっても過言ではない、蚊やアブ、ハチなどの虫たち。
これらの虫が冬に飛び回っていないため、わざわざ虫除け対策をしなくても良いんです!
虫刺されの心配なく快適に過ごせるので、虫が苦手な方は冬キャンプがおすすめでしょう。
暖かい料理が美味しく感じられる
寒い中で食べるキャンプ飯は、いつもより格別に美味しく感じられます。
鍋やスープ、おでんや熱燗など冬ならではの暖かい料理や飲み物で、体の芯から温まること間違いなし!
仲間と身を寄せ合いながら一つの鍋をつつき、ワイワイ料理を食べるのも冬キャンプの醍醐味です。
焚き火を楽しめる
冬は焚き火を一番堪能できるのシーズン。
寒い中火を囲んで、炎のゆらぎや見つめながら焚き火で暖をとるといった、癒やしの時間を過ごせます。
お湯を沸かしてコーヒーを淹れたり、マシュマロやバナナを焼いてデザートを作ったりして楽しむことも可能です。
雪遊びができる
雪が積もったキャンプ場では、雪遊びができるのも魅力!
雪だるま作りはもちろん、場所によってはスキーやソリもできるので、子ども連れの家族キャンプとも相性抜群です。
また、雪の中にビールや飲み物を入れてキンキンに冷やして、クーラーボックス代わりにできるのも冬ならではでしょう。
冬キャンプ必需品
ここからは、冬キャンプを楽しむための必需品を紹介します!
それぞれのカテゴリごとにおすすめ商品をピックアップしているので、ぜひ参考にしてください。
テント
寒さを防ぐために、冬用のテントを持っていくようにしましょう。
特に保温性が高いコットン素材でスカートが長いタイプがおすすめ!
結露や換気のためのベンチレーションが設けられており、しっかりと風をブロックしてくれます。
テンマクデザイン「炎幕TC DX」
ソロキャンプにおすすめのテントとして人気の炎幕TC DX。
スカートとサイドストラップ付きで、ダブルファスナー仕様なので使い勝手も抜群です。
コットン素材を使用しており、焚き火の火の粉や雪の結露にも強い点も冬キャンプに向いているでしょう。
ノルディスク「アスガルド」
悪天候に強く透湿性と耐水性に優れたテクニカルコットンを使用した、アスガルト!
シートをチャックで繋いでポールで立て、ペグとロープで固定するだけと組み立ても簡単。
3人用から8〜10人用と大きさも幅広く、ファミリーキャンプやグループキャンプに大活躍するアイテムです。
シュラフ
冬キャンプには、頭まですっぽりとかぶれるマミー型で羽毛素材の寝袋がぴったり。
保温性に優れているうえに、軽くてコンパクトなので持ち運びやすいです。
シュラフだけで寒い場合は、インナーシュラフも購入することで快適な睡眠をとることができます。
ナンガ「オーロラライト 600 DX」
厳しい冬の寒さにも耐えられる、抜群の保温性を備えたオーロラライト 600 DX!
フードや肩が絞れるので、体をほとんど外気に触れさせることなく暖かさを保ってくれます。
冬だけでなくオールシーズン使用可能な高機能モデルなので、頻繁に使えるコスパの良さも好評です。
イスカ「エアプラス 630」
エアプラス 630は、過酷な環境でも温めた熱を外へ逃さない寝袋として評価が高いです。
800FPの最高級ダウンを使用しているため、登山や車中泊などにも最適。
また、足元には保温材が多めに封入されており、優れた断熱効果を発揮してくれます。
マット
冬は雪や冷気によって、地面からの寒さが直接伝わってきてしまう季節。
底冷えを防ぎ快適な睡眠をサポートするためには、テントの下に必ずインナーマットを用意しておくと良いでしょう。
厚みのある銀マットほどクッション性と断熱性が高くなり、冷気をしっかりと遮断してくれます。
コールマン「キャンパーインフレーターマット」
敷布団やベッドの役割を果たしてくれる、キャンパーインフレーターマット。
10cmの極厚フォームで地面の凹凸による影響を受けにくく、自宅のベッドのような快適さを味わえます。
収納ケースをポンプとして使用することもでき、5回程度の空気入れでらくらくに膨らませられるのも嬉しいポイントです。
キャプテンスタッグ「EVA フォームマット」
EVA フォームマットは、独特な波型の表面にすることで暖かい空気の層を作り出したクッションマットです。
小さくコンパクトにできるので収納や持ち運びにも便利で、荷物がかさばる心配もありません。
また、マットを折りたたんで枕にもできるので、来客用マットなど別の用途にも活用することができます。
グランドシート
テントの下に敷いて保護するグランドシートは、耐久性と防水性に優れたものを選ぶのがポイント。
雪の上に置くことで地面からの冷気を和らげられるので、冬キャンプでは特に重宝するアイテムです。
また、レジャーシートとして荷物を置いたり座ったりするときに使うこともできます。
コールマン「テントシートセット」
クッション性のあるインナーシートで快適に過ごせる、テントの必須アイテム。
テントフロアを汚れや傷からしっかりと守ってくれます。
大人数でも余裕のあるサイズ感で、地面からの冷気を防ぎ凸凹を緩和してくれる優れものです。
スノーピーク「アメニティドームM マットシートセット」
アメニティードーム専用のマットシートセットで、クッション性が魅力。
初心者の方でも事前に練習することなく、簡単に設置することができます。
連泊やファミリーキャンプなどのんびりとしたキャンプにおすすめです。
ランタン
暗くなったときにも周囲を照らし、安定した光を放ってくれるランタンを用意しておきましょう。
光量があるガソリンランタンも使えますが、雪や結露のことをふまえると防水性のあるLEDランタンがおすすめ。
スイッチを入れるだけでテント内を明るく照らしてくれるため、必ず一つは持っていくと安心です。
コールマン「クアッドマルチパネルランタン」
最大約800lmの明るさで、広範囲を照らしてくれる高機能ランタン!
4つに分割する発光パネルが便利で、背面の可動式ハンドルはスタンドにもなってくれます。
手元を照らしたり夜道に持ち運んだりと、マルチに使うことが可能です。
ジェントス「EX-236D」
明るさを3段階に調整できたり、キャンドルモードとしても使えたりと便利なEX-236D!
フローティング機能搭載で、川や海に落としても沈む心配がありません。
耐久性にも優れているので、アウトドアだけではなく防災用として購入する方も多い商品です。
ストーブ
冬の寒さを緩和するには、ストーブを使うのが有効です。
薪やガス、石油に電気などの種類がありますが、暖房効果を期待するなら石油ストーブがおすすめ!
持ち運びやすさやテント内で使えるかなども確認しながら、環境にあったストーブを選ぶようにしましょう。
パセコ「対流形石油ストーブ」
スムーズにお湯を沸かしたり調理したりするのに使える、屋外使用専用の石油ストーブ!
付けた途端あっという間に暖かくなり、燃焼時間が約18時間と長めなので朝まで付けておくこともできます。
また、対震消化装置搭載なので、倒れてしまったときも火事が起きず安心です。
イワタニ「カセットガスストーブ デカ暖」
カセットガスストーブは、カセットボンベ1本で使える短時間運用向きのアイテム。
少ないガス消費量で熱を蓄えつつ、内外に放熱する暖房効力の高さが魅力です。
小型なので持ち運びもしやすく、使いたい場所に置いてすぐに使うことができます。
一酸化炭素チェッカー
テントや室内でストーブを使用する場合、一酸化炭素チェッカーを設置しておきましょう。
密閉された空間では事故が起きてしまう可能性もあるため、しっかりと換気しながら使用してください。
確実に身を守るために、音や光で知らせてくれてすぐに目に入るように設置しやすいタイプを選ぶと良いかもしれません。
Smart sensor「一酸化炭素濃度計 AR8700A」
一酸化炭素濃度計 AR8700Aは、即時に一酸化炭素濃度を測定し、危険を知らせてくれます。
大音量で音が鳴り、LDC画面の表示も赤色に変わって注意喚起する装置でわかりやすいです。
また、自動で電源をオフにする省エネ機能があるため、バッテリーの持ちを保ってくれます。
MVOWIZON「小型一酸化炭素センサー」
車内や戸外、家庭など幅広いシーンで使える大人気の一酸化炭素チェッカー。
微弱電流を捉えて、一酸化炭素濃度を正確にそして迅速に検出してくれます。
濃度表示の数字が大きくて見やすく、バッテリーの持ちも良くて使いやすさも抜群です。
保温マグ
飲み物を冷めないように保ってくれる、保温マグも冬キャンプには必須アイテム!
特に、真空断熱構造でフタ付きのものを使用するのが良いでしょう。
サイズも少し大きめのものを選ぶと、コーヒーだけではなくスープやミニラーメンにも使えて便利です。
サーモス「保温マグカップ」
サーモスの保温マグカップはステンレス魔法瓶構造なので、飲み頃の温度を長持ちさせてくれます。
洗うときもカップとカップホルダーを分解できるので、いつでも清潔に保つことができるのも特徴です。
デザインも可愛いため、自宅で使うときもインテリアとマッチして使いやすいでしょう。
スノーピーク「チタンシングルマグ」
軽量のチタン製で金属感が気になることなく、快適に使えるシングルマグカップ。
熱伝導率が低いため、熱い飲み物を入れても口元が熱くなる心配もありません。
収納時には折り畳めるハンドルを採用しており、荷物になりにくいのも嬉しいポイントです。
スコップ
雪の降る地域でキャンプをした際に、雪かきが必要になることも。
除雪をしたりペグを掘り起こしたりするときのために、念のためスコップも用意しておきましょう。
折りたたみや分解できるタイプのものだと携帯性が高く、持ち運びも簡単にできます。
キャプテンスタッグ「シャベルスコップ スチール FD」
頑丈なハイカーボンスチール鋼を使用した、キャプテンスタッグの携帯用スコップ。
スコップとクワの2通りの使い方ができ、庭の手入れにも活用することが可能です。
折りたためるため、車に積んだり自宅に収納したりするときもスペースを取ることがありません。
MOKLLEN「雪かきスコップ」
組み立て式で長さを調節できる、アルミ合金素材の雪かきスコップです。
T型ハンドルで握りやすく、快適なグリップがユーザーから高評価を得ている優れもの。
嬉しい防水ゴムコーティングの防寒手袋付きで、寒冷地での作業もストレスなく行うことができます。
防寒着
寒さ対策として、インナーやアウターなどの防寒着も用意しておきましょう。
温度調整がしやすいように、ベースレイヤーやミドルレイヤーを重ね着できると安心です。
また、雪に濡れると体温低下を招く可能性があるため、保温性や防水性にに優れた素材を選ぶことをおすすめします。
ナンガ「タキビダウンジャケット」
超撥水ダウンを封入しており、難燃素材で火への耐性も抜群のダウンジャケット。
湿気に強く、ダウンが濡れても保温力が低下するのも防いでくれます。
ポケットの数も多いため、小物や貴重品を入れて持ち運ぶときにも使いやすいです。
ノースフェイス「ヌプシブーティ ウォータープルーフ」
サーモライトの中わたで軽量さと保温性を向上させた、防寒用防水ウィンターブーツ!
撥水加工を施しており、耐水性にも優れているので雪道も安心して歩けます。
ブーツの中は足が包み込まれる感覚で暖かく、フィット感の良さも好評のアイテムです。
冬キャンプにあると便利なもの
ここからは、冬キャンプにあると便利なものを紹介していきます。
天候や気温などをチェックし、必要な場合は用意して持っていくようにしましょう。
ホットカーペット
寒い季節に役立つホットカーペットは、簡単な操作ですぐに地面を温めてくれます。
小さく折りたためるものだと運ぶときにもかさばらず、スペースを取らずに収納可能です。
湯たんぽ
寝袋の足元に入れておくことで、冷えをしのいでくれるので持っておくのがおすすめ。
コストをかけずに効果を得られる便利なアイテムで、寒さを感じずに眠ることができます。
カイロ
手軽に体を暖めるアイテムとして重宝されるカイロ。
服の中に貼ったりポケットに入れたりして、上手く活用しながら冬キャンプを乗り越えましょう。
ポータブル電源
ポータブル電源は、ホットカーペットや電気毛布など、電力が必要なアイテムを使うときにあると便利!
場所を選ばずに使える高速充電できるタイプを選ぶと、アウトドアのみならず防災でも活躍します。
土鍋
炊く、煮る、焼くなど万能に使える土鍋は、熱伝導率が低く食材の旨味を最大限に引き出してくれます。
蓄熱性や保温性も優れており、炊き込みご飯やおでんなど冬のキャンプ飯に向いているので、一つ持っておくと重宝できるでしょう。
冬キャンプの注意点
冬キャンプを行う際は、寒さや雪への対策が絶対に必要です。
低体温症になるリスクがあるため、特にテントやシュラフ、防寒着はしっかりと冬用のものを準備しておきましょう。
特に、就寝時は体温が下がるため、マットを水で濡らしたり結露が付いたままのシュラフで寝ることがないようにしてください。
また、ストーブを使う場合は一酸化炭素中毒にも注意しましょう。
使用するときもしっかりと換気を行い、火傷などの事故にも気を付けてください。
冬キャンプにおすすめのキャンプ場
ここからは、関東近郊で冬におすすめのキャンプ場を3つ紹介します。
【東京】山のふるさと村キャンプ場
広大な面積を持つ東京都立奥多摩湖畔公園にあるキャンプ場です。
ログケビン泊ができる場所もあり、キッチンや電子レンジ、暖房などが完備されています。
初めての冬キャンプでテント泊が不安な方や、手ぶらでキャンプを楽しみたい方におすすめです。
【埼玉】ケニーズ・ファミリー・ビレッジ
設備が充実しており、バーベキュー用品や薪なども揃えられるテントサイト。
クリスマスにはイルミネーションを見たり、チキンやパエリアの試食会があったりとイベントも盛りだくさん!
都心から離れており空気が澄んでいるので、星空観望を楽しむことができるのも魅力です。
【栃木】キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原
首都圏からのアクセスが良く、那須のアクティビティのベースキャンプにもおすすめ!
アメリカンな雰囲気が楽しく、子どもも一緒に盛り上がれるイベントを数多く開催しています。
12月中旬は雪が降ることもあるので、冬用タイヤの準備や防寒対策は万全にしていくのが良いでしょう。
冬キャンプのまとめ
今回は、冬キャンプの必需品リストについて詳しく解説しました。
雪や冷気にしっかりと備えて、寒さ対策をしていくことが大切です。
日中は暖かくても朝夜はかなり冷え込むことが多いので、防寒着も多めに持っていきましょう。
また、設備が充実しており売店があるキャンプ場を選ぶと、何かあっても安心して過ごせるのでおすすめです!
この記事を参考にアイテムを準備して、冬キャンプを思いっきり楽しんでください。